そら いろ クリニック。 そらいろ眼科クリニック

そらいろこどもクリニック(北海道札幌市厚別区)|小児科探し

そら いろ クリニック

鶴舞駅から徒歩5分ほど。 「そらクリニック」を訪れると、院長の田代亜紀先生の趣味であるガーデニングの花々が出迎えてくれる。 同院では、田代先生もスタッフも、全員白衣は着用していない。 「患者さんにリラックスしてもらうのが一番大切」という言葉のとおり、木と緑にあふれたクリニックの中は診察室まで、癒やしの空間となっている。 大学病院時代の激務の中で、心身のバランスを崩した経験から、漢方の道に進んだ田代先生。 診療では患者のありのままを受けとめ、患者自身が持つ「治る力」を探る手助けをする。 包容力のある朗らかで優しい人柄と、診療に対する信念が患者に信頼感を与え、治療にも良い影響を与えているのだろう。 今回、漢方内科のことや、クリニックの環境づくりについて、大いに語ってもらった。 (取材日2016年4月27日) 私の家は祖父も父も医師で、親戚にも医師が多い家系でしたから、小さい頃から何となく医師をめざしていました。 祖父は志摩半島の診療所の内科医で、地域の人のために尽力する先生だったんですよ。 父は信州大学出身だったので、私は松本で生まれ育ちました。 祖父の志摩半島の診療所は、父が後を継ぎ今では兄が継いでくれていて、2人のことを感謝とともに尊敬しています。 私は、福島の医科大学に進学して3年生の時、テニスの試合でけがしてしまい、その時に救急で皮膚科の先生が縫ってくれたんです。 その先生がとても優しかったことに加えて、皮膚科は外科処置もできて、糖尿病や膠原病など内科的な診療もあるし、さらに子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、全部を診ることができてとてもいいなと思ったのがきっかけですね。 大学病院での仕事が忙しく、心身のバランスを崩してしまったんです。 プチうつというのかな。 そんな時たまたま、 父から診療所を手伝ってほしいと言われて、2002年に大学病院を辞めて志摩半島へ帰りました。 その後名古屋に出て、自分の進むべき道はなんだろうと考えたところ、大学時代に西洋薬の薬害で亡くなった方がいたことを思い出し、自分はもっと自然な療法で患者さんのお役に立ちたいと思ったのです。 そこで代替療法や統合医療を実際に自分で受けてみたり、療養型病院で非常勤務しながら、漢方の学校に通い始めました。 そうして2009年に瑞穂区で開業し、その後結婚と出産を機に3年前にこのビルに移転しました。 40代で結婚しましたから、30代は恥ずかしながら、自分探しの旅ですね(笑)。 ここは名古屋で一番古い公園が横にあり、毎日鳥の声で目覚めるような自然にあふれた場所なので癒やされます。 全身を診て、オーダーメイドの診療を行うのが漢方内科 もし私が病気になったら、こんな病院に行きたいなあというものを作りました。 いわゆる「病院」の雰囲気にしたくなくて、診察室の机など、故郷の松本市にある家具メーカーのものを置いています。 