だって もう 結婚 し てる から ネタバレ。 カノジョも彼女:11話 「だって私は...」ネタバレ

『東京ラブストーリー(2020)』最終回あらすじ・ネタバレ感想

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大宸国将軍から大宸国皇后となった。 男よりも男らしく、前向きで大雑把。 文林(ぶんりん) かつての小玉の片腕であり、部下。 いきなり皇帝となり、その3年後…小玉を妃として迎え入れる。 母上様(ははうえさま) 湖西(こせい)の地で不自然に耳にする呼び名。 実際に動くのは皇后である小玉。 後宮を一時離れる小玉を想い、妃・女官・下働き達がお守りを作る。 合わせて1000人が針を刺したというお守り(見た目は呪いの人形)を携え、 小玉は湖西の地へ向かう。 辿り着いたその場所は、平和そうに見えてどこか異様な雰囲気だった。 不気味なくらい統率の取れた、男の子ばかりの孤児院。 親も子もいない女だけが、なぜかさらわれる街。 母上様…頭おかしいです。 ドン引きですよ。 理解に苦しみます。 自身の辛い経験で狂ったんでしょうけど… これは許せないですね。 小玉の言葉が響くには響くんですよ、でも… 思考回路が歪んでるから救いようがないです。 あ、この人ダメだ。 ってなります。 洗脳って怖いですね… おかしいと思う感覚が麻痺して、 自分の行動を疑いもしないんですから。 国・宗教はもちろんですが、 身近な家庭内でも常に洗脳は行われてるんですよね。 誰でも母上様になりうる危険性がありますし、 母上様から見たら小玉達の方がおかしいんですから。 難しいですね…。 はぁ~…でも、さらわれた女の子達を思うと辛過ぎます… 今回はかなり胸糞悪い展開ですが、 漫画としてはやはり面白いですね。 ここまで感情移入出来るんですから。 笑 特別番外編では、 小玉が、鴻の養母になったばかりの頃のお話が見られます! 母乳についてあれこれ試行錯誤するお話です…。

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[B! ネタバレ] だってもう結婚してるから!のネタバレ(漫画)あらすじと感想も!

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#腐向け #影日 【ネタバレ注意!!】浮気って言うならお前だってそうだろ!

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本誌ネタバレ注意です!日向が浮気していると主張する影山と、言い返す日向の話。 だが二人は付き合ってない。 春高後のやりとり。 こんな感じだと私が面白いので、妄想の勢いだけで書きました。 同じようなネタがきっとたくさんあるでしょうが、たくさん読みたいので後悔はしてません。 楽しかったです。 コミックス派の私がこの話を書く切欠は、友人が本誌がどえらいことになっとる!と連絡をしてきたことです。 マジでヤバい。 色々な意味で。 勢い余って本誌を買っちゃいました。 及日好きにはたまらん話でした。 そして温泉話そっちのけで書いてしまいました。 宮日がこれから熱いってのに脱線しました。 頑張ります。 とりあえず4期スタートしたらもっと元気出ます。 前作までの閲覧、ブックマーク、評価、コメント等々、ありがとうございます!励みになります。 ご注意!! 本誌のネタバレを含みます! そして書いた本人は本誌を立ち読みしたうろ覚え知識で書いてる部分が多いため、実際の所よく分かっていない場所が多々あります。 ご容赦ください。 とりあえず記憶にある情報 ・日向が及川さんと運命的な再会を果たした(あの後ワンナイト的な事が起きたと勝手に妄想しました) ・日向が宮侑と組んでいる、はず ・あの体育館のトイレ前で影山は日向を待ち構えていた、ように見えた 影山のキャラ崩壊がかなりひどいです。 カッコイイ影山はいません! 日向を待ってて、寂しすぎてこんな風になっちゃえば面白いのに~という妄想の勢いだけで書きました。 