来生 先生 おじゃる 丸。 おじゃる丸の登場人物一覧

#恋はつづくよどこまでも #天堂浬 みんなの目覚め

来生 先生 おじゃる 丸

「ーー先生、来生先生!」 いつもの冷静さを欠いた酒井さんの声に、目が覚めた。 夜中のオンコール対応をした後、医局のソファーに少しだけのつもりで横になって、そのままうたた寝をしてしまっていたらしい。 「っ、ごめん、ちょっと寝入ってた、どうした、誰か急変?」 慌てて身体を起こして、入り口に佇む彼女に返事をする。 違うんです、と震える声。 「佐倉さんが、たった今目を覚ましたって、ナースステーションに連絡があって、」 「え、佐倉ちゃんが?」 朝日が昇ったとはいえ、まだ夜勤シフトの時間帯。 担当だった彼女が直接電話を受けたようだ。 もう一人の夜勤担当である沼津に、俺と一緒に様子を見てくるよう指示を受けたのだと涙まじりに説明をくれる。 動揺が止まらないらしい彼女を「ともかく行ってみよう」と促して救急センターに向かった。 気が急いて、二人とも駆け足気味になってしまったのは許して欲しい。 ガラス張りの集中治療室の前には、腕を組んで俯く同期の姿があった。 「天堂!佐倉ちゃんは?」 はっと顔をあげた天堂の目と鼻の頭は真っ赤で、まぶたが腫れている。 「…大丈夫か?…いや、大丈夫になったんだな?」 きっとこれは、安堵の涙なのだろう。 「…ああ、さっき目を覚まして、今、診察を受けてる」 そこまで言い切ったところで、またハラハラと涙を流し始めた。 「っ、悪い…」 白衣の袖で乱暴に擦ろうとするから 「大丈夫だ、よかった…本当によかった」 と俺より少しだけ低いところにある肩をさすってやった。 こいつのこんな表情を見るのは、一体いつ以来だろう? なおも涙が止まらない天堂につられて酒井さんも静かに泣いている。 申し訳ないけれど、そちらまで肩を抱くことは出来なさそうだ。 空いている方の腕に、天堂がしがみついてきたから。 ……ああ。 お前も随分と遠いところから帰ってきたんだな。 おかえり。 おかえり、天堂。 「診察終わりましたよ」 病室の扉がそっと開き、中から担当医が出てきた。 「容態は?」 吐く息が言葉にならない天堂にかわって訊ねる。 「記憶はハッキリしていますし、今のところ目立った障害はなさそうですが、念のため午前中のうちに一通り検査をさせてもらいます。 今後のことは、それから。 いずれにしても、しばらく入院してもらうことにはなりますが」 「…よろしくお願いします」 三人で頭を下げると、担当医はニコリと笑って去っていった。 飛び込むように入っていった天堂に続いて、病室の中へ。 「佐倉さん…?」 「佐倉ちゃん、大丈夫?」 ベッドのそばに置いてある丸椅子に腰かけた天堂の後ろから、彼女の顔を覗き込んだ。 頬の大きな絆創膏は気になるが、顔色は思ったより悪くない。 「わあ、酒井さん。 来生先生も。 こんな朝早くにわざわざありがとうございます」 声は少し小さいけれど明瞭で、ニコニコと笑う表情はすっかりいつもの佐倉ちゃんだった。 「良かった。 三日間意識がなかったんだよ」 「…ほんとに、心配した…」 また酒井さんが涙を流す。 「はい、今救急の先生からもお聞きしました。 すいません、またご迷惑をおかけして」 「いやいや、佐倉ちゃんのおかげで他の人はみんな無事だったんだから」 「佐倉さん、ほんとに頑張ったね…」 「…復帰にはもうしばらくかかりそうで、申し訳ないです」 かすかに頭を下げようとする彼女の頬に触れて「良いから、動くな」とだけ天堂は言った。 もう片方の手は、佐倉ちゃんの小さな手をしっかり握っている。 もう、俺達の前でその溢れる想いを隠す気はないらしい。 いや、無意識なのかな。 「こっちのことはみんなでフォローするから、佐倉ちゃんは心配しないで、ゆっくり休むんだよ」 「はい、ありがとうございます。 一日も早く戻れるように頑張りますね」 「あ、入院に必要なものとか、揃ってるかな?私、夜勤明けに用意してこようか?」 「いや、うちの姉貴が色々と後で持ってくるはずだ。 安心しろ」 佐倉ちゃんの頬をくすぐり続ける天堂の手は、優しい。 「えへへ。 皆さん、何から何まですいません…」 「ともかく、困ったことがあったら何でも言ってね。 いや、困ったことじゃなくても、何でも。 どんな些細なことでもさ」 「はい」と素直に答える彼女の笑顔は、朝日を浴びて輝いて見えた。 あまり長居すると佐倉ちゃんが疲れるだろうからと、病室を引き上げることにする。 「あ、来生先生、ごめんなさい、早速お願いごとがありまして…」 「ん?何?何でもどうぞ?」 振り返ると、佐倉ちゃんが少しだけ申し訳なさそうな顔をしている。 「あの、この人…天堂先生を少し寝かせてもらって良いですか、ずっとここにいて、横になってないみたいなので…」 「は?何言ってんだ、お前」 もう二度と離さないと言わんばかりに、天堂は繋いだ手に力を入れる。 「だめですよぉ。 さっき救急の先生に聞きましたよ。 私が手術を受けた日から仕事中以外はずっと不眠不休でついててくれてたって。 私はもう大丈夫ですから。 先生も休んでください」 「確かに、天堂、もうずっと寝てないしろくに食ってないんだよな。 いくらお前でも、そろそろ限界だ。 一旦戻ろうか」 そっと肩に手を置いて促す。 「…バカ、俺は今日は非番だ。 何してたって良いだろ」 「…天堂先生。 離れがたいのは分かりますけど、」 酒井さんも恐る恐る説得に乗り出した。 「せんせ?どうせ私、午前中いっぱい検査ですから、ね?先生が倒れちゃったら、困る人がたくさんいます」 微笑みをたたえた彼女が、己の頬を撫でる武骨な指を小さな手で掴んで、ギュッと握りしめた。 「だったら、せめて、検査が始まるまで…」 「お願いです。 このままだと私、先生のことが心配で検査に集中できませんから、ね?」 どこまでも周りを気遣う彼女らしい言葉選びだ。 「…普通は、そばにいて欲しいと思うものじゃないのか」 「んふふ。 せんせ、私も医療者の端くれですよ。 しかも先生の育ててくださった看護師です。 先生の体調が良くないことくらい、すぐに分かっちゃいますよ」 腫れぼったくなった天堂のまぶたに触れて「先生には明日からまたたくさんの人を救ってもらわなきゃ」と笑う佐倉ちゃんは、やっぱり眩しい。 それでもと駄々をこねる天堂を丸椅子から引き剥がして、医局に送り、帰宅の途につくのを見届けていると、日勤メンバーが続々と出勤してきた。 私服に着替えた天堂を見て、みんな「もしかして?」という顔をしている。 今朝の申し送りは、明るいものになりそうだ。 大部屋が空いてなくて個室に入った、と荷物を運んできた流子さんがナースステーションに立ち寄って教えてくれた。 検査結果も程なく揃うことだろう。 循環器内科の中に、またほっと緩やかな空気が流れた。 佐倉ちゃんの存在が、俺達にとってどれだけ大きいものなのか、改めて感じる。 さて、俺も頑張らなくてはと、根岸主任と一緒にパソコンを眺めて打ち合わせ。 と、聞き覚えのある靴音と忙しない足音がふたつ。 「悪い、みんな、ちょっとだけ手をとめてくれ」 顔を上げると今朝とは違う私服姿の天堂が立っていた。 傍らには、見慣れない壮年の男女が。 患者さんの家族ではなさそうだ。 「佐倉のご両親だ。 病室に行く前に、みんなに挨拶をしたいと寄ってくださった」 「はじめまして、佐倉の父です。 このたびは、またまた娘がご迷惑をおかけしまして…」 「母ですぅ。 ほんとうに落ち着きのない娘で申し訳ありません。 これ、よろしければ皆さんで召し上がってください」 独特のイントネーションは佐倉ちゃんの故郷のものなのだろう。 なるほど、優しそうで温かそうなご両親だ。 「まあ、はじめまして、申し訳ありません。 主任の根岸です」 「遠いところをわざわざお気遣いありがとうございます」 「佐倉さん、ほんとに無事でよかったですぅ」 メンバーがわらわらと寄ってきてお二人を囲む。 お土産はかるかんとかすたどん、というものらしい。 地元の銘菓なのだろうか。 「お前、ご両親と連絡取ってたのか?」 少し離れたところで様子を眺める天堂は、結局ろくに眠っていないのだろう。 いつも病院では使わない眼鏡をかけている。 「意識が戻らないかもしれないと言われていたからな。 お二人の上京までに目を覚ましてくれて良かった」 「…ていうか、ご両親の連絡先知ってたのか」 「鹿児島に行った時、今後何かあった時のためにと教えてくれた。 まさかこんなに早く必要になるとは思わなかったが」 「もしかして、空港まで迎えに行ったのか?お前が?」 「ああ。 東京には不慣れだと言うし、俺も家にいたってどうせ落ち着かないからな」 あの天堂が、と俄かには信じ難かった。 誰かにこんなに心を開いて、素直になついて、世話を焼こうとしている。 佐倉ちゃんのご両親を見つめる天堂の目は、優しい。 きっとこいつは、お二人のことも大好きになったに違いない。 勇者は、家族の力をも使って、魔王の凍った心をすっかり溶かしたようだ。 心を覆い尽くして、触れようとする者皆を遍く冷たく刺していた氷のトゲは、もしかしたら今朝の涙に変わってしまったんだろうか。 「さて、お義父さん、お義母さん、そろそろ病室に案内します」 いつまでも話が途切れないことに痺れを切らして、天堂が声をかけた。 「ああ、すいません、よろしくお願いします」 「皆さん、今後とも七瀬をよろしくお願いしますぅ」 丁寧に頭を下げるご両親を皆で見送った。 先導する天堂は、お二人と肩を並べて歩いていても自然だ。 何だかもう、すっかり、あれだな。 「ていうか魔王、今、おとうさん、おかあさん、って呼んでた?!」 「呼んでた呼んでた!そんなに仲良くなったん?」 「え、もう婿気取り?あの魔王が?!」 ちょっとしたことにすぐ気づく看護師のみんながぎゃあぎゃあと声をあげている。 もうすっかり家族みたいなもんなんだな。 新しい出会いの中で、新しい絆を結んで。 新しい特別な関係を築くのは、誰にとってもそう容易いことではない。 ましてや、天堂にとっては尚更。 太陽のようなエネルギーを注ぎ続けてくれた勇者のおかげで、魔王は無事に人の子に戻れそうだ。 良かった。 本当に良かった。 おかえり、天堂。

