エアコンから出る排水を室外へと排出するための管をドレンホースと言います。 ドレンとは英語で 「drain」と書き「排出、排水する」という動詞と「排水、下水管」という名詞の意味をもちます。 ドレン管と言われることもありますが、厳密にはやわらかく曲がるホース状の素材のものを ドレンホース、硬質のパイプ(管)状のものを ドレン管と言います。 なぜエアコンから水が出るかというと、空気には温度が下がると、含むことのできる水分量が少なくなってしまいます。 したがってエアコンの冷房で室内の空気を冷やすと、空気中から排出された 水分がエアコン内に溜まることになってしまいます。 そのために、この水を外部に排出しなくてはいけなくなるのです。 ドレンホースはエアコンの室内機に設置されて、壁の穴などを通って室外に導かれ、 排水する仕組みになっています。 室内に通す際は外見の美観を保つため、また外部に出した部分もホースの保護のためにモールやカバーなどで覆うことが多くなります。 このドレンホースやドレン管の接続がきちんとできていない、またホースのつまりなどのトラブルが発生すると、室内機からうまく排水されず、エアコンからの 水漏れやカビ、さらには故障の原因にもなるため、確実な設置と定期的な確認が大切です。 ドレンホースの接続方法と排水場所 ドレンホースは、エアコンの室内機の内部、空気から出た水が溜まる部分である ドレン皿に接続され、水を外部へと排出する仕組みになっています。 ドレンホースは冷媒管などと共に室外機の近くまで伸ばされ、先端の排水口から排水します。 ドレンホースの途中で排水の逆流や停滞を防ぐため、 室内機から穴までの勾配を取り、その先でもたるみやゆがみなどがあってはいけません。 また室外に出たドレンホースは 風雨や日光の紫外線などを受けて劣化が早まるため、 カバーなどで覆って保護することをお勧めします。 通常のドレンホースよりは高価になりますが、 耐候性のドレンホースを用いれば通常のものより長持ちして、コストパフォーマンスが高くなる場合もあります。 ドレンホースの排水口は地面から少し離れている状態が適切です。 排水口が地面に接していると、泥や虫などが入り込んでトラブルの原因になる可能性があります。 虫の侵入を防ぐには、排水口に 網状の防虫キャップをつける方法もあります。 ドレンホースの排水口は、水が流れる方向を計算して、その場に水がたまらず地面の排水溝などに流れ込むよう設置します。 またエアコンからの排水は 塵や雑菌、ゴミなどが混入しているため、 花壇の水などに再利用することはお勧めできません。 何で排水口が二か所あるの? 先ずはドレンホースの出口が詰まっていないか水につかっていないかを見てください。 案外その汚れを取ったり、水から出すだけで排水されたりします。 次に見るのは配管がたゆんでいないかを見てください。 そこをつついてみて水がたまっているようならそれを排水口側に誘導してあげればその後、滞りなく流れる場合もあります。 ただ、紫外線などによりドレンホース自体が劣化していて、割れたりする可能性もあるので注意が必要です。 そんな様子もなければいよいよ中で何かがつまっている可能性があります。 そんな時は汚れを吸い出す必要がありますがこの時間違っても室内機側にゴミを送らないでください。 部屋は汚れますし、最悪エアコンも故障してしまいます。 汚れを吸い出すためには道具が無く、度胸もあれば口で吸いだす方法もあるようですが ポンプのような機械で吸い出して汚れを取るものも販売されているようです。 どの方法も自己責任になるので心配な方はクリーニング専門の業者に相談して みる方が得策かと思います。 ドレンホースに関するトラブルと対処法 ドレンホースは構造が単純なだけに、様々なトラブルを引き起こす可能性も出てきます。 通常のドレンホースは 紫外線を受けると徐々に劣化してもろくなってしまいます。 また 風雨によりホースのゆがみが生じると、一部に水が溜まったり、異物で詰まったりなどの原因になります。 これを避けるには耐候性のドレンホースを使ったり、周囲をカバーで覆うなどの対処があります。 またたとえ排水口が地面に接していなくとも、ドレンホース内に虫が侵入したり、徐々に汚れがたまって詰まったりすることはありえます。 ドレンホースの詰まりでエアコンにトラブルが起こった場合は、まず排水口を確認して、 多量の泥などがたまっていればブラシなどで掻き出します。 その後、ドレンホースの内部を洗浄するには、 ポンプ式の専用ドレンホースクリーナーを使って排水口から吸い出す方法が一般的です。 また 排水口に輪ゴムでガーゼを固定し、そこに掃除機の先端を当ててテープや手などで隙間をふさぎ、汚れを吸い出すという方法もあります。 ただし掃除機に水が入ると故障の原因になるので、 掃除機は2,3秒程度で止め、いったんガーゼを外して排水口近くに出た水やごみを排出することを、こまめに繰り返す作業が必要になります。 まとめ.
