時節柄くれぐれもご自愛くださいませ。 「ご自愛ください」と年賀状で添え書きする意味と使い方

「ご自愛くださいませ」の意味と目上への丁寧な使い方

時節柄くれぐれもご自愛くださいませ

仕事をする上で当たり前のようにビジネスマナーはきちんとしておきたいものです。 目上の方には特に失礼のないよう正しい敬語や心遣いが出来るようにしておくべきです。 「くれぐれもご自愛ください」の言葉の意味は冒頭で説明した通り相手方の健康を願う意味を持った言葉です。 忙しい上司や先輩へ心遣い、大切なお客様など、目上の方へ失礼のないように伝えることがベストです。 「くれぐれもご自愛ください」の言葉を使うタイミングですが、体調が崩れやすい季節の変わり目や、忙しく休む暇もない姿を知ったときなどとなります。 またすでに体調を崩して病気をしている状態のときに「くれぐれもご自愛ください」という言葉は適してはいません。 くれぐれもご自愛くださいの使い方|注意点1 「くれぐれもご自愛ください」という言葉の使い方でよくある間違いがあります。 1療養中の方へ伝える。 2「お体ご自愛ください」と伝える。 この二点は言葉の意味として伝え方として間違った日本語です。 しかし「ご自愛」の意味は「体調を崩さないように」という意味をもっています。 それゆえ、すでに体の調子を崩している人に伝える言葉としては、間違った使い方となるのです。 療養中の方への言葉は「お大事にされてください。 」や「一日も早い回復を願っています。 」という言葉に変え、元気や健康を願うお見舞いの言葉を伝えることができるようにしておきましょう。 くれぐれもご自愛くださいの使い方|注意点2 「くれぐれもご自愛ください」と伝えるシーンは体調を崩しやすい時期やその人の多忙な姿を見受けた時などです。 「お忙しそうですが、お休みの日などありますか?くれぐれもご自愛ください。 」と「~くれぐれもご自愛ください」と前置きを置いて伝えるようにするといいでしょう。 冬~春にかけての「くれぐれもご自愛ください」の伝え方は「最近、気温差が激しいですね。 くれぐれもご自愛ください。 」「寒かったり暖かかったりしますね。 くれぐれもご自愛ください。 」「春になってくると花粉が辛いですよね。 くれぐれもご自愛ください。 」など花粉症の方へも気をつけてくださいねという意味で使うこともできます。 また夏~秋、冬にかけての「くれぐれもご自愛ください。 」の伝え方ですが、「寒くなってくるので、くれぐれもご自愛ください。 」とその季節の体調を崩しやすい時期にあった言葉を選んで、言葉の最後の締めくくりに使えるようにしましょう。 「くれぐれもご自愛くださいね」の使い方 「くれぐれもご自愛ください。 」と目上の人に使うと失礼に当たるのではないかと、不安に思う人もいるようですが問題ありません。 目上の人に関わらず「くれぐれもご自愛ください。 」と言葉をかけることは老若男女問わず使用していい言葉です。 しかし、相手方との距離感や互いの立場、そしてその時のシーンなどに合わせ使えるように気をつけておかなければなりません。 あまり多様してみたり、挨拶代わりのように使用してしまうと胡散臭く感じられてしまう場合もあるので注意が必要です。 また「くれぐれも」と言葉をそえている場合は特に「自愛」を強調している表現にあります。 季節や時期もですが、相手の環境や状況などをきちんと見て使うようにしましょう。 年賀状は新年初めの大切な挨拶状です。 きちんとした言葉で気持ちを伝えたいものです。 「くれぐれもご自愛ください。 」と伝えるにふさわしい挨拶状でもあります。 いくつか例文を紹介していきます。 昨年は大変お世話になりました。 今年も宜しくお願い致します。 寒い日が続いてまいりますので、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。 昨年はお世話になりました。 今年度も宜しくお願い致します。 ご家族の皆様とのご多幸をお祈りいたしております。 まだまだ寒さの厳しい季節です。 くれぐれもご自愛されてくださいね。 」 と、新年の挨拶の後に「くれぐれもご自愛ください」と言葉を添える形で使うといいでしょう。 