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恋はつづくよどこまでも あらすじ・出演者・キャスト TBS系列

来生 先生 おじゃる 丸

目次 Contents• 生と死がすぐそばにある医療の現場で 一生懸命に働きながら、仕事だけでなく恋愛に対しても 純粋で常にまっすぐ! そんな勇敢なキャラクターを元気いっぱいに演じます。 そして、七瀬が一目ぼれをした 超ドSなドクター・天堂浬を演じるのは佐藤健。 容姿も仕事の腕もピカイチで 周りの誰からも一目置かれるエリート医師。 患者に対しては真摯に向き合いますが、 完璧主義者で仕事ぶりは冷徹なまでに完璧。 さらにストイックであり周囲から 「魔王」と恐れられている存在です。 原作は、小学館「プチコミック」で 掲載されていた円城寺マキによる同名漫画です。 ある運命の出会いによって天堂浬に恋をし、 彼を追いかけて晴れてナースとなります。 天堂に一人前の看護師として早く認められたいという気持ちと 天堂の医師としての真摯な姿と 人間としてのまっすぐな姿勢に、 異性としてより一層惹かれていきます。 通称「魔王」。 同僚に対して過度に攻撃的で、 一部の仕事ができるナース以外、人間扱いをしません。 極度の甘党で一番の好物はクリームパン。 唯一天堂のことをいじれる存在です。 「優男」を武器に立ち回ります。 循環器内科ナースステーションのムードメーカー。 結婚間近ということもあり、 恋愛に関して上から目線のアドバイスをしますが、 七瀬にとっては頼りになる兄貴分。 小児科のナースを目指していますが、血を見るのが苦手。 流子と知り合い、その美貌に恋に落ちてしまいます。 来生のことが大好きです。 女性としてスイッチが入ると、急にしおらしくなります。 大学の看護学科出身で新人ながら優秀。 七瀬をライバル視します。 看護方針は七瀬と正反対で、 患者との関わり方は必要最低限でドライで七瀬と揉めることも。 七瀬とは同級生ですが精神年齢が高く、達観しています。 天真爛漫で大の酒好き。 ノリは若干古いですが、見た目は派手なイイ女。 実は浬の姉でした。 七瀬と天堂の恋模様に大きく関わっていきます。 ベテランで天堂が心を許し認めている数少ないナース。 良かれと思って気を回したことが 「おせっかいオバサン」と化すこともあり、 周囲から「ちょっと天然」と思われているフシ有り。 頭脳明晰、容姿端麗、毒舌。 天堂が研修医時代に指導、 天堂の過去についても知っているようです。 天真爛漫でいつも周りを笑わせる「太陽」のような女性。 少し不器用な天堂にとって良き理解者であり元恋人。 8年前に拡張型心筋症で亡くなった。 それ故、天堂が「魔王」と呼ばれるまでに ストイックにななったのだった。 実はみのりの双子の妹で 心臓外科医。 天堂の先輩医師で、指導医でもあります。 いつも陽気で後輩たちの面倒見もいいのですが、 掴みどころがありません。 抜けているようでいて、 実は人間関係やそれぞれの悩みをそっと見守っている良き上司。 第3回より。 第4回でストーカーとなる。 この度結婚する。 看護師として働く茉莉子を支え、弟たちの面倒も見ています。 eスポーツでプロを目指していますが、 不整脈が見つかり入院してきます。 七瀬を好きになる。 第8回にも登場。 第8回にも登場。 発作性上室性頻拍もあり。 妻と旅行をするためにアブレーションを希望する。 好奇心旺盛で憎めない。 一言多いが妹のことを大事に思っている。 さらにドS> (引用元:公式サイトより) 【あらすじ】 修学旅行で東京観光をしていた高校生の佐倉七瀬は、 初老の女性が目の前で意識を失い倒れるところに遭遇します。 慌てふためく七瀬でしたが、 偶然通りかかった医師・天堂浬が介抱したことで 女性は意識を取り戻したのでした。 スピーディに対処する天堂の姿に 一目ぼれした七瀬は、 彼に会いたい一心で看護師を目指すことを決意します。 晴れて看護師になった七瀬は、 憧れの天堂が務める 日浦総合病院に勤めることになりました。 再会早々、天堂に愛の告白をしますが、 5年前のことを微塵も覚えていない天堂に こっぴどく振られたあげく、 厳しい言葉で罵られてしまいます。 落ち込む七瀬は、 同じく新人看護師の仁志琉星、 酒井結華、菅野海砂と共に、 各科を研修で回ることになりました。 七瀬は天堂が所属する 循環器内科で研修をすることになりますが、 天堂に早く看護師として 認められたい気持ちが空回りし、 ミスを連発して叱責されてしまいます。 天堂から看護師は向いていないと言われ 気落ちしていた七瀬は、 何度も入退院を繰り返す 小児科の患者・杏里に出会うのでした。 杏里の優しい言葉に 看護師としてのやる気を取り戻した七瀬は、 急な不整脈で入院してきた 神田の看護を担当することになります……。 (引用元:公式サイトより) 【第1回感想】 お露ちゃーん、じゃなかった。 七瀬頑張れ!! 妄想と思い込みが強いところは お露を連想させます。 「昭和」じゃなくて「江戸」が入ってる? おドジだけど(よく受かったな・・) どこまでも前向きな七瀬。 美人過ぎないところがまたいいですね。 普通の女子で。 あと、他の新人看護師たちの模様も描かれていて ちょっとズレていたり、しっかりしていたり、 非の打ちどころがなかったりとそれぞれ。 まずまずの初回でした。 【第1回その他の出演者】 しのへけいこ・髙橋弾・伊藤駿太・田中絆菜 蓑輪裕太・雲母翔太・南雲潤平・落井実結子 【第2回あらすじ】 5年振りに再会した天堂浬が、 偶然にも隣の部屋に住んでいることが分かり、 有頂天となる佐倉七瀬でした。 けれどもその直後、 謎の美女・流子と一緒に住んでいると知り、 七瀬は落胆します。 さらには、なんと流子から強引に 2人の「愛の巣」?に招かれることに…!? 初めて、天堂のプライベートな姿を垣間見て 淡い妄想を膨らませる七瀬でしたが、 天堂からは 「うちの科にくるなら手加減しない」 と一喝されます。 そんな中、循環器内科に 正式配属された七瀬は、天堂の下に付くことになりました。 天堂に一人前の看護師として 認められたい七瀬でしたが、 相変わらずミスを連発し、 罵声を浴びせられていたのでした。 一方、急な不整脈で 入院中の家電量販店の従業員である 神田光喜の緊急オペが決まります。 そんなオペの不安からか、神田は食欲不振に…。 神田に対し、天堂は投薬療法を見直し、 食欲増進を図ろうとします。 七瀬は院内で開催するスペシャルイベントに 神田を誘うことを思いつくのでした。 七瀬の優しい気遣いに、 食欲と前向きな気持ちを持ちなおした神田は、 退院後に七瀬へオススメの炊飯器を提案することを約束します。 笑顔を取り戻した神田の表情に 安心する七瀬でしたが、 オペの前に神田の容態が再び急変してしまいます。 (引用元:公式サイトより) 【第2回の感想】 相変らずミスを連発してしまう七瀬。 「前向き」と患者さんに対して 真摯に深く接することだけが取り柄のようです。 そんな七瀬とは真逆の結華。 二人はお互いを補う良いコンビになりそうですが、 まだ先のことかな?? 七瀬にとっては本格的な初の担当となった神田さん。 七瀬とそんなに年齢が変わらない若者でした。 食欲不振で、容態も急変真の なにかと不安な様子でしたが、 不器用な柄も必死に頑張っている七瀬を見て 明るさを取り戻し前向きになります。 が・・・・、再び容態が悪くなり、 そのまま永眠してしまいました。 突然の別れ。 つい先日まで若者らしく語っていたのに。 優しく穏やかな笑みを浮かべながら。 自信をすっかりなくし、 食事さえもろくにとらず、七瀬は倒れてしまいます。 そんな七瀬を介抱し、 それでも、前を向くように促す浬。 七瀬を襲った初の試練。 恋も試練もまだまだ始まったばかり。 七瀬は真の「勇者」になれるのでしょうか? 本格的な医療ドラマではないですが、 真摯に仕事に恋に自分に向き合う 七瀬の気持ちが手に取る様にわかりやすく伝わって なかなか面白いです。 【第2回その他の出演者】 伊藤駿太・田中絆菜・南雲潤平・落井実結子 【第3回あらすじ】 佐倉七瀬が倒れたと聞き 心配でお見舞いにきた来生晃一と、 七瀬の部屋に忘れた鞄を取りに来た天堂浬が鉢合わせ、 その状況に七瀬は動揺を隠せずにいました。 来生は自分が七瀬を看病するから 天堂には帰っていいと促すも、 それは来生の「シュークリーム作戦」なのでした。 作戦は成功し、なんと七瀬は 部屋で天堂と一晩2人 になります。 けれども翌日、目が覚めると天堂の姿はなく、 病院ではいつも通り天堂に厳しく 指導される日々でした。 