また、私もスタッフも白衣を着ず、木や緑を多く配置してアロマの香りで患者さんにリラックスしてもらっています。 待合室は「いるだけで癒やされる空間」をテーマに、天井は空の壁紙にしています。 「空」、それから「宇宙」も「そら」と読みますね。 クリニック名には、エネルギーを持っているものをつけたかったんです。 待合室から続くテラスは癒やしの空間。 人間は緑が見えるだけで癒やされるんです。 土曜日には患者さんも参加して、ここで瞑想をしているんですよ。 漢方内科について詳しくお聞かせください。 漢方の良いところは全身を診る、ホリスティックな治療だというところです。 脈、舌、おなかを診て、病気はもちろん、その人の生活や家族など背景まで聞いた上でお薬を出します。 ですから同じ病気でも、人によって薬は違うんですよ。 それから、西洋医学にはない、漢方の一番の特徴は目に見えないエネルギーである全身の「気」の流れを見ること。 また漢方薬は生薬ですから、1つの薬に何種類も成分が入っています。 これは薬をより効かせるためや、なるべく副作用を出さないバランスを考えてのことで、先人の知恵ですね。 西洋薬は、ある成分だけの単剤を薬にしていますから、ダイレクトに効くぶん副作用も強くなる傾向があります。 患者さんには「漢方3割、養生7割」とお話していますが、自分で養生して、生活習慣を変える「自力」が必要です。 そうすることで元気になって、漢方も卒業できるんですよ。 腹診でしょうか。 患者さんにとって、おなかを出すことは究極のリラックス状態になるようです。 こちらが何か言ったわけでもなく、自然にポロポロと涙を流される方もいます。 そうして病気になったきっかけや原因に自然と気づくようですね。 腹診は診断と同時に、患者さんの癒やしでもあると考えています。 もうひとつ、大切にしていることは食事指導です。 現代人の食生活は、かなり乱れていますね。 甘いものの取り過ぎ、お茶やコーヒー、アイスなど冷たいものの取り過ぎ、パンや麺類、乳製品、揚げ物や肉が多く、体に毒がいっぱいたまっています。 それらを減らして、昔ながらの和食で野菜中心の食事に戻すと、排便もよくなり皮膚がきれいになっていきます。 「腸がきれいなら、皮膚もきれい。 」なんですよ。 患者のありのままを受け止める 昔から通っている患者さんが多いのでしょうか? もちろん昔からの方も多いですが、最近は新患も多いですね。 主に市内からいらっしゃいます。 ただ、1人に30分かけて診察していますから、どうしても新患は1日に2人くらいしか診ることがができず、予約まで1ヵ月ほどお待ちいただいています。 男女比は、9割が女性ですね。 お子さんはアトピー性皮膚炎が多く、大人は皮膚病の他に内科系、婦人科系、心療内科系、など多肢にわたります。 甘くておいしい漢方薬もあるので、2〜3歳のお子さんでも飲んでいたりするんですよ。 大人の男性は、まず漢方に対して「本当に効くの?」という気持ちがあるようですね。 やはり女性のほうが漢方に興味がありますし、心地良いものを知っていると言ったらいいでしょうか。 男性にも漢方の良さを知ってもらえたらうれしいですね。

