サーモン 塩 昆布。 #4 4日目(昼):サーモン塩昆布漬け

『ふくいサーモンの塩昆布締め』若狭湾産 半身(600UP) ※冷蔵|美味お取り寄せ。dancyu

サーモン 塩 昆布

ご注意 ・現パロ大学生設定 ・ゆるい日常 ・非さにわ ・息をするように誤字脱字 お付き合いいただけたらうれしいです [newpage] 大教室で、大きなスクリーンに映し出される資料映像をぼんやりと眺める。 長いいいい無理いいいいい眠いいいい…!!!この授業は2コマぶんぶっ通しなので、毎回集中力が講義の半ばで戦線離脱する。 でも必修教科だし、出席率が単位にダイレクトに響くので、辛く苦しい時間を修行僧のように耐え抜くのだった。 毎回講義で取り扱ったテーマに沿って、1週間後までにレポートを提出しないといけないやつ。 誰よこの授業を必修教科にしたの…!!すっかり気が滅入ってしまったころ、ポケットに入れているスマホがぶるっと震えた。 こっそり通知だけ確認すると、肥前くんからだった。 さすがに教授の場所から丸見えだろうから、スマホをそっとポケットに戻したけれど、早くメッセージをちゃんと確認したくてそわそわしてしまって、ただでさえ長い講義が余計に長く感じてしまった。 "シフト穴あいてバイト代わった 今日行けねえ" "夕勤~夜勤帯になった 日付変わるぐらいに家戻ることになる 寝れねえ上にまともな飯も食えねえってなんなんだ" やっと休み時間になり、確認したメッセージの内容に、肩を落とすと同時に心配になる。 これもしかして寝てないんじゃない?文字だけで綴られたメッセージからありありと肥前くんの疲労が見える。 愚痴吐いてくるの初めてだ。 あまり長々返信するのと読んでて疲れる気がしたので、わかった、体調気をつけてねと返信するとほどなくメッセージが戻ってきた。 "明日は休みにさせた めしたのむ" めしたのむ、全部平仮名だ、なんだそれかわいいじゃんか。 よしきた、まかせろ。 ちょろいわたしは気合を入れ直して、OKのスタンプを送り返し、次の講義の教室へと移動するのだった。 今日のぶんの講義をすっかり終えて、わたしは真っ直ぐスーパーの生鮮コーナーに向かった。 ネットで見かけたサーモンの塩昆布漬けレシピを実践するためだ。 美味しそうなサーモンのサクを思い切って3つ手に取りカゴに入れる。 腹ぺこの肥前くんでもさすがにこれだけあれば足りるだろう。 今日から仕込んでおけば、明日にはきっと美味しく馴染んでいるはず。 ジップロックは買い足したし、あとは汁物と軽い付け合わせの材料になりそうなものを買おう。 めぼしいものをカゴに放り込み、通学バッグの内ポケットに忍ばせておいた赤いポーチから会計して、念のためレシートとお釣りをたたんで中に戻しておく。 楽しく買い物を終えたら、帰って仕込みをして、簡単にひとりぶんの夕飯を済ませ課題をやろう。 数日ぶりの1人の時間を思うと、ほんの少しだけ心許なかったけれど、あえて気付かないふりをして急ぎ足で家路を辿った。 キッチンでサーモンのサクを気持ち厚切りの刺身にして、ジップロックに塩昆布と一緒に放り込み、軽く揉んで冷蔵庫に保管。 肉じゃがの材料と調味料を、大雑把に大きめの鍋に放り込んだら、煮えるまでにレポート用に借りてきた文献を読み漁る。 くし切り玉ねぎがくったりと飴色になるころに、ようやく拾い読みを終えて、コンロの火を消しシャワーを浴びる。 ちらりと時計を見ると、もう23時をゆうに回っていた。 そろそろ、肥前くんも帰る頃だろうかとふと考えて、そして気づいたら彼の事ばかりを気にしている自分がなんだか気恥ずかして慌てて思考を散らした。 明日は講義が無い日だから、のんびりしつつ課題に取り組もう、今日は本を読み疲れたので眠ってしまおうと開きっぱなしにしていた本を閉じ、ベッドに向かおうとした瞬間、突然外から誰かががちゃがちゃと乱暴にドアノブをひねるような音がした。 しんと音のない空間に突如響き渡った硬い音に、驚いて小さく悲鳴を上げる。 すると鍵穴に何か差し込まれるような音がして、わたしはいよいよ血の気が引いた。 なにこれ、泥棒?酔っ払い?幽霊?どれも嫌だけど生身の人間のほうが幽霊より嫌だ。 幽霊はファブリーズで除霊できるらしいけど不審者にファブリーズは効かない。 刃物でも持っていようものならうっかり刺されるかもしれない。 こんがらがった頭をぐるぐる回している間もガチャガチャと音が鳴り止まない。 ドンドンとドアを叩かれはじめて、とうとう怖くて涙が出てきてしまった。 SNSで同様の体験談を見たことがあるが、まさか我が身に起こるなんて思ってなくて、こわい、こわい、どうしたら。 震える手でスマホを握り、真っ先に浮かんだ隣人の顔。 震えながら慌てながら、たすけて、と短いメッセージを送った。 外でがなるような声が聞こえる。 こわい、やだ、こわい。 