プロットもなんも無しに書いたので勢いしかないです。 何でもどんと来いや!って方だけお進みください。 でも、愛はいっぱい詰めました。 日向は皆に愛されているんだ! [newpage] 振り返れば、懐かしくも新鮮な顔があった。 艶やかな黒髪、丸い頭部、アジア系の肌の色。 冷たそうに見えて、バレーのことになると人一倍苛烈な光を宿す漆黒の双眸。 最後に会った記憶よりも、大人びた表情。 輪郭も幾分か鋭くなっているだろうか。 影山飛雄。 最も倒したい最強の相棒が、目の前にいた。 高校時代の興奮が一気に戻ってくる。 ああ、影山がいる。 帰って来たのだと、実感出来た。 「ただいま影山」 「おう」 「やっとお前と戦える」 「ああ」 「…おれがいなくて寂しかったか?」 冗談半分で聞いてみる。 影山のことだから、きっと「ボゲェッ!」って言いながら否定するに違いない。 影山に怒鳴られるのも久しぶりだな~なんて身構えていたが、しばらく待っても何も起こらなかった。 あれあれ?何で?ここは「んなわけあるかボゲェッ!」って言うところだろ? 「……かった」 「え?何だって?」 「だから!寂しかったって言ってんだろ、日向ボゲェッ!!」 「えっ?ええっ!?ちょ、ぐえっ!」 ボゲエと怒鳴られるのは予想出来ていた。 だが突然叫んだと思ったら、影山が突っ込んできた。 いや、正しくはいきなり抱きつかれた。 ギュウギュウと音がしそうな程に抱きしめてくる。 どうしたんだこの男は。 試合中とかにだって大してハイタッチとかしないくせに。 いいプレーをしたってそんなに褒めてくれない影山が、まさか自分から抱きついてくるなんて。 肩の所で頭をグリグリしてくる。 図体がデカい子供みたいで、なんだか無性に撫でてやりたくなった。 「影山。 苦しいからちょっと緩めてくんない?」 「…嫌だ。 お前どっか行くだろ」 「この流れで行くわけないだろ。 腕出したいだけだから。 ちょっとでいいから。 お願い」 「……」 「かーげーやーまー」 無言のまま数秒。 やっと影山は腕の力を少しだけ緩めてくれた。 なんとか腕を動かして、肩の所に埋まっている影山の頭をわしゃわしゃしてやる。 影山も動きを止めてされるがままになっているので、嫌ではないのだろう。 サラサラの綺麗な髪を堪能しようと、わしゃわしゃから撫でつけるようなソフトタッチへ切り替えると、ボソボソと影山が話し出した。 「どんだけ待たせるんだよ、日向ボゲエ。 お前がいなくなって、お前にトスが上げられなくなって、俺がどんな気持ちだったかなんて分かんねえだろ。 毎日毎日、お前のために上げてたトスが、ある日急に上げられなくなるんだぞ。 …俺だって、お前がいなくても大丈夫だって思ってた。 でも!トスを上げても、打つお前がいない。 お前がいればどんな風に戦えるかって、頭の中にいつもイメージが湧き上がって仕方が無かった!俺にあんなトスを打たせておいて、何でお前がいないんだよ。 俺を置いて、いくな」 「うん、うん。 ごめん。 待っててくれて、ありがとな影山」 「お前は帰って来るって言ってたけど、何があるかなんて分かんねえだろ。 お前に何かあって、もう、バレーが出来ないんじゃないかって思う時もあった」 影山の声が少し震えている。 こんな弱気な姿を今まで見たことがなかったから、なんて声をかければいいのか分からなかった。 きっと何を言っても影山の感じた不安や寂しさが消えることは無いだろう。 せめて、自分が目の前にいることを感じて欲しくて、影山を抱きしめ返した。 そのくらいしか出来ることが無かった。 「ボゲェ、日向ボゲ」 「おい、影山お前壊れてきてるぞ」 ボゲェしか言わなくなってしまった影山に呆れつつも、素直な影山にはこちらも素直さを返さなくてはいけない気持ちになった。 外に出て、感じたことを伝えよう。 「おれも寂しかったよ。 影山のトスが打てなくて。 お前、トスが上がればホイホイついていきやがって。 トスがもらえりゃ誰でもいいのか!?」 今までしおらしかった影山はどこへ行ったのやら。 急に顔を上げたと思えば、物凄い目つきで睨まれた。 整った顔をしているので、凄まれると圧がすごい。 