悪役 令嬢 は ヒロイン を いじめ て いる 場合 では ない。 悪役令嬢はヒロインを虐めている場合ではない(四宮あか) : レジーナブックス

悪役令嬢はヒロインを虐めている場合ではない(レジーナブックス)

悪役 令嬢 は ヒロイン を いじめ て いる 場合 では ない

しかし8歳の時に頭を強く打った際に、この世界が転生前に攻略していた「FORTUNE LOVER(フォーチュンラバー)」という乙女ゲームの世界だということを思い出します。 記憶を思い出した後は、元の庶民だった性格が強く出て、落ちたお菓子を拾い食いするほど食い意地のはった、 元気いっぱいで素直な性格に別人のように変わります。 破滅フラグを回避しようと、国外追放されても行きていけるように魔法の能力を磨きます。 その方法は、まさかの 「畑作り」。 カタリナの魔法属性は「土」で、カタリナ自身が「土ボコ」というほど 地面をちょこっと盛り上げて人を転ばせることくらいしかできません。 (ゲーム内ではその魔法を使って主人公を転ばせるなどして悪用していました) そこで、「土と対話するなら畑」と転生前の祖母のアドバイスに従って、畑づくりのスキルをせっせと磨きます。 また、畑作りのスキルがあれば、身ひとつで国外追放されても行きていけると思ってのことです。 この視点からもわかるように、カタリナはどこか視点がズレていて、 難しいことを考え続けることができない性格です。 なにか問題が起こった時は脳内に複数のカタリナが円座になって、問題解決策を募ります。 導き出された解決策はピントのズレた案ですが、もともとお人好しの転生前の性格が強くでていて、そこが 裏表のないカタリナの魅力にもなっています。 この畑作りエピソードでは腹黒の第三王子・ジオルドの完璧仮面も一瞬笑いで剥がれ落ちてしまうほどで、 正式に婚約が成立してしまいました。 またうっかりした性格からメアリと婚約予定の第四王子・アランのセリフを悪気なく奪ってしまうなど転生前に得たゲームの知識でトラブルを巻き起こしたりもしています。 困っている人を見過ごせない性格で、 男女問わず人たらしの面があります。 反面、色恋にはまったく免疫がなくジオルドからのあからさまなアプローチにもまったく気づいていません。 首筋にキスマークをつけられても「虫?」と思ってしまうほどの激ニブでもあります。 攻略対象と悪役令嬢カタリナとの関係は? 【新刊情報】『 1巻』本日入荷しましたユリ!! 話題沸騰の待望のコミックス化です!! ぜひぜひお求めくださいユリ!! 原作 キャラクター原案・コミック — アニメイト新百合ヶ丘店 animatesyrgok 乙女ゲームの攻略対象と転生後のカタリナの関係について紹介します。 【悪役令嬢カタリナとの関係】第三王子……ジオルド・スティアート なんでもできる天才肌で、毎日に飽き飽きしていたところ、自分の 予想外の行動をするカタリナから目が離せなくなってしまいました。 なにがなんでも婚約解消はしない姿勢を貫いています。 ちなみに蛇が苦手ですが、カタリナからは破滅エンド回避のために蛇のオモチャを投げつけられたことがあります。 まわりはジオルドの完璧仮面にだまされていますが、カタリナはいち早く疲れているジオルドに気づきました。 カタリナはジオルドにとって 魅力的で、安らぐ存在になっています。 【悪役令嬢カタリナとの関係】第四王子……アラン・スティアート ジオルドの双子の弟ですが、完璧超人の兄と比べられてきたため コンプレックスからひねくれた性格をしています。 優しげな王子然としたジオルドとは違い、 ワイルドな風貌をしています。 婚約者であるメアリがあまりにもカタリナのことを話題にするので嫉妬をして家を訪ねてきます。 木登りの勝負を持ちかけられて面食らうも、負けじと勝負を挑みカタリナと仲良くなります。 野性的な風貌に似合わず、 楽器の演奏が得意で、そのことをカタリナに絶賛されました。 アランにはアランの良さがあると教えてくれたカタリナを密かに想っています。 妹のように想っている婚約者のメアリとはジオルドの魔の手からカタリナを護るべく同盟を組んでいます。 傍目からはメアリとお似合いのカップルのように思われていますが、実情は違っています。 【悪役令嬢カタリナとの関係】義弟……キース・クラエス カタリナの 義弟です。 クラエス家に引き取られる前は兄弟から虐げられるなど過酷な経験をしました。 