恐怖でぐちゃぐちゃに塗りつぶされた思考のなかで、ぎゅっと目をつぶると、握りしめていたスマホが震えた。 肥前くんからの着信だった。 「おい、無事か、何が起きてる?」 「わ、わかんない、こわい、しらないひとが、うちのまえで、ドア、がちゃがちゃって、」 「大体わかった、もう着く、布団被って耳塞いどけ、電話切るなよ、いいか、」 そのまま肥前くんの声は途切れた。 代わりに、電話越しに鍵がちゃりちゃり弾むようにぶつかる音と、地面を蹴る音と、ぼそぼそと風がマイクを叩くような音がして、肥前くんが走ってくれてるのがわかる。 耳もとで感じる暖かい気配に少し安心して、余計に涙がぼろぼろ止まらなくなった。 暗い布団のなかで、こうこうと光る通話中のスマホのディスプレイだけが支えだった。 少ししてドアの音は鳴り止んだけれど、身体はがたがたと震えたまま止まってくれなかった。 「おい、平気か、おれだ、」 スピーカーから聴こえた音と、控えめなドアのノックが完全にリンクして、かちこちに固まっていた身体にようやく自由が戻り始めた。 慌てて布団をはねとばし、ドアに駆け寄り震える手でチェーンをなんとか外し、鍵をあけると同時にドアが向こうからそっと開かれる。 息を切らした肥前くんの顔を見た途端、やっと呼吸ができた気がして、涙のダムがぶわっと決壊して、肥前くんの胸を借りてわんわん泣いた。 肥前くんはわたしが泣き止むまで、ずっと背中を擦ってくれていた。 涙が止まってなおしゃくりあげるように息をするわたしの代わりに、肥前くんは近所の交番に通報してくれて、それを受けて周辺をパトロールに来てくれた警官さんの対応もしてくれた。 ろくに寝てないはずでバイト疲れもあるだろうに。 甘えてしまいっぱなしで迷惑ばかりかけている自分が情けなくなってきた。 「…ごめんね、いつも、迷惑、かけて、」 「気にすんな、おれは旨い飯にありつけて助かってる。 」 「へへ、ありがと、つかれて、る、のに、ごめん…」 ひくん、ひくんと息がうまくできなくて、まともに話せない。 肥前くんはぐっと言葉を飲み込むそぶりを見せて、はぁ、と小さくため息をついてから、わたしを抱っこするとそのまま一緒にベッドに倒れ込み、ふたりぶんの身体に掛け布団を雑にかぶせた。 「気ぃ張って疲れただろ、もう寝ろ、おれも、わりい、ねる、…」 そのまますぐにすうすうと寝息をたてはじめた肥前くんの、ちょっと汗で湿った服の裾にぎゅっとしがみついて、あと少しだけ泣かせてもらった。 そのままわたしも追いかけるように、落っこちるように眠りについた。 朝起きたら、目がほぼ開かないぐらい瞼がパンパンに腫れていて、鏡を見に行くのがこわいぐらいのわたしに、肥前くんは馬鹿にするでもなく哀れむでもなく普通に接してくれた。 「腹減ったな。 コンビニ行くぞ。 」 「なんてこというの…この顔で…家を出ろと…?」 「下向いて歩いてろ、先導してやるから。 」 わたしはよれよれの部屋着のスウェットパーカーにハーフパンツという残念な格好のまま、くしゃくしゃの髪を整える暇も与えられぬうちに、肥前くんに手を引かれるがままにコンビニに連行されていく。 さすがに恥ずかしくてあわててフードをかぶり、肥前くんの言葉通りに俯いているけれど、視界に肥前くんの指がわたしの手に絡まってるのが見えて戸惑ってしまう。 なにこの状況。 なんで平気でこんなことできるの、イケメンこわい、住む世界が違いすぎる。 しかも相手がこんなよれた見た目の女ってだめじゃん、世間体気にしてよ、と叫びたくなったけどそれはそれで間違いなく恥ずかしいから黙っておいた。 わたしより少し早い肥前くんの歩調に合わせ小走りでついていくと、一度ちらりとこちらを振り返り、そのあと少しだけ歩調をゆるめてくれる。 いちいち優しいの、さらに心臓に悪い。 コンビニまでの道中も、店内にいる間も、肥前くんはわたしの手を離してくれることはなかった。 さすがにお財布を出す時は離れるだろうと思ってたらスマホ決済してて、嘘でしょって思った。 ついぞそのままわたしの部屋に戻ってきて、ダイニングテーブルに座らされたらようやくその手が離れた。 握られていたところがじんじん熱い。 わたし用に買ってくれたちぎりパンが手渡されたので、封をのそのそと開け、おそるおそるかじりつく。 なんかもう、昨日の恐怖よりも目の前の男の人のことで頭の中がぐちゃぐちゃで、思考がまとまらないや。 肥前くんはわたしがひとくちパンを齧ったのをじっと見届けてから、袋の中のお茶とカレーパンをひっぱり出して食べ始めた。 「今日は大学もねえんだろ。 」 「、うん。 」 「バイト次いつだ。 」 「あ、明日と、明後日…」 「行けんのかよ。 」 「うん、だいじょ、ぶ。 