映画 ネタバレ有り。 映画「フレンジー」 ヒッチコック監督(1972年イギリス/アメリカ) ネタバレ有り: 映画とか本とかの感想ブログ

【ネタバレ有り】はちゃめちゃなヒーロー映画「キックアス」の魅力とは。

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1998年公開。 北野武(ビートたけし)7作目となる映画『HANA-BI』。 第54回ヴェネツィア国際映画祭で、日本映画として40年ぶりに金獅子賞を受賞しました。 僕は北野作品の中では、3作目『』が断トツで一番好きなのですが、その理由として、極力セリフを排した作品作りが挙げられます。 この作品も 主人公と妻のセリフは少なく、映像と音楽で表現していきます。 そうした意味では北野イズムが存分に発揮されています。 以下、ネタバレを含むあらすじ紹介と感想です。 DVDを買いたい方はコチラ。 映画『HANA-BI』のキャッチコピー 「その時に抱きとめてくれるひとがいますか」 映画『HANA-BI』の上映時間 103分 映画『HANA-BI』の監督 「世界のキタノ」と評される北野武(ビートたけしの本名)です。 映画『HANA-BI』の音楽は「久石譲氏」 久石譲氏が担当。 ジブリの音楽などでおなじみですね。 映画『HANA-BI』のロケ地 東京都新宿区(靖国通りなど)、神奈川県横須賀市(野比の海岸)鎌倉市(光明寺など)、川崎市(川﨑駅など)、茨城県高萩市(赤浜海岸)、新潟県南魚沼市(温泉旅館「大沢館」)など。 野比の海岸は北野作品で繰り返し使われている場所ですね。 横須賀市は結構映画の撮影で使われる事が多いみたいですね。 映画『HANA-BI』のキャスト ビートたけし、岸本加世子、大杉漣、寺島進、芦川誠、逸見太郎、西沢仁太、白竜、大家由祐子、ショー小菅、ガンビーノ小林、渡辺哲、岸菜愛、玉袋筋太郎、矢島健一、つまみ枝豆など。 大杉漣さんの名演技が光りますね。 僕は岸本加世子さんの演技と雰囲気から、なぜか樹木希林さんを思い出しました。 玉袋筋太郎、チョイ役すぎるw 映画『HANA-BI』のあらすじ(ネタバレ有り) 刑事の西(ビートたけし)の妻(岸本加世子)は、不治の病に冒され余命も長くありません。 ある日、捜査中に見舞いに行ったところ、自分の代わりに張り込んでくれていた同僚の堀部(大杉漣)が犯人に撃たれ、歩けない体になってしまいます。 その後犯人を追い詰めるも、犯人の抵抗により西の部下の田中(芦川誠)が命を落とします。 西は犯人を射殺し、その死体に何発も銃弾を撃ち込む。 これが問題となったのか、西は懲戒処分となった様子。 警察をやめる事になります。 その後西は、ヤクザから借金をして暮らすも、返済が滞っていってしまいます。 妻と子供に見捨てられた堀部は絵を描き始めました。 そこで西は、自作のパトカーを用意し、銀行強盗を行い成功。 堀部に絵の道具、田中の妻には大金を送るなど、気遣いも欠かしませんでした。 そして、ヤクザにも金を返したうえで、妻を最後の旅行へ連れて行きます。 銀行強盗が起きたと聞き、ふと西の自宅に電話をかけた西の元部下の中村(寺島進)ですが、電話がつながりません。 不審に思った中村は、部下の永井(逸見太郎)と西の足取りを追います。 西が妻と旅行中、ヤクザが銀行強盗の事を嗅ぎつけ、金を要求して来ました。 西は全員を殺します。 そんななか、中村達の捜査の手が迫り、ついに西達は見つかってしまいます。 映画『HANA-BI』のラストシーン--北野武はなぜ少女役に実娘を起用したのか?正直少し興ざめした まずラストシーンの解説です。 上記の通り、中村達に見つかった西。 「ヤクザの死体、見ましたよ」という中村に、 「ちょっと待ってくんねえか。 もうちょっと待ってくれ」と返す西。 そして、西の妻の「ありがとう…ごめんね」という一言を聞き、肩を抱き寄せる西。 そして響き渡る二発の銃声。 さて、このラストシーンで、西夫妻の前で、一人の少女が凧あげをしています。 この少女、何を隠そう北野武監督の実の娘である「北野井子(きたのしょうこ)」なのです。 何か深い意味があったのか?と色々と考えましたが、答えは出ませんでした。 身内だから使った感のあるこのキャスティングは、少し興ざめしてしまいました。 映画『HANA-BI』の評価 7. 