アシタバ 栽培。 アシタバの育て方と栽培のコツ

【アシタバの栽培】育て方のコツや種まき、苗植えの方法は?

アシタバ 栽培

種まき:暖地は10月~11月下旬・寒冷地は4月~5月 植え付け:4月~6月(暖地は10~11月も可能) 収穫:数年にわたり収穫可能 あしたばは、種から育てる方法と苗から育てる方法があります。 地植えはもちろんプランターや鉢でも栽培可能。 スーパーでなかなか見かけない野菜だからこそ、家庭で栽培できるのは嬉しいですね。 日当たり 日照条件 あしたばは 反日陰を好みます。 地植えの場合はできれば日当たりが良すぎる場所よりも、1日に一度日が当たる場所で育てましょう。 夏は遮光ネットなどで日よけをして強い日差しを和らげます。 直射日光が当たる場合は株もとにわらを敷いて乾燥を防ぎましょう。 プランターの場合は、軒下などの涼しい場所に移動してください。 冬は日当たりの良い場所で育てるのが好ましいです。 適地 耐寒性・耐暑性 あしたばは 暖かい地域での栽培に向いていますが、耐暑性にはやや弱い植物です。 耐寒性もやや弱いため、冬越しができれば収穫を長く楽しめます。 プランターの用意と土づくり Ph・肥料 プランターで育てるメリットは、天候や気温に合わせて 場所の移動ができるところです。 夏の極端な暑さや冬の冷え込みも、必要に応じて移動しながら温度調整ができます。 根がしっかり張れるように底が深いプランターを用意しましょう。 鉢の場合は8号~10号サイズで、30cm以上の深さがあるものを選びましょう。 8号鉢には1株• 地植えであれば40cmほど間隔をあける あしたばの 土壌酸度はPh6. 0~6. 5です。 栽培には野菜の培養土を使います。 培養土にはすでに肥料をバランス良く混ぜ込んであるので、初心者の方におすすめです。 自分で配合する場合は、「 赤玉土(小粒)7:川砂2:腐葉土1」の割合がおすすめです。 地植えをする場合は、植え付ける2週間前までに30cmほど土を耕しておきます。 あしたばは排水性の良い弱アルカリ性の土壌を好み、酸性土壌に弱いです。 酸性に傾く場合は有機石灰を混ぜ込んで調整し、水はけが良くない場合は川砂を加えましょう。 あしたばの栽培方法 プランター・鉢植えOK! 種まき・育苗 あしたばの 発芽適温は15~20度なので、種まきは 暖地だと「10月~11月」、寒冷地は「4月~5月」の暖かくなった時期が適しています。 あしたばの種は比較的発芽しにくいので、種をまく前に一晩水に浸けましょう。 発芽率をアップさせたいのであれば取った種をすぐにまく「 取りまき」がおすすめです。 種が準備できたら、育苗箱に5cm間隔でばらまきます。 育苗箱ではなく、育苗ポットやプランターを利用しても良いですよ。 あしたばは 好光性種子なので、種が隠れる程度に覆土してください。 光が足りないと発芽不良につながるので注意してくださいね。 発芽までは乾燥しないように霧吹きで適宜水やりをします。 本葉が2枚になったら3号ポットに移植しましょう。 本葉が4~5枚になるのを待って地植えする方法もあります。 植え付け 種から育てるのはハードルが高く感じる方や、初心者の方には苗から育てる方法がおすすめです。 あしたばの苗は 4~5月の暖かくなる時期に植え付けていきます。 暖かい地域であれば10~11月でも良いです。 ホームセンターなどで 苗を購入する場合は、葉の色が濃い緑のものを選んでください。 徐々に葉の色が落ちてくるので、葉が黄色いものは避けましょう。 