乙女 ゲー に トリップ した 俺。 乙ゲーにトリップした俺♂ LV.3 (ジーンピクシブシリーズ)

男なのにまさかのヒロイン!? 一体誰得な異世界転生ビジネスラブコメ!!『乙ゲーにトリップした俺♂』第①巻 1月26日(土)発売!

乙女 ゲー に トリップ した 俺

転生先はまさかの乙女ゲームの世界!? 異世界に行くことを夢見ている男子大学生の乙谷乙成 おとやおとなり は、ある日ゲーム中に誤って広告をクリックしたことで異世界にトリップしてしまう。 念願の異世界で冒険が始まるかと思えば、 彼がやってきてしまった世界は乙女ゲームの世界で、その上まさかのヒロイン役!? 男性なのにヒロインとして扱われてしまう乙成は、 ゲームをクリアしない限り元の世界に戻れません。 そんな彼が 特定の誰かと恋仲にならずにゲームクリアできる大団円エンドを目指し奮闘する様を描く、異世界転生ビジネスラブコメです。 それぞれ乙成が男性だと分かってはいますが、 彼らは持ち前のプロ意識でヒロインとしての乙成に対し様々なラブイベントを仕掛けていきます。 しかも攻略対象たちの態度はビジネス!? ひと癖もふた癖もある彼らに対して、乙成はヒロインとして彼らとの好感度を上げ、無事に大団円エンドを迎えることができるのか。 彼らがおくるどたばたの日常を、ぜひお楽しみください!• 異世界転生ビジネスラブコメ!! 1 著者:花乃軍 定価:本体550円+税 発行:株式会社KADOKAWA 2019年1月26日(土)発売! 【あらすじ】 男子大学生・乙谷乙成 おとやおとなり は、異次元への転生を夢見るこじらせ男子。 ある日、ゲーム中に誤って広告をクリックしたら…異世界にトリップしていた!?!? 驚きつつも喜んでいたのも束の間、なんだか様子がおかしい…。 「pixivコミックランキング2018」ファンタジー部門 1位獲得の話題作! 【試し読みはこちら】 【書誌情報はこちら】• 店舗特典情報 各店舗で特典をご用意しております。 詳細は各店舗にご確認ください。 関連サイト 【月刊コミックジーン公式サイト】 【ジーンピクシブ公式Twitter】 【花乃軍 公式Twitter】.

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乙ゲーにトリップした俺♂ LV.3 (ジーンピクシブシリーズ)