ゲーム版では義姉のカタリナ・義母から冷たくされて愛情不足に陥り、 女性と浮名を流すプレイボーイに育ちます。 転生後のカタリナは「愛情不足になってチャラ男になるから破滅フラグが訪れてしまう。 だったら 私がかまってあげればいい!」と優しく接します。 カタリナの母から冷遇されていたのは、夫の愛人の子供だと誤解があったからですが、カタリナのおかげで早期に誤解は解決されました。 「かわいいから」と夜着姿をカタリナに見せられるなど、まったく 男扱いされていないことが悩みです。 プレイボーイどころかまるで ヘタレの扱いになっています。 暴走しがちなカタリナの監督役として、誤解がとけた義母からは絶大な信頼を寄せられています。 悩みは最近積極的になってきたジオルドの魔の手からいかにカタリナを守るか、という点です。 【悪役令嬢カタリナとの関係】宰相の息子……ニコル・アスカルト 成長するに従って 色気がムンムンのニコル。 男女問わず、その魅惑の微笑みには失神者が出るほどの威力があります。 カタリナ曰くまるでロマンス小説に出てくる「 魔性の伯爵」のよう。 ロマンス小説仲間である妹のソフィアの付き添いでクラエス家を訪れた際に、カタリナと出会います。 アルビノ風の妹のことを口さがなく言われ辟易していた中、カタリナに「 ご両親はあんなに素敵で妹さんはあんなに可愛くて、ニコル様は本当に幸せ者ですわね」と言われたことがきっかけでカタリナに惹かれます。 真面目な性格のため婚約者のいるカタリナに想いを寄せることはやめようとしますが、両親も実は略奪婚だったと妹ソフィアからはけしかけられています。 この主要攻略対象の4人以外にも、 メイドのアンや 友人のメアリ、 ソフィア、本来の乙女ゲームの主人公・ マリア、 ソラからも想いを寄せられています。 スポンサーリンク 悪役令嬢カタリナに転生する前はどんな女の子だった? 転生前は男兄弟と野山を駆けずり回っていた「野猿」と呼ばれた女の子です。 特技は「木登り」。 女友達からすすめられた乙女ゲームにハマって母親に怒られるほどやり込んでいました。 高校生の時に、交通事故で亡くなってしまいました。 ちなみにこの「木登り」のスキルは、カタリナになっても活かされていて第四王子・アランとの勝負で勝っています。 (そもそも王子は木登りなんてしたことがありませんので、この勝負には度肝を抜かれていました) 悪役令嬢カタリナの破滅フラグとは? 乙女ゲーム版のカタリナは、主人公ヒロインと攻略対象のジオルドが ハッピーエンドで国外追放、 バッドエンドで死亡、といった破滅フラグが待ち受けています。 ちなみに、他の逆ハーレムエンド、義弟のキースエンドでも同じくハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡になっています。 転生したカタリナは、この破滅フラグを回避する努力をします。 それがこの小説のメインストーリーとなっています。 スポンサーリンク 悪役令嬢カタリナはジオルドと婚約破棄できる? カタリナは、ジオルドとの婚約破棄を狙っています。 ジオルドとの婚約は、カタリナが自分の不注意で額につけてしまった傷が原因です。 カタリナは初めてみる理想の王子様に我を忘れてベッタリくっつきすぎてしまい、結果王子に激突して転倒。 転んだ拍子に額を石でザックリと切ってしまったのでした。 嫁入り前の貴族の女性の顔に傷をつけてしまったと、ジオルドは責任をとってカタリナと婚約します。 ゲーム版のカタリナは、そのことを盾にとり婚約者という立場で主人公ヒロインをいじめます。 転生したカタリナは破滅エンドを回避すべく、額の傷が消えたタイミングで婚約解消を申し出ますがジオルドに 「まだ傷は残っている」と言われ婚約解消には至っていません。 【悪役令嬢カタリナ】まとめ 小説と漫画もどちらも面白くて、あっという間に読み終わってしまいます。 小説はライトノベルだけあってサクサク読めます。 小説が原作の漫画ですが、忠実にコミカライズされているので、漫画で読んだ後、続きが気になる場合は小説、と飛ばして読んでもつじつまが合います。 小説版では 学園を卒業をして就職した後の成長したカタリナの活躍が読めるのでおすすめです。 特に大人になると ジオルド王子からのアプローチが熱烈でニヤニヤします! 最近話題の「悪役令嬢モノ」ですが、一番人気なのもわかります。 キャラ作りや過去背景がしっかりしているので大人でもしっかり楽しめます。