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そらいろこどもクリニックの口コミ・評判(1件) 【病院口コミ検索Caloo・カルー】

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院長からのメッセージ 咳が長引くと睡眠不足になったり、食欲が落ちたり、人目が気になったり、仕事に影響がでたり。 身体的、精神的にもしんどいですよね。 大学卒業後、内科全般の診療に携わった後、まだ謎の多い呼吸器やアレルギーに惹かれ、呼吸器専門医になりました。 肺癌や結核など呼吸器全般の診療を行ってきましたが、感染、アレルギー、お腹の病気、鼻の病気、心因的要素など様々な原因が関与する咳や喘息の奥深さが魅力的で、専門的に診療・研究に携わってきました。 咳や喘息は診断が難しく、経験が大切になります。 これまで多くの患者さんの診療に関わってきた経験をもとに、これからもたくさんの患者さんに還元したいと思っています。 結核、肺炎、肺癌など怖い病気で咳が長引くことがありますが、喘息など治療でよくなる病気が多いです。 長引く咳や喘息の症状は日常生活に大きな影を落とします。 一刻も早く症状をよくして、あなたの日常を取り戻していただきたいと思います。 是非一度当院にご相談ください。 星座:かに座 血液型:A型 好きなもの コーヒー(深煎り)、絵を観ること(描くのは苦手)、音楽を聴くこと(楽器は弾けません)、お酒(何でも飲みます) マツオカそらいろクリニック院長 松岡 弘典 マツオカそらいろ クリニックのこだわり 呼吸器専門医による診察 長年咳の原因がわからず、怖い病気ではないかと不安を抱え、県外など遠方から来られる患者さんも多いです。 咳が長引くと日常生活に様々な影響がでます。 睡眠不足、仕事に支障が出る、胸が痛い、趣味が楽しめない。 本当につらい症状だと思います。 治療をすることで症状が改善し、 「夜眠れるようになってうれしいです。 」 「仕事中咳が出なくなって楽になった。 」 「美術館やコンサート会場に自信を持って行くことができるようになった。 」 そのような言葉を聞くことができると本当に嬉しく、咳・喘息の診療ができることをありがたく感じます。 咳や喘息は診断が難しい病気です。 診断に有用な検査も限られることから、「経験」が大切になってまいります。 私はこれまで1万人を超える呼吸器疾患の患者さんの診療にたずさわり、試行錯誤しながら咳や喘息患者さんのお役に立てるよう臨床や研究に従事してきました。 その中で咳や喘息の診断には患者さんからの聞き取り(問診)が非常に大切だと考えています。 患者さんの訴えをしっかり伺うことや、診察前にお渡しする詳細な問診票が咳や喘息の診断には重要です。 さらにレントゲンや肺機能検査、呼気NO検査等を行い診断につなげてまいります。 呼吸器専門医として咳で悩まれているあなたのお役に立ちたいと思います。 患者さんに応じたお薬を処方 咳の原因のなかでも喘息や咳喘息は特に多い病気です。 治療に吸入薬を用いますが、実は同じ吸入薬でも患者さんによって効果が異なることがあります。 これまで使用されてきた吸入薬の種類を変えるだけで症状が改善することもしばしばあり、吸入薬選択の大切さを感じます。 私は呼吸器病の中でも喘息や咳を専門的に診療、研究してきたため、何種類もある吸入薬の特性をもとに、患者さんの病状や年齢、生活スタイルに応じ、適した吸入薬を選ぶことが可能です。 その結果より早く症状が改善する可能性が高くなります。 また、吸入薬は内服薬と異なり、「吸入方法」が大切です。 吸入方法が誤っているために症状が良くならないこともあります。 そのため当院では院長が吸入方法を直接伝授しております。 気持ちに寄り添った医療 病院やクリニックに好んで通院される方は少ないと思います(私もそうです 笑 )。 多くの方は不安や恐怖など負のイメージを抱えて通院されるのではないでしょうか。 そんな患者さんに安心して医療を受けていただき、笑顔になってもらえるようなクリニックでありたいと思っています。 患者さんの話をよく伺い、病気の説明書などを用い、わかりやすい言葉で説明いたします(もちろん決して怒ったりしません(笑))。 なるべく無理なく治療が継続できるよう、患者さんの性格や体質、ライフスタイルにも配慮して患者さんに合った治療法を提案しております。 そしてスタッフ一同明るく、優しい対応を心がけております。 クリニックの内装は自然素材で作られた床材、塗料を使用しており、アレルギーに配慮しております。 また色の専門家指導のもと、患者さんがリラックスできる色合いで内装を仕上げております。 院内処方 当クリニックではお薬を院内で処方しております。 咳や熱の患者さんが1ヶ所で診察から処方まで済ませられる方が体への負担が少なくなると思うからです。 もう一つのメリットとして院外処方よりもお安くなり、お財布にも優しくなります。 ただ薬剤師さんからのアドバイスがほしい、かかりつけの薬局があるため院外処方を希望される場合などは院外処方も可能です。

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田代 亜紀 院長の独自取材記事(そらクリニック)|ドクターズ・ファイル

