お忙しい折。 「お忙しいところ恐れ入りますが」をビジネスメールで使う際の注意点と適切な用法【例文つき】

「ご自愛ください」の意味・使い方・ビジネスで使えるメール例文4選

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様々なやり取りを行うビジネスメール。 ビジネスメールのやり取りを行えば相手のビジネスレベルがわかる、とも言われており、相手への配慮をしつつわかりやすくコミュニケーションをとることは重要なポイントです。 最低限相手に失礼のないメールができるよう相手に配慮するメール文面を理解しておきましょう。 ビジネスメールで「お忙しいところ」を使う場面とは相手にお願いするとき ビジネスメールで「お忙しいところ」というフレーズは、「相手に仕事や質問・問い合わせの回答を頼むなど、相手の負担になることをお願いするとき」に使います。 たとえば、添付した資料の確認を求めるときには、「お忙しいところ大変恐縮ではございますが、添付させていただいた資料のご確認のほどよろしくお願いいたします。 」といいます。 ビジネスメールは相手に要求する内容が多いため「お忙しいところ」をよく使う 相手に商談の時間をとってもらいたいときには、「お忙しいところ申し訳ございませんが、打ち合わせの時間をとっていただきたく、お願い申し上げます。 」とします。 ビジネスメールの多くは、相手になんらかの要求をする内容です。 なので自然に、「お忙しいところ大変申し訳ございませんが」というフレーズを多用することになるのです。 「お忙しいところ」のバリエーションを相手や場合によって使い分ける ここでは、ビジネスメールで使う「お忙しいところ」のバリエーションを紹介します。 【ビジネスメールの「お忙しいところ」のバリエーション】 「ご多忙中、お手数をおかけしますが」 「ご多忙中のところ誠に恐縮ですが」 「ご多用中恐縮でございますが」 「ご多忙のところ大変恐縮ですが」 「ご多忙の折、お手数をおかけして恐縮ですが」 「ご多忙のところ、お手数をおかけしますが」 「ご多忙中とは存じますが」 「お忙しい中、失礼いたします」 です。 丁寧なビジネスメールは「ご多忙のところ大変恐縮ですが」を使う これらのバリエーションの中から、メールの用件に合ったものを選んで使いましょう。 丁寧なのは、「ご多忙のところ大変恐縮ですが」というように、「ご多忙」「お忙しいところ」と「恐縮」という言葉をセットにすることです。 ビジネスメールで「お忙しいところ」を使う締めくくりは「よろしくお願いいたします」にする ビジネスメールで「お忙しいところ」を使うときは大抵、自分の都合で質問や問い合わせ、仕事などの頼み事をするときでしょう。 なので、そのようなビジネスメールを書くときには、用件を持ちだすときに「お忙しいところ」を使い、メールの締めくくりは「よろしくお願いいたします」と書きましょう。 ビジネスメールでは相手に指図しないのがマナー また、「お忙しいところ」を書いたとき、相手に「指図をしない」ようにしましょう。 たとえば「早めのお返事、お待ちしております」というような書き方は、忙しいとわかっている相手に「早く返信しろ」と指図しているのでNGです。 反対に、「このメールへの返信は必要ありません」という書き方も、相手の行動を制限していることになるのでしてはいけません。 ビジネスメールで「お忙しいところ」を使うときは相手に合わせた書き方にする 以上が、ビジネスメールにおける相手に対しての「お忙しいところ」の使い方についてです。 「お忙しいところ」というフレーズは、ビジネスメールでは相手に対してよく使うので、使い方はきちんとおさえておきましょう。 バリエーションも覚えておくと、用件や相手に合わせた書き方ができます。

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「どうぞご自愛ください」の使い方・例文・「どうか」との違い

