半 グレ を つくっ た 男。 「日本刀で腕切り落として…」半グレ集団創設メンバーの現在に密着

刑務所からも大反響 ザ・ノンフィクション「半グレをつくった男」:日経クロストレンド

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西村 普通、盗んだ本人に会うシーンなんて撮れないですよね。 佐々木 「あっ、これはワタル、ぶん殴られるな」とハラハラするシーンがあって、でも、ワン・ナンさんは「しょうがないな」みたいなことを言って殴らない。 番組の冒頭に、半グレ時代の話として「人の腕を切った」という話をしていた人が……。 西村 そうそう。 西村 実は、あの話には続きがあるんですよ。 ワタル、また20万円盗んで消えました(笑)。 佐々木 マジですか!? 西村 でも、そういうことに対してワン・ナンさんはFacebookで、「なぜ、彼をあの時、殴らなかったか」も含めて文章を書いているんです。 すごいですよ。 僕は感動的な文章だと思いました。 1人の人間の決意だと。 「俺はもう絶対、悪いことをしたり、人を殴ったり、絶対にしないんだ」と。 それは、「社会に許されたいから。 だからあの時、殴らなかったのは自分の問題として捉えたんだ」と。 「ここで自分はどう対応する人間になれるのかということだけを考えた」ということを延々とつづっていたんです。 佐々木 すごいですね。 僕がさらにうなったのは、番組のラストです。 過去と決別して新たな人生を生きる現在のワン・ナンさんをしっかりと見せた後、最後にまた「ベイブリッジから人を落としたことがある」と告白するシーンを見せた。 西村 あのシーンは、ディレクターと編集マンを褒めてあげてください。 僕がディレクターだったら、番組最後にあのシーンを置く感覚はなかったかもしれない。 佐々木 うならされました。 いい話が展開する中で、最後どういうふうに終わるのかと思っていたら、またギョッとする話が出てくる。 それで、ワン・ナンさんが一生背負っていく過去を視聴者に再び思い出させる構成になっている。 西村 はい、あのラストはすばらしいと思いました。 構成ですよね。 最後に何をぶつけるかという。 異色の経歴!銀行マンからテレビマンへ 佐々木 異色の経歴と言えば、西村さんの過去も一風変わっていますよね? 西村 僕が就職活動をしていたころは就職氷河期だったんですけど、どうしてもテレビ局で番組を作りたかったんです。 でも、採用されなかったので、最初は富士銀行(現みずほ銀行)に入ったんです。 会社にいたのは、10カ月だけですけど(笑)。 就職氷河期に10カ月で辞めるなんて、なかなか斬新ですよね。 だって、就職人気企業ランキングでも富士銀行は当時かなり上位でしたし……。 佐々木 銀行をすぐに辞めたのは、やっぱりテレビの世界がいいと? 西村 半年間ものすごく悩んで。 でも、テレビ局に入れるとは思っていなかったんです。 でも、2度目となったフジテレビの採用面接では「富士銀行を辞めた変なヤツがいる」と……。 佐々木 それが評判になって? 西村 そうです。 それで、2年遅れだったんですけど、新卒扱いで今の会社(フジテレビ)に拾ってもらったんです。

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野球賭博で半グレのリーダーの男ら3人を逮捕 沖縄 ニュース|OTV 沖縄テレビ放送

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2019年9月22日(日)放送予定のザ・ノンフィクションは 「半グレをつくった男 ~償いの日々…そして結婚~」です。 語りは青葉市子さんが担当しています。 「ザ・ノンフィクション」の番組オープニング少し前から変わりましたよね。 個人的には、前のほうが好きだなぁ~。 あの何かが割れるような感じの重い効果音のほうがいい。 (番組内容) 半グレ集団——暴力団には所属せず、犯罪を繰り返す集団。 「相手を殴ってどんどん興奮して最後に日本刀で腕切り落として、それでも怒りが収まらずに首を切り落とそうとして、やっぱり切れなかったんだよね。 硬くて…」 19歳で逮捕された時の話を穏やかな顔で話す男、汪楠(ワン・ナン)は、47歳になった。 現在は、受刑者や出所者を支援する活動を行なっている。 それは汪楠の過去の罪への償いでもあるのだ。 非道の限りを尽くした末に逮捕され、13年を刑務所で過ごした汪楠を救ったのは、1冊の本をめぐる裁判官の言葉と塀の外から届く手紙。 汪楠は過去の罪を悔い、更生を誓う。 出所した汪楠は、全国の受刑者に本を送る活動を始め、出所者の「第二の人生」を支援する活動を続けている。 しかし、日本国籍を持たない汪楠は、就労することが許されず、受刑者支援の活動資金は、常に足りない状況だ。 活動資金を失い、窮地に陥った汪楠の前に、持ち逃げした男が意外な形で姿を現すのだが… 「ザ・ノンフィクション」動画配信中です。 気になった方は是非チェックしてみて下さい。

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大阪の半グレリーダー逮捕 「眉毛も髪も剃ってこい」と暴行 因縁つけた理由は

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半グレ集団——暴力団には所属せず、犯罪を繰り返す集団。 「相手を殴ってどんどん興奮して最後に日本刀で腕切り落として、それでも怒りが収まらずに首を切り落とそうとして、やっぱり切れなかったんだよね。 硬くて…」19歳で逮捕された時の話を穏やかな顔で話す男、汪楠(ワン・ナン)は、47歳になった。 現在は、受刑者や出所者を支援する活動を行なっている。 それは汪楠の過去の罪への償いでもあるのだ。 非道の限りを尽くした末に逮捕され、13年を刑務所で過ごした汪楠を救ったのは、1冊の本をめぐる裁判官の言葉と塀の外から届く手紙。 汪楠は過去の罪を悔い、更生を誓う。 出所した汪楠は、全国の受刑者に本を送る活動を始め、出所者の「第二の人生」を支援する活動を続けている。 しかし、日本国籍を持たない汪楠は、就労することが許されず、受刑者支援の活動資金は、常に足りない状況だ。 活動資金を失い、窮地に陥った汪楠の前に、持ち逃げした男が意外な形で姿を現すのだが….

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