アロエ 動画。 アロエの育て方|植え替え、増やし方は?

アロエ・ボイレイをマンションで育てるコツ【画像・動画多数あり】

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アロエの育成条件• 日当たり:日なた• 土壌酸度:中性〜弱酸性• 「医者いらず」などと呼ばれながら、日頃は庭先の片隅などで特に手をかける事もなく栽培されて来たわけですから、 水はけが悪い土地以外ならば大丈夫です。 ただし、寒冷地の場合は、鉢植えにして冬場は室内に取り込むなどの工夫が必要となります。 アロエ・ベラの場合は、キダチアロエに比べてやや寒さに弱いので、鉢植えにして冬季は室内で管理した方が良いでしょう。 【SB アロエ金のなる木の土 5L 元肥入り】 アロエの植えつけ ポット苗を入手した場合などは、 赤玉土3:腐葉土2:鹿沼土1:砂4程度の配合の水はけが良く、保水力もあり、有機質を含んだものが望ましいのですが、お手軽に済ますなら市販の「 サボテン・多肉植物用培養土」を利用すると良いでしょう。 良くある「鉢土を落として根を広げてやる」植えつけのパターンですが、ここからが他の植物の植えつけと大きく異なるポイントです。 植えつけ後、 1週間ほどは潅水を行わずに明るい日陰で管理し、その後 潅水を開始し日なたに移動します。 これは、傷んだ部分からの根腐れを防ぐ目的からです。 また、アロエ・ベラはあまり深く根を張らないので、深めに植えつける事で株が大きくなっても安定するように仕立てます。 なお、そのまま栽培できる様に仕立てられた鉢植えの苗を購入した場合は特に植え替える必要もありません。 数年間は購入時の鉢のままで楽しめると思います。 アロエの水やり 低温になり過ぎる環境で失敗する事を除けば、アロエを枯らしてしまう原因として最も多いのが根腐れです。 土が乾いていたらたっぷり与えるメリハリのある管理を行います。 特に活動が落ち着く冬場は根腐れを起こしやすいのでやや乾燥気味に管理する事で対処します。 夏場は1週間に1回程度、冬場2週間に1回程度が目安と言うところでしょうか。 【アロエベラ苗木 サイズ:10号鉢サイズ】 アロエの肥料 春から秋にかけての生育期に、緩効性化成肥料か液体肥料を規定量より少なく施します。 極端な話、 思い出した時にちょっぴり施肥する程度で充分です。 特にアロエ・ベラを食用目的で栽培する場合などは、 肥料を与え過ぎると葉肉の質が悪くなるので注意が必要です。 【ハイポネックス・活力液 ハイポネックス原液 450ml A】 アロエの病害虫 稀にカイガラムシがついたりしますが、歯ブラシなどを使って擦り落として対処して下さい。 他は 特にこれと言った病害虫はありません。 スポンサーリンク アロエ・ベラの食べ方 アロエ・ベラは少し手を加えるだけで食べられるので、ぜひ試してみてください。 ここでは、手順をご紹介します。 アロエ・ベラの食べ方• それなりに育った葉を根元から切り取ります。 根元部分は硬いので捨て、残った部分を3等分します。 両脇のトゲの部分を切り取り、包丁を皮と身の間に入れて剥いていきます。 キレイに身の部分の分離に成功したら、食べやすい大きさにカットして下さい。 沸騰したお湯で3分程度煮立ててアク抜きをして、氷水で締めれば下準備は完了です。 特にクセがないので、そのままヨーグルトに入れたり、あっさりと刺身にしたり、色々と楽しんで下さい。 アロエの植え替えと増やし方 樹形が乱れてきたり、鉢の中で葉や株が込み合って来たら、 暖かい時期(4月〜9月頃)に植え替えて下さい。 夏前に行うと、株がある程度充実した状態で冬越しできるのでベストではあります。 鉢から抜いて鉢土を落とし、子株を分け、大株の根元の傷んだ葉や、利用した葉の残りなどを掃除しておきます。 大株・子株とも、それぞれ根を短めに切って、 日陰で7〜10日間ほど切断面が乾くまで放置します。 千切れてしまったりして、ほとんど根がついていない子株でも大丈夫です。 「大丈夫なのか?」と心配になるかも知れませんが、なんてったって、鎌倉時代に遠路はるばる伝来する生命力です。 日陰で保存すれば1ヶ月後でも定植可能なんて話もあります。 用土などは、植えつけの項で記載した通りですので参照して下さい。 この株分け以外の方法でも、挿し木やタネまきによって簡単に増やせます。 スポンサーリンク アロエの種類 アロエの原産地は南アフリカ共和国からアラビア半島までのアフリカ大陸で、古代エジプトの墓から発見された「 エーベルス・パピルス」と言う紀元前16世紀に記された古文書にも登場します。 