くれぐれもご自愛ください|先輩への年賀状の使い方 職場の先輩への年賀状での「くれぐれもご自愛ください」の使い方を紹介します。 身近な存在にあったとしても、親しき仲でこそきちんと挨拶状などでの言葉を送ることができると、信頼度も増していきます。 「謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 昨年は格別のご厚情いただき心より感謝しております。 本年度もご指導ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。 寒い日が続きます。 くれぐれもご自愛ください。 」 「新年。 明けましておめでとうございます。 昨年はご多忙にも関わらずご厚情いただき感謝しております。 本年もご助言いただくことがあると思いますがご指導のほどよろしくお願いいたします。 まだまだ寒さが厳しい日が続いております。 くれぐれもご自愛ください。 」 くれぐれもご自愛ください|ご無沙汰している方 あまり顔を合わせることのできない仕事上での目上の上司や、お客様への「くれぐれもご自愛ください」の年賀状での使い方を紹介します。 顔を合わせることが少なくなってしまいながら、お世話になっている目上の方には失礼のないように、年賀状を送れるようしておきましょう。 書き方としては、まずは「ご無沙汰」していることの「挨拶」を忘れないようにすることです。 そして「くれぐれもご自愛ください」と健康を気遣っている言葉を伝えるように書いていきましょう。 「明けましておめでとうございます。 ご無沙汰しておりますがお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。 厳寒の折、風邪など召されませんようくれぐれもご自愛ください。 」 「謹賀新年。 ずいぶんお会いすることができずにおりますが、お元気でいらっしゃいますでしょうか?ご多用と存じますのでくれぐれもご自愛くださいませ。 」と労いの言葉を入れてもいいでしょう。 七月に入ると梅雨明けの報道が各地ではじまり、夏が本格的に始まります。 また暑中お見舞いを送りはじめる月となります。 忙しいサラリーマンにとって外回りは炎天下の中厳しい時期ともなってきます。 「暑中お見舞い申し上げます。 夏空が眩しく感じられるころとなりました。 猛暑の折、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。 」「暑さも本格的となりビールが美味しい季節になりました。 炎暑しのぎがたい時でもありますので、くれぐれもご自愛くださいませ。 」 続いて八月の例文の紹介です。 残暑見舞いを送る月です。 送る時期としては立秋を過ぎた頃となります。 8月7日頃ですが、毎年日にちが変わるので注意してください。 「残暑お見舞い申し上げます。 クーラーが大活躍する今日この頃。 いかがお過ごしでしょうか。 夏バテなどなさいませぬようくれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。 」 くれぐれもご自愛ください|秋の暦編 11月になると冬に向けての寒さも増し、さまざまな感染症も流行りだします。 また12月は師走となり年末に向けビジネスマンはもちろんのこと、人々それぞれが慌ただしい月でもあります。 仕事の忙しさも増し、忘年会や新年に向けての業務に大忙し、「くれぐれもご自愛ください」と伝えたいときです。 まずは11月の例文の紹介です。 「朝夕と冷え込みが際立ち寒さへ向かう季節がやってまいりました。 近づく冬を元気に過ごすことができますよう、くれぐれもご自愛ください」「 寒さに向かう折柄風邪など召されておりませんでしょうか?一層の冷え込みへと向かう季節です。 くれぐれもご自愛くださいね。 」 続いて12月の例文です。 「師も走り回るほどの忙しいとき。 いかがお過ごしでしょうか。 ご多忙とは存じますがくれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。 」「師走を向かえ気ぜわしい日々かと存じます。 くれぐれもご自愛くださいませ。

