南海 トラフ 地震 予想。 京都市:南海トラフ巨大地震について

【南海トラフ地震】 最悪想定では死者・行方不明者32万人。経済損失1,410兆円。

南海 トラフ 地震 予想

東海地震• 東南海地震• 南海地震 詳しくは、下の地図の〇で囲った部分を見てください。 この3つの震源を、過去の発生パターンによって2つに分けてみます。 同時発生か、連動発生か 記録に残る過去の南海トラフ巨大地震 1707年「」は、3つの震源が 同時発生した、記録に残るなかで最大級の被害になった南海トラフ地震です。 このように同時発生すれば、になってしまいます。 震源域は、静岡から四国西部までの非常に広い範囲です。 つぎの地震は 連動発生型の南海トラフ地震です。 30年間で交通事故で死亡する確率、約0. 2%だそうです。 天気予報、70%か80%で雨と言われたらどうですか? 「30年で70~80%なんて、そんなの発生するわけないよ」そんなセリフ、言えなくなりますよね。 ましてや、国の特別機関が責任もって発表している予測ですから。 つぎの文章は、 2013年の地震調査研究推進本部公表からの引用です。 次の地震が発生するまでの間隔については、 時間予測モデル(用語解説参照)が成立すると仮定し、室津港(高知県)の隆起量をもとに88. 2年と推定しました。 昭和東南海・南海地震の発生から既に約70年が経過しており、次の大地震の切迫性が高まっていると言えます。 大地震の発生確率については、震源域の多様性などの複雑な発生過程を説明するモデルは確立されていないため、従来の評価方法を踏襲して、計算を行いました。 この結果、 今後30年以内の地震発生確率は60~70%となりました。 (引用元:地震調査本部公表2013年7月) 30年以内に南海トラフ地震が発生する確率の推移 南海トラフ地震が 30年以内に発生する確率は、このように上昇してきました。 結局のところ、いつ南海トラフ地震が発生するの? 30年以内に〇〇%とか言われても、ピンとこないかと思います。 では具体的に いつ発生するの?ってことです。 まずは、国の地震予想の基となっている考えを紹介します。 土地の沈降と隆起から発生確率を出していた 陸地側プレートは、海側プレートに絶えず引きづりこまれています。 その結果、太平洋側の海岸付近の土地は、ふだんゆっくり沈降しています。 陸地側プレートが耐えきれなくなると南海トラフ地震が発生し、土地はいっきに跳ねあがり隆起します。 土地の沈降と隆起、これが南海トラフ地震の発生原理で、この原理を使って発生確率を出しています。 時間予測モデルで地震がいつ発生するか予想 土地の隆起(跳ね上がり)で陸地プレートは ひずみが解消されます。 隆起の大きさは、そのまま地震の規模をあらわします。 前回の地震による隆起量と、次回の地震発生までの間隔は比例する! こう予測したものです。 一定量のひずみが溜まると、地震が発生する 前回の地震による ひずみの解消量が小さい(地震の規模が小さい)と、すぐに一定量のひずみに到達するので、次回の地震発生までの間隔は短くなります。 「高知、室津港の隆起量」と「南海トラフ地震の発生間隔」の関係グラフです。 出典: 昭和地震での土地の隆起量から、次回の発生時期がグラフより分かります。 これが時間予測モデルです。 〇〇%の確率の根拠 先ほどのグラフから、 安政地震での隆起量と 昭和地震での隆起量がほぼ同じなのが分かります。 安政地震から昭和地震の潜伏期間は、約90年でした。 1946年12月21日に昭和南海地震が発生。 そして、2020年1月で74年が経過しています。 時間予測モデルによると、 前回の昭和地震より 88. 2年後に発生すると予測されます。 西暦2034年 あと14年後。 まだまだ先と見るか、もうすぐと見るか・・・ この予測により、30年以内に「〇〇%」の確率になります。 まとめ/南海トラフ巨大地震がいつ発生しても大丈夫な準備を 南海トラフ巨大地震がいつ発生するのか、国の発表している予想をまとめてお伝えしました。 しかし、地震予測で完全なものはありません。 時間予測モデルの問題点 現在の地震予測の主流は、時間予測モデルですが、このモデルにも問題があると指摘されています。 近年はGPSで精密な隆起量などのデータをとっているが、過去の隆起量のデータは人の測定によるもの。 そのため、データそのものの正確性が疑われる。 わずか2点のみの比例データで、比例関係があるとは言いきれない。 ふつう比例関係があるとは、何件もサンプルがあって言えること。 何にせよ 地震予測は非常に難しいのが現状です。 正確なデータが少ない現段階では、どんな予測も信憑性は低いのかもしれませんね… 「これが正解!」と、一つの見解を妄信するのは危険です。 予測では2034年ですが、ひょっとしたら今後1年以内に発生してもおかしくないですよね。 12月に発生していた南海トラフ地震 過去の南海トラフ地震のデータを見ると、12月などの寒い時期に発生していたことが分かります。 慶長 けいちょう地震 1605年2月3日• 宝永 ほうえい地震 1707年10月28日• 安政東海地震 あんせい なんかいじしん 1854年12月23日• 安政 あんせい南海地震 1854年12月24日• 昭和東南海地震 1944年12月7日• 昭和南海地震 1946年12月21日 気温が巨大地震に影響するとも思えませんが、寒い時期に発生していたことを考えると、 防寒対策もしっかりしなくてはいけませんね。 結局のところ何を信じて行動するかは、 この記事を読んてくれたあなたの判断に任せるしかありません。 家族や大切な人を守るために、家庭でできる対策を考えておくことを考えてみませんか。 そのほか、南海トラフ地震が発生する前後の行動について紹介しています。