5点(10点満点中) 映画『HANA-BI』の考察・解説・感想 「ハードボイルド」なんて存在しない。 何かの終りとハードボイルド風北野劇場 いつもハードボイルドに見える男でも、中身は普通の人間。 ひとたび職場を離れれば、一人の父であり、一人の夫。 人間はいつでも愛を求めている。 この映画の登場人物たちはそんなことを教えてくれるように思います。 堀部が妻に見限られた事、西が病気で余命わずかの妻と別れる事。 離婚と病気、どちらも形は違いますが、この妻との別れを思う辛さ、寂しさは同じです。 堀部は、この寂しさと共生する道を選びました。 それの象徴となるのが 「頭が花(HANA)になった絵」です。 花はここでは未来への希望を感じさせ、そして 生を選択した象徴として描かれています。 一方、妻の最後の言葉を聞いて、西はもちろん嬉しかったと思います。 ですが、こんな妻を、自分は救うことができない。 妻はまもなく死ぬんだ。 そういった悲しさも同時にこみ上げているものと思います。 だからこそ西は、最後まで一緒にいたい、離れずに一緒にいたいと、妻との心中を選んだのではないでしょうか。 警察を辞めたのに、西は最後まで銃を持ち続けていました。 僕は、この 銃が『HANA-BI』というタイトルのBI(火)の部分を指すのではないかと考えています。 二人の男の妻との別れが、 花と火、つまり生と死という対極である事柄とともに描かれています。 人生は花のように儚く散る 積み上げてきたキャリア。 紡いできた絆。 自分の人生を形作り支えている盤石そうな基盤なんて、いとも簡単に崩れる。 本作ではそれをまざまざと見せつけられます。 花のように人生で輝ける時は実は一瞬なのかもしれません。 そしてその後は花も無くなり、枯れていくだけなのかもしれません。 それでも、人生は続いていくのです。 「枯れた花に水をあげる事には意味は無い?本当にそう?」 僕はこの映画からそんな問いを突きつけられた気がします。 狂気を感じる北野氏作の絵 作中で堀部が描いている絵、これはなんと 北野氏が描いたものとの事。 この絵を見た時僕は圧倒的な違和感と 気持ち悪さを感じました。 芸術が「自己表現」なのだとすると、 僕の心をざわつかせた北野氏の絵は、僕にとっては芸術だったと言えます。 無料で映画『HANA-BI』の動画を観るには「ゲオ宅配レンタル」しかない 『HANA-BI』をいますぐ観たい人向けにと思って、動画配信サイトを調べたのですが、• dTV• Hulu• Netflix• 楽天TV• U-NEXT• TSUTAYA TV• auビデオパス• ビデオマーケット• Amazonプライムビデオ• フジテレビオンデマンド[FOD] のどこにも観れるサービスはありませんでした。 ですが、 なら、レンタル可能でした。 しかも いまなら無料で1か月間お試しできます。

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【映画『HANA

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A」もあり)だったのですが、全く違いました。。。 スペイン一家監禁事件 (原題:SECUESTRADOS) 2010年 スペイン 主なキャスト: フェルナンド・カヨ マヌエラ・ベイェス アナ・ワヘネル 監督:ミゲル・アンヘル・ビバス 脚本:ミゲル・アンヘル・ビバス、ハビエル・ガルシア ネタバレ無しのあらすじ 郊外の住宅地に引っ越してきた、ハイメ(フェルナンド・カヨ)とその家族。 引っ越し初日の夜くらいは家族みんなでゆっくり過ごそうと提案する母マルタ(アナ・ワヘネル)の気持ちをよそに、娘のイサ(マヌエラ・ベイェス)は彼氏とパーティーに行きたがる。 そんな娘の行動に「まぁいいんじゃないか」と理解をしめすハイメだが、マルタはちょっと小言を言ってみたり・・・ そんな「どこにでもありそうな家族」の情景は突如侵入してきた強盗グループにより打ち砕かれる事となる。 ・・といった内容の作品。 ヨーロッパが抱える問題 現在のヨーロッパ諸国は移民・難民による強盗、殺人、暴行などが溢れ、もはや社会問題というレベルではすまされない現状となっています。 自宅への押し入り強盗だけにしても、年間約300万件を超えているとの事。 正直・・期待外れというか・・ もうDVDのパッケージがヤバいですね。 