けれども天堂を意識してか、 針を得意としていた七瀬は、 入院患者の巣鴨をはじめ、 立て続けに注射の針刺しに失敗してしまいます。 患者からの目も同僚からの目も厳しくなる中、 天堂には研修医時代を 一緒に過ごした恋人がいたという過去を知ってしまいます。 複雑な思いを隠しきれない七瀬ですが、 一人前の看護師として認めてもらうため、 注射の練習を始めると、 来生が腕を貸し練習台になってくれるのでした。 同じく研修医時代に仲が良かった来生から、 当時の様子を聞いた七瀬は…。 一方、仁志琉星は 映画館で出会って 一目ぼれした流子と院内で再会しました。 実は仁志の上司である結城沙世子とは 犬猿の仲だったことが発覚!? 仁志の恋の行方に早くも暗雲が立ち込めるのでした (引用元:公式サイトより) 【第3回の感想】 須鴨さんは無事に退院していきました。 お互いに相手を思いやる夫婦でしたが、 夫は長期入院でなかなか退院のめどがたたず、 妻の事を思うと、 そして出口が見えない自分の先々の事を思うと いらだちが募り、 最も傷つけてはいけない人を傷つけてしまいます。 そしてそれは自分自身に跳ね返ってきます。 が、雨降って地固まる・・。 無事に退院できて、夫婦の絆は強まりました。 二人で乗り越えた試練・・。 それは七瀬にとっても力になります。 ようやく「魔王」にその存在を認められ、 晴れて正式(?)に「天堂担」になった七瀬です。 しかーし、これからはビシバシと本気で鍛えられるので、 その過酷さに七瀬は耐えられるのでしょうか? そして、見事に「魔王」を笑顔にすることは いつのことになるのでしょうか? 本格的な医療ドラマではないですが、 医療従事者にとってシンプルだけれども 大切な事がこのドラマには 描かれていると思います。 若い人にこそもっと見て欲しいな・・と思います。 【第4回あらすじ】 循環器内科の仕事にも慣れてきた佐倉七瀬が 患者の退院を見送った矢先、 心不全の患者である鶴岡恵子が緊急搬送されてきました。 馴れない緊急対応に成す術なく 落ち込む七瀬でしたが、 デスク業務に戻るとそこには七瀬を労うメモがありました。 皆に優しい来生晃一からのメモだと思っていた七瀬でしたが、 来生は自分が書いたメモではないというのでした。 けれども、自宅のポストにまでメモが残されていることから、 天堂浬の姉でマンションの管理人も務める流子は ストーカーの仕業ではないかと指摘します。 流子が七瀬の身を案ずる一方で、 七瀬を心配するそぶりをまったく見せない天堂。 そんな天堂の姿に、 来生は七瀬のボディガードを買って出ます……。 一方、心不全で入院中の恵子の手術が決まります。 けれども恵子は手術は受けたくないと拒否し、 そんな恵子の態度に戸惑う七瀬は その理由を探り始めます。 そして七瀬は、恵子と心を通わせ、 ある望みを託されるのでしたが…。 (引用元:公式サイトより) 【第4回の感想】 冷たくかつそっけなく突き放すセリフと態度からの 易しく抱擁しながらのキス。 流子と仁志くんも何やら進展しそう?? そして優等生の結華は来生先生が気になる模様。 立春がきて春の兆しが・・・。 それにしても七瀬、あか抜けてきた?? 回を重ねるごとに可愛くなっていくのかな? 次回は後退しそうですが・・・。 【第4回その他の出演者】 潟山セイキ・石川啓太・佐藤太助・伊住聰志 もろいくや・橋本恵一郎・半田浩平・園田裕樹 高松克弥 【第5回あらすじ】 佐倉七瀬のストーカー・元入院患者の田沢伸と 天堂浬がもみ合いになり、 ケガを負った七瀬は救急車で搬送されました。 意識が朦朧とする七瀬は、 「先生とデートしたり、キスしたりしたかった…」 と胸の内を告白をし、意識を失います。 そんな七瀬に必死に声をかけ続けた天堂は、 「乗り切ったら、願いを何でも叶えてやる」 と約束し、「彼氏になってやる」と告げるのでした。 公私混同したくないという天堂に 交際の事実を周囲に明かさないように 口留めされたのですが、 5年越しの片想いが実り舞い上がる七瀬は…。 一方、循環器内科の主任ナースである 根岸茉莉子の長男・真司が 不整脈治療のため、入院してきます。 年齢も近い七瀬は、真司の不安を軽減できたらと 自らアブレーション治療の介助に加わりたいと 名乗り出ますが、七瀬の未熟さを知る茉莉子は 息子を思うあまり、天堂に対して 七瀬を介助メンバーから外してほしいと告げるのでした。 (引用元:公式サイトより) 【第5回の感想】 主任看護師の根岸茉莉子の願いは 当然の判断でしょう。 そこに親であることも加味されれば、 尚更です。 七瀬が付くのは「ありえない」事でしょう。 それは結果としてまだ七瀬が未熟であるが故の事。 だから、七瀬は認めてもらうように頑張るしかないのです。 「勇者」の名に懸けて!! でも、いきなりよく確認もせずに 天堂に食って掛かってはいけません。 それも若さゆえの未熟さからですが、 一人前と大人になる階段を確実に上っている七瀬。 髪型やメイクもきちんとなってきましたね。 内面が外見にも表れているようです。 天堂はN(ななせ)で七瀬はK(かいり)) バレンタインの「チョココロネ」で 更にきゅんきゅんしてしまいました。 そして物語ラストまじかでの、 まさかの天堂からの公での「恋人」宣言。 しかーし、来週からはいよいよライバル登場?? しかも亡くなった天堂のかけがえのない人と 瓜二つの女性。 頭脳も瓜二つで性格はどうやら真逆の様ですが? どうする?七瀬!! ま、蓮佛さんが回想シーンだけのキャスティングなんて 豪華すぎるし、勿体ないと思っていました!! 障害多き恋なのは仁志君も一緒。 恋に仕事に新人ナースたちの試練はまだまだ続きます。 【第5回その他の出演者】 福田愛依・吉開一生・道仙拓真・川添永津子 山川俊司・宮内J・石井はじめ・箕輪裕太 【第6回あらすじ】 循環器内科のナースステーションで、 佐倉七瀬の予定をあけてほしいと頼んだ天堂浬は、 理由を尋ねられると 「一緒にメシ食います」「俺の彼女だから」と公言します。 その言葉に七瀬や来生晃一、同僚たちも驚き、歓喜に沸きます。 けれども、そこへ現れたのは、 天堂の亡くなった恋人、若林みのりに瓜二つの、 若林みおりでした。 天堂と来生は、突然現れたみのりにそっくりな、 みおりに言葉を失ってしまいます。 そんな中、天堂が七瀬と合わせた休暇の日に、 急遽天堂へ大阪でのセミナーの登壇依頼が来てしまいます。 さらに、そのセミナーには、みおりも参加すると聞き、 2人の動向が気になる七瀬は天堂のあとをつけ、 大阪へついていくことを思いつのですが、果たして。 一方、循環器内科では酒井結華が 患者・和田の対応に追われていました。 元看護師である和田に厳しい自分の母を重ね、 苦手意識を感じる結華でしたが、 突然、和田の容態が急変してしまうのでした。 (引用元:公式サイトより) 【第6回の感想】 天堂先生を尾行する七瀬が まるで昭和のサスペンス劇場でした! ここまで「昭和」が似合う若い女優さんはいませんね。 でも、そんなところも良いのです。 綺麗でイマドキでスタイリッシュだったなら ここまで応援はできないでしょう・・。 そして強力なライバルが満を期して登場します。 天堂先生のかつての恋人の妹で 容姿も頭脳もキャリアもそっくりな人・・。 七瀬、ピーンチ!! そりゃあ自信喪失になりますね。 素は普通の女子ですから・・。 でも、モテキ到来!! 来生先生からのまさかの告白・・・。 どうする七瀬? でも、七瀬はきっと初心貫徹するでしょう。 「歩」でも「岩石」でも「坊主」でもいいじゃん。 そして来週は更にライバルが?? 七瀬、一気にモテまくり?? 結華もエピソードもあって、 仁志君の恋も少し前進・・かな? まだまだ頑張れ!新人ナースたち!! 【第6回その他の出演者】 三島ゆたか・しのへけい子・諸橋玲子 ヤマト・向衣琴・池浪玄八 佐藤まんごろう・武田幸三・堀丞 【第7回あらすじ】 天堂浬の元恋人の妹である若林みおりが 天堂に告白したことで、 自分が天堂に釣り合うのかと不安な気持ちになった七瀬。 みおりの告白を目撃し、 不安な胸中を天堂や流子に打ち明けるのでした。 そんな七瀬の気持ちをくみ取った流子は、 天堂との遊園地デートを提案します。 七瀬は初めてのデートに心浮かれますが、 追い打ちをかけるようにみおりから宣戦布告をされます。 一方、日浦総合病院には、 七瀬とひょんな出会い方をした上条周志が、 VIP待遇で特別室に入院してきます。 七瀬の純粋な姿に好感を抱いた上条は、 七瀬を専属で看病するように指名するのでした。 さらに、天堂が七瀬の彼氏だと知ると、 まるで天堂を挑発するかのような行動を次々と起こします。 冷たくて甘くてふわふわしていて・・・。 二人のやりとりは、 甘く溶けていくような感じなのでした。 一見、とってもクールなんですけどね、天堂は。 高所恐怖症であり、 ついにダウンしてしまった「魔王」。 七瀬にとってはこれまで見せることのなかった 天堂の弱った姿・・。 改めて支えになろうと誓った事でしょう。 でも、大きな試練が二人の前に立ちはだかります。 いよいよ七瀬に本気になりそうな上条。 どう接していいか根本な所がわからない上条は とある作戦に出てしまいます・・。 天堂を挑発するように わざと七瀬の人格を傷つける言動を、 天堂に言い放ちます。 その時、二人の間に一体何があったのでしょう。 上条はそこで・・・ 七瀬と天堂を離すことを決めてしまったのでしょう。 