次の

時節柄 /文例・敬語の使い方・意味

時節柄くれぐれもご自愛くださいませ

つまり敬語としては何もおかしいところはありません。 間違いではなく正しい敬語です。 ちなみに敬語「お(ご)」は… 「自分がご自愛する」のであれば謙譲語としての使い方。 上司・目上・取引先などの「相手がご自愛くださる」のであれば尊敬語としての使い方。 というように2パターンあります。 なお「ご自愛してください」は間違い敬語であるためご注意を。 ということですがもっと実践的にイメージしやすくするため、ここでは具体的な使い方と例文を紹介していきます。 たとえば、• 取引先への年賀状であれば「寒さ厳しき折から くれぐれも ご自愛くださいませ」• お見舞いのビジネスメールで「どうか ご自愛くださいませ」• 暑中見舞いや寒中見舞いなどで「時節柄くれぐれも ご自愛くださいませ」 こんな感じで使いますね。 たとえ社交辞令であっても「体に気をつけてね!」「お大事にね!」というときに使うと相手も喜びます。 ただビジネスメールなど文書でつかうときには、より丁寧なフレーズに言い換えするべき。 使い方をくわしく見ていきましょう。 たとえば、 1月であれば「寒さひとしお厳しき折、何卒ご自愛くださいませ」 7月であれば「暑さ厳しき折柄くれぐれもご自愛ください」 といった具合にしますね。 あまり難しいことはなく決まりきった定型文ばかりですが、ここで紹介するとそれだけで記事がおわってしまうため、後ろで1月〜12月までそれぞれ使える例文を紹介します。 くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛くださいませ。 風邪など召されませぬよう、くれぐれもご自愛くださいませ。 暑さ(寒さ)厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。 天候不順の折、何卒ご自愛くださいませ。 時節柄、何卒ご自愛くださいませ。 時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 時節柄、どうぞご自愛くださいませ。 「ご自愛」の前置きに添えるフレーズ「どうか」「何卒(なにとぞ)」を使うとより丁寧な印象のメールとなります。 たとえば以下のようなフレーズがあります。 どうかご自愛〜 「どうかご自愛ください」 「どうかご自愛くださいませ」• 何卒ご自愛〜 「何卒ご自愛ください」 「何卒ご自愛くださいませ」• くれぐれもご自愛〜 「くれぐれもご自愛ください」 「くれぐれもご自愛くださいませ」 使い方・ビジネスメール例文 こうして長々と読んでいてもイメージがつかみにくいかと思いますので、より実践的に。 ここでは「ご自愛くださいませ」の使い方をビジネスメール例文を紹介します。 文字どおり上司・目上・取引先に「健康に気をつけてほしい」ときのビジネスメールにつかえます。 どれも目上・上司・取引先にふさわしい丁寧な敬語にしていますので、ご参考にどうぞ。 命令形である点において「ご自愛くださいませ」とたいして違いはありませんが、丁寧語「ませ」を添えた「ご自愛くださいませ」のほうがやわらかい印象となり、丁寧です。 「〜くださいませ」は女性がよくつかうフレーズであるため、女性敬語だと言われることもあります。 ただ実際には男性であろうと女性であろうと違和感なくつかえます。 なお「ご自愛してください」は間違い敬語となるためご注意を。 例文「ご自愛のほどお願い申し上げます」• 例文「ご自愛のほどお願い致します」 意味は「健康に気をつけてくれるようお願いします」となります。 断定をさけて表現をやわらげるのに用いる語です。 たとえば、• ご査収のほどお願い申し上げます 意味「よく中身を確認して受け取るよう、お願い」• お取り計らいのほどお願い申し上げます 意味「物事をうまく進めてくれるよう、お願い」• ご検討のほどお願い申し上げます 意味「検討してくれるよう、お願い」• ご了承のほどお願い申し上げます 意味「納得してくれるよう、お願い」 などのようにして使います。 ビジネスでは下手(したて)に出ることが基本ですので、強い口調を避けるためにこのような使い方をするようになったのだと推測します。 「お願い申し上げます」は 「お願いいたします」「お願い致します」と言い換えできます。 例文「ご自愛くださいますようお願い申し上げます」• が、 「ください」は敬語ではあるものの、結局のところ命令形であるために強い口調となります。 そこで「ますようにお願い」と続けることで「お願い」とすり替え、やんわ〜りとした表現にしています。 