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乙ゲーにトリップした俺♂ LV.3

乙女 ゲー に トリップ した 俺

それでも「OK!」という方だけ続きをどうぞ。 [newpage] 仕事を終えて、飲み物を買いに行こうと自販機を寄ろうとした俺こと花崎司。 今は警視庁公安部所属の女性警察官 菊川玲として生活している ほとんど大量の書類や確認作業だったからな…手は痛いし、目もシパシパするし、眠い、肩凝った…… 目を擦りながら自販機を探していたら、誰かの会話が聞こえてきた 隣にある喫煙室からだ。 その声は三人の男からだった。 俺は男達に気づかれないように、こっそり会話に耳を立てていた。 「……それでさ、この前零がこんな事をしていたんだ…」 「へぇ…そうだったのか 俺なんてこの前零と……」 「二人とも狡い~ 俺だって降谷ちゃんと沢山話したいのにー」 …うん、声を聞いてすぐに誰か分かった。 諸伏と松田と萩原だな、この声は… 俺は知り合いである三人がここにいる事と話の内容が上手く聞こえなかったが全員降谷中心なのは伝わった。 相変わらず降谷バカだよな…この三人…… そんな事を考えていると、「そういえば」と萩原が話題を出し始めた…が、その話題を聞いた瞬間俺はハッとした。 「菊川ちゃんって、何で警察官になろうと思ったんだろう?」 …へ? な、何でそんな事を今、考えているんだ? 俺、一回もそんな事を聞かれていなかったのに… そう思い気にしていたら、松田と諸伏も「確かに…」と言って共感していた。 「あー、それ分かる… オレも何で彼女があそこまで自己犠牲の精神が強いのか気になっていたんだ…」 「俺も… 警察学校時代でも、アイツ何かと頑固な所あったからな」 …お前ら、俺の事をそんな風に考えていたのか。 それは知らなかったな… まぁ、知っていても言わないけどな 「警察学校時代の菊川ちゃんってさ、何かと物騒だったよね…」 「「あー…」」 そうだったか? 俺、そんなに物騒だったか? そんな事を考えながら、俺は警察学校時代の記憶を思い出そうとした。 それは、俺がまだ警察学校の女子生徒として過ごしていた時の話。 この前のコンビニ強盗の件で、何かが吹っ切れたのか千春は俺や降谷達に積極的になった。 以前は誰とも会話せず、誰とも話さない、という感じで何かと無口無表情の印象があったが、あの事件以来…溌剌とした女子生徒になり、笑顔を見せる様になった。 俺としては嬉しい限りだ… そんなある日、「ねぇ、玲。 ちょっといい?」と言って話し掛けてきた。 「どうしたの?」と俺が首を傾げながら聞いてみると、千春は小悪魔の様な笑みを浮かべて言った。 「ふふ …実は、降谷君達を尾行してみようと思うの!」 「……へ?」 口を開けたままポカーンとしていた俺だったが、千春はそんなの気にする様子もなく言った。 「今夜、降谷君達が合コンに行くらしいの だから、その様子を見たくて尾行してみようと思うの!」 ちょっと何を言っているか分からないけど…降谷達の様子が気になるみたいだな 俺は降谷達が合コンに行く事は原作を読んでいて知っているが、その様子を見に行けないのは残念で仕方なかったな 「そうと決まれば、いざ直行!」 「え?え?ちょっと待ってよ!千春!」 早速、持っていた服を着て俺と千春は外に出て合コン帰りの降谷達を尾行しようとした…ら、 「「「「お前ら 君達 、そこで何をしているんだ?」」」」 …開始直後にバレた。 畜生! 半ば呆れ気味に萩原を除いた降谷達は訊いてきた。 ちなみに萩原はこの前の別の教場の女子生徒達と楽しそうに会話していた。 「な、何で気づいたの…?皆……」 「それはこっちの台詞だ 何で俺達を尾行した?菊川、桜木」 松田はそう俺達に訊いてきた。 すると俺と千春は正直に打ち明けた。 「それは…」 「「「「それは?」」」」 「私もタダ酒飲みたかったから!」 「皆の様子が気になっていたから!」 嘘偽りもなく打ち明けると、皆は呆然とした後に「あ、そう…」と言った。 どこか呆れていたかの様に聞こえたのは気になったが… 「 コイツ等…本当に警察官を目指しているのか? 」 「 菊川さんも桜木さんも何かと変わってるな… 」 「 理由が正直過ぎて余計に清々しいな 」 「 合コンの事は知らないみたいだけど、二人とも何だか発想が怖いな 」 そんな事を考えていた降谷達だった。 すると、一人の年取った男性が諸伏に声を掛けてきた。 「あのー…」 「?」 諸伏が首を傾げていると、男性は萩原の背中を指差して 「もしかして、背の高いあの男性のお知り合いですか?」 と訊いてきた。 諸伏が「ええ…」と言って返していると、男性は笑顔で 「では「先程おんぶして頂いた上に…おみくじまで買って頂いてありがとうございます」と…お伝えください…」 ?…あぁ、アレか 合コンで遅れた萩原がその理由をこう言ったんだよな。 