でもそこはプライベートと医療従事者。 医者として天堂は上条の事は気にかかるのです。 ましてかつての恋人を失ってしまったのですから。 そうした天堂の事を深く理解した七瀬はきっと・・。 次回はツライ別れがあるのかな・・・? 結華も頑張れ~!! 【第7回その他の出演者】 藤野結衣・三嶋ひな 【第8回あらすじ】 佐倉七瀬に好意を持つ入院患者の上条周志は、 天堂浬から暴力と精神的苦痛を受けたとして、 訴えを起こしたのでした。 上条の容態を見られなくなったことが 気がかりな天堂は、 代わりに七瀬にその想いを託します。 循環器内科では七瀬だけではなく看護師たち皆で、 上条の看病と精神的な支えになれるように 協力し合うことを決意します。 そうした中、入院中の杏里のオペが可能となり、 心臓外科と循環器内科で 合同チームが発足されることになりました。 けれども、上条から訴えられてしまった天堂は、 表立ったオペに参加することが 厳しくなってしまいました。 七瀬は上条をなんとか 説得しようと試みますが、 条件を出されてしまいます。 考え抜いた七瀬は、 誰にも何も告げずにある行動に出るのでした。 (引用元:公式サイトより) 【第8回の感想】 七瀬と天堂の関係に嫉妬した上条は、 更なる嫌がらせとして、天堂を訴えます。 天堂は上条の担当から外され、 更に、杏里の担当までも圧力がかかり、 外されてしまったのです。 自分の担当の患者を診れないことは、 かなり辛く、 そばにいた七瀬は、 その天堂の辛さがまるで自分の事の様に 伝わっていたのでした、 そして「勇者」としての出番です。 自分が身を引くことで、 天堂への訴訟を取り下げてもらい、 担当看護師としても、まっとうし、 上条に今後のリハビリプランなどを作成し、 置手紙とともに、 添えたのでした。 こうして故郷に帰り、 小さな診療所で働きだすのです。 何もかも解決。 自分の気持ち以外は・・。 で・・で・電話がなり、 「流子さん」の電話からの 天堂の声。 ウソの報告をする七瀬。 明るい口調ですが震えています。 電話越しに「そうか」と頷く天堂の声。 でも、でも、天堂はいたのです。 ふわっと七瀬をつつみこむ天堂が。 ぬくもいがあってふんわりとしたラストシーンでした。 結華もついに自分の気持ちを告白。 仁志君もどうなる?? 【第8回その他の出演者】 園田裕樹・橋本恵一郎・岸本卓也 しゅんしゅんクリニックP 向衣琴・田中絆菜・南雲潤平 落井実結子 【第9回あらすじ】 鹿児島の小さな診療所で、 看護師として新たな生活を始めていた 佐倉七瀬を迎えに来た天堂浬。 ひょんなことから、 家族に天堂を紹介することになりましたが、 結婚の挨拶だと舞い上がる佐倉家をよそに、 「先生に好きって言ってもらったことがない」 と気づいた七瀬は不安な気持ちになってしまいます。 そうした中、七瀬は、 診療所の院長を務める中沢の 医師としての志に心動かされ、 天堂と共に東京へ戻り、 患者の命と真摯に向き合う決意を 新たにするのでした。 日浦総合病院の副院長である 小石川六郎の計らいもあり、 循環器内科に復職することができた七瀬。 再び看護師として奮闘しながらも、 なかなか気持ちを伝えてくれない天堂に不安を覚え、 どうにかして誘惑しようと躍起になります。 そんな矢先、七瀬と天堂は、 歩行者を巻き込んだ 交通事故の現場に遭遇してしまいます。 (引用元:公式サイトより) 【第9回感想】 魔王が泣いた・・・。 そしてついに「好きだ」と告白!! 動揺する魔王・・・。 七瀬はいつのまにかこんなにも 成長していたのですね。 恋人を亡くしたことで まだ傷が完全に癒えていなかった魔王は ついにその傷が癒えたのでした。 勇者・七瀬のパワーで・・。 そしていよいよ最終回。 七瀬の恋と成長はどこまでもつづくみたいです。 15分拡大です! しかと見届けなくては!! 仁志君も大胆な行動に出るようで・?? 結華の想いもどうか実りますように・・。 【第9回その他の出演者】 福井裕子・松本海希・呑山仁奈子 早水真理・中川あきら・中村文彦・平岡由里子 【第10回あらすじ】 出勤の準備をする佐倉七瀬と天堂浬の前に突然、 着物姿の流子と仁志琉星が現れました。 なんと仁志は、流子をお見合いの席から 連れ去ってきたというのです。 一方で、 より看護師として成長したいと 考えていた七瀬は、流子や若林みおりをはじめ、 身近な人たちの向上心に触発され始めていました。 七瀬は、看護師長の茉莉子から 看護留学を進められますが、 天堂と離れたくない気持ちから 踏み切れずにいたのでした…。 (引用元:公式サイトより) 【ドラマの開始前の独り言】 上白石萌音さんは、 年末にNHKで放送されたドラマ 「怪談 牡丹燈籠」でお露役を演じた女優さんです。 可憐な容姿とは裏腹に、 恋に狂おしい程恋焦がれ、 一度はそのために命を落としてしまいますが、 死しても恋を貫き、ついに新三郎を連れていき 添い遂げます。 いやあ・・・引き込まれました。 そして・・・時は現代になり・・・。 今度は普通の女性として・・ いや違う! 全く違うジャンルのお話です。 でも、まっすぐに思い続けるのは同じ。 今度は無事に成就できるのか? いやいや・・。 とにかく楽しみです。 佐藤健さんは、上白石姉妹と共演ですね。

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「おじゃる丸」キャラクター解説

来生 先生 おじゃる 丸

気持ちを歌や舞で表現することもある。 ダダをこねたり女の子に甘えたりするような5歳のお子ちゃまだが、時には恋の指導をすること も。 おじゃる丸自身のお気に入りは小町ちゃんが2位、乙女先生が4位だとか (第14S-85)。 食べ物ではプリンが何よりも好き(1日1個と決められているほど)。 好きになったのは、月光町に来て間もない頃、ホームシックになっ たおじゃるを元気付けようと、愛ちゃんが出してくれて食べたのがきっかけ。 最初は、見た目の ぷるるんを気持ち悪く思っていたらしい。 他に、きらりと光るグッズも好き。 でも、小さい頃に庭の池に落ちた体験からお風呂や水は苦手だ。 内部が異次元の世 界になっている烏帽子と、おじゃる丸の手となって動く万能のシャクは重要アイテム。 他に、ひと休みする時などに使う脇息・台座・屏風の3点セットも烏帽 子の中に所有している(台座の畳はウシが編んで作っているらしい)。 名字は坂ノ上。 名前の「おじゃる丸」については産まれた時に元気な声で「おじゃーお じゃー」と何とも愛おしく泣いたために決まったとのこと(第18S-34)。 現在は田村家に居候中。 月1回集まる月光町ちっちゃいものクラブの会長兼会員 ナンバー1番(当初は会長として番号なし。 一番最後に入ったという説もあるが…。 第11シリーズから再び番号なし、いやあり?お話によって異なるみた い)。 ちっちゃいものクラブとは、言ってみれば身内の愚痴こぼし集団で、一応テーマソングもある。 なお、おじゃる丸がヘイアンチョウから来たことは、カズ マとトミーしか知らない秘密らしい(謎。 出会った登場人物をこれでもかというくらい丁寧に説明。 探偵姿などに変 装して物事に取り組むこともしばしば。 また、ホタルの良し悪しの基準にも なるモノマネも一応できる。 好物のおにぎりにはうるさく、自分で作っては隠して持ち歩いている。 栗まんじゅうもひそかに好き。 幼稚園の時に初恋をして以 降、恋多き虫で、いつも振られている(第13-6までに恋の回数が99回だとか)。 妄想も多い。 第10シリーズでは人間にふんしたテントウムシのテン子か ら生まれて初めて告白されたが、運命の相手と一方的に慕った毛虫のケー子への想いを貫くため、お付き合いを断った。 普段は田村家に居候しているが、寝る時 はおじゃる丸の烏帽子の中へ。 性別は男、年齢は25歳。 自称、特技はモノマネ、趣味は散歩。 月光町ちっちゃいものクラブ会員ナンバー2番(当初は1番。 第 11シリーズから再び1番、いや2番?お話によって異なるみたい)。 電ボ一族のおいちゃんには本名の「サンジュウロウ(第9シリーズからはジュウハチロウ とも)」と呼ばれている。 ちなみに、アルコール入りの食べ物を食べては酔っぱらい、態度や口調が豹変することも何度か。 その時、いつになく強気で、おじゃ るのことをグチ りまくったが、当然、酔いが覚めたら覚えていなかった。 また、虫たちが疲れを癒す温泉保養施設「ヘイアンチョウハワイアンランド」にも時々行っている。 場 所はヘイアンチョウの外れの山の上で、そこからの眺めは抜群らしい。 館内には打たせ湯・薬草湯・柚子湯・菖蒲湯・ミルク風呂・砂風呂・泡風呂・蒸し風呂・ 露天風呂などを完備。 夕食は一流の料理虫が作った会席料理が味わえるとのこと。 ステージ上では生バンドの演奏をバックに、美人のバッタダンサーズによるフ ラダンス、クワガタによるファイヤーダンスなどが催されるという。 余談だが、第14S-1では電ボ一族の昇進試験に合格。 副一族長補佐というNo. 3の地 位に就き、おじゃる丸のもとを離れる決意をするが、おじゃる丸には電ボが必要と悟った後任の電モモが月光町に戻るように直談判。 電ボが受け入れなかったた め、電モモ自ら昇進試験を受け、No. おじゃる丸の良き友で、おじゃる丸をリュックに入れて遊びに出かけることも多い。 