日本に伝来したのは意外と古く鎌倉時代とされており、シルクロード経由で薬草としてケープアロエが持ち込まれたのが最初とする説があります。 正式な記録として現れるのは江戸時代の「 大和本草」になります。 昔から俗に「医者いらず」として親しまれて来たのは「 キダチアロエ」の方で、九州、瀬戸内海、伊豆半島、房総半島など温暖な太平洋側には、帰化したキダチアロエの自生群落が形成されている地域もあります。 ちなみに、「キダチ」はそのまんま「木立ち」で、その名の通り、茎が伸びて立ち上がる形態に基づいています。 「ケープアロエ」と「キダチアロエ」以外のほとんどのアロエには薬効となる成分は含まれていません。 元々の民間療法では、下剤的な使われ方と火傷などの際の外用消毒的な使われ方をして来たのですが、近年の健康食品ブームで「 自然治癒力を向上させる」「 血糖値を低下させる」「 整腸作用がある」などと誇大表現が目立ちますが、信頼できる充分なデータは見当たらないばかりか、逆にアロエラテックス 葉から得られる液汁を乾燥させたもの は、過剰摂取などでの危険性が示唆されていて(長期にわたる過剰摂取による死亡例も存在します)、妊婦・授乳婦、小児、糖尿病や腎障害、腸疾患、痔疾には使用禁忌となっています。 使用する場合、くれぐれも健康食品のような長期的な摂取は避け 、短期間の適切な分量の摂取を心掛けるようにして下さい。 また、同様にキダチアロエの液汁に接触する事により、皮膚炎などのアレルギー反応が出る事もあるので注意が必要です。 「 アロエ・ベラ キュラソーアロエ 」は、主に食用として栽培されている種類です。 「キダチアロエ」と比較すると苦味が少ないのも特徴です。 アロエ入りヨーグルトなどとしてお馴染みですが、こちらの便秘予防や整腸作用は下剤的な薬効ではなく、食物繊維の摂取による効果を狙ったものとされています。 形態的には地際から葉が展開する形でキダチアロエに比べて大型に育ちます。 他の観賞用品種は、多肉植物や観葉植物のコーナーで扱われる事が多いです。 中でも「 不夜城」は収量は少ないながらも比較的苦みが少ない品種として知られ、耐寒性もあるので地植えする方も多い人気品種です。 なお、「 ケープアロエ」の苗はほとんど一般向けに流通する事はありません。 かなり大きく成長しますが、基本的に薬用エキスの抽出目的で栽培するプロのための品種と言う感じです。 おわりに 冬場も比較的温暖か、低温に対処できる環境があれば、アロエは基本的に放ったらかしておいても平気な植物なので初心者が気軽にチャレンジしても大丈夫です。 ただし、品種によってはそれなりにトゲが痛かったりするので、植える場所や鉢を置く場所には注意しましょう。 以上、アロエの育て方をまとめてみました。

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アロエの苗植えからの育て方!栽培時期や植え替え・増やし方などもご紹介!|育て方Labo(育て方ラボ)

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アロエ アロエの花 アロエは450種類ぐらいがあると言われ、多くがアフリカ、マダガスカル島の雨が少ない所に生息しています。 乾燥には強く葉に水分を蓄える多肉植物で、温暖な所や標高がやや高い涼しい所に自生しています。 日本ではキダチアロエとアロエベラが薬草としてよく知られていますが、他にも観賞用だけで育てられている種類もあります。 薬草としては果肉を食べれば便秘、二日酔い、胃もたれなどに、火傷の部分につければ炎症を抑えてヒリヒリする痛みが軽くなります。 口に入れると苦く、名前はアラビア語で苦いという意味だそうです。 夜の方が苦味が減るそうです。 作業カレンダー(暖地基準) 月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 場所 室内の日向 日向(雨よけ、夏の西日は避ける) 室内の日向 植え替え 植え替え 株分け 株分け 挿し木 挿し木 肥料 肥料 肥料 鉢の水やり 断水気味 控えめ 鉢土の表面が完全に白く乾いてから 控えめ 断水気味 アロエの主な種類 アフリカを中心に450種類ぐらいがあると言われ、中には20mを超えるものもあります。 日本で一般的な種類は薬用として利用されているキダチアロエ、アロエベラですが、観賞用の品種も売られている事があります。 