とても丁寧な敬語フレーズと言えますね。 たとえば、• ご査収くださいますようお願い申し上げます 意味「よく中身を確認して受け取ってくれるようお願い!」• ご検討くださいますようお願い申し上げます 意味「検討してくれるようお願い!」• ご確認くださいますようお願い申し上げます 意味「確認してくれるようお願い!」• ご了承くださいますようお願い申し上げます 意味「納得してくれるようお願い!」 などのようにして使います。 ビジネスでは下手(したて)に出ることが基本ですので、強い口調を避けるためにこのような使い方をするようになったのだと推測します。 「お大事に」への言い換え ・お大事にどうぞ ・お大事にお過ごしください ・お大事になさってください• そこで、 ここでは1月から12月までの使える季節の挨拶例文を紹介します。 どれも上司・取引先・目上にふさわしい丁寧な敬語にしています。 ご参考にどうぞ。 厳しい寒さが続きます。 くれぐれもご自愛くださいませ。 まだまだ寒い毎日です。 風邪など引かれませんようご自愛くださいませ。 厳寒の折、くれぐれもご自愛くださいませ。 暖冬とは申しますがまだまだ寒い日が続いております。 風邪など召されませぬよう何卒ご自愛くださいませ。 極寒の候ではございますがどうかご自愛くださいませ。 寒さひとしお厳しき折、何卒ご自愛くださいませ。 時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 時節の折柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 酷寒の折柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 春とはいえ厳しい寒さが続きます。 どうかご自愛くださいませ。 まだまだ寒い毎日です。 風邪など引かれませんようご自愛くださいませ。 余寒なお去り難き折、風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。 寒さの中にも春の兆しが感じられる昨今ではございますが、何卒ご自愛くださいませ。 暦の上に春は立ちながら、厳寒の折でございます。 何卒ご自愛くださいませ。 三寒四温の時節柄、どうかご自愛くださいませ。 寒気冴え返る時節ゆえ、何卒ご自愛下さい。 残寒の時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 天候の変わりやすい花どきの季節です。 風邪など引かれませんようご自愛くださいませ。 何かと忙しい季節の変わり目かと存じます。 くれぐれもご自愛くださいませ。 春寒料峭のみぎり、どうかご自愛くださいませ。 浅春の折、何卒ご自愛くださいませ。 天候不順の時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 花冷えの季節、風邪など引かれませんようご自愛くださいませ。 陽春のみぎり、どうかご自愛くださいませ。 花冷えの折、くれぐれもご自愛くださいませ。 天候不順の時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 新年度を迎え何かと忙しい時節柄、どうかご自愛くださいませ。 暑い季節に向かいます。 くれぐれもご自愛くださいませ。 季節の変わり目でございます。 何卒ご自愛くださいませ。 軽暑のみぎり、どうかご自愛くださいませ。 向暑の折、くれぐれもご自愛くださいませ。 時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 梅雨入りも間近でございます。 体調を崩されませぬよう何卒ご自愛くださいませ。 梅雨空が続きますが、どうかご自愛くださいませ。 季節の変わり目ではございますが、くれぐれもご自愛くださいませ。 蒸し暑い毎日ですが、どうかご自愛くださいませ。 梅雨冷えの厳しき折、お風邪など召されませぬよう何卒ご自愛くださいませ。 時候不順の折、どうかご自愛くださいませ。 長雨の折、くれぐれもご自愛くださいませ。 梅雨明けまで今しばらくの辛抱です。 何卒ご自愛くださいませ。 時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 季節の変わり目でございます。 何卒ご自愛くださいませ。 梅雨寒の時節柄、お身体を崩されませぬよう、どうかご自愛くださいませ。 厳しい暑さの毎日です。 くれぐれもご自愛くださいませ。 身体にこたえる猛暑が続きますが、夏バテなどされませんようご自愛くださいませ。 