」 ぼけっとしたまま受け応えをするわたしに、はあ、と呆れたようにため息をついた肥前くんは、その手にあるカレーパンをばくばくと豪快に食べ終え、ペットボトルのお茶をごくごくと飲み終えフタをしてから、がたんと席を立ちわたしのとなりにやってくると、「ん、」とこちらを呼ぶように両手を広げた。 「来い、もう一回ちゃんと泣いとけ。 」 おそらく見当違いの心配をしてくれてる肥前くんの、やわらかくて低い声に、魔法でもかけられてしまったようにわたしの身体は勝手に席を立ち彼に手を伸ばす。 そして改めてもう一度、肥前くんの固い胸をぼとぼとと涙で濡らしていく。 ごめんなさい、でもわたしが怖いのは顔も知らない昨日の不審者じゃない、やさしい肥前くんをどんどん好きになってコントロール出来なくなるわたし自身なんだ。 坂道を転がるボールみたいに、気付いた途端に加速して転がり落ちていくけど、この優しい手がわたしのこころを拾い上げる事なんて天変地異でもない限りきっと起こらないのが遣る瀬無い。 恋ってこんなにも容赦ないんだって、初めて思い知らされた。 「なんかごめん、ありがと、服ぐちゃぐちゃにしちゃったね。 」 「いい、洗えば取れんだろ。 昼飯はそれなりに期待しとく。 」 「あはは、プレッシャーすごいな。 頑張るね。 」 思い切り泣いたら頭がスッキリして、ようやく笑い方を思い出した。 お昼ご飯までには、いつものわたしに戻ろう。 わたしは再び席について、ちぎりパンにもう一度かじりつく。 ふわふわで、甘くて、でも少しだけしょっぱい気がしたのは、どきどきとうるさい、おかしくなってしまった心臓のせいにしておいた。 カレーパンひとつでは到底満たされなかった肥前くんのお腹がお昼を告げたので、少し早めに昼食をとることにした。 昨日から作り置きしておいたサーモンの塩昆布漬けは、昆布がしっとりと馴染んで見るからに美味しそうだ。 汁物も欲しいので、簡単にかきたま汁を作る。 とはいえ作るなんて大層なものではなく、粉末のうどんスープを水に入れて火にかけたものに、焼麩と溶き卵とネギを散らしただけなのだけれど。 お椀に汁物を入れて、昨日の肉じゃがに軽く火を入れ直したものを器に盛り、肥前くんのぶんの丼ご飯に鮭の塩昆布漬けをたっぷり盛り付けた。 「サーモンは初めてやってみたから口に合うかわからないけど、物足りなかったらわさびとお醤油使ってね。 」 「別にいらねえと思うけどな。 いただきます。 」 待ってましたとばかりに、ぱくぱくと丼をテンポよく食べる肥前くんは、わたしが見る限りいつも通りの様子でほっとする。 わたしもひとくち口に入れる。 こっくりまったり濃厚、これはいいレシピだな。 大当たり。 おいしい。 すごくおいしい。 また作ろう。 肉じゃがもひとくち食べる。 ほくほく煮えているし中までちゃんと味も染みてる。 ご飯の進む味付けだ、悪くない、大丈夫。 かきたま汁なんてもはや失敗しようがない、そもそも粉末のうどんスープはどう転んでもおいしいのだから。 何も問題ない、おいしい、でも、なんだか喉がつっかえてしまったように、うまくご飯を飲み込めない。 好きだと自覚してしまって、なんだか少しぎこちない。 いつも通り、やれると思ってたのに、なかなかどうしてしんどいぞ。 肥前くんも、どこか居心地悪そうに見える。 「あの、ごめんね、その、」 「…何に対してだよ。 謝られるような覚えはねえし、飯はちゃんとうめえ、謝んな。 」 「んん、ごめん…」 ああ、違う、駄目だ、また謝ってしまった。 それに気づいたときにはもう遅く、肥前くんを見ると、彼の眉間にはあっという間に皺が深く刻まれていった。 こわ、え、まって、引っ越しの挨拶のときよりこわい顔してる。 眼光でひとがしぬレベルでこわい、え、こわい、これ、しんだ、わたししんだ。 「…お前、」 「ひゃい!ごめ、じゃない、ちが、いまのちがう、まちがえた、だけ、」 地獄の釜の蓋が開くような低音に、わたしの肝っ玉は縮み上がって肩がびくりと震え、はずみがついたように慌てて弁解の言葉が準備運動もなしに口から飛び出すけど、舌が縺れて喋れない。 真っ青な顔で慌てるわたしを見て、わたしに遮られた言葉の代わりに大袈裟にため息をひとつついた肥前くんは、何事もなかったかのように再びご飯をかきこみはじめた。 呆気にとられたわたしをちらりと盗み見て、「ビビりすぎだろ」と吹き出した。 ものすごくわかりにくいけど、ものすごい力技で慰められたんだなとようやく気づく。 ああ、だめだ、わたしはこの人にかなう気がしないや。 するりと肩の力が抜けて、わたしも声を上げて笑うと、肥前くんは満足したように残りのおかずを一気に平らげてしまった。 肥前くんってすごいな。 こんなにもひとつひとつの言動が優しくて、なおわたしを容赦無く揺さぶる。 好きだって、いつかちゃんと伝えられたらどんなにいいだろう。 ふられる勇気が出るまでは、もう少しだけ温めておこう。 わたしの隅っこにこっそり隠して、彼に気付かれないように。

