アグレッシブな顔つきも特徴的で発売されれば人気になることは間違いないでしょう。 ただ、このサイズのクルマは都市部での駐車環境を考えると選択できる方はそれほど多くはないのが残念。 人気のミニバン「アルファード/ヴェルファイア」との差別化も気になりますが、アル/ヴェルについてはグランエースの発売後、ロイヤルラウンジグレードの廃止等、小変更が行われ差別化が図られるとの情報があるようです。 日本国内ではハイエースも人気がありますし、実用面だけではなく、アル/ヴェルに変わる新たなカスタム素材として従来のミニバンユーザーからの人気も出そうです。 好き嫌いは分かれそうですがテールランプも大型でダイナミックなデザインで存在感は抜群です。 自動車メーカーブースではないにもかかわらず、一般公開日には多くの方の注目を集めていました。 特にセカンドシートはゆったり感と質感の高さがわかりました。 サードシートおよびそのサイドウィンドウの大きさも特筆すべきもの。 セカンドシートに関しては、新幹線でいうとグランクラスを彷彿とさせる仕上がりでしょうか。 旅館やホテルでもアルファードを利用している店舗をよく見かけますが、これからはグランエースに置き換えられるかもしれませんね。 ただし、運転席周りや各種スイッチ類の質感、樹脂部分の質感はそれなりという感じで、このあたり次期アルファード(ヴェルファイアと統合?)が発売されると見劣りする部分ではないかと感じます。 最近トヨタブランドで標準採用化が進む、ディスプレイオーディオ(DA)やコネクティッドの仕様も気になるところです。 8リッターの1GD型クリーンディーゼル(1GD-FTV ですが、エンジンのカットモデルが「豊田自動織機」ブースに展示中です。 プラットフォームやパワートレーンを一新し、新型「ヤリス」として発売されますが、さりげなくレッドとブルーの2台が、青海エリアの商業施設「ヴィーナスフォート」2階に展示されています。 そのためモーターショーのチケットがなくても見ることができます。 場所柄外国の方も多く、ヤリスの写真を撮影されていらっしゃる方も目立ち、PR場所としてはなかなかおもしろい試みと感じましたが、これが一般的には世界初公開なのには驚きです。 ただ、場所が分かりづらいので、メインの青海会場にも展示してほしかったですね。 どうやら現在、トヨタ・アクアにお乗りでサイズもデザインも性能も気に入ったとのことですが、なかなかフルモデルチェンジしないし、最近のクルマはサイズも大きくなり、買い替えの食指が動かなかったのだが、このヤリスのハイブリッド仕様であれば是非買い替えたいとのこと。 ただ、すでに年金生活に入られているということで価格はぜひ「現行アクアよりも安価に!」との要望でした。 普段、性能向上とともに価格がアップするのは当たり前と思っている当方の心には響きました。 生活必需品とも言えるクルマにおいては、良品を安価に提供するというのも自動車メーカーに課せられた使命と言えるのでしょう。 その他USB端子も搭載するなどスマホ全盛時代に適合した作りとなっていました。 なお、日本では残念ながら「電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド」の搭載を断念し、レーダークルーズコントロールも全車速追従タイプではなくなりますが、これもコストアップを懸念しての判断・・・とのことで、新型「ヤリス」に課せられた良品を安価に提供するというコンセプトではやむを得ないものと考えます。 既に公開された欧州仕様では電動パーキングブレーキ仕様もラインナップされているので、日本市場でも将来的に派生モデル(GR/GRMN)などの登場際に搭載される可能性はありそうです。 