寝苦しい熱帯夜が続きます。 どうかご自愛くださいませ。 暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。 梅雨明けの暑さひとしおでございます。 何卒ご自愛くださいませ。 暑熱耐え難き時節、夏風邪など召されませぬようくれぐれもご自愛くださいませ。 時節柄、どうかご自愛くださいませ。 ますますの酷暑にお身体を崩されませぬよう、どうかご自愛くださいませ。 酷暑の折柄、何卒ご自愛くださいませ。 立秋とはいえ厳しい暑さが続きます。 どうかご自愛くださいませ。 厳しい暑さが続きますが、くれぐれもご自愛くださいませ。 立秋とは名ばかりの暑さ続きでございます。 夏風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。 時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 残炎の折柄、何卒ご自愛くださいませ。 残暑なお厳しき折柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 残暑凌ぎ難き候、皆様方のご無事息災を心よりお祈り申し上げます。 土用明けの暑さはことのほかですが、体調を崩されませぬようご自愛くださいませ。 未だに残暑が続いております。 どうかご自愛くださいませ。 秋の長雨にお体を冷やさぬよう、ご自愛くださいませ。 残暑なお厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。 残暑去り難く厳しき折柄、何卒ご自愛くださいませ。 長雨の季節ゆえ、風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。 時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 夏の疲れが出やすい時節、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛くださいませ。 季節の変わり目でございます。 くれぐれもご自愛くださいませ。 秋が深まりゆく季節、何卒ご自愛くださいませ。 朝晩日毎に冷え込んできました。 風邪など引かれませんようにどうかご自愛くださいませ。 心も静まる好季節、日毎に寒くなりますが、くれぐれもご自愛くださいませ。 秋冷の折、くれぐれもご自愛くださいませ。 秋気肌に染む時節、風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。 時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 秋雨の折、どうかご自愛くださいませ。 秋冷が加わります折、何卒ご自愛くださいませ。 秋の長雨が続いております。 風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。 めっきり寒くなってまいりましたが、どうかご自愛くださいませ。 年末に近づき仕事も一段と忙しくなる時期かと思いますが、くれぐれもご自愛くださいませ。 向寒の折、くれぐれもご自愛くださいませ。 本格的な寒さに向かう時節、風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。 時節柄、どうぞご自愛くださいませ。 夜寒の折、ご自愛くださいませ。 落ち葉舞い散る深秋の候、体調を崩されませぬようご自愛くださいませ。 向寒の折柄、何卒ご自愛くださいませ。 年末に向かい何かとご多忙のことと存じますが、くれぐれもご自愛くださいませ。 寒い日が続きますが、何卒ご自愛くださいませ。 あわただしい年の暮れ、くれぐれもご自愛くださいませ。 ご多忙の折ではございますが、風邪など召されませぬようご自愛くださいませ。 年末ご多忙の折ではございますが、くれぐれもご自愛くださいませ。 時節柄、どうぞご自愛くださいませ。 くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛くださいませ。 風邪など召されませぬよう、くれぐれもご自愛くださいませ。 暑さ(寒さ)厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。 天候不順の折、何卒ご自愛くださいませ。 時節柄、何卒ご自愛くださいませ。 時節柄、くれぐれもご自愛くださいませ。 時節柄、どうぞご自愛くださいませ。 参考記事•