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夕飯にプラス1品、手軽で美味しい『サーモンの塩昆布漬け』

サーモン 塩 昆布

塩昆布を使ったお手軽3品 いままで通りの調理法や食材の組み合わせなどの概念を崩しつつも、本当においしい。 そんな次世代料理の数々がSNSを中心に日夜発信され、注目を集めています。 シェフのレシピみたいに難しくないのに、誰かを笑顔にすることができる、時にはそんなひと品を紹介する『』から、未体験の料理をご紹介します。 今回は使いきれずに残ってしまっていることの多い「塩昆布」を使った、すぐできてすごくおいしい3品をピックアップします。 驚くほど簡単なレシピばかりなので、ヘトヘトな帰宅後でもサクッとつくれちゃいますよ。 止まらなくなる塩昆布アボカド 日本と中国とメキシコが魅力をミックス。 アボカドの皮を捨てずに器にして、高く盛ることでおしゃれ感も演出したいですね。 食べ始めたら本当に止まらなくなっちゃいますよ。 [材料]1人前 アボカド…1個 ごま油…小さじ2 塩昆布…適量 白ごま…小さじ1 [作り方]調理時間5分 [1]アボカドを種に当たるまで縦半分に包丁を入れ、ひねるようにして種から外す。 [2]スプーンを使って皮から実を外したら、1. 5~2cm 角の角切りにする。 [3]ボウルにアボカドとごま油、塩昆布、白ごまを入れ、よく混ぜ合わせる。 [2]で外した皮を器にして盛り付ける。 さくさくサーモンの魔改造丼 めんつゆでヅケにしたサーモンに、塩昆布の旨味、揚げ玉の食感とコクが加わるという、 海鮮丼をアレンジしたメニューです。 めんつゆに漬ける時間10分、トータル15分でできるスピード感もうれしいですね。 [材料]1人前 刺身用サーモン…150g めんつゆ( 濃縮タイプ)…大さじ2 わさび…適量 揚げ玉…大さじ3 塩昆布…1つかみ ご飯…200g [作り方]調理時間15分 [1]刺身用サーモンを好みの厚さに切り分ける。 [2]保存袋に[1]とめんつゆ、わさびを入れてもみ合わせ、冷蔵庫で10分置く。 [3]ボウルにと揚げ玉、塩昆布を入れて和えたら、茶碗に盛ったご飯の上にのせて完成。 塩昆布コールスロー 材料は調味料も合わせて3つのみ!それなのにここまで劇的に美味しいのは、塩昆布が偉大だってことですね。 [材料]1人前 キャベツ千切り(市販)…1袋 塩昆布…1つかみ マヨネーズ… 大さじ2 [作り方]調理時間3分 [1]キャベツを千切りにする。 市販の千切りを使ってしまうのもいいかも。 [2]ボウルにすべての材料を入れて混ぜ合わせ、器に盛り付けたら完成。 こんなに簡単なのに、食べてみると驚くほどおいしいメニューばかり。 ぜひチャレンジしてみてくださいね。 料理家:ロー・タチバナ 千葉県生まれ。 幼少期より料理を趣味とし、何よりも食を愛する覆面料理家。 地方食材における都市部シェフへの情報発信や、キッチン家電のブランディング提案、料理の楽しさを伝えるための講演などを本業として活躍。 2019年、料理家としてデビュー。 出典:.