しかも言っていることが意味不明だ。 「はぁ?何言ってんだよ。 トス上げてもらえなきゃ打てるわけないんだから仕方ないだろ!おれはもっともっと強くなりたいんだよ!」 「俺の所で強くなればいいだろ!?何でわざわざ海外にまで行く必要があるんだっつーの!」 「影山がいなきゃ何も出来ないみたいに言われるのが嫌だからだよ!それに、お前だって誰にでもトス上げてんだろ!何でおれが浮気してるみたいに言われなきゃなんねーんだよ、お前だって浮気してんだろ!」 「してない」 「はあ!?何を証拠に」 「お前に上げてたトスは、お前のためだけのトスだから。 お前にしか上げてない。 その眼差しは、確かに嘘は言っていない。 いやしかし、そもそもセッターが代わるだけで浮気になるのだろうか。 影山の言い分も分からないではないが、解せぬ。 「俺はお前が帰ってくるのを待ってたっていうのに、お前は呑気に及川さんとのツーショットを送って来るし。 なんだよあれは!会えない俺への当てつけか!?」 「あー、及川さんな!あれすげーだろ、まさかリオで会うとは思わなかったわー」 「ヘラヘラ笑ってんじゃねえ!お前及川さんのこと苦手だったろ!?何で意気投合してんだよ!」 「いや、苦手っていうか、ちょっと怖いイメージあっただけで。 でも日本の裏側で知り合いに会ったら声くらいかけるだろ?まさかあんな運命的な再会するとは思ってもみなかったけど」 思い返してみてもあの出会いは運命的なものだった。 まさかの人物に遭遇するなんて。 それにご飯も奢ってもらったし、おれの中では大王様もとい及川さんはちょっと怖い人からめっちゃ良い人へ急激なランクアップを遂げたのだ。 それに及川さんと過ごした時間もバレーも楽しかったし。 良いこと尽くしだった。 「日向お前、及川さんにナニもされてねーだろーな」 「何かって何を?されるって言うか一緒に(バレーを)したけど」 「な、おまっ、まさか喰われて…!?」 「いやー、及川さんってスゲー(バレーが)上手いし。 あの人と(バレーを)するのがあんなに気持ち良かったなんて俺知らなかったからさあ。 何度ももう一回って頼んじまったわ。 こんなことならビビってないでもっと早く声かけとけばよかったな」 「……$#&*!?」 思い返してみてもあの夜は良い思い出だった。 連絡先も交換出来たし、時間が合うようならまたバレーをしましょうと頼んでみようと思いを馳せていると、影山の様子がおかしくなっていた。 先程から様子はおかしいのだが、もっと変になっていた。 例えるなら、旭さんのこの世の終わり顔みたいな。 「影山どうした?何かあったか?」 「日向が…俺の日向が汚された……。 まさか及川さんに喰われるなんて…」 「?言ってる意味分かんねーけど。 そもそもおれは誰のものでもないですー!何か勘違いしてるみてーだけど、及川さんとは一緒に飯食ってバレーしただけだし」 「ハッ!?何も、されてないだと…!?」 パアアッと花が咲くように喜んだ影山に若干引いた。 なんなのこの影山。 言えば影山がもっと壊れるという確信が持てた。 あの夜の出来事は、南米という開放感あふれる土地柄が引き起こした真夏の夜の夢だったのだ。 うん、いい思い出。 プライスレス。 それに、おれの中で最も鮮やかな思い出は、目の前の男と組んで戦ってきた、バレーの日々。 思い出なんて言葉では言い表せない、思い出になんてしたくない。 これから先も続いていくものだ。 「なあ影山。 お前は浮気って言うかもしれないけど。 おれはたくさんのトスが打てて良かったって思ってる。 …やっぱりさ、影山のトスが一番キレイで、一番気持ちイイって分かったから」 「…………結婚しよ」 「え?突然何言ってんの?お前彼女いんの?」 「ボゲエお前に決まってんだろ日向ボゲェッ!もう結婚しかないだろ!」 「何がどーなってそんな話になった!?おれは男だっつーの!出来るわけないだろ!」 「やろうと思えば出来るわボゲェ!東京都舐めんな!」 「意味分かんねぇー!」 「俺はお前を待ってた。 お前は俺のトスが一番いい。 それなら一緒になるしかないだろ」 「いや、それバレーの話だろ!?