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悪役令嬢はヒロインを虐めている場合ではない(レジーナブックス)

悪役 令嬢 は ヒロイン を いじめ て いる 場合 では ない

「小説家になろう」などのWeb小説サイトで一時期流行した「悪役令嬢もの」がある。 基本プロットは以下のような感じ。 の世界の悪役令嬢が主人公。 なお、この場合の「」とは、女性主人公が高貴でイケメンな男性達と真実の愛を育んでハッピーエンドを目指すもの。 光栄のあたりを元祖とする女性向け恋愛アドが基本になっているのだけど、小説サイトで流行するにあたって独自進化を遂げている。 現代日本の大企業社長一族が通う上流階級向け私立学園というパターンもあるけど、多くは中世ヨーロッパ風異世界の貴族社会で、貴族が通う王立学園が舞台。 しかし優秀な平民も通っている。 ゲーム設定に置けるヒロインは平民もしくは子爵、男爵などの下位貴族令嬢。 攻略対象は王子と宰相子息と騎士団長子息と王宮魔道士子息あたりが定番。 隠し攻略対象として身分を隠して留学している隣国の皇太子なども用意されている。 メイン舞台が王国なのに対し、隣国はより強力な帝国であったりするパターンも多い。 隠しキャラを攻略するためにはメイン攻略キャラを全員攻略しないといけないと言うゲーム設定もある。 ヒロインの攻略するキャラにはもともと婚約者がいる。 貴族社会なので政略結婚であり、真実の愛情はないものとされている。 攻略対象たちは妾腹であったり家族の不和であったり才能に対するコンプスであったり、幼少時の事故によるトラウマであったり、なんらかの心の闇を抱えており、それをヒロインがフォローすることによって好感度が上がるものとされている。 で、悪役令嬢ものというのは、その場合の上位貴族や王族の婚約者で本来のゲームでは嫉妬に狂ってヒロインをいじめ倒す公爵令嬢を主人公としたものだ。 多くの作品で、現代日本人オタクOLの女子が、自分がはまってたの世界の悪役令嬢に転生してしまい、ゲーム通りならヒロインをいじめて剥奪や国外追放、はては死刑になるという運命を知っているので攻略対象とかかわらないように頑張るが向こうから寄ってきてやはり婚約されてしまったり、ヒロインをいじめなければいいと思っていたらヒロインが自作自演で「差別的な事を言われた」「教科書を汚された」「私物を隠された」「階段から突き落とされた」という架空の犯罪を自作自演で作り上げて「悪役令嬢糾弾イベント」を作り上げる。 糾弾イベントは学園の創立記念とか卒業パーティとかのはれやかな舞台で唐突に行われ、ヒロインと王子含め攻略対象子息達が提出する証拠はヒロイン本人の証言だけみたいな雑なもので、婚約者王子とは別の王子とか、王室の調査機関とか、隠し攻略対象の隣国皇太子に真実をあばかれ、冤罪を作ったヒロインはざまあ。 ヒロインに踊らされた王子は茫然自失。 廃嫡され荒れ地にされ封じられるというオチが待っている。 もちろん冤罪をきせられた公爵令嬢は王や王妃に謝罪され、あらたにになった王子や隣国皇太子に嫁ぐことになる。 いやこれおもしろいのだ。 最初にこのパターン作った人偉いと思う。 ようするに冤罪を押し付けられてそれを解消し、幸せになる話だから。 普通に面白い。 だが、これが流行した結果これをベースとしてひねった話が生まれる。 そりゃ流行に乗っかって全く同じ話を発表したら芸がないからね。 で、うまれたのが、王子やヒロインが、公爵令嬢の「前世の記憶」にあえて乗っかって悪者を演じるパターン。 そもそも窮屈な王になるのを避け、地方領主くらいの自由度を望み、作品世界では妄想としか思えない公爵令嬢の電波思考(前世記憶)にあわせ、悪役を演じて婚約破棄を「してあげる」。 これは王子と攻略対象とヒロインが「全部わかってる本当の主人公」という逆転パターンだ。 しかし意外性を狙って冒頭は不当な婚約破棄劇をあえてやっている。 もうひとつのパターン。 最終的にヒロインと王子の企みを挫く別の王子や隣国皇太子が、悪役令嬢に惚れた結果。 本来悪ではなかったはずの王子やヒロインに裏で自作自演のやらせを示唆し、公爵令嬢糾弾をつくりだし、さっそうとそこから救い出し、王子やヒロインを罪に落とす。 この場合悪役令嬢と最終的に結ばれるのは腹黒王子、皇太子ということになるのだが、なんだかこの「腹黒男子の手回しでもともと害意を持ってなかった人たちを悪に落としても、ヒロインを愛する」みたいなのって、意外と需要あるっぽいんだよ。 どう弁護しても行き過ぎのおとり捜査、どころじゃない極悪非道な行いじゃない。 これを作品の結末として提出して、感想欄でも罵倒されないって考えられねえ。 人間の意志をなんだと思ってんだと。 そういや「婚約者を愛していたけど相手は自分のこと嫌いだと思う。 だから嫌われて離縁され、婚約者が真に愛する人と幸せになってもらいたい」みたいな自己犠牲主人公の気持ちを誤解した挙句婚約者が「そんなに嫉妬されたかったの?」とかいって主人公を地下室に監禁。 それで幸せみたいな小説も見かけるんだけど、君らそれでいいのか?なんなんだあの人権侵害。 他者をわざわざ不幸にしたり、地下室に監禁されるのが本当の愛だみたいなの、死ねばいいと思うよ。 僕はいくら底が浅いと言われても、普通の幸せがいいと思うなあ。 juangotoh.