何気ない素朴な小石を集めるのが 趣味で、同じく小石趣味のユリと小石文通をしている。 カズマの小石集め は、5歳の七五三の時に満願神社で拾ったのがきっかけという。 最近になってトイレットペーパーの芯も集めだした。 サッカー大好き。 他に、好きな色は青、好 きな食べ物は焼き芋…。 一方、狛犬ツインズなど、犬は大の苦手。 幼い頃、お気に入りの帽子を犬に取られそうになったのが嫌いになった理由だとか。 学校のク ラス担任は本田一直で、第12S-21から新しいクラス委員長にカズマが選ばれた。 また、「将来の夢」を作文にする宿題が出された際、「いろんな仕事がガンガンできるケンさんのようなフリーターを目指したい」 と書いたことも。 本名は田村カズマ。 ある時、鼻歌で「ツッキーのうた」を作詞作曲。 それを気に入った月光町男の子クラブバンド(会長・おじゃる、電ボ、ト ミー、マイク、エド、サム、ピーター、小林茶、カタピー)が演奏を買って出て、月夜ヶ池でカズマが歌を披露したこともある。 そよそよ風が優しく吹いて、ゆらゆらツノを揺らしてる、うとうと居眠り夢の中には、千年前の仲間たち。 ツッキー、ツッキー、千年前と、ツッキー、ツッキー、同じお日さま笑ってる」。 ちなみに、男の子クラブバンドのレパートリーは、それまで「われら月光町 ちっちゃいものクラブ」だけだった。 10周年記念の拡大スペシャルでは、超駆け足の滞在だったが、ヘイアンチョウへ初訪問。 第11シリーズでは10年に一 度開催されるヘイアンチョウ時代祭に飛び込みで参加し、おじゃる丸の父上や母上とも挨拶を交わした この石、すごくいい ぼく トミー 「とみー」 CV:上田敏也 カズマのおじいちゃん 夫 人のサリーを早くに亡くし、今は一人で暮らしている。 心優しく、とにかく子供たちが大好き。 カラクリ人形を簡単に作れるほど器用で天才だが、時に余計な機 能まで付けてしまい蛇足になることも。 会話の特徴は英単語がよく出てくる こと。 幼なじみのマイクたちと学生の頃から組んでいるバンドでは、クラリネットを担当している。 そのため、60年ぶりに開けたタイムカプセルの中にはクラ リネットの楽譜が入っていた。 そのバンド仲間とは今も毎日早起きして、街中で一緒に練習しているらしい(第16S-25)。 ちなみに、カメ・トメから「永 遠のアイドル」と慕われる存在でもある。 本名はトミオ。 現在、70歳。 好奇心旺盛で、子鬼や カッパ、ツッキーのほか、月光町の歴史、月光草のおいしい料理法などの研究にも励んでいる。 今でこそ料理もできるが、昔はリンゴの皮むきすらできなかった らしい これはソーリー ぼく パパ 「ぱぱうえ」 CV:一条和矢 カズマのパパ 要 するにトミーの子で、その割にはあまりにも不器用。 性格はおっとりタイプで、無駄な物でも捨てたがらない。 ママとは月光大学のダンスサークルで知り合い、 ママの19歳のバースデーダンスパーティーの日に、先輩であるマコトが 「結婚して下さい」と言って付き合い始めた。 10年前の26歳の時に結婚。 気持ち悪いくらいおしどり夫婦だが、ささいなことでケンカになることが多い。 マ マの呼び方は「愛ちゃん」。 本名は田村マコト。 サラリーマンをしている。 ちなみに、トミーと同様、編物は得意。 現在、36歳。 小学校の卒業アルバムには 「かっこいいおすもうさんになりたい」と記載。 10年前の22歳の時に結婚し、2年目にカズマを産んだ。 気持ち悪いく らいおしどり夫婦だが、ささいなことでケンカになることが多い。 ヤキモチ 焼き。 パパの呼び方は「マコトさん」。 基本的に主婦で、昼間はマンションのローンを返済するためにスーパー「はしもとや」でパートをしている。 家には男性 ばかりなので、気が合うアカネをショッピングにさそったりしたこともある。 マコトと同様、必要ない物でも捨てられないタイプ。 本名は田村愛、旧姓はアオ キ。 現在、32歳 わたし 小町ちゃん 「こまちちゃん」 CV:西村ちなみ カズマの同級生 手 鏡が必需品のおしゃれ好きな女の子で、注目されるのが大好き。 でも、性格は熱しやすく冷めやすい。 気に入ったものには何かと「ビバ!」を付けて言い、それ をたびたび町中に広めている。 虫(電ボも)が嫌い。 家は「KOMACHI ヘアーサロン」を経営。 月光町女の子クラブの代表で、会員ナンバー1番。 本名はオノコマチ。 トレードマークは赤いリ ボンと髪の毛の3回転半ひねり。 ケータイも所有。 なお、自分の日記に感動し、それを公開して月光町のみんなにも感動してもらおうとしたが、字がヘタすぎた ため、月光町民からはおもしろい日記として広まってしまったことがある。 泣き虫で甘えん坊。 カズマたちも入居する金パパがオーナーのサカタマンションの 屋上に、なぜか森や川もある大邸宅を構えて住んでいる。 月夜ヶ池にいる謎の生き物・ツッキーがことのほかお気 に入り。 曾おじいちゃんがツッキーをモデルに作ったぬいぐるみも持ち歩いていることが多く、触り心地がいいので抱き枕としても使われている。 また、金パパ がサカタマンションを建てた際、いつでもツッキーが自宅の庭に来られるよう、月夜ヶ池とサカタマンション屋上の池を結ぶ水路を造ったのだとか。 なお、サカ タ家は先祖代々恐竜が好きらしい。 金魚も好き。 野菜は大の苦手。 おじゃる丸からエンマ大王所有のシャクを取り返すための作戦を考えるのが主な役目だ。 3人で作ったキ グルミを着ておじゃる丸に近づくのはいいが、すぐに正体がバレてしまい、 結局は「今日のところはひとまず引きあげるでごんす」と叫んで敗走する。 「聞いて驚け(キスケ)」「見て笑え(アオベエ)」「我ら閻魔大王様の一の子分 (アカネ)」と口上を述べて合体(組体操のようなもの)するのが決まりごと。 その合体はおじゃる丸に初めて会った時、抑えきれない熱い気持ちが咄嗟にそう させたらしい。 合体時の子鬼の並び順は、初めて月光町に来た時にアイス屋からもらった3段重ねアイスクリームの色の並び(縦)と、箱(車)を止めることに 感動した信号の色の並び(横)からインスピレーションを受けたようだ。 一方で、シャクを取り返すのに一生懸命のわりには、していいことと悪いことを熟知 し、意外と物分りがよく、とても素直で、シャクを取り返しておじゃる丸と仲良くしたいという意志もある。 子鬼トリオのテーマソングあり。 トミー家の庭にテ ント(子鬼ハウス)を張って自炊生活。 また、マイクから2代目のコーヒー仮面になってくれるよう依頼されたこともあるが、その時は断った。 性格は、いつも張り切っているように見られるが、実は 物静かで、のんびりまったり好きらしい(本人談。 現在、7歳。 でも女の子にはかわりないので、月光町女の子クラブ(会員ナンバー3番)に参加したり、愛ちゃんとショッピングを楽しんだりすることもある。 一時 期、小町ちゃんやオカメ姫に誘われて、月光少女組に参加したことも。 自炊生活では主に料理(おいしいらしい)のほか、洗濯や掃除などを担当。 現在、6歳。 鬼らしく、豆が苦手。 とても照れ屋さんで、誉められたり、触れられたりすることにかなり敏感。 一方で、おじゃる丸から「ひよこ」「黄色いの」と呼ばれていつも怒っている。 おじゃる丸と同じ5歳。 人参は嫌 いだが、鬼なのに豆は平気。 そのシャクをおじゃる丸に奪われ、裁きがで きずに困っている。 シャクを取り返すために子鬼たちを月光町へ送り込んでいるが…。 お説教部屋でエンマ帳を使って亡き者たちに説教をするのも仕事。 最後の決めセリフは「よいか!そなたに米1粒分でも人を思いやる気持ちがあったのなら、そな たも良い人生を送り、笑顔で天国に行け、相手もそなたに感謝して、そなたのように誰かを思いやる気持ちが生まれたであろう」らしいが、おじゃる丸にワンパ ターンでユーモアがないと突っ込まれ、呆然とした過去がある。 奥さんには頭が上がらず、朝のゴミ出しを嫌々やっている。 ウクレレの弾き手でもある。 いろいろな手段でおじゃる丸の気を引こうと努力するが、おじゃる丸 がオカメ姫を毛嫌いしているため、まったく効果がない。 おじゃる丸の心を とらえる小町ちゃんの技を学ぶために、小町ちゃんの家に住み込むことを決めた。 月光町女の子クラブ会員ナンバー2番。 一時期、小町ちゃんに誘われて月光少 女組に参加したことがある。 ちなみに、オカメとおじゃるとの出会いは、父母に連れられてオカメがおじゃる宅を訪問した時のこと。 1日に1個と決められてい た月見だんごをおじゃるがバカ食い。 それを見ていたオカメに最後の1個をおじゃるが分け与えた。 とても気が強く、きっちりしていないと気のすまない性格。 見た目は電ボとほとんど区別がつかないが、ピンクのリボンとマツゲがある方が電ボ子。 電ボとともに姿を現したことがないため、おじゃる 丸に電ボではないかといつも怪しまれている。 性別は女で、月光町女の子クラブ会員ナンバー4番 わたくし 一二三 CV:寺田はるひ ヘイアンチョウに住む 電ボの幼馴染の電書ボタル ヘイアンチョウで電ボの家の近所に住んでいたホタルで、電ボは一二三のオシメを変えたこともある。 一二三は電ボを「おにいちゃん」と慕うが、実際の妹ではない。 それよりも電ボに恋するが、電ボはその気持ちに気づかない。 完璧な一 六六・五より「おにいちゃんが一番好き」と想いつつも、今は一六六・五とお付き合いしている。 