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材料2つ サーモン & 塩昆布 で激ウマ 簡単レシピ ☆ Twitterで話題 おつまみ 作り方!

サーモン 塩 昆布

熟成肉が言葉が流行ったように、熟成魚が流行りつつあります。 熟成というのは簡単に説明すると、余分な水分を飛ばし、旨味を凝縮するということです。 これをすることにより強烈に美味しくなるのです。 しかし本格的な熟成となると、設備に知識に時間と、素人が簡単にできるものではありません、特にバイ菌がなどが付くと、腐ったり、食中毒になったり、と無駄を通り越して害がある食べ物になってしまいます。 その中でも家庭で少しだけ手間を加えて、美味しくする方法を、解説したいと思います。 熟成することにより食感は柔らかくネットリとし、旨味は口の中で爆発することでしょう。 刺身のサクの熟成、「締め」 魚はうまく締めることにより美味しくなります、締め方は色々ありますが、ここでは塩締め、昆布締めを解説します。 刺身を買ったら、氷などに触れさせて温度が上がらないように持って帰りましょう。 刺身を水でさっと洗い、水気を取り、刺身に塩を魚を焼く時より多めに振る キッチンペーパーに包み30分置いておく 時間になったら包んでいたペーパーを取り、新しいキッチンペーパーを濡らして、刺身の目に沿って、塩と水分を優しく拭き取る 塩気がなくなるまで 新しい吸水シートか、キッチンペーパーで包み、その上からラップを包み冷蔵庫のチルド室に入れる 1時間以上は最低でも放置する サクの場合は1日くらいがおススメ、3日熟成させる場合は、毎日ペーパーを変えること 刺身は3時間程でも食べ頃に これはめんどくさいと思う人の塩締め 水で洗って、水気を拭いて、塩をかけて、チルド室でラップをかけず1時間程放置 正直これでかなり美味しくなります。 それもめんどくさいと思う人 水洗いして、水気を取って食べましょう、これだけでも変わります。 次に昆布締めです。 タイや、ヒラメなどの白身魚は昆布締め美味しいです。 簡単なのに料亭級の味に変貌します。 昆布締め 材料 白身魚のサク 塩 日本酒 なければ料理酒 昆布 出汁用などの幅広で平らなものが楽 キッチンペーパー ラップ 作り方 刺身をさっと水洗いし、水気を拭き取り、塩を全体的に少し振る 昆布全体を、酒のついたキッチンペーパーで拭き、湿らせる 昆布についてる白い粉は旨味なので拭かなくて大丈夫 刺身の水気を拭き取り、昆布と昆布の間に刺身を挟みラップで密閉して、冷蔵庫に入れる 3時間後くらいから、刺身に旨味が移り美味しく頂けます、味を濃くしたければもっと放置して、旨味を熟成させてもいいです。 半日以上置いてしまうと、昆布の旨みが移りすぎて、逆に美味しく頂けません。 分かりやすく1時間後と、12時間後の様子 これは面倒くさいなー、、、と思う人の昆布締め 白身魚のサクではなく、刺身を使用する 刺身に軽く塩を振り、乾燥した昆布に挟む ラップでしっかり包み、皿などの重しを乗せ冷蔵庫で1〜3時間程放置 まとめ 塩で脱水させて、いらない物を水分で出し、旨味を食べる。 昆布で旨味を刺身に移し旨味を食べる 結局の所旨味が移れば美味しくなります、何故美味しくなるのかをわかっていれば、簡単な方法でやれるようになり、失敗もしなくなります。 旨味成分は、非常に優れているので、昆布締めの場合、昆布の旨み成分でいつもより塩気が少なくても、美味しいと感じることができるのです。 身体にもいいので、健康を気にかけてる方も試してみてはいかがでしょうか?.

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