なんで結婚になるんだよ!」 ヤバい、影山の目がマジだ。 こいつは本気で結婚しようと言っている。 人間関係が不器用だとは思っていたが、まさかここまでとは。 どうやって軌道修正していいのかさっぱり分からない。 誰か助けてーと思っていれば、援軍が来てくれた。 「翔陽くん、どないした?デッカイ声出して」 「あ、侑さんっ!」 「宮さん…」 やったー助かった!ありがとう侑さんっ!って思ったのも一瞬で、なんか侑さんと影山がバチバチって火花を散らした気がした。 何で?揉める要素あった? 侑さんは大股で近づいてくると、おれと影山をベリッと引き剥がした。 そんでもって抱き込むみたいにおれの肩にがっつり腕を回す。 「困るわあ、飛雄くん。 俺の大事な翔陽くんに手え出さんといてもらえる?」 「日向は俺のです、宮さん」 「いやいや、おれは誰のものでもないです」 おれの主張は全くもって聞き入れてもらえず、影山と侑さんは睨み合いを続ける。 身長の高い二人に挟まれてしまい、なんか昔もこんな場面があったなあと遠い目をしてしまった。 「翔陽くんは俺を選んだんや。 つまり今彼は俺。 元彼は引っ込んどき」 「日向のとってのセッターは、今も昔も俺だけです」 「ハッ、笑わせるなあ。 ほんなら、何で翔陽くんは俺の隣におるんやろ」 わあ、侑さんが悪い笑顔している。 影山は上手くて年上のセッターに対しては強く出られないから、あんまり挑発しないで欲しいんですけど。 話だけ切り上げて早く試合の準備がしたい。 「ホントそれな!おい日向!なんでお前、俺のチームに来なかった!」 「突然の方向転換!いやだって、お前と組む前におれは影山を倒したいから!影山と組むのは日本代表の時でもいいじゃん。 おれはもっと強くなって、自分の力で代表入りするから、心配すんな」 「……」 「なんだよその顔。 納得出来ないって言うなら、今日の試合で納得させてやる」 おれの答えを聞いて、影山が納得したのかは分からない。 でも難しい顔をしながらも、出来るわけないって否定はしなかった。 今の力を、存分に見せつけてやる。 侑さんを見上げれば、心得たって感じにグータッチをしてくれた。 流石侑さん。 「日向。 お前にとって俺は何だ?」 影山が静かに問う。 凪いだ瞳はサーブ前の影山を思い起こさせた。 ただただ静かに、この場を見つめて答えを求める純粋な黒。 答えは高校の時から、変わらない。 「おれにとって影山は、最強のライバルで倒したい相手。 そんでもって大事な大事な、最強の相棒だ」 「…分かった。 試合が終わったら結婚しよう」 「なんでそうなる!?さっき断っただろ!」 「なあなあ翔陽くん、俺は?俺は翔陽くんにとって何?」 「侑さんは今の大事な相棒です!影山を倒すには、侑さんが必要です」 「う~ん、翔陽くんってホンマに罪作りな子やわ。 こら俺と結婚せなあかんな」 「何でですかっ!?」 意味が分からない。 そもそもおれは影山とも侑さんとも付き合っていない。 何なのこの二人。 それともおれがおかしいのか? 付いていけなくなって思考を放棄している間にも、二人は頭上で口論している。 「名前で呼んでももらえてへん飛雄くんは結婚するには早いんちゃうか?俺と翔陽くんの仲を見せつけてやるから覚悟しい」 「…くぅっ!おい、日向!俺のことも名前で呼べ!大体、なんで宮さんは名前で呼んでんだよ!」 「え?だって宮さんだと治さんもいるから紛らわしいし。 気付いたら侑さんって呼んでた。 あと、名前呼ぶんなら、お前もおれのこと名前で呼べよな。 と、飛雄」 「ぐうっ…!クソ可愛いんだよボゲェェ!!」 「痛っ!理不尽!」 名前呼びを強要されたから呼んでやったのに、何故か顔を真っ赤にして殴られた。 解せぬ。 頼まれたから呼んだのに。 それに影山はおれのこと呼んでない。 不公平だ。 「今のは翔陽くんが悪いなあ」 殴られたところを侑さんが撫でてくれたが、ものすごく大きな溜息を吐かれた。 何でだ。 もう早く試合がしたい。 誰かなんとかして欲しい。 そう思っていれば、大きな人影が近づいてきた。 「何をしている、影山」 「牛島さん」 「お、お久しぶりですっ!」 