第17S-29では 一六六・五の話しは出ず、別れているのかもしれない わたし 一六六・五 CV:小西克幸 ヘイアンチョウに住む 一二三のボーイフレンド だった? 電書ボタル 「ひろむ・ごー」と読む。 郷ひろみを意識した設定で、眉毛が太い。 くるくる回るのがクセ。 ちょっと動きが派手だが、言葉遣いや態度からして好青年。 顔、お尻の光の強さ、モノマネ、おにぎり作り…何をとっても電ボより優れ、欠点が 見当たらない。 第17S-29では 一六六・五の存在が描かれておらず、一二三とはすでに別れているのかもしれない ぼく 赤紫式部 「あかむらさき」 CV:三石琴乃 ヘイアンチョウに住む おじゃる丸の家庭教師 普段はヘイアンチョウにいる家庭教師。 おじゃる丸の勉強の進み具合を確認するため、月光町へ何度か行こうとするも、「月の穴(エンマの涙岩)」に太った体(大きいお尻)が入らず、月光町に来れたためしがない。 第13-27では三 段腹の2段目までは入ったが、結局、月の穴を通れず。 その時、ダイエットを宣言し、次回への意気込みを示した ツッキー CV:? 月夜が池の主である 恐竜のような謎の生き物 当 初はおじゃる丸の屋敷の池に住んでいて、その頃は体が小さかった。 1000年以上も生き続け、今では巨大な体になっている。 性格はおっとり、顔はいつもニ コニコ。 お腹におじゃる丸が小さい頃に書いた「まろの」という文字 が残っている。 一時期、おじゃる丸の提案で「おっきいものクラブ」を結成。 会員ナンバー1番はツッキーで、2番は月光タワーだった。 なお、まれに月夜が池 が凍ることがあり、その際には月夜が池の湖底とつながっている南の海の島でバカンスを楽しんでいる。 10周年記念の拡大スペシャルではツキミ(おじゃるは 「あたまだんご」と呼んでいた)として登場。 ちなみに、1010年に一度、脱皮をするとのこと カメ 「かめ」 CV:こおろぎさとみ 月夜が池に住むミドリガメ い つも姉妹のトメと行動をともにしている。 見た目はトメとあまり変わらないが、黄色いリボンと口のラインがVの字の方がカメ。 1111年生きている年寄りだ が気持ちは若くてかなりミーハー。 第11シリーズではトミー(おじゃる丸も)を月夜が池裏の竜宮城に連れて行ったことも…。 ちなみにそのトミーとも会話ができる。 甲羅に 必要なモノを隠し持っているのもポイント。 月光町ちっちゃいものクラブ会員ナンバー5番(当初は4番。 第11シリーズから再び4番、いや5番?お話によっ て異なるみたい)。 いつしか月光町女の子クラブにも加入。 実家は月夜が池の底にあるらしい。 名字は亀田(カメダ) ごじゃりましゅる〜 それはナイシュなお考え ステキな殿方にタッチ わたし トメ 「とめ」 CV:こおろぎさとみ 月夜が池に住むミドリガメ い つも姉妹のカメと行動をともにしている。 見た目はカメとあまり変わらないが、ピンク色のリボンと口のラインが逆Vの字の方がトメ。 1112年生きている年 寄りだが気持ちは若くてかなりミーハー。 第11シリーズではトミー(おじゃる丸も)を月夜が池裏の竜宮城に連れて行ったことも…。 ちなみにそのトミーとも会話ができる。 甲羅に必要なモノを隠し持っているのもポイント。 月光町ちっちゃいものクラブ会員ナンバー6番(当初は5番。 第11シリーズから再び5番、いや6番?お話 によって異なるみたい)。 いつしか月光町女の子クラブにも加入。 実家は月夜が池の底にあるらしい。 名字は亀田(カメダ) ごじゃりましゅる〜 それはナイシュなお考え ステキな殿方にタッチ わたし オコリン坊 「おこぼう」 CV:うえだゆうじ/上田祐司 満願神社の狛犬 狛 犬ツインズの弟思いの兄貴分で、ボロボロになった神社を再建するために、賽銭集めを日課としている。 性格はせっかちで怒りっぽい。 笑うことはあまりない が、月光亭貧のすけ(貧ちゃん)の落語で笑ったことも。 隠れた趣味は人形の 着せ替え。 月光町ちっちゃいちっちゃいものクラブファンクラブの会長になったニコリン坊から、月光町ちっちゃいものクラブファンクラブの会長の座を一方的 に譲られ、グチこぼしを聞くのがつまらない本人は困惑している。 また、時に月光町ちっちゃいちっちゃいものクラブファンクラブ会長(ニコリン坊)の応援団 にもなるらしい。 その後、 月光町ちっちゃいものクラブファンクラブ の会長はニコリン坊に戻った模様( 第16S-19)。 夜などは神社の狛犬台の上で石化して過ごす おれ ニコリン坊 「にこぼう」 CV:南央美 満願神社の狛犬 狛犬ツインズの弟分。 なぜか関西弁で話す。 性格はおっとり。 オコリン坊と同様、賽銭を集めて神社の再建を夢見ている。 おじゃる丸や電ボなど小さいものが大好きで、会員は自分一人だけという月光町ちっちゃいものクラブファンクラブ の会長をも務めている。 長年、その会長をしてきたが、月光町ちっちゃいちっちゃいものクラブの存在を知るや、月光町ちっちゃいものクラブのファンクラブ会長の座をオコリン坊に一方的に譲り、自らは月光町ちっちゃいちっちゃいものクラブのファンクラブ会長となった。 その後、 月光町ちっちゃいものクラブファンクラブ の会長に戻った模様( 第16S-19)。 夜などは神社の狛犬台の上で石化して過ごす わて 貧ちゃん 「びん」 CV:齋藤彩夏 満願神社に住む貧乏神 控 えめな性格で、じめじめしたところやボロっちいところ、日陰などを特に好む神様。 貧乏神だけに、触れると元気ややる気を吸い取られてしまう。 また、満願神 社をボロっちくさせた原因とも言われる。 嵐で満願神社が倒壊した際、ボ ロっちいままで生え変わらせた不思議なパワーの持ち主。 趣味は裁縫。 お風呂に入る儀式、はみがきをする儀式がそれぞれ年に1度ある。 時々姿が巨大になった りして怖くなる。 調子が悪いと金ピカに光り、無意識の中で他人のやる気をどんどんと吸い取っていく習性もある。 分裂も可能。 大金持ち神が嫌いな存在。 大金 持ちの金パパが貧乏になりたいと満願神社に願ったため貧乏にしようと試みたが、そのパワーに負けて、逆に返り討ちにあったこともある。 性別は一応男で、ワ ラシに恋をしたことも…。 年齢は第16S-42で17歳の誕生日を迎えたと本人が言っている。 月光町ちっちゃいものクラブ会員ナンバー7番(当初は6番。 でも、お話によって異なるみたい)だが、出席率が低い。 なお、普通の 人間にはその姿が見えない。 貧ちゃんの性質上、人間ではうすいさちよがお気に入り わたし カタピー 「かたぴー」 CV:内藤玲 俳人・小林茶と旅をする カタツムリのピット フランスからやってきたため、口調がフランス語なまりの旅カタツムリ。 ロマンチストでキザでやや自分勝手だが、性格はおっとりで、決して嫌味な感じではない。 性別は男で、結婚を前提にカタツムリのフランソワとお付き合いしてい る。 フランソワとは月光町の町外れの大きな葉っぱの下で雨の日に出会った。 なお、トミーやうすいなど、人とも会話ができるようだ。 月光町ちっちゃいものクラブ会員ナンバー4番(当初は3番。 見た目は素直そうだが、意外とわがま ま。 公ちゃんの言葉を理解できるのは、主に冷徹斎とちっちゃいもの仲間くら い。 性別は女。 ちなみに公ちゃんの好きなタイプは、デートの待ち合わせの時間より必ず遅れてくる方(その方のことをいろいろ考えながら待っている時間が大 好きだからと)、優しい言葉などをまったくかけないオノコ(優しい言葉なんかより厳しい言葉の方が自分を成長させてくれるからと)とのこと。 月光町ちっ ちゃいものクラブ会員ナンバー3番(当初は2番。 第11シリーズから再び2番、いや3番?お話によって異なるみたい)。 いつしか月光町女の子クラブにも加 入。 住まいは冷徹斎宅 ? 冷徹斎 「れいてつ」 CV:高橋広司 前世占いが得意な辻占い師 黙っ て座ればピタリと当たる前世占いの辻占い師。 占い師になったきっかけは、大学生の頃に入った占いサークル。 タイプの女性がいたため入ったのだが、いざ告白 しようとすると、別の男性と結婚した女性の未来が見えてしまい、告白 せずに諦めたというエピソードがある。 父親が大きな会社を経営し、金箔づくしの家に住む金持ちの長男だったが、親に反発し10年前に家を出て、今は月光町 内で辻占い師として活動している。 やや冷めた短気な性格だが、意外とやさしい面もある。 35歳独身。 名を冷徹斎星月(れいてつさいせいげつ)といい、本名 はヒロフミ。 一応、客商売ゆえ に身だしなみには注意しており、長髪に関しては毎日のシャンプー、週一のトリートメント、月一の散髪は欠かさない。 散髪は「KOMACHIヘアーサロン」 を利用し、いつも毛先をそろえる程度のオーダー。 なお、長髪にしたきっかけは、若かりし頃、憧れていた女の子が長髪好きだったから。 たこウインナーが好 物。 カレーもつぎたしカレーを自分で作るほど好きらしい。 住まいは「54」のプレートがかかる団地風の集合住宅で、公ちゃんと一緒に暮らしている わたし 根津 CV:堀江由衣 一匹狼の旅ねずみ な ぜか長靴(ブーツ)を履いている旅ねずみ。 たまたま前を通りがかった辻占いの公ちゃんに一目惚れ。 そのまま公ちゃんに占ってもらうと、好きなものを1つ我 慢すれば恋が叶うと言われ、好きな旅を封印し、しばらく月光町に留まるこ とにした。 その後、ちっちゃいものクラブに入ろうと試みるも、おもしろいグチがこぼせずに不合格。 