キダチアロエ(Aloe arborescens) 単にアロエと呼ぶとこの種類を指す事が多いです。 江戸時代に日本へ入ったそうで、観賞用、薬草として利用され続けています。 昔から「医者いらず」とも呼ばれ便秘、二日酔い、胃もたれ、軽い火傷などに効果があります。 葉のトゲは邪魔なので切ると利用しやすいです。 火傷は割いて張ると炎症が抑えられ痛みが和らぎ治りも早くなります。 二日酔いや胃もたれの時は、噛んで皮は吐き出し果肉を食べると症状が軽くなります。 鉢植えで育てられる事が多いですが、氷点下にならない地域では庭植えする事が可能です。 キダチアロエ 果肉 アロエベラ(aloe vera) 葉がロゼット状に上に向いて肉厚で、花はクリーム色を咲かせます。 薬草としての効果はキダチアロエとあまり変わらず、苦みがあまりないのでヨーグルトに入って売られているのをよく見かけます。 家でも果肉の部分を四角に切ってヨーグルトに入れて食べたり、果物と一緒にジューサーで飲み物にして飲んだりされています。 育てるのは霜に弱いので、庭に植えず鉢植えのまま冬を室内で越冬させた方が良いです。 観賞用のアロエ 薬草での利用はなく観賞用の多肉植物として、アロエ・フラギリス(Aloe fragilis)や不死城(aloe nobilis)などの種類が売られている事があります。 寒さにやや弱い種類もあるので、室内の5度以上ある日当たりの良い所で越冬させた方がよいです。 不死城 フラギリス アロエの育て方 置き場所 日当たりのよい所で育てますが、夏の高温はやや苦手なので、西日を避けた風通しの良い所に置くとよいです。 夏は高温だと生育が止まるので、50%ぐらい遮光してあげると生育します。 高温多湿をやや嫌うので、鉢植えは梅雨の長雨を避けた軒下などに置くとよいです。 冬は室内の5度以上ある日当たりの良い所で越冬させるとよいです。 4月から11月上旬 戸外の日当たりのよい所、夏の西日は避ける。 11月中旬から3月 室内の日当たりのよい室内、冬の最低温度は5度以上 キダチアロエ 暖地では路地植えが可能です。 夏の西日を避けた日当たりの良い所に植えて、冬は霜で葉が傷むので寒冷紗などで覆っておくとよいです。 鉢植えも霜の当たらない軒下などで越冬が可能で、凍りそうな日だけ室内に入れるとよいです。 寒い地域では室内の日当たりのよい所に置いて越冬させます。 水やり 雨があまり降らない所に生息しているので、葉に水分を蓄えて乾燥に耐える力があります。 少しぐらい水が切れてもまず枯れる事はなく、逆に土がいつも湿った状態の方が枯れやすいです。 春から秋 鉢土の表面が白く完全に乾くのを待って与えればよいです。 梅雨などの長雨は軒下などに置いた方が良いです。 冬は断水気味 冬は寒さで生育が止まり水もあまり吸わないので、過湿にならないよう1、2カ月に1回と断水気味にして越冬させます。 冬に水を与え過ぎると根腐れするので注意してください。 春になって桜が開花する頃から徐々に水を与えます。 肥料 生育期の春と秋の間に緩効性の化成肥料などを置き肥するか、定期的に液体肥料を与えればよいです。 夏は高温であまり生育せず、冬は完全に休眠するので与えないようにします。 植え替え 根が太く詰まると鉢から抜け難く生育も悪くなるので、2年に1回は植え替えた方が良いです。 時期は春の4月中旬から6月頃が理想的です。 とても水はけのよい土を好むので、花用の土などは保水性が良すぎて根腐れしやすいので、サボテンや多肉植物専用の土を利用するとよいです。 もし自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土2、パーライト3などを利用してもよいです。 購入して3年目のキダチアロエ 根詰まり 1本ずつ分ける 根が太く張るので、土を全て落として伸びすぎた根を切るとよいです。 数本が一緒に植えられたものや、根が沢山ある大きく育った子株は丁寧に分けます。 手で分けられない時はハサミを使って少しぐらい根を切っても大丈夫です。 小さな子株は分けずに葉が5枚以上なるまで親株につけておきます。 伸びすぎた根は鉢の長さの3分の2ぐらい残して切ります。 好みで1本ずつ植えたり、数本を一緒に植えてもよいです。 伸び過ぎた根 1本ずつ分けた 2本植え 挿し木で再生 葉のない部分の茎が長くなって見苦しくなっら、茎の途中を切って挿し木して新しく作り直すとよいです。 また根が腐ってしまった場合も、茎を切って挿すと再生します。 やり方 茎は青く若い方が根が出やすいので、木になった所は避けます。 