久しぶりに会った牛島さんにテンションが上がる。 今日、この人と試合が出来るのだと考えるだけで、鼓動が速まる。 ゾクゾクする。 この人に、認められたい。 そんな欲求が強く湧き出てきた。 「トイレの前で騒ぐな、恥ずかしい。 そろそろ準備を始めるぞ影山。 旧友と久しぶりに会えて嬉しいのは分かるが、お前はお前の為すべきことを考えろ」 「はい、すみません。 今行きます。 …日向、婚姻届の準備してくるから、ちゃんと待ってろよ。 勝手に帰るな」 「いや、待たねーよ!?もうそのネタ止めよう!?」 いつまでも影山が結婚に拘るので、正直もう止めて欲しい。 牛島さんだって、影山に対してコイツ何言ってるんだって顔してるじゃん。 しかも牛島さんにトイレ前で騒いでたことを指摘されて、ものすごく恥ずかしくなってきた。 早く侑さんと準備をしよう。 そう思ってたら、牛島さんとバッチリ目が合った。 「日向翔陽」 「ハイッ」 「今日の試合、楽しみにしていた。 お前の力、俺に見せてみろ」 「…望むところです。 高校の時とは違うって見せてやりますから!」 おれの答えに満足したのか、牛島さんは小さく笑顔を零すと、影山を連れだって去って行った。 あの人、あんな風に笑うんだ。 ちょっと可愛いと思ってしまった。 でも遠くの方でなんか影山に結婚がどうとか聞いてる。 止めて!もうそのネタは引っ張らないで! 「侑さん」 「なんや、翔陽くん」 「今日の試合、絶対に勝ちましょうね」 「誰に言うとるんや。 俺と翔陽くんのコンビは飛雄くんよりも上やって、見せつけなアカンからなあ。 そんでもって翔陽くんと結婚するんは俺や」 「あ、そういうのもういいんで」 試合終了後、何故かおれへのプロポーズ大会が行われてしまった。 解せぬ。 [newpage] おまけの治日 「翔陽!応援に来たで」 「治さん!ありがとうございます!」 侑さんの双子の弟である治さんが応援に駆けつけてくれた。 商売込みで。 治さんのお店のおにぎりは絶品すぎて、もう他の店のおにぎりでは満足出来なくなってしまった。 今まではコンビニのおにぎりも好きだったのに。 今日も差し入れてもらえるのかとワクワクしてしまう。 「翔陽、今日は因縁の相手と対決やろ?気合入れなアカンと思って、お前の大好物を用意しといたで」 「え?ま、まさか。 あのおにぎりを…!?」 「そや。 お前の大好きな『玉子かけごはん風おにぎり』や!」 「そんな…!あれがもう一度食べられるなんて!あざーっす!」 玉子かけごはんが大好きなおれのために、治さんが工夫を凝らして作ってくれたおにぎり。 それが『玉子かけごはん風おにぎり』である。 色々なパターンがあるが、おれが一番気に入ったのは特製ダレに付け込んだ黄身を握ったおにぎりである。 日持ちしないのが難点だが、茶碗がなくても玉子かけごはんを味わえる最高の一品だ。 「特製ダレに二日間付け込んだ黄身が、ご飯との出会いを待ってんで。 都合の良い時に俺んとこに来てな」 ああ、想像しただけで涎が溢れ出しそう。 この人、最高すぎる…!一生ついていきたい。 「治さん…!もう結婚して…!」 「おう、ええで。 ほな結婚しよか」 辛抱堪らず抱きつけば、ガッシリとした腕が優しく包み込んでくれた。 そうか、幸せってこういうことを言うのか。 おれが具材で、治さんがご飯。 二人でおにぎりになればいいんだ。 優しい顔をした治さんが段々と近づいてきて、何するんだろうって思っていたら、急に引っ張られた。 「ええわけあるかーいっ!治!なにやっとんじゃい!!」 「チッ、もうちょいやったのに」 「あれ、侑さん。 どうしたんですか?」 「翔陽くん、チョロすぎやで…。 俺もう涙が出そうや。 頼むから、自分のこと安売りはせんといて。 あともう時間や。 アップしに行くで」 「あ、はいっ!よーしやるぞー!治さん、後で食べに行きますね!」 「待ってるで。 試合、気い抜くなよ」 試合の後に食べたおにぎりはやはり絶品で、思わず「治さんと結婚したい」と呟いたらとんでもない大騒ぎになったのは別の話。

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