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悪役令嬢カタリナはなぜモテる?破滅フラグ・転生前・婚約破棄まとめ

悪役 令嬢 は ヒロイン を いじめ て いる 場合 では ない

「小説家になろう」などのWeb小説サイトで一時期流行した「悪役令嬢もの」がある。 基本プロットは以下のような感じ。 の世界の悪役令嬢が主人公。 なお、この場合の「」とは、女性主人公が高貴でイケメンな男性達と真実の愛を育んでハッピーエンドを目指すもの。 光栄のあたりを元祖とする女性向け恋愛アドが基本になっているのだけど、小説サイトで流行するにあたって独自進化を遂げている。 現代日本の大企業社長一族が通う上流階級向け私立学園というパターンもあるけど、多くは中世ヨーロッパ風異世界の貴族社会で、貴族が通う王立学園が舞台。 しかし優秀な平民も通っている。 ゲーム設定に置けるヒロインは平民もしくは子爵、男爵などの下位貴族令嬢。 攻略対象は王子と宰相子息と騎士団長子息と王宮魔道士子息あたりが定番。 隠し攻略対象として身分を隠して留学している隣国の皇太子なども用意されている。 メイン舞台が王国なのに対し、隣国はより強力な帝国であったりするパターンも多い。 隠しキャラを攻略するためにはメイン攻略キャラを全員攻略しないといけないと言うゲーム設定もある。 ヒロインの攻略するキャラにはもともと婚約者がいる。 貴族社会なので政略結婚であり、真実の愛情はないものとされている。 攻略対象たちは妾腹であったり家族の不和であったり才能に対するコンプスであったり、幼少時の事故によるトラウマであったり、なんらかの心の闇を抱えており、それをヒロインがフォローすることによって好感度が上がるものとされている。 で、悪役令嬢ものというのは、その場合の上位貴族や王族の婚約者で本来のゲームでは嫉妬に狂ってヒロインをいじめ倒す公爵令嬢を主人公としたものだ。 多くの作品で、現代日本人オタクOLの女子が、自分がはまってたの世界の悪役令嬢に転生してしまい、ゲーム通りならヒロインをいじめて剥奪や国外追放、はては死刑になるという運命を知っているので攻略対象とかかわらないように頑張るが向こうから寄ってきてやはり婚約されてしまったり、ヒロインをいじめなければいいと思っていたらヒロインが自作自演で「差別的な事を言われた」「教科書を汚された」「私物を隠された」「階段から突き落とされた」という架空の犯罪を自作自演で作り上げて「悪役令嬢糾弾イベント」を作り上げる。 糾弾イベントは学園の創立記念とか卒業パーティとかのはれやかな舞台で唐突に行われ、ヒロインと王子含め攻略対象子息達が提出する証拠はヒロイン本人の証言だけみたいな雑なもので、婚約者王子とは別の王子とか、王室の調査機関とか、隠し攻略対象の隣国皇太子に真実をあばかれ、冤罪を作ったヒロインはざまあ。 