今回、新型ヤリスにはトヨタ/レクサス陣営では初の「交差点での右左折時の対向直進車、横断歩行者への検知機能」を追加しているほか、コンパクトカーでは採用がなかなか進んでいなかった「ブラインドスポットモニター BSM 」、前向駐車時に有用な「リヤクロストラフィックオートブレーキ」を搭載するなど、今までのトヨタブランドでは考えられない手厚いアップデートが行われています。 交差点での予防安全についてはトヨタのクラウンよりもアルファードよりもこのヤリスが進んでいることになります。 この流れ、ぜひともレクサスブランドにも浸透してほしいところ。 いつまででも「レクサスLSこそが最上」ではなく、レクサスブランドはどの車種も「常に最上・最新の安全装備」、そしてこういった先進装備をフルモデルチェンジまで待つのではなくオンラインアップデートでの機能強化やハードウェアの変更が必要な場合は年次改良・マイナーチェンジで実施する、これこそがブランド力をさらに高めることに繋がるのではないでしょうか。 そのため、新型ヤリスと同様、こちらもモーターショーのチケットがなくても見ることができます。 なお、メガウェブの2階はヴィーナスフォートや近隣のレジャー施設(チームラボ ボーダレスお台場)との通り道でもあり、メガウェブの2階自体が非常に混雑しているので注意が必要です。 新型MIRAIについては、ほぼこのデザインで発売されるようで、実際そのスタイルは現行MIRAIのようにいかにも「特殊な車」という感じはなく、現行カムリを更に上質感を高めた高級セダン的なイメージがあり、新プラットフォームを採用し、駆動方式もFR化。 そして航続可能距離も従来より30%以上伸びるなど完成度を高めています。 価格的には新型クラウンの3. 5Lモデルやすでにモデル末期となって開発がストップしている「レクサスGS」とオーバーラップすることも予想され、普段使いできるFRセダンとして注目せざるを得ません。 2020年のオリンピック時に選手村として活用される東京都中央区に建設が進む「HARUMI FLAG」には4000世帯もの住居が整備されるとともに、エリア内の住居や商業施設、FCバス、FCV水素エネルギーを供給するなど、いよいよ水素社会の実現も近づいています。 既にハイブリッドカーが当たり前になったように、この新型「MIRAI」が普段使いできるFRセダンとして街中を走行しているのを見かけるのはそう遠くなさそうです。 3インチディスプレイを備え、出遅れていたスピードメーターについても全面液晶表示を実現しています。 また非常に斬新なのがセンターコンソールの一等地に非接触型のワイヤレス給電装置の「Qi」が鎮座していること。 従来これらはセンターコンソールの最前列やアームレスト内部の小物入れ等に「隠すもの」でしたが、このモデルでは「魅せる」方向にシフトしたのでしょうか。 これは実用面で賛否分かれそうですが・・・(同乗者に見られたりして?) ただし、MIRAIというネーミングの割には操作系は従来とそれほど変わりありません。 レクサスESで採用されたデジタルアウターミラーの採用も不明ですし、ステアリングやシフト、センターコンソールのスイッチ類もまさにトヨタブランドそのもの、という感じ。 このあたりはテスラ・モデル3などの新型車を見たあとだと(使いやすいかどうかは別として)「未来」という感じはあまりしないのが率直なところで、もう少し冒険しても良かったのではと感じます。 東京モーターショー2019記事一覧は [なまっくす] レクサスを中心としたクルマについてのんびりきままにレポートをしている「のんびりなまけにっき」の管理人。 既存メディアがあまり取り上げないようなマニアックなネタも満載。 (写真撮影協力:WISE CRAFT WORKS) のんびりなまけにっき2 Tagged 投稿ナビゲーション.