種から苗を育てた場合は、本葉が4~5枚育ったら畑やプランターなどに植え付けていきます。 株間は30cmほどの間隔を取り、植え付け後はたっぷりと水を与えましょう。 間引き 種から育てる場合は、 5cmほどに生長した頃に間引きを行います。 30cm四方の間隔をあけると、隣の株と程良い距離感で育てることができますよ。 水やり あしたばの水やりは、 土が乾いた時に行うのが基本です。 プランターや鉢の底から水が出てくるまで与えてください。 ただし、あしたばは根腐れを起こしやすいので、水の与えすぎにも注意が必要です。 土が 湿っている時は乾くまで待ち、メリハリをつけるようにしましょう。 地植えの場合は、水やりをしなくても大丈夫です。 梅雨の時期など雨が続くときには、モミ殻やワラで対策をして過度な雨水から守ります。 プランターであれば軒下に移動させましょう。 追肥 あしたばは 化学肥料に弱いので、 鳥糞や油粕などの有機肥料を与えます。 1~2ヶ月に一度を目安とし、生育を見ながら行いましょう。 また、肥料の与えすぎは株を弱らせたり、根腐れの原因となるので注意が必要です。 摘花 あしたばは花を咲かせると、次の年に芽を出さないので注意が必要です。 株を長生きさせるためにも 花が咲く前に葉を摘み取る必要があります。 花からは種を採取でき、次の年にまた種から育てることができます。 収穫 あしたばは草丈が約30~50cm、 開きかけている若い葉を収穫できます。 株の付け根からハサミでカットしましょう。 2年目以降も収穫が可能ですので、草丈が約30cm、茎が指の太さくらいになった頃に収穫しましょう。 春は生長が活発ですが、夏は暑さで生長が停滞するので収穫のペースもおさえてください。 収穫する時は常に2~3本残しておき、若い葉を茎ごと収穫しましょう。 冬越し あしたばを数年にわたって栽培するには、 冬越しをする必要があります。 あしたばは寒さに弱いので、寒冷地ではワラやモミ殻を厚く覆って寒さ対策をします。 プランターは室内など寒さをしのげる場所に移動させましょう。 あしたばにつきやすい病害虫と対策 あしたばは病害虫が比較的発生しにくいですが、アブラムシやアオムシ、ヨウトウムシ、ウドノメイガなどの害虫がつくことがあります。 葉や茎を食べてしまうので、見つけた場合は「食べられた葉ごと」駆除をしましょう。 また、 市販の木酢液を薄めて散布することで予防ができるので、害虫対策を考えている方は取り入れてみてください。 あしたばの水耕栽培 あしたばは、露地植えやプランター、鉢での栽培が主流ですが、 水耕栽培も可能です。 準備するもの 水耕栽培の手順• スポンジを小さく切り、十字に切り込みを入れる• スポンジに水を浸し、中央に種を置く• 容器に水を入れて、日の当たる場所へ置く• 水のチェックを毎日行う• 発芽して葉が大きくなったら、好きな容器へ移して育てる あしたばの水耕栽培は、どちらかというと上級者向きの方法です。 初心者の方は、まず苗から育ててみて、慣れた頃に挑戦してみてください。 あしたば栽培のまとめ あしたばの栽培方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?あしたばは、夏の強い日差しや冬の寒さ対策ができれば、安定的な収穫が見込める栄養豊富な野菜です。 また、水や肥料を与えすぎないことや、花が咲く前に葉を摘み取るといったちょっとしたポイントを守ることでスムーズに栽培できます。 プランターで育てることもできるので、初心者の方でも挑戦しやすいでしょう。 ぜひご家庭でもチャレンジしてみてくださいね。