『いやー来る途中の長ぇ階段でおばーちゃんが立ち往生してて…おぶって階段上がったら…さっき 神社でひいたおみくじ落としたなんて言うからよォ…探しても見つからねーし…神社に戻って大吉が出るまでおみくじ引きまくってたらこんな時間になっちまったんだ…』 って。 すると、諸伏が「あ…」と言って両親と手を繋いでいる小さな女の子の方を見つめていた。 俺だけ諸伏がその女の子が亡くなった子と重ねているのを察した。 …あぁ、諸伏… やっぱり今でも抱えているんだな… すると、降谷と松田は声を掛けた。 俺はそんな諸伏の事を歩きながら暫く見ていた 諸伏… 翌日 俺達は警察学校の外を掃除していると、 「ゲホゲホ」と萩原が咳をしているのが聞こえた。 「そりゃーよーござんしたねぇ…」 「カラオケでも萩原の独壇場だったからね…」 だったな… 何曲以上歌っていたか…数えきれなかったよな… ちなみに千春は飲み物を飲んでいたし、俺はアニソンを歌いまくった。 すると突然、赤い車が停まっていた。 キッ 「お! カッケー!」 萩原のテンションが上がった。 この車…もしかして、後に佐藤刑事が乗るあの… 「マツダRXー7 FD3Sじゃんよー!!」 あ、やっぱり… それにしても、正式名はそれなんだ… 知らなかったな… 「誰が乗ってんだ?」 松田がそう思うと、車のドアが開いて誰かが出てきた。 「鬼塚教官の車でしたか!!」と伊達が敬礼しながら言った。 松田は「 鬼公のかよ… 」とジト目で小さく呟いていた。 鬼塚教官は「ただの車じゃない…こいつはある意味戦闘機なんだぞ?」と言った。 すると萩原が目を輝かせて言った。 「あ、いや…」 何か言いたげな顔だな… 「実は俺の車じゃなく殉職したある先輩刑事の愛車でなァ…四年前、その先輩の娘さんが俺に「将来刑事になる」って宣言したから、それまで預かってんだ…」 うん、その娘さん… 間違いなく佐藤刑事だな。 この車はお父さんの形見なんだな… お父さん思いの娘で泣けてくるぜ 「んじゃ車庫に入れておいてくれ…傷、つけるなよ!」 「ヘイ ヘイ!」 鬼塚教官は萩原に車の鍵をその場を立ち去った。 その様子を降谷はじっと見ていた 「……」 「あれ? 零も乗りたくなっちゃった? 同じ「ゼロ」だし!」 諸伏が無邪気に訊いてみると、降谷は照れながら「べ、別に…」と返していた。 「あ、あんな派手な車…しゅ、趣味じゃないよ…」とツンデレっぽく言っていた。 後に色違いの奴を持ってボロボロにするけどな… その後、俺達は重装備訓練に移った。 重装備訓練とは、簡単に云えばテロリストや人質立て籠り事件などの犯人などを取り押さえたり、盾を使って犯人を押し返したりする訓練の事だ。 その中でもこの訓練で優秀な成績を出した人は機動隊になれる可能性が高いのだ そんな解説を入れた後、俺は会話に戻った。 「なるほど…」 「萩原の実家は車の修理工場だったのか…」 「それであんなに車に詳しかったんだね!」 「まあな!」 訓練中だというのにそんな会話をしている降谷達。 本当に仲良いな… 羨ましいよ 「陣平ちゃんもガキの頃、よくウチの工場に来て勝手に分解したり改造したりして…俺の親父に怒られてたよな?」 「ちょっと、ポルシェをガルウィングにしようとしただけだがな…」 「「「「「 そりゃ怒るよ… 」」」」」 降谷と伊達と諸伏が苦笑いをしていたし、俺も千春も呆れながら言った。 「車だけじゃあきたらず、終いには爆弾も研究しまくってたからな!」 「あぁ…見ただけで大体の構造はわかるぜ…」 何してんだよ、ガキの頃から… でも、何だろう… 懐かしいな…… そう思った俺は松田につられて話し始めた 「へぇ…私も小さい頃に叔父さんの研究所に忍び込んで解体技術を学ぼうとしたら爆薬を落として使っていた机や叔父さんの車に引火して大騒ぎになったな~!」すると、皆ドン引きしながら笑っていた。 特に伊達と降谷は 「へ、へぇ…それは……」 「怖い…な……あはは…」 と言っていた。 あの時は本当にヤバかったな… 結局叔父さんの車は修理に出していたカーナビ以外お釈迦になったからな… 「しかも引火した車が叔父さんの愛車であるプリウスだったから、消火した後に叔父さんに死ぬ程怒られたんだ~」 俺が笑いながらそう言うと、 「当たり前だよ」 「誰だって怒るわよ…」 降谷と千春が「はぁ…」と溜め息を吐きながらツッコミを入れられた。 「 菊川さんの叔父さん、気の毒だな…それにしても…」 「「「「「「 子供 ガキ の頃から物騒だな…菊川 ちゃん さん 花崎君 」」」」」」 「?」 何やら皆が苦笑いをしていたが、萩原を話を変えた。 「俺も機械いじり好きだから本当は工場を継ぎたかったんだけどな…」 そんな事を呟くと、諸伏が 「じゃあ どうして警察官に?」と訊いた。 「経営も順調で店舗を増やした途端に…急に景気が悪くなって…結局、親父の工場潰れちまってよ…」 少し悲しそうな顔になった萩原を見て、 そんな過去があったんだ…、と千春が呟いていた。 すると萩原はウインクしながら言った。 「それにひきかえ警察は…絶対に倒産しねぇだろ?」 