次の「クルマを見る」イベントでは無くなってきているのか 東京モーターショー2019では、輸入車メーカーの出展が軒並み減ってしまいました。 今回参加しているのは、メルセデスベンツ、スマート、ルノー、アルピナの4ブランド3社だけで、最も日本人になじみのあるフォルクスワーゲン、フェラーリやランボルギーニなどのショーカーとして有望なメーカーは参加を見送っています。 あわせてトヨタブースでは、新型市販車の展示がなく、コンセプトモデルが数台だけの展示となり、ステージショーが主体になっていて、従来のモーターショーの形が変わってきています。 展示棟のトヨタブースには、モーターショーなのにクルマが少ないです。 変わって未来の街並みが作られています。 1954年に始まった「全日本自動車ショウ」が今日の東京モーターショーの元祖となっていて、当時はモータリゼーションを広く普及させ、クルマの見本市としての機能が求められていました。 日本の自動車文化がしっかりと根付き、昭和の終わりから平成の初めにかけて、東京モーターショーには100万人を超える来場者が、クルマを見るために集まりました。 2007年の第40回東京モーターショーまでは、来場者数100万人を超えていましたが、2009年の第41回からは60万人台から90万人台の来場者にとどまります。 ワールドプレミア、ジャパンプレミアの車両が減り、出展メーカーも減少していき、見本市としての東京モーターショーの機能は終焉を迎えたようです。 日本国内では、自動車ディーラーの店舗は多く、国道沿いには多数のメーカーが販売店を構えています。 わざわざ入場料を払ってクルマを見に行かなくとも、ディーラーに行けばタダで見ることができる世の中になって、ショービジネスとしてのモーターショーの在り方が問われているのでしょう。 チケットが無いと入れない有料エリアは、東京ビッグサイトの展示棟に限られており、会場の一部となっているメガウェブには、無料で入ることができます。 トヨタの市販化が見込まれる新型車は、このメガウェブと隣の商業施設ビーナスフォートに展示されていて、ビーナスフォートにはヴィッツの後継車「ヤリス」が、メガウェブには水素自動車「ミライ」の次期型のコンセプトモデルがあり、無料で見ることができます。 展示棟の中に置かれていた新型車を無料エリアに配置し、有料エリアのトヨタブースにはヒューマンコネクティッドを主題にした、一つのモビリティ社会の縮図を描き出しています。 ビーナスフォート内に展示してある新型車ヤリス、しっかりと説明員もついていました。 ヒューマノイドロボットがジャンケンをしてくれたり、チェックポイントを回って貯めたポイントを使ってトヨタコンビニでお買い物ができたり、ステージでは音と光とAIやロボットが融合したショーが展開されたりと、エンターテインメントショーの様相を呈しているトヨタブースが、今後のモーターショーのショービジネスとしての形を提案しているのでしょう。 メガウェブの2Fには、月面探査機の横にMIRAIがあります。 今回のモーターショーの青海展示棟には、職業体験テーマパークのキッザニアが多くのエリアを占めており、子供同伴の家族で、体験をして楽しめる要素が増えています。 各メーカーのブースも、単にクルマを見せるよりも、来場者が展示をどう「観る」のかを考えて、アニメーションやキャラクターを多く使用していました。 今回の目玉でもあるキッザニアは、大きな占有面積で、体験するショーを具現化した形です。 単にクルマを見るだけではショービジネスとして機能しない時代が到来しており、観て楽しむ、感動する、演劇やコンサート・スポーツ観戦のようなショーのカタチを取っていかなければ、来場者は増えていきません。 参加メーカーや初公開の車両が減っていく中で、ワールドスタンダートなモーターショーの形式は、東京モーターショーには合わなくなってきたのかもしれません。 よりローカルに独自色を出して、単なる見本市ではない、来場者が能動的に楽しむ空間を提供することが、東京モーターショーの新しいカタチとして根付いていくのではないでしょうか。 (文:佐々木 亘) by カテゴリー : , , , タグ : ,.
次の世の中は、知らず知らずスマートに、便利になりました。 でも、トヨタが目指すのは、ただ便利な世界ではありません。 もっと人を真ん中にして、つながることで、 街を、未来を、楽しくすること。 自分の好きなことが、好きなときに、好きなところでできる。 自分の「好き」 が、今までよりも、もっと自由になっていく。 それって、ちょっとワクワクしませんか。 トヨタは、モビリティで、人と「好き」をつないでいきます。 スマートなだけじゃない、もっと楽しい未来をつくるために。 どんな街や暮らしが、これからやってくるのか。 一足先に、体験してみませんか? 遊び方は、あなた次第。 さあ、一緒に未来を楽しみましょう。 PLAY THE FUTURE. 月面探査車 げつめんたんさしゃのプログラミングをするエンジニアの 仕事 しごと 月の 資源 しげんを探しに行く 月面探査車 げつめんたんさしゃの 自動運転 じどううんてんのプログラミング 体験 たいけんをします。 月面探査車 げつめんたんさしゃは、2029年の 打 うち上げを 目指 めざし、JAXAとトヨタがタッグを組み 開発 かいはつしています。 協力:ロボットトイ「toio(トイオ)」 (ソニー・インタラクティブエンタテインメント).
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