のちに満月堂と出会い、公ちゃんと同じように回し車を回 して占うねずみとなった。 公ちゃんから占いのコツを教えてもらって上達中。 趣味は釣りや詩を作ること。 地味で内気、前向きになれない性格も手伝って、上手いように仕事が運ばない。 月光町に流れ着いて悩んでいるところを根津に勇気付けられる。 根津が仕事の協力を申し出ると、根津を回し車に乗せて恋占いをする商売 を始めた。 タナカヨシコ 「たなか」 CV:京田尚子 骨董・タナカヨシコの店を経営 ど うしようもない古いモノを売っているのが自慢の骨董店を営むおばあちゃん。 ワラシが居候するようになってから客が来過ぎ て困っていて、客の来ない暇な日がとにかくうれしいという変わり者。 そ のワラシも店にものを売りに来た家族連れとともに店を出て行った。 なお、若い頃は世界中を飛び回り、各地で男性から愛されたモテモテの女の子だったらし い。 しかも結構グラマー。 マリーと幼なじみで、高校の時も同窓とのこと。 ちなみに、第11シリーズまで ツッキーの存在を知らず、ツッキーを初めて見た時、「わたしゃ恐竜だけには弱いんだよ」と言って気絶した あたし ワラシ CV:今井由香 古い家に住み着く 妖怪の女の子 タナカヨシコが古いモノを仕入れに行った空家に住んでいたが、その後、妙に気の合うタナカヨシコの店に住むようになった。 性格はめちゃくちゃあまのじゃく。 その代わりに居るだけで商売が繁盛する秘めたパワーがある。 しばらくたっ て、月光町から引っ越すという素朴な4人家族が店にものを売りに来た時、ワラシはその家族が気に入ったのか、一緒に月光町を出て行った。 第16S-54で星野一家の前に出現。 お嬢様として育てられたためプライドが高く、気がとても強い。 が、正義感が強かったりもする。 今は瀟洒な洋館に1人で住ん でいるが、意外とお金に困っているフシも…。 家の中ではオウムのアケミが 唯一の話し相手。 そのアケミを可愛く思うあまり、危険な外に出すのが心配で心配でしょうがない。 屋敷の離れの4部屋をケンさん、乙女先生、うすいさちよ、 館長に貸している。 若い頃、トミーに恋心を抱き、友人のサリーにトミーへのラブレターを託したが、トミーはサリーが好きだということに気付き、マリーは自 ら身を引いたという過去がある。 本名は十文字マリコ。 まれにお紅茶仮面としても活動。 タナカヨシコと幼なじみで、高校の時も同窓とのこと。 今は友となった旅カタツムリのピットとともに歩いている。 俳句は、「はるのうみ ゆくやふたりの かげぼうし」 「つゆぞらに まぶしきともの えがおかな」「なつのひに さそいこまれ し めいろかな」「あきのよの とおきいこくの ものがたり」「ふうせつや たびじんせいも これまでか」「ふうせつを ものともしない こどもたち」な ど、自分の状況や感情を表したものが多い。 なお、ときどき日本茶仮面に変装し、月光町のゴミ拾いをコーヒー仮面と競っている。 日本茶仮面が誰なのかは、月 光町の7割の住民が知っている。 ちなみに、コーヒー仮面を初めて見たのは、月光町に来て間もない頃。 その姿を見て、「はるのちょう やさしくつつむ ちゃいろかな」という句を残したという(謎 マイク 「まいく」 CV:西村知道 喫茶一服のマスター 月 光町唯一のコーヒー専門店として、この地に構えてウン十年。 「一服ブレンド」が自慢の喫茶一服(営業10時〜)は、月光町民の交流の場になることもしばし ばだ。 ここでのおじゃる丸は、ホットミルクを飲むのが定番。 そんな喫茶一 服のマスターであるマイクは、ときどきコーヒー仮面に変装し、ゴミなどを拾い集めて月光町の美化にも努めている。 一時は年老いたことを理由に、アオベエを 2代目に据えようとしたこともあるが断られた。 なお、コーヒー仮面の正体については月光町の7割(第13S-55では「すべて」と)の住民が熟知。 コー ヒー仮面のテーマソングもある。 またマイクは月光町の町会長であるほか、乙女先生を守るメンバーでもある。 トミーの幼なじみで、昔からのジャズバンド仲間 (ピアノ担当)。 そのバンド仲間とは今も毎日早起きして、街中で一緒に練習しているらしい(第16S-25)。 60 年ぶりに開けたタ イプカプセルからは手作りの竹とんぼが出てきた。 トミーと同様、好奇心旺盛で、何かと気になることが多い。 本名?はイップク。 現在、70歳。 ちなみに、 ヒーローになりたかったマイクは、子供の頃、月から降ってきた衣装をまとってコーヒー仮面に…(謎。 第13S-55ではおいしいコーヒーを探して世界中を 旅しているというマイ クの兄(やや色黒)がコーヒー仮面の姿で登場 サム CV:一条和矢 トミーの友人 トミーの幼なじみで、昔からのバンド仲間(ギター担当、サックスもOK)。 そのバンド仲間とは今も毎日早起きして、街中で一緒に練習しているらしい(第16S-25)。 絵 を描くのがうまく、60年ぶりに開けたタイムカプセルからは色鉛筆が出てきた。 マイクの店の常連で、仕事は医者。 乙女先生を守るメンバー。 ひょろひょろ とした体型の和服のハゲの老人。 音楽を始めたきっかけは、歌声喫茶で花実さんの歌を聴いてから。 当時、歌声喫茶に足繁く通ったサムは、あこがれの花実さん と本気で結婚したかったのだそう。 月光町で久しぶりに花実さんと会い、サムのジャズバンド仲間の演奏で花実さんが歌を披露。 その後、サムと花実さんは結婚 したという。 現在、70歳 エド CV:沼田祐介 トミーの友人 トミーの幼なじみで、昔からのバンド仲間(ドラム担当)。 そのバンド仲間とは今も毎日早起きして、街中で一緒に練習しているらしい(第16S-25)。 映画好きで、60年ぶりに開けたタイムカプセルからは映画スター(ニヒルでワイルドな憧れの男性)の写真が出てきた。 マイクの店の常連。 乙女先生を守るメンバー。 月1回、 喫茶いっぷくで開催される月光町座談会のメンバーでもある。 ギザギザヘアと長方形の顔の老人。 現在、70歳。 なお、エドは既婚者で、最愛の人と結ばれるというジンクスがある「月光町黒髪自慢コンテスト」で優勝した女性と結婚している ピーター CV:内藤玲 トミーの友人 半年に一度「感謝の日」を実施する月光湯の主人。 トミーの幼なじみで、昔からのバンド仲間(コントラバス担当)。 そのバンド仲間とは今も毎日早起きして、街中で一緒に練習しているらしい(第16S-25)。 スポーツ好きで、60年ぶりに開けたタイムカプセルからは野球帽が出てきた。 マイクの店の常連。 乙女先生を守るメン バー。 大きな丸渕メガネが特徴の太っちょの老人。 現在、70歳 うすいさちよ 「うすい」 CV:仲尾あづさ 少女漫画家を目指す 貧乏女性 少 女漫画で一発大ヒットを飛ばし、大金持ちを夢見てい る28歳独身女性。 しかし、描く漫画はホラー漫画のように怖い。 下書きの段階では、きれいに描いているのだが…。 普段の生活の慣れから濃い紅茶になじめ ず、好んで薄い紅茶を飲 んでいる。 部屋に数回使ったティーバッグが干してあるのはそんな理由からで、だいたい8回使ったら捨てるらしい(第16S-53)。 また、コーヒー仮面や 日本茶仮面から依頼されて、うすい紅茶仮面になったこともある。 ちなみに、コーヒー仮面と初めて出会ったのは23歳の時だ。 性格は思い込みが激しいタイ プ。 数ミリ髪をカットするといった些細なことでも、自分に とっては大事件と化す。 カンブツさんとの関係も多く描かれ(カンブツの欄も参照)、そのカンブツの純粋な性格から、うすいが勘違いすることも多い。 天気が悪い日ほど気 分がいい。 実家の特製品である魚の小ぼね煎餅「小ぼねちゃん」が大好物。 マリーの屋敷の離れに下宿中(左から1 室目、緑の扉)。 暗〜いテーマソングあり わたし 館長さん 「かんちょう」 CV:津田健次郎 おばけ屋敷の館長 夏 はおばけ屋敷の館長をし、冬は特に何もしていない。 おばけは友達で、館長には見たり話したりすることができる。 愛用のマントを羽織れば、飛ぶことも可能 だ。 しゃべりはたんたんとしていて、あまり感情を表に出さない性格。 アルバイトの試験に来た明子がおばけを 怖がって館長の手にしがみついた時、初めてドキドキを理解した、というエピソードがある。 完全な夜型。 嫌いなものはニンニクとスイカ(の黒い種)。 好きな ものはトマトジュース。 好きな 生き物に墨を塗って、形を紙に写し、それを集めるのが趣味。 マリーの屋敷の離れに下宿中(左から4室目、第11シリーズでは紫の扉) 乙女先生 「おとめせんせい」 CV:今井由香 バレエの先生 みんなのあこがれの的になっているおしとやかな女性。 バレエ一筋で、たいていクルクル回っている。 年に一度バレエ発表会がある。 その裏では大食い懸賞にトライし、いつも成功するという胃袋の持ち主…。 相撲が好きで、セキノヤマと いう力士のファン。 早朝に公園で自ら相撲の稽古をすることも…。 月1回、喫茶いっぷくで開催される月光町座談会のメンバー。 マリーの屋敷の離れに下宿中(左から3室目、第11シリーズでは2室目でピンクの扉) ケンさん 「ふらふらのけん」 CV:沼田祐介 フリーター 自 分探しのために次から次へと仕事先を変えているフリーター。 その数は378カ所(2003年12月1日現在)にも上る。 いつか自分にぴったりの仕事を見つ けたいと思っているが、今のところ長続きした例はない。 