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「大変だと思いますが」という表現は、すべてに置いてそのまま使って良いかと言うと、そうでもありません。 部下など目下の方に対して、「大変だと思いますが、頑張ってください」ということは問題ありませんが、この言葉をいくら敬語や謙譲語に直しても、目上の方に対して使うことは失礼になるので相手によっては怒りを買いかねません。 「大変だと思いますが」を敬語に直して使う場合は、相手が目上の方であれば、相手の体調を気遣うときに使用し、何かを依頼するときには使用を避けましょう。 敬語の種類は? 「大変だと思いますが」敬語の種類としては「大変かと思いますが」とする形が一般的です。 しかし、相手が目上の方の場合、「大変だと思いますが」と言ってしまうのは失礼な印象を与えてしまいます。 敬語や謙譲語に直したとしても、目上の方に対して「大変」という言葉を使うのは避けましょう。 目上の方に対して「大変だと思いますが」と言ったニュアンスを使いたい場合は、「別の敬語表現例」で紹介します。 「大変だと思いますが」の使い方は? 「大変だと思いますが」はどのようなタイミングで使うのがよいのでしょうか。 それは相手が怪我や病気や仕事などで大変な状態のときに、相手を気遣う言葉をかけたいときと、部下など身内に対して仕事をお願いするようなときに使います。 もちろん部下が怪我や病気を気遣う場合も使うことはできます。 むしろ、気遣う気持ちは積極的に伝えて置いたほうが、相手の励ましになります。 また、文書で伝える場合は、相手が部下であっても敬語を使った方が印象が良い場合があります。 ただし、短期間に何通も送るメールや手紙に、気遣う言葉を毎回同じ文章で添えるのは、止めておきましょう。 人によっては気遣う言葉であっても、同じ言葉を何回も重ねられると、言葉に重みがなくなってしまい、返って印象が悪くなることがあります。 「大変だと思いますが」のメールでの使い方は? メールや手紙では「大変だと思いますが」というフレーズは、最後に寄せる言葉として使われることが多いです。 使い方やタイミングには、前項と違いはありませんが、文章の場合、後ろに続く言葉に「ご自愛ください」と言ったような言葉を使うことができます。 「大変かと思いますが、ご自愛ください」 「ご自愛ください」は敬語としても問題ありませんし、目上の方への言葉としても失礼になりません。 人にもよりますが、この「自愛」という言葉は相手を元気づけるのに有効な表現なので、積極的に使っていきたい言葉です。 しかし、「自愛」という言葉を使うときに気を付けなければいけない事が2点あります。 「ご自愛ください」 1点目は、「自愛」という言葉だけで、「自分の身体を大切にする」という意味になるので、「お身体をご自愛ください」という言葉は不自然になります。 入院中の方に「ご自愛ください」はNG 2点目は、「ご自愛ください」と言いたい相手が、すでに怪我や病気で入院中である場合や闘病中の方に対しては使用しないのが一般的です。 治療を続けながら仕事をこなしているような方に対しては、もし、その方が病人として扱われることを嫌がる様子であれば、使ってみても問題ないでしょう。 病気の方に対して言葉をかけたい場合は、「ご回復をお祈りいたします」と言った言葉を選ぶのが一般的です。 目上の人への使い方は? 相手を気遣うときは、「大変かと存じますが、ご自愛ください」と言ったような使い方をする場合がありますが、何かをお願いする場面では、上から目線と取られる場合があるので「大変だと思いますが」という表現は使用しません。 相手によっては不快感を覚えてしまう恐れがあるため、目上の方へ何かをお願いする場合は後に登場する「別の敬語表現」から選びましょう。 ビジネスでの使い方は? 「大変だと思いますが」を敬語表現で使用している例文は以下のとおりです。 「大変かと思いますが」 部下に対して労いの言葉をかけたいときは、「大変だと思いますが」を「大変かと思いますが」と敬語に言い換えて使うと丁寧さが伝わります。 「連日の遅くまでの作業、大変かと思いますが、プロジェクト完了まで頑張ってください」 例文は上司が部下に対してのみ使用できます。 社外の方に使うのは失礼になるので使用は避けましょう。 また、一緒に仕事をしている立場であれば、「頑張ってください」ではなく「一緒に頑張りましょう」と言い換えた方が、相手をより励ますことができます。 「大変だと存じますが」は正しい? 「存じますが」と後ろが謙譲語になっているので、目上の方に対しての言葉になります。 謙譲語を使いたいシーンではより丁寧な印象も与えたいことが多いので、「大変だと」よりも「大変かと」とした方が丁寧な言い方になるのでおすすめです。 「ご多忙で大変かと存じますが、ご自愛ください」 前述したとおり、何かを依頼するときには使用せず、相手を気遣う時のみの使用にとどめましょう。 目上の方に対して「大変だと思いますが」という言い回しは、敬語に直してもなかなか使いどころが難しい表現になりますので、不安な場合は別の言葉を考えましょう。 「大変だと思いますが」の別の敬語表現例は? 「大変だと思いますが」という言い回しは、使いどころが難しいため状況に合わせていい方を変えてみましょう。 いくつかの「大変だと思いますが」を別の敬語表現に変えた例文を紹介していきます。 「ご多忙とは存じますが」 「ご多忙とは存じますが、ご検討よろしくお願いいたします」 忙しいことが分かっている上で、何かの決断を催促するときに使用します。 