A」を観ました。 この作品・・・個人的にはものすごく好きな映画なんです。 内容も過激を通り越して、ただただ不条理。 被害者家族だけでなく、映画を観ている観客までバカにするかのような演出。 そして最後の最後まで救いは一切なし。 ごく一般的な人間からすれば不快感しか残らず「これの何が素晴らしく面白いのか理解できない」と言われるような映画ですが・・・私は大絶賛でした。 観ていない方はぜひ・・とは言いません。 この「スペイン一家監禁事件」なんて屁ぬるく感じるほどの嫌な気分が残る映画ですし、面白いとは感じない人が大半でしょう。 しかしやはりオススメしたいっ。 ここからネタバレと変な感想も含むよ! 常識的なノーマルさんは注意!! ネタバレ含む映画の流れ・感想 冒頭描かれる、頭に袋をかぶせられた男性のシーン。 よくある「映画のラストから繋がるシーンを冒頭に・・」だと思ったら、結局最後の最後まで繋がりませんでした。 映画中の犯人グループが、ハイメ宅に押し入る前に行った強盗行為の被害者・・・という解釈もあるかと思いましたが、単純に「こういった犯罪が頻発している」という事を表現していたのでは…という事で私は落ち着いています。 ありふれた日常と怪しいタマゴ さてさて。 ごく一般的にありがちな家族の、ごく一般的にありがちな引っ越し風景で始まりますが・・・途中でなにやらタマゴのような形の置物?のような物がちらっと出てきます。 もうね、コレは怪しすぎるでしょう。 「絶対に後からこれで殴るシーンあるよ!」と思ってしまうじゃないですか。 案の定、ありました(笑) 殴るのレベルを超えて、頭ぐっちゃりするまでやるのは予想外でしたけど・・・。 とりゃっ強盗登場だっ 肝心の強盗ですが1人目の登場はなかなかインパクト大。 ガラスを割って入ってくるなり、いきなりの顔面パンチは容赦なくて素敵です。 惚れちゃいそうです。 ・・・が、玄関から入ってきた二人は登場からなんかバタバタしていて「あぁ・・普通の強盗か・・」とガッカリ。 徐々にキャラが見えてくると 「大胆かつ冷静なボス」「荒くれヒャッハー系」「ちょっと真面目な小悪党」というありがちな構成であることも「いかにも」といった感じでガッカリ。 欲しいのは金。 優位に立っている時は傲慢だがヤバくなればアタフタ。 ・・・おまえら、ただのノーマルさんかっ!! ボス格の男は若干良さげなキャラではあったのですが、それ以外はただの典型的な悪者キャラ。 どうやらこの映画は私が期待していたような 「サイコな犯人による不条理な蹂躙」ではなく 「普通の犯人による普通の強盗」のようです。 ある意味、リアル系と言えばリアル系。 こういう映画のほうが生々しくて恐怖を誘うのかもしれませんが… うーん、失敗したなぁ・・。 変な方向に期待しすぎました。 ラストまで一気にびゅーん 作品中で何度か挟まれる2分割のカット。 どっちに注目して良いのか混乱するものの個人的にはアリでした。 誰でしたっけ、この手法(スプリットスクリーン)を好んで使ってた監督。 中盤に訪問してきた、フニャフニャした軟弱系の彼氏が分割画面左でめっちゃいたぶられているのに、右画面では逃げるのに必死でそれどころじゃない母娘の姿はちょっと笑いを誘いましたし(笑) 最終的にはバッドエンド系、しかもエグい演出で締めてくれましたが・・・鑑賞後に残ったのは「恐怖」でも「後味の悪さ」でもなく、 「拍子抜け感」 最初からリアル系犯罪映画として観ていれば、純粋に演出や展開を楽しめたと思うのですが、いかんせん期待する方向を間違えてしまいました。。。。 現実っぽさ・・ですか 私は鑑賞姿勢を間違えてしまったので、まともな評価は難しいのですが・・・・ 暴力描写もさほど過激ではありませんし、見ていて目を覆いたくなるようなゴア要素もほぼ無し。 複雑な人間模様なども描かれていませんし、頭を使う犯罪ゲームも展開されません。 イサに対する暴行はありますが、露骨に描かれる事はありません。 いったい何を期待して観れば良い映画だったのでしょう・・・。 「ヨーロッパが抱える問題」の部分でも書いたように、こういった押し入り強盗はあちらでは日常的に発生しているそうですので、その 「現実にありえる感」を観るべき映画だったのでしょうか。 だとすれば、過剰な映画的演出が無いほうがリアル感が増すのでしょう。 引っ越しを頼んだ業者の移民系従業員が、夜にその家に強盗に入る・・というのも、映画的な驚きの演出ではなくリアルさを出そうとしているのでしょう。 うーむ・・・。 まぁなにはともあれ、娘のイサを演じたマヌエラ・ベイェスはすごい演技でした。 スペイン映画はよく観るのでぜひまたお目にかかりたい女優さんです。 そういえばそうですよね・・・スペイン映画はその生々しい雰囲気が持ち味なのに、変な方向にエンターテイメント性を求めた私が間違いでした。 阿呆でした。 よーし、もう一度「ファニーゲーム」を観て、モヤモヤ感を解消するとしますかー。