挿す前は切り口を日陰で乾かして、定植用の土と鉢を使って植えるように挿せばよいです。 水やりは乾かし気味にした方が根が水を求めて伸びてきます。 時期は5月から8月頃まで行えます。 切った親株の茎からしばらくすると子株が発生するので、それを挿して増やす事も出来ます。 鉢底石 定植用の土を入れた鉢植え 挿し木 株分けで増やせる まだ小さい子株 親株から子株が発生するので、それを分けて増やす事ができます。 分ける子株は葉が5枚以上あった方が自分で生育する力が強いので、小さいものは無理に分けずに親につけたまま大きくした方が良いです。 時期は植え替えと一緒に行います。 花が咲く キダチアロエは11月から2月頃に花を咲かせます。 苗は花を咲かせる力はありませんが、草丈が50cmぐらいある大きな株は花が咲きます。 通常の管理では花が咲き難いので、花芽が作らる時期の7月下旬から8月一杯まで水やりを抑えると花が咲きやすくなるそうです。 その他の管理 冬を越すと葉の先が枯れたりする事があるので、見苦しいようならその部分を切るとよいです。 また薬草のタイプなら全体を切って、トゲの部分を切ってスライスして乾かすとお茶にして飲む事もできます。 定期的な農薬散布は不要 病気や害虫には強いので、定期的に農薬を散布する必要はないです。 まれに紫色の斑が広がる病気があるので、見つけたらその部分を切って処分します。 関連リンク.

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アロエの育て方。コツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します

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アロエの育成条件• 日当たり:日なた• 土壌酸度:中性〜弱酸性• 「医者いらず」などと呼ばれながら、日頃は庭先の片隅などで特に手をかける事もなく栽培されて来たわけですから、 水はけが悪い土地以外ならば大丈夫です。 ただし、寒冷地の場合は、鉢植えにして冬場は室内に取り込むなどの工夫が必要となります。 アロエ・ベラの場合は、キダチアロエに比べてやや寒さに弱いので、鉢植えにして冬季は室内で管理した方が良いでしょう。 【SB アロエ金のなる木の土 5L 元肥入り】 アロエの植えつけ ポット苗を入手した場合などは、 赤玉土3:腐葉土2:鹿沼土1:砂4程度の配合の水はけが良く、保水力もあり、有機質を含んだものが望ましいのですが、お手軽に済ますなら市販の「 サボテン・多肉植物用培養土」を利用すると良いでしょう。 良くある「鉢土を落として根を広げてやる」植えつけのパターンですが、ここからが他の植物の植えつけと大きく異なるポイントです。 植えつけ後、 1週間ほどは潅水を行わずに明るい日陰で管理し、その後 潅水を開始し日なたに移動します。 これは、傷んだ部分からの根腐れを防ぐ目的からです。 また、アロエ・ベラはあまり深く根を張らないので、深めに植えつける事で株が大きくなっても安定するように仕立てます。 なお、そのまま栽培できる様に仕立てられた鉢植えの苗を購入した場合は特に植え替える必要もありません。 数年間は購入時の鉢のままで楽しめると思います。 アロエの水やり 低温になり過ぎる環境で失敗する事を除けば、アロエを枯らしてしまう原因として最も多いのが根腐れです。 土が乾いていたらたっぷり与えるメリハリのある管理を行います。 特に活動が落ち着く冬場は根腐れを起こしやすいのでやや乾燥気味に管理する事で対処します。 夏場は1週間に1回程度、冬場2週間に1回程度が目安と言うところでしょうか。 【アロエベラ苗木 サイズ:10号鉢サイズ】 アロエの肥料 春から秋にかけての生育期に、緩効性化成肥料か液体肥料を規定量より少なく施します。 極端な話、 思い出した時にちょっぴり施肥する程度で充分です。 特にアロエ・ベラを食用目的で栽培する場合などは、 肥料を与え過ぎると葉肉の質が悪くなるので注意が必要です。 【ハイポネックス・活力液 ハイポネックス原液 450ml A】 アロエの病害虫 稀にカイガラムシがついたりしますが、歯ブラシなどを使って擦り落として対処して下さい。 他は 特にこれと言った病害虫はありません。 スポンサーリンク アロエ・ベラの食べ方 アロエ・ベラは少し手を加えるだけで食べられるので、ぜひ試してみてください。 ここでは、手順をご紹介します。 