ヒロインに踊らされた王子は茫然自失。 廃嫡され荒れ地にされ封じられるというオチが待っている。 もちろん冤罪をきせられた公爵令嬢は王や王妃に謝罪され、あらたにになった王子や隣国皇太子に嫁ぐことになる。 いやこれおもしろいのだ。 最初にこのパターン作った人偉いと思う。 ようするに冤罪を押し付けられてそれを解消し、幸せになる話だから。 普通に面白い。 だが、これが流行した結果これをベースとしてひねった話が生まれる。 そりゃ流行に乗っかって全く同じ話を発表したら芸がないからね。 で、うまれたのが、王子やヒロインが、公爵令嬢の「前世の記憶」にあえて乗っかって悪者を演じるパターン。 そもそも窮屈な王になるのを避け、地方領主くらいの自由度を望み、作品世界では妄想としか思えない公爵令嬢の電波思考(前世記憶)にあわせ、悪役を演じて婚約破棄を「してあげる」。 これは王子と攻略対象とヒロインが「全部わかってる本当の主人公」という逆転パターンだ。 しかし意外性を狙って冒頭は不当な婚約破棄劇をあえてやっている。 もうひとつのパターン。 最終的にヒロインと王子の企みを挫く別の王子や隣国皇太子が、悪役令嬢に惚れた結果。 本来悪ではなかったはずの王子やヒロインに裏で自作自演のやらせを示唆し、公爵令嬢糾弾をつくりだし、さっそうとそこから救い出し、王子やヒロインを罪に落とす。 この場合悪役令嬢と最終的に結ばれるのは腹黒王子、皇太子ということになるのだが、なんだかこの「腹黒男子の手回しでもともと害意を持ってなかった人たちを悪に落としても、ヒロインを愛する」みたいなのって、意外と需要あるっぽいんだよ。 どう弁護しても行き過ぎのおとり捜査、どころじゃない極悪非道な行いじゃない。 これを作品の結末として提出して、感想欄でも罵倒されないって考えられねえ。 人間の意志をなんだと思ってんだと。 そういや「婚約者を愛していたけど相手は自分のこと嫌いだと思う。 だから嫌われて離縁され、婚約者が真に愛する人と幸せになってもらいたい」みたいな自己犠牲主人公の気持ちを誤解した挙句婚約者が「そんなに嫉妬されたかったの?」とかいって主人公を地下室に監禁。 それで幸せみたいな小説も見かけるんだけど、君らそれでいいのか?なんなんだあの人権侵害。 他者をわざわざ不幸にしたり、地下室に監禁されるのが本当の愛だみたいなの、死ねばいいと思うよ。 僕はいくら底が浅いと言われても、普通の幸せがいいと思うなあ。 juangotoh.

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