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映画「フレンジー」 ヒッチコック監督(1972年イギリス/アメリカ) ネタバレ有り: 映画とか本とかの感想ブログ

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予告編を見て興味が湧いた方: 「お勧め」します。 細田守監督の作品がお好きな方: 「お勧め」します。 上記に当てはまらない方: 「お勧めでない」 です。 ネタバレ有りOKでお勧めorお勧めでないかを知りたい方: 「目次上、「感想」の1~3行目まで読んで判断して下さい」 です。 【細田守監督の主な作品】• デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム! ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島• 時をかける少女• サマーウォーズ• おおかみこどもの雨と雪• バケモノの子• 「あらすじ」や「予告編」に目を通したい方は、このまま記事を上から読み進めて行って頂ければ大丈夫です。 「おおかみこどもの雨と雪」のあらすじ 19歳の大学生花は、あるときおおかみおとこと運命的な恋に落ち、やがて雪と雨という姉弟が誕生する。 彼らは、人間とおおかみの両方の血を引くおおかみこどもとしてこの世に生まれたのだが、そのことは誰にも知られてはならなかった。 人目を忍びながらも家族四人で仲良く都会の一角で暮らしていたが、ある日、一家を不幸が襲い……。 引用元: 「おおかみこどもの雨と雪」の予告編 予告編3つありますが「1つだけ見る」というのであれば、最新の3つ目「予告3」で良いかと思います。 2人は惹かれ合った。 「花」は、実質的にプロポーズともとれる言葉を「彼」にした。 「彼」は「花」に自身の秘密である「狼の末裔であること」を知らせるも、花は一緒に居続けることを選んだ。 花に第一子ができ、名前は「雪」とした。 女の子。 男の子。 原因は、雪いわく不明。 花は、諸々の事情からひとけのない田舎に引っ越す。 理由の1つは、「人間としても、狼としてもどちらでも生きていけるように」。 引越し後、家計の負担を減らす為に自家菜園について勉強しつつ、自家菜園を始める。 前途多難だったが、それでも頑張り続ける花。 地元の人達が花に積極的に協力してくれるようになり、自家菜園に成功。 雪は小学生になり、2年後に雨も小学生になる。 雪は小学校を卒業、中学生になる。 その後も、彼女には人間として生きていく決心があった。 雨は脚を痛めた「先生」 ヌシ に代わり、先生のやっていたことをする決心をした。 彼には狼として生きていく決心があった。 「おおかみこどもの雨と雪」のタイトルの意味 「おおかみこども」とは? 本作の語り手である「雪」の母。 映画の始まりのタイミングでは大学生、終わりのタイミングでは推定32or33歳。 正義感が強い。 「出欠表を提出しなければ出欠扱いにされない大学の講義」が終わったとき、出欠表を提出しないで帰ろうとしている人に偶然に気付いたときには声をかけ、親切にその旨を説明することもあった。 因みに、上記の声をかけた相手が「彼」 狼男 で、2人の出会いだった。 芯が強い面も持ち合わせている。 彼との待ち合わせ、待ち合わせ時間を超過しても、どのお店も閉まり、人通りも過少になる時間帯になっても待ち続けた。 雨がまだ10歳の子供で、森に行くのを止めたものの行ってしまったとき、「どこかで泣いたりしていないか」と心配し、熊に遭遇しようとも、身体中に怪我をし続けようとも捜し続けた。 好かないです。 豪雨の中、雨の身を案じて森に入り、熊に遭おうが身体中に負傷しようが雨のことだけを思う一心で捜し続けた花。 