「ま、まぁ…」 「そりゃそうだけど…」 確かに倒産はしねぇな。 辞職は出来るけど… 「んじゃラスト…スパートかけるか?」 「オゥよ!」 そう言うと、松田と萩原は走り出した。 しかも、全速力で。 そんな二人をサングラスをかけた人が見ていた。 次に自動二輪技能訓練になると、萩原の乗るバイクの調子が変だった。 ボス ボス ボスと変な音が出ていたからだ。 この音はつまり… 「おい萩…その音…」 松田もそれに気づき萩原に声を掛けた。 「キャブレターの燃料調節が悪いんじゃね?」 やっぱりそうか… ちなみにキャブレターとは、ガソリンや液化石油ガスなどを燃料とする予混合燃焼機関において燃料を空気と混合する装置の事。 まぁ、簡単には云えば燃料を調節する装置って訳だ すると萩原は 「そう思って修理する所よ…まぁ陣平ちゃん程早くはねぇけど…」と言い、ドライバーを出した。 「ホーラ 直った!」 早い手捌きだ… 流石は松田と同様に後の爆発物処理班のエースだ すると「噂通りの手際のよさだ…」とさっきの人が言っていた。 「松田陣平と萩原研二…君達は機動隊に興味ないかね?」 おっ スカウトか? やったな、お前ら しかし、松田は「あん?」と返していた。 「詳しくいえば爆発物処理班にスカウトしたいのだが…」 良かったじゃーん! 後のお前らの所属先じゃないか! すると松田は「機動隊の…爆発物処理班だとォ!?」と言った。 何か駄目な感じなのか…?と思ったら、 「んなの興味あるに決まってんだろーが!! よろしくお願いしてやるぜ!!」 承諾したみたいだけど… はたから見れば、対応がヤンキーにして見えねぇ… 「「 お願いしてる態度じゃねぇな… 」」 俺と萩原はそう思っていた。 するとサングラスの人は「君は?」と訊いてきた。 萩原は少し考え「んー…ちょっと考えさせてもらおうかな?」と答えた。 一方、諸伏が何やら血相を変えて外に出ていた様子を伊達と千春が後ろから見ていた。 すると談話室で松田と萩原が話していた。 俺はドアの前でその会話を聞いていた。 「どうすんだよ?萩…さっきの返事…」 「オレらの事を即戦力って考えてるみてーだぜ?」 「そりゃーうれしいよ…気心の知れた友と同じ部署…しかも大好きな機械いじりときたもんだ!」 気心の知れた友…松田か 本当に仲良いな…お前ら 「だったら…」 「親父の工場を見てっから…何もかも順調だとかかっちまうんだ…」 「これは破滅への入り口なんじゃないかっていう…ブレーキがな…」 ブレーキ…か、 そういえば萩原は実家が倒産した過去を持っていたよな… 慎重になるよ…… そう思った俺はドアの前で立ち尽くしていた。 [newpage] 現在 俺はそんな回想を思いながら過去を考えていた。 …俺、変な過去を持っていたか? すると突然、萩原が「そういえば、俺はやっとあの子の正体が分かったんだ」と言った。 あの子……? 何の話だ? 「あー、例の幽霊女か?」 「幽霊じゃないから!俺達と同じ警察学校の生徒だよ!」 幽霊? 同じ警察学校の生徒? どういう意味だ? 俺が「?」となっていると、諸伏が「何の話なんだ?」と訊いてきた。 「警察学校で萩が見かけたらしいんだ 休み時間に必ず教室に現れる幽霊女が」 「幽霊じゃないから!まぁ、その女の子が毎回毎回教室で爆弾を解体する練習をしていたんだ…でも、その技術が…速くて、正確で、しかも設計図も見ていないんだ!」 「つまり…頭の中に設計図が入っているって事?」 「そう!俺がつい見とれてしまう位に速かったんだ!あの女の子…将来警察官になったらどんな人になるんだろう…」 まるで恋する乙女かの様にウットリしていた。 松田に負けず劣らず機械いじり好きだな 「それを松田に話したら?」 「すぐに『そんな都市伝説みたいな事あるかよ、そいつ絶対幽霊だろ』ってさ 確かに顔が見えなかったし、解体を終えたらすぐに居なくなったけど、幽霊じゃない!」 「へ、へぇ…」 諸伏が相槌を打っている一方、俺は汗が滝の様に流れていた。 え? え? 見られていた? 俺、萩原に…? 嘘だろ? いや、でも…流石に顔は見えなかったよな… うん、じゃあ分かるわけないか… 「最初は疑っていたけど、技術を目の前で見せてくれた時には驚いたな 彼女はまさにあの時のあの子だってさ」 「…おい」 「それって……」 松田と諸伏が女性の特徴を聞いて途端、ハッとした 「…だよね? 菊川ちゃん」 と萩原は喫煙室から顔を出して俺にウインクしていた。 松田と諸伏が口を開けたまま、ポカーンとしている。 俺は…… 口から魂が抜けていた。 終わった…… それしか頭に浮かばなかった。 「景光が心配で来てみたら…何があったんだろう?」 「分からねぇ それより菊川が今にも天に召されそうだから、誰か魂を体に帰してきてくれないか?」 「いや…魂を戻したら気絶になるかもよ」 近くを通りかかった降谷と伊達と千春の声も全く聞こえなかった。

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