次のガーデニングをしていて、ベランダやお庭に水をまきたいとき、 洗車するために大量の水が必要な時はありませんか? いちいちバケツで水を運んだり、水道と庭の間をじょうろを持って往復したりするのは大変な作業ですよね。 そんなとき役立つのがホースです。 水道の栓をひねるだけでホースから水が出てくるので、水を運ぶ手間がいりません。 しかし、蛇口にホースをギュッと押し込むだけでは、水圧が高くなった時にスポッとホースが外れてしまいますよね。 ここではホースと蛇口を簡単に連結させるアイテムをご紹介していきます。 蛇口に取り付けるだけで、ホースを簡単にワンタッチで固定することができるので、水まきタイムの「不便」を解消できます! 蛇口にホースを取り付ける場合、蛇口部分に取り付ける部品を「蛇口ニップル」といいます。 その蛇口ニップルには様々な種類があるので「ホースを購入した時に付属していた蛇口ニップルが、家の蛇口とは合わない!」といったことがあります。 これではせっかく購入したホースが使えず、困ってしまいますよね。 蛇口ニップルに種類があるのは屋外や室内、そしてその設置場所によって蛇口の形状が違うので、まずは、ホースを取り付けたい蛇口の形を確認しましょう。 屋外の蛇口は大きく分けると5種類に分類されます。 万能ホーム水栓 最も一般的な水栓。 先端が丸くなっており蛇口部分が縦に回転するので、上に向け水を飲むことができます。 横水栓 先端が丸くなっている水栓。 回転させることはできません。 自在水栓 先端が丸くなっており、蛇口部分が長く横に回転することができます。 カップリング散水栓 「散水栓」という名前の通り散水向けの蛇口。 先端が蛇腹のようにデコボコしているカップリングという形状をした蛇口です。 庭やベランダに取り付けられていることが多いでしょう。 地下散水栓 4. と同じように散水向けの蛇口ですが、この蛇口は地下散水ボックスに収納されています。 「ご自宅の水栓に蛇口ニップルが合わなかった」「ベランダに水栓がなくてホースが使えない」 と悩んでいた方は、ぜひご自宅の水栓を確認してみてください。 今回ご紹介した商品があれば、お家の中のあらゆる場所から水を引いてくる事ができますね。 水を引く場所を見つけたら、ホースを選らびましょう! ホースにも色々種類がありますが、一番重要なのは長さです。 短いものを選んでしまうと「手前の鉢には水が届くけど、奥の鉢には届かないのでじょうろを使う」 「洗車するたびに車を移動しなければいけない」といったことが起きてしまいます。 逆に長すぎても収納しにくくなり、使いにくくなってしまうでしょう。 ホースを利用する際には必要なホースの長さを図り、 きちんとニップルを取り付けてから安全に散水を行いましょう。 その一手間をかけるだけで、ガーデニングがいつもより簡単で楽しく行えますよ!.
次の30 pt 途中をつかむことを考えます。 足か何かで思い切りつぶして水の通り道を遮断します。 そうすると、たいてい蛇口の部分からホースが外れます。 それより弱めにつぶしてみます。 ホースがはずれないぎりぎりの状態であれば、ホースは膨らんでいるはずです。 つまり、逆流部分と定常流を合わせた水量が蛇口側にあります。 一方、出口側は逆流している分だけ量が少なくなっています。 つまり、ちょろちょろとしか流れません。 なお、つぶした場所付近では乱流が生じています。 これがもし正しければ、漏斗的にしぼった形状(逆流が起きないような形状)を部分的に持つ固い管をホース代りに使えば、ちょろちょろにならないはずです。 つまんだ箇所から離れていれば乱流はなく定常流になっていると考えることができるので、流速は水量と出口の断面積で一意に決まります。 逆流が水量を流速を小さくする原因と考えられます。 一方、出口でつかむことを考えます。 出口で完全につぶします。 ホースがはずれます。 それより弱めにつぶしてみます。 勢いよく飛んでいきます。 さきほどと同じ考察から逆流が生じています。 しかし、水量が減っても断面積が減っているので勢いよく飛びます。 出口より少し離れたところをつまみます。 そうするとつまみ付近の構造により生じた乱流がつまみより先端側に生じており、これは本来出口方向に向かうはずだった水の運動量が乱流により他の方向の成分を持っていることを意味しています。 つまり、先端付近での乱流により先端方向の速度ベクトルが小さくなり、流速は遅くなります。 出口つまみの場合はその先に水がなく乱流も起きないのでこのようなことは起きません。 一言でまとめると、逆流と乱流が原因かなと推測します。
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