かつて石を彫 る仕事をした際、魂のこもった作品を作ってその才能を認められたが、「汗かいて、叱られて、一人前になっていく、それがオレが求めている仕事なんです。 楽 々彫れてしまう才能なんて、オレにとっちゃ迷惑なだけです…」という言葉を残し、その店を去っていった。 ちなみに、初めてのバイト先は「そば処」。 その店 をクビになった時、コーヒー仮面がアドバイスをしてくれたそうで、それがフリーターになったきっかけとも言われている(謎。 性格は、いい加減な面がみられ る一方、義理堅かったり優しかったり男らしい部分もある。 カズマの憧れの存在。 泳ぎは下手。 小さい頃の夢はプロ野球選手。 マリーの屋敷の離れに下宿中(左 から2室目で緑の扉、第11シリーズでは3室目) おれ カンブツさん 「かんぶつ」 CV:竹本英史 「ひらき処」を経営 昆 布・かんぴょう・鰹節など、干した食べものを売る店「ひらき処」(第10シリーズ以降では「ひらきや」)の若き主人(三代目)。 おじいちゃんから乾物につ いて教わり、とにかく乾物をこよなく愛している。 性格はあまりにも純粋なた め、悪気のなさや遠慮のなさが相手にダメージを与えることも…。 特にうすいさちよに勘違いされることが多い。 うすいさちよ宅の干したティーバッグに感激 し、1回使ったティーバッグ紅茶を月光町に広めようと努力したが、見事に失敗に終わったという過去もある。 本名は「開干ェ門(ひらきほしえもん)」(第15S-69では「開干ゑ門」)。 一時期、小町が呼び始めたの がきっかけで「ひらりん」や「ラッキーぱにょぱにょホッシー」というニックネームになったことも。 マリーから敷地内に咲く花「いとしのマリー」をドライフ ラワーにして欲しいと頼まれたが、その美しさを目の当たりにし、自分にはこれ以上きれいにすることができないと判断して諦めたエピソードがある。 また、幼 い頃の話 だが、ニセ月光ダケを採ろうとしたカンブツさんを、コーヒー仮面が救ったことがあるらしい(謎 わたし 小心さん 「しょうしん」 CV:内藤玲 月光町交番に勤める おまわりさん 「人を見れば泥棒と思え」というおじいさんの遺言のもと、ついつい何でも疑ってしまう小心者。 月光町は今日も平和であります。 本官 本田一直 「ほんだ」 CV:一条和矢 カズマのクラス担任 カ ズマ、小町ちゃん、金ちゃん、石清水くんのクラス担任を務める月光小学校の先生。 曲ったことが大嫌いな熱血漢。 好きな言葉は「一生懸命」。 元陸上部で、天 気が良ければ、たいてい体を動かしたり走ったりしている。 最近、ルームラ ンナーを購入し、「一直2号」と名付けて雨の日などに使用中。 奥さんの朝ちゃんとはジョギング中に出会ったのが始まりで、今もなお、愛する想いは強烈だ。 ケンさんの先輩でもある。 ちなみに体操選手並みの鉄棒技はできるが、逆上がりはできない。 一方で人参を包丁でまともに切れないほど不器用 俺は今、猛烈に感動している〜! 俺 本田朝子 「あさちゃん」 CV:麻生かほ里 本田一直の奥さん 月光町の新聞配達店の子供として誕生。 好きなジョギングをしつつ、若い頃から新聞配達を手伝っている。 一直とのナレソメは、朝子がジョギング配達中、後ろから走ってきた一直に追い抜かされ、負けたくない朝子は逆に抜き返そうとし て、やがて競争に。 そんな日が何日も続いて、気が付いたら結婚していたという。 一直の好きなところは、元気で、早起きで、走るのが好きなこと。 一直と結婚したあとも、新聞配達は続けている 石清水くん 「いしあたま」 CV:岡村明美 カズマの同級生 カ ズマのクラスでクラス委員(第12S-21でクラス副委員長に降格したはずだが、第14S-31ではクラス委員と言っている。 詳細不明)を務めている男の 子。 曲がったこと、正しくないことが大嫌い。 いつもせかせかしていて、融通の利かない堅物。 他人に指摘されたそれらのことに悩み、直そう と努力するが…。 金魚鉢で飼っている金魚の金ちゃん28号とは心が通じ、勉強の合間に語りかけたり微笑みかけたりしている。 ちなみに第16-33ではお じゃるのエボシの中で人間化した金ちゃん28号(フヤミ)と合っているが、本人はそれが金ちゃん28号だとは気付かなかった。 また金ちゃん28号は元々金 ちゃん宅に住んでいた金魚のため、月に1回、里帰りと称して金ちゃん28号を金ちゃん宅に連れて行っている。 石清水の名前はケンタロウ。 きっちり好きゆえ に、三角定規をコレクションしている。 なお、父親の職業はタクシードライバー。 第14S-31では探偵 小説の主人公に憧れ、名探偵と名乗り、月光町で起きた謎をいくつか解決した ぼく 川上さん 「かわかみ」 CV:森訓久 平凡な人生を送る サラリーマン 気 弱な性格で、男らしい演歌歌手に憧れている。 エキストラ的に通行人などで登場することが多い。 「月商事」という会社で働くサラリーマンをしているが、いつ も遅刻ギリギリの出勤で、バスに乗り遅れそうになることもしばしば。 というか、いつも乗り遅れ、そのバスを走って追いかけ、結局会社までバスに乗らずに通 勤するのが常らしい(第16S-49)。 でもって、なぜ か欽ちゃん走り…。 カレー好きであることは月光町内でも有名な話で、作り方などにもかなりのこだわりをもつ。 本人の意思ではなかったが、マリーもその気になってしまい下宿を許可。 さらにマリーのすすめで下宿でカレー屋を開くことになっ た。 が、普通の美味しいカレーということで客が減り、本人も作ることより食べることが好きということで店じまい。 川上は元のアパートに戻っていった。 ちな みに、引越も好きで、これまでに月光町内を引っ越すこと13回(その後も増え続けている模様)。 引 越に関しては妙に仕切りたがり、その引越の際には満願神社へお参りするのが恒例になっている。 賽銭はお金の代わりに余った服のボタンだけど…。 月1回、喫 茶いっぷくで開催される月光町座談会 のメンバー。 月光町内会の役員もしている。 なお、冷徹斎の占いによれば、川上の前世はラクダに乗ったアラブの王子らしい。 また、懸賞でアンパン1年分を当 てた時、賞味期限内に何とかしようと、アンパン仮面に扮して月光町民に配りまくったこともある。 本名はスズキ。 月に1回は美容院に行っているという噂あり。 月1回、喫茶いっぷくで開催される月光町座談会のメンバー 押野一手 CV:松山鷹志 流しの腹話術実演販売員 腹 話術人形の「ウッくん(ウルオ)」を操りながら、いろんな街で商品を売っているおじちゃん。 ウッくんを人間だと思っているおじゃる丸の心に配慮し、人形だ とバレないように必死に努力している。 おじゃる丸にウッくんの家族に会い たいといわれ、左手にウッくん、右手にウッくんの母、自分が父親と名のったことも…。 ちなみに、おじゃる丸がウッくんを人間だと思っていることは、オカメ 姫・パパ・ママ・カズマは知っている。 のちに、牛の「モーくん(モウケル)」や、ウッくんの弟で体がひと回り小さい「オッくん」も登場 おれ 多山さん 「たざん」 CV:松山鷹志 陶芸家 月 光町の山奥に住み、多山焼なるものの制作に励んでいる陶芸家。 これがうまくできないとスランプに陥るらしい。 視力は抜群。 性格は大の恥ずかしがりやさん。 言葉数が少なく、何かを指摘されるとすぐに涙目になる。 パパやママより洞察力があり、しっかりしている感じ。 珍しいモノを集めるのが好きで、物をつかんだり拾ったりするための道具(はさみ棒)を いつも持ち歩いている。 川原の普通の小石を拾っていて同類のカズマと友達になったが、星野にとっては小石は自分たちの食材で、地球の小石は硬くて最高なのだとか。 チョンマゲは1本で、取り外しできる 星野パパ 「ちちほしの」 CV:内藤玲 地球征服をもくろむ異星人 宇 宙一の星持ちという異星人で、地球にもときどき円盤に乗ってやってくる。 と同時に、おじゃる丸を少し怖がっ ている。 思考がスロー、しゃべりもスロー。 決断力がなく、自分の意見を面と向かって他人に言えない。 ママとは結婚して10年、意外と家族愛に満ちている。 だが、息子と同じく、悲しくなるとすぐ涙目に…。 チョンマゲは1本で、 取り外しできるほか、右に回すと短くなる。 ちなみにヒゲはペンで書いている様子。 第13S-36では喫茶いっぷくで同窓会を開催し、星野パパと同じ姿の異 星人が何人も集まったというエピソードも。 かなえ CV:名塚佳織 皆の願いを叶える流れ星 人 を小バカにしたような態度で、いつもダレた口調。 文句を言いつつも、要求には応えてくれるが、願い事を叶えるかどうかの判断に関しては厳しい。 一応、かな えが植え込み(台座)から植え込み(台座)へと移動する間に願い事を3回 言えれば、願いを叶えてくれるという仕組み。 叶えられる願いは原則として1日1つだけ。 初めて願いを叶えられたのは貧ちゃんで、その願いとは満願神社に貧 ちゃん銅像を建立することだった。 溺愛する妹のたまえに対しては過剰に甘い。 また、兄ののぞみとも仲がいい。 意外と地味なものが好きらしい。 なお、おだて には弱い。 プリンを知らなかったため、おじゃる丸の家まで食べに来たこともあるが、自分がお願いする場合は甘え、ゴネ、そして強引に奪う。 別にいいけど、好き好きだから ぼく.

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