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鶴舞駅から徒歩5分ほど。 「そらクリニック」を訪れると、院長の田代亜紀先生の趣味であるガーデニングの花々が出迎えてくれる。 同院では、田代先生もスタッフも、全員白衣は着用していない。 「患者さんにリラックスしてもらうのが一番大切」という言葉のとおり、木と緑にあふれたクリニックの中は診察室まで、癒やしの空間となっている。 大学病院時代の激務の中で、心身のバランスを崩した経験から、漢方の道に進んだ田代先生。 診療では患者のありのままを受けとめ、患者自身が持つ「治る力」を探る手助けをする。 包容力のある朗らかで優しい人柄と、診療に対する信念が患者に信頼感を与え、治療にも良い影響を与えているのだろう。 今回、漢方内科のことや、クリニックの環境づくりについて、大いに語ってもらった。 (取材日2016年4月27日) 私の家は祖父も父も医師で、親戚にも医師が多い家系でしたから、小さい頃から何となく医師をめざしていました。 祖父は志摩半島の診療所の内科医で、地域の人のために尽力する先生だったんですよ。 父は信州大学出身だったので、私は松本で生まれ育ちました。 祖父の志摩半島の診療所は、父が後を継ぎ今では兄が継いでくれていて、2人のことを感謝とともに尊敬しています。 私は、福島の医科大学に進学して3年生の時、テニスの試合でけがしてしまい、その時に救急で皮膚科の先生が縫ってくれたんです。 その先生がとても優しかったことに加えて、皮膚科は外科処置もできて、糖尿病や膠原病など内科的な診療もあるし、さらに子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、全部を診ることができてとてもいいなと思ったのがきっかけですね。 大学病院での仕事が忙しく、心身のバランスを崩してしまったんです。 プチうつというのかな。 そんな時たまたま、 父から診療所を手伝ってほしいと言われて、2002年に大学病院を辞めて志摩半島へ帰りました。 その後名古屋に出て、自分の進むべき道はなんだろうと考えたところ、大学時代に西洋薬の薬害で亡くなった方がいたことを思い出し、自分はもっと自然な療法で患者さんのお役に立ちたいと思ったのです。 そこで代替療法や統合医療を実際に自分で受けてみたり、療養型病院で非常勤務しながら、漢方の学校に通い始めました。 そうして2009年に瑞穂区で開業し、その後結婚と出産を機に3年前にこのビルに移転しました。 40代で結婚しましたから、30代は恥ずかしながら、自分探しの旅ですね(笑)。 ここは名古屋で一番古い公園が横にあり、毎日鳥の声で目覚めるような自然にあふれた場所なので癒やされます。 全身を診て、オーダーメイドの診療を行うのが漢方内科 もし私が病気になったら、こんな病院に行きたいなあというものを作りました。 いわゆる「病院」の雰囲気にしたくなくて、診察室の机など、故郷の松本市にある家具メーカーのものを置いています。 また、私もスタッフも白衣を着ず、木や緑を多く配置してアロマの香りで患者さんにリラックスしてもらっています。 待合室は「いるだけで癒やされる空間」をテーマに、天井は空の壁紙にしています。 「空」、それから「宇宙」も「そら」と読みますね。 クリニック名には、エネルギーを持っているものをつけたかったんです。 待合室から続くテラスは癒やしの空間。 人間は緑が見えるだけで癒やされるんです。 土曜日には患者さんも参加して、ここで瞑想をしているんですよ。 漢方内科について詳しくお聞かせください。 漢方の良いところは全身を診る、ホリスティックな治療だというところです。 脈、舌、おなかを診て、病気はもちろん、その人の生活や家族など背景まで聞いた上でお薬を出します。 ですから同じ病気でも、人によって薬は違うんですよ。 それから、西洋医学にはない、漢方の一番の特徴は目に見えないエネルギーである全身の「気」の流れを見ること。 また漢方薬は生薬ですから、1つの薬に何種類も成分が入っています。 これは薬をより効かせるためや、なるべく副作用を出さないバランスを考えてのことで、先人の知恵ですね。 西洋薬は、ある成分だけの単剤を薬にしていますから、ダイレクトに効くぶん副作用も強くなる傾向があります。 患者さんには「漢方3割、養生7割」とお話していますが、自分で養生して、生活習慣を変える「自力」が必要です。 そうすることで元気になって、漢方も卒業できるんですよ。 腹診でしょうか。 患者さんにとって、おなかを出すことは究極のリラックス状態になるようです。 こちらが何か言ったわけでもなく、自然にポロポロと涙を流される方もいます。 そうして病気になったきっかけや原因に自然と気づくようですね。 腹診は診断と同時に、患者さんの癒やしでもあると考えています。 もうひとつ、大切にしていることは食事指導です。 現代人の食生活は、かなり乱れていますね。 甘いものの取り過ぎ、お茶やコーヒー、アイスなど冷たいものの取り過ぎ、パンや麺類、乳製品、揚げ物や肉が多く、体に毒がいっぱいたまっています。 それらを減らして、昔ながらの和食で野菜中心の食事に戻すと、排便もよくなり皮膚がきれいになっていきます。 「腸がきれいなら、皮膚もきれい。 」なんですよ。 患者のありのままを受け止める 昔から通っている患者さんが多いのでしょうか? もちろん昔からの方も多いですが、最近は新患も多いですね。 主に市内からいらっしゃいます。 ただ、1人に30分かけて診察していますから、どうしても新患は1日に2人くらいしか診ることがができず、予約まで1ヵ月ほどお待ちいただいています。 男女比は、9割が女性ですね。 お子さんはアトピー性皮膚炎が多く、大人は皮膚病の他に内科系、婦人科系、心療内科系、など多肢にわたります。 甘くておいしい漢方薬もあるので、2〜3歳のお子さんでも飲んでいたりするんですよ。 大人の男性は、まず漢方に対して「本当に効くの?」という気持ちがあるようですね。 やはり女性のほうが漢方に興味がありますし、心地良いものを知っていると言ったらいいでしょうか。 男性にも漢方の良さを知ってもらえたらうれしいですね。

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