アロエ・ベラの食べ方• それなりに育った葉を根元から切り取ります。 根元部分は硬いので捨て、残った部分を3等分します。 両脇のトゲの部分を切り取り、包丁を皮と身の間に入れて剥いていきます。 キレイに身の部分の分離に成功したら、食べやすい大きさにカットして下さい。 沸騰したお湯で3分程度煮立ててアク抜きをして、氷水で締めれば下準備は完了です。 特にクセがないので、そのままヨーグルトに入れたり、あっさりと刺身にしたり、色々と楽しんで下さい。 アロエの植え替えと増やし方 樹形が乱れてきたり、鉢の中で葉や株が込み合って来たら、 暖かい時期(4月〜9月頃)に植え替えて下さい。 夏前に行うと、株がある程度充実した状態で冬越しできるのでベストではあります。 鉢から抜いて鉢土を落とし、子株を分け、大株の根元の傷んだ葉や、利用した葉の残りなどを掃除しておきます。 大株・子株とも、それぞれ根を短めに切って、 日陰で7〜10日間ほど切断面が乾くまで放置します。 千切れてしまったりして、ほとんど根がついていない子株でも大丈夫です。 「大丈夫なのか?」と心配になるかも知れませんが、なんてったって、鎌倉時代に遠路はるばる伝来する生命力です。 日陰で保存すれば1ヶ月後でも定植可能なんて話もあります。 用土などは、植えつけの項で記載した通りですので参照して下さい。 この株分け以外の方法でも、挿し木やタネまきによって簡単に増やせます。 スポンサーリンク アロエの種類 アロエの原産地は南アフリカ共和国からアラビア半島までのアフリカ大陸で、古代エジプトの墓から発見された「 エーベルス・パピルス」と言う紀元前16世紀に記された古文書にも登場します。 日本に伝来したのは意外と古く鎌倉時代とされており、シルクロード経由で薬草としてケープアロエが持ち込まれたのが最初とする説があります。 正式な記録として現れるのは江戸時代の「 大和本草」になります。 昔から俗に「医者いらず」として親しまれて来たのは「 キダチアロエ」の方で、九州、瀬戸内海、伊豆半島、房総半島など温暖な太平洋側には、帰化したキダチアロエの自生群落が形成されている地域もあります。 ちなみに、「キダチ」はそのまんま「木立ち」で、その名の通り、茎が伸びて立ち上がる形態に基づいています。 「ケープアロエ」と「キダチアロエ」以外のほとんどのアロエには薬効となる成分は含まれていません。 元々の民間療法では、下剤的な使われ方と火傷などの際の外用消毒的な使われ方をして来たのですが、近年の健康食品ブームで「 自然治癒力を向上させる」「 血糖値を低下させる」「 整腸作用がある」などと誇大表現が目立ちますが、信頼できる充分なデータは見当たらないばかりか、逆にアロエラテックス 葉から得られる液汁を乾燥させたもの は、過剰摂取などでの危険性が示唆されていて(長期にわたる過剰摂取による死亡例も存在します)、妊婦・授乳婦、小児、糖尿病や腎障害、腸疾患、痔疾には使用禁忌となっています。 使用する場合、くれぐれも健康食品のような長期的な摂取は避け 、短期間の適切な分量の摂取を心掛けるようにして下さい。 また、同様にキダチアロエの液汁に接触する事により、皮膚炎などのアレルギー反応が出る事もあるので注意が必要です。 「 アロエ・ベラ キュラソーアロエ 」は、主に食用として栽培されている種類です。 「キダチアロエ」と比較すると苦味が少ないのも特徴です。 アロエ入りヨーグルトなどとしてお馴染みですが、こちらの便秘予防や整腸作用は下剤的な薬効ではなく、食物繊維の摂取による効果を狙ったものとされています。 形態的には地際から葉が展開する形でキダチアロエに比べて大型に育ちます。 他の観賞用品種は、多肉植物や観葉植物のコーナーで扱われる事が多いです。 中でも「 不夜城」は収量は少ないながらも比較的苦みが少ない品種として知られ、耐寒性もあるので地植えする方も多い人気品種です。 なお、「 ケープアロエ」の苗はほとんど一般向けに流通する事はありません。 かなり大きく成長しますが、基本的に薬用エキスの抽出目的で栽培するプロのための品種と言う感じです。 おわりに 冬場も比較的温暖か、低温に対処できる環境があれば、アロエは基本的に放ったらかしておいても平気な植物なので初心者が気軽にチャレンジしても大丈夫です。 ただし、品種によってはそれなりにトゲが痛かったりするので、植える場所や鉢を置く場所には注意しましょう。 以上、アロエの育て方をまとめてみました。

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