身体中ずったずたの花を見かけ、安全なところまで運びはしてくれるものの、それだけ?と思ってしまう。 そもそも雨が花の言いつけ通り森に行かなきゃ負わなかった身体中の傷を見ても、なんとも思わなかったのか? 10歳。 10年間も育ててもらい、雨が欲しがれば「よしよし」もしてもらった。 親孝行しろとは言わないけど、恩返ししたいとか思わないのか…。 って思いから好かないです。 森のこと、ヌシの代わりは立派だと思います。 思いますが、仕事と家族は別。 田舎暮らしの不便さに耐えきれなかった…。 花はそうでなかったところが韮崎のおじいさんの心を動かしたんでしょうね。 自身は厳しい側面しか見せず、裏側では働きかけを行い、別の人達が親切にしてくれる。 韮崎のおじいさんのやり方を格好いいと評価する人は居ると思います、私もそう思います。 が、ある程度は仲良く、愛想よさも少しはあっても…と思っちゃいますが、それができなかったのは不器用なのか。 できなかったじゃなくて、不要と考えてやらなかったのか。 あるとき、右耳を負傷する。 草平は雪と接し、雪が獣臭く感じた為、率直にその話をした。 草平は雪に避けられるようになる。 草平は、雪から理由の説明がなく、納得がいかない為追いかける。 雪は、感情の昂りで狼化しそうなのを必死で内心食い止めるも、草平はしつこく追いかける。 雪は、意図せず草平を狼化した手で傷つけてしまう。 右耳だった。 草平は雪の秘密を知っていたが、そんな素振りは見せず、小学校を卒業するまでは少なくとも秘密を厳守した。 最後、雪と雰囲気になる。 2人とも早く大人になりたがっていた。 「おおかみこどもの雨と雪」感想 んー。 切ない! 一部取り方によると思いますが、サマーウォーズのような「円満ハッピーエンド」という感じではない印象です。 切ない要素が多少あっても、それ以上にハートフルな要素があるならOKって方にはいいかもしれません! 少なくとも私は、観て後悔ってことはないです どこが切ないか?パッと思い出せる範囲だと…• 花の受難があまりに多いところ+協力が得られないところ 人狼ですからね、理解を得ようとするにもリスキーですね。 引越先で、暫く経った後には協力を得られましたが、それまで長すぎ。 相当タフじゃないとそこまで持たない。 雨が10歳にして狼としての生を選ぶところ 親としてはまだ心の準備ができていなかったのに…。 個人的には狼って点も大きい 今後会えるかわからない 私は細田守監督の作品、「サマーウォーズ」も「時をかける少女」も好きです。 前々から、「未来のミライ」を観たいなと考えていて、ようやくルーツを辿り始めたところです 近々「化物の子」を見る予定です。 サマーウォーズの「円満ハッピーエンド」イメージが強かったので、正直想像と全然違いました。 観ての印象としては… 雪の入学先の学校の管理体制どうなってんだって思った。 2人も下校できていなかった生徒居たのに管理が杜撰過ぎ。 「あの豪雨の中、外に飛び出ちゃう低学年の子とか仮に居たら」、「親の代わりと言いつつ、誘拐目的で来る輩が居たら」と思った。 「おおかみこどもの雨と雪」考察 父はなぜ死んだのかについて、少しだけ考察してみます。 本作では、雪は「わからない」と結論付けていた 花が彼を見つけたタイミング的にも合点はいく。 個人的には、買ったものを家の前に置いてあった点から「本能的に」じゃないかと思った。 仮に「長男を出産したばかりの花に滋養のあるものを食べさせようと思って」なら、買ったものを家の前に置くんじゃなく、リビング持ってけば良くないか? ましてや、買い物袋の中に財布まで入っている不用心っぷり、花が先に袋を漁ったからいいものの、他の人なら財布やら、中に入っている運転免許証までとられていたかもしれない。 冬のこと、小学生の雨がヤマゼミを獲ろうとして失敗、落ちて溺れ、雪が助けた事件があったが、助けられた雨は「助けられるまでの記憶が一切なかった」。 今ならヤマゼミが獲れそう!って思ったってところからの記憶がないところを見ると、本能が働くとそういうことになるのではと思う。 お父さんもこの要領で、偶然見かけた鳥を…じゃないかなって。 …本作で語られている通り、解らないんですけどね。

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