次の

「ご自愛ください」の意味・例文・使い方・相手を気遣うビジネスマナー

時節柄くれぐれもご自愛くださいませ

では最初に、「ご自愛ください」という言葉の意味と使い方について説明しておきます。 「ご自愛」という言葉はほとんどの場合、「ご自愛(なさって)ください」という表現で使われると考えていいでしょう。 「自愛」は「病気などしないように、自分の体を愛おしむ」の意味 「ご自愛ください」の「自」は自分の体のこと、「愛」は愛おしむ(いとおしむ)という意味です。 つまり、「病気などしないように、自分の体を愛おしむ(大切にする)」というのが「ご自愛ください」「ご自愛なさってください」の意味です。 実際には、「くれぐれもご自愛ください」という使い方をするのが一般的でしょう。 「くれぐれも」という言葉を加えることによって、「あなたのお体を案じています」という気持ちを強調するわけです。 年賀状の添え書きとして使おう!「ご自愛ください」は思いやりが増す 年賀状の添え書きで「ご自愛ください」という使い方をすれば「どうぞ、お風邪などひかないよう、ご無理をなさらず、お体を大切になさってください」という意味なので、思いやりが増して丁寧な印象になります。 なお、普段の手紙などでは「時節柄(じせつがら)くれぐれもご自愛ください」と書くことが少なくありませんが、「時節柄」は季節を表す表現ですから、年賀状では不要なので注意しましょう。 目上の方への年賀状で「ご自愛」を使うのはOK? NG? ふだんあまり使わない「ご自愛ください」「ご自愛なさってください」という言葉だけに、いざ使い方となると「これでいいの?」と心配になるときもあるでしょう。 特に多くの人が、「上司などの目上の人や、社外の顧客などの大切なお客様への年賀状で使ってもいいのか?」という疑問を持つかもしれません。 目上の方への年賀状でも「ご自愛ください」は積極的に使ってOK 目上の方への年賀状に「ご自愛ください」「ご自愛なさってください」と使ってもいいのか。 その答えはまったく問題ありません。 「ご自愛ください」の「ご」は相手の体にかかる尊敬表現ですから、この言葉自体がそもそも立派な尊敬語になっているのです。 ですから、会社の上司や大切な取引先といった目上の方への年賀状でも使って問題ありません。 むしろ、使い方として目下の人間が目上の人に向けての手紙なので、自然な表現と考えていいでしょう。 目下の人に使っても問題ない 同じように、目下の人に「ご自愛ください」と使うのも全く問題ありません。 逆の立場でも「ご自愛ください」という表現は使われるのです。 ただし、この場合は目上の人からそう言われた目下の人が、「身に余るお言葉」と大いに恐縮しなければならないのがマナーです。 なお、女性の場合は「ご自愛くださいませ」という語尾にしたほうが、やわらかい印象になるでしょう。 年賀状で使える「ご自愛ください」と同じ意味の別の言葉 最後に1つ、年賀状で使える「ご自愛ください」と同じ意味の別の言葉を紹介しておきましょう。 「ご自愛ください」と同じ意味のもので別の書き方もできるのです。 いつもいつも「ご自愛ください」じゃ芸がないな、という方はこの使い方を試してみてください。 「御身くれぐれも大切に」 一つは「御身(おんみ)くれぐれも大切に」という表現です。 「自愛」の意味を、よりストレートにあらわした表現方法ということになります。 使い方としては「御身くれぐれも大切になさいますよう」という語尾にするか、あるいは、そのあとに「お祈り申し上げます」と続けるのが一般的です。 「お身体おいといください」 もう一つ、「お身体おいといください」という表現もあります。 「おいとい」は「お厭い」と書き、いたわる、大事にするといった意味があります。 頭に「何卒」とつけるとより丁寧な表現になりますよ。 年賀状の書き添えとする使い方で「ご自愛ください」を付け加えれば思いやりが増した文章に! 今回は、「ご自愛ください」を年賀状で添え書きする意味と使い方について見てきました。 「ご自愛ください」の意味は「お体を愛おしんでください。 大切になさってください」という意味で、年賀状では書き添えとして使えば思いやりが増した丁寧な文章になります。 また、「ご自愛」は尊敬の意をこめた表現ですから、目上の人に対して積極的に使うべき言葉でもあります。 ちょっとした心遣いで年賀状をグレードアップできるポイントですから、是非実践してください。

次の