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栄養豊富なアシタバの育て方!種まき~収穫までおいしく育てるコツとは?

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また、別名「八丈草」や「八丈セリ」と云われるように 八丈島が原産地であることも有名です。 他に、明日草(アシタグサ)とも呼ばれます。 一度植え付けると数年は収穫できるので「救済菜」としても有名!? 害虫被害もほとんどないので、家庭菜園でも丈夫で育てやすい野菜です。 アシタバは栄養たっぷりの健康野菜といわれ、 豊富な栄養素で知られるケール(青汁の原料)やほうれん草などの青菜と比べても ビタミン、ミネラル、食物繊維の有量は群を抜いている。 また、栄養素のなかでも カリウム、食物繊維を多く含んでいるのが大きな特徴。 漢方の原料としても使われている野菜のようです。 「カルコン」は「フラボノイド」の一種で、抗菌、抗酸化作用をもっていると言われ、 「クマリン」はセリ科の植物に多く含まれる香りの化合物で、 抗菌作用などがあるそうです。 最近では 「糖尿病」や「アルツハイマー型認知症」を 予防する効果があるのではないかと期待されているようです。 <水やり> 土の表面から2~3cm程掘り、その部分が乾いていたなら、水を与えます。 <収穫時期> 植え付けから約2か月後、 草丈40~50センチほどになったら、若い葉のつけ根を ハサミで切って収穫します。 *生育不良を起こしますので、1つの株から連続して収穫しないで下さい。 新芽の収穫する部分は、その地際部にある次に出てくる稚芽の膨らみを傷つけないように、 2cm程上部から収穫して下さい。 <食べ方> 一般的にはお浸しなどでいただきますが 天ぷら、酢の物、みそ汁などの具、油いためなどに料理して食べます。 その種が緑色から茶褐色になった頃が採種の時期です。 あまりにいろいろな症状に良い健康野菜なので・・ 「明日葉茶」や「明日葉パウダー」・「明日葉サプリメント」などなど 市販でも数多く販売されています。 ポチっ とクリックをおねがいします。 いつも皆様の応援に感謝しております。 そして 毎日の励みとなっています.

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スポンサードリンク 明日葉の種蒔き時期は? 最近では家庭菜園で野菜を栽培・収穫して、食べるという人が増えてきていますね。 明日葉も家庭菜園で栽培できる野菜です。 明日葉の栽培方法を紹介していきましょう。 まず明日葉の種蒔きは温暖な地域では10月〜11月の秋、寒冷地では4月〜5月です。 半月から1ヶ月で発芽します。 明日葉は一斉に発芽することはなく、時間をかけて徐々に発芽します。 栽培方法での注意点として、覆土する場合はごく薄くすること。 明日葉は光がないと発芽不良となります。 発芽までは乾燥しないように注意しましょう。 鉢・プランターでの栽培方法 鉢・プランターでの明日葉の栽培方法を紹介します。 用意する鉢は尺30cm以上、プランターや箱はなるべく大きいものを用意。 発泡スチロールの場合は、底に水はけ用の穴を2〜3個開けます。 容器の下に小石を2〜3cmしき、その上に土を3〜4cm、肥料、土の順番で入れます。 用土は保水性、排水性のよい土を使いましょう。 種を蒔く際は数箇所に吸う粒を点蒔きし、発芽したら随時間引きして適当な本数を残します。 苗を植える場合は、5本程度植えつけます。 直射日光を避け、日陰に置きます。 種の乾燥に注意し、風で飛ばされないようにわらや新聞紙で覆います。 明日葉の栽培方法において注意する点は、半日から1日に1度、湿気を十分に与えることです。 明日葉の収穫 明日葉の収穫は、種蒔き、萎えの植え付け後、茎が指の太さ程度に育った頃から始めることができます。 明日葉の新芽が20〜30cmほどに育ったら根元を5cmくらい残して摘み取ります。 ぎりぎりに摘み取ると新芽も摘み取ってしまうことになるので、注意が必要です。 常に数枚の成熟した葉は残し、連続して収穫しすぎないようにします。 春と秋はよく育ちますが、夏と冬は収穫は控えめにしましょう。 明日葉の栽培方法はそれほど難しくはなく、明日葉自体も生命力の強い野菜ですが、栽培方法のちょっとした注意点やポイントを守り、あししい明日葉を栽培してみましょう。 明日葉の栽培方法を理解したら収穫を楽しみに挑戦してみましょう。

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