例文の中では「大変だと思いますが」に一番近い意味合いの言い換えになります。 敬語で丁寧な言葉遣いとして、実際に仕事の取引をしている相手であれば自然に使用していますが、普段接していないような取引先の社長などかなり目上の方に対しては少し馴れ馴れしい印象を与える場合があります。 そういった方にお願いをする場合は、次に出てくる「恐れ入りますが」を使用した方がよいでしょう。 「お忙しいところお手数をおかけしますが」 「ご多忙」と同じような意味で少し、やわらかい言い方になります。 「大変だと思いますが」を忙しいことを承知の上であることに置き換えて、こちらから相手に何かをお願いするときのいい方があります。 「お忙しいところお手数をおかけしますが、お取り計らいの程よろしくお願いいたします。 」 「よろしくお願いいたします」よりも少し堅めでより丁寧な印象を出したい場合は、「お取り計らいの程」を「よろしくお願いいたします」の前につけるとよいでしょう。 「恐れ入りますが」 「恐れ入りますが、折り返しお電話いただけるようお伝え願います」 電話をかけて相手が不在だったときに使用します。 「大変だと思いますが」と相手を気遣うというより、恐れ多いことを伝えています。 「大変だと思いますが」という言葉を使うかどうか迷った時はこちらを使った方が無難です。 また、目上の方に折り返しの連絡を依頼するのは、あまり好ましいことではないため、相手のリアクションが読めない場合はこちらから電話をかけ直すようにしましょう。 「恐縮ですが」 「恐縮ですが、こちらにご署名をお願いいたします。 」 手続きなどの流れで、必要な署名や捺印を相手にお願いするときに使用します。 「恐れ入りますが」と同じように「大変だと思いますが」と相手を気遣う気持ちよりも恐れ多い気持ちを強く表しています。 「恐縮ですが」は「恐れ入りますが」よりもさらに強くへりくだった印象になります。 恐縮の前に「大変」を付ける方もいます。 とても申し訳ないという気持ちを表現したいときに「大変恐縮ですが」ということができますが、あまり繰り返して使うと、返って相手に不快感を与える場合があるので、気を付けましょう。 「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが」 「大変だと思いますが」を使うときのように相手が他の事で大変というよりも、こちらからのお願いや作業が発生していることに対して、お詫びを入れたいときは、素直に謝る形を取るのが自然です。 「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご理解とご協力お願いいたします」 例文は、サービスの変更などにより、顧客側での新たな作業の発生や顧客が手順を変えなければならない場合などによく見かける文章です。 「ご理解とご協力」のセットで使うと「ご協力」だけを使うよりも少し丁寧な印象を与えられます。 「ご苦労かと存じます」は使える? 「ご苦労かと存じます」は意味合いとして「大変かと存じます」に似ていますが、少し不自然な印象を与えてしまいます。 「存じます」は謙譲語が含まれていますが、「ご苦労」と目上の方に対して言うことは失礼になります。 部下など目下の方に対して使っても問題ありませんが、丁寧過ぎて、文章に違和感を覚える人もいます。 相手を気遣う気持ちを大切にしていきましょう 相手の状況を気遣い、声をかけるということは相手に元気を与えることにつながります。 何もしてあげられることは無いと考えて黙っているよりは、「大変だと思いますが」と気遣う気持ちを伝える方が相手との信頼感を強くする可能性もあります。 また、物事をお願いするときに、相手の状況を考えることは大切です。 できることならば、相手の負担にならないように配慮することが一番よい手段ですが、期日などが迫っている事柄などで、どうしても今お願いしなければならない事というのは発生してしまいます。 そんなとき、単に「お願いします」とだけ伝えるよりは、「大変だと思いますが」と付け足すことで、相手が大変な事を分かったうえでの緊急度の高いお願いをしていることを相手に伝えることができます。 仕事では時には相手に耳を傾けてもらう事も必要になるときもあります。 そんなとき、相手の気分を損なわずに上手く話しを進めましょう。 相手のことを考えて発言できていますか?.

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「ご多忙」の意味とビジネスメールの使い方、「ご多用」との違い、類語や英語も紹介

お忙しい折

Contents(仮)• ご多忙中、お手数をおかけしますが 丁寧な感じです。 お忙しいのに、手を煩わせてしまいまってすみません、というニュアンスをが伝わってよいですね。 ご多用中のところ誠に恐縮ですが 上司・取引先などには有効な言い回しだと思います。 恐縮という言葉はつかう相手を選びますよね。 ご多用中恐縮でございますが こちらも同じような感じですが短縮形。 例えばお願いしているのになかなか対応していただけない、少し強めにお願いしとこう。。 ってときに使いそうな言い回しですね。 お忙しい中 ここまで短縮しても成り立つものですが、わたしはこれだけではまず使わないですね。 いろんな言い回しはありますが、わたしは。

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