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【2020最新】南海トラフ地震はいつ起こる?前兆・確率は80%?

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南海トラフ地震とは? 南海トラフ地震とは分かりやすく言うと、 上の画像の赤枠の部分が「南海トラフ」と呼ばれています。 もう少し詳しく言うと、• フィリピン海プレート• ユーラシアプレート が接する海底の溝状の地形となります。 この範囲が震源地となる地震が 「南海トラフ地震」と呼ばれているのです。 また、「南海トラフ地震」は過去100~150年間隔で起こってきた大地震であり、 前回の昭和南海地震(1946年)から70年以上が経っています。 このことから、次の南海トラフ地震を恐れられているということです。 南海トラフ地震の被害想定(震度・津波) 政府の中央防災会議では、 「南海トラフ地震」が発生した際の被害想定が出しています。 被害想定は、• 静岡県から宮崎県にかけて一部で震度7の可能性• それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱• 関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸で10mを超える大津波 となっています。 また、生活に及ぶ被害想定は、 国の被害想定によりますと、津波と建物の倒壊、火災などで、最悪の場合、全国でおよそ32万3,000人が死亡し、238万棟余りの建物が全壊や焼失するおそれがあるほか、避難者の数は、地震発生から1週間で最大950万人に上るなど影響が長期化するとしています。 nhk. html) と、非常にネガティブな予想がされています。 南海トラフ地震はいつ起こるのか? 南海トラフ地震の発生時期には様々な説があります。 「ひずみが生じている」という理由は、 地殻に力が加わって圧迫されてきている証拠です。 そして圧迫され続けた地殻はいつか破壊し、 破壊されたときに放出するエネルギーが地震になります。 他にも、• 2020年~2022年の間に起きる• 30年以内に起きる といった予言や予想があります。 また、地震の発生時期については、過去の「南海トラフ地震」は7月〜2月の夏から冬にかけて発生きたので、 この時期に発生する確率が高いと言われています。 南海トラフ地震が起こる前兆について 南海トラフ地震は突然起こるのではなく、 ある程度「前兆」が起きるとも言われています。 今現在で言われている前兆については、• 紀伊水道付近の地震• 日向灘付近の地震• ニュージーランドの地震• サクラエビの不漁 の4つが言われています。 その前兆について分かりやすく解説した動画があったので、 是非とも参考にしてみてください。 南海トラフ地震が起こる確率は? 結論から先に言うと、南海トラフ地震が今後30年以内で起こる確率は、 2020年時点で「80%」と政府の地震調査委員会より公表されています。 南海トラフ地震は100~150年の周期で起こる大地震となり、 少しずつ発生確率は上がってきているのです。 過去のデータを見てみましょう。 684年:白鳳地震• 887年:仁和地震• 1096年:永長地震• 1099年:康和地震• 1361年:正平地震• 1498年:明応地震• 1605年:慶長地震• 1707年:宝永地震• 1854年:安政地震• 1944年:昭和地震• 1946年:昭和地震 このように、最後に起こったのは1946年の「昭和地震」であり、 ここから70年以上たった現在は 「南海トラフ地震」の確率が年々上昇しております。 その証拠に政府の地震調査委員会は2018年2月に、 今後30年以内に南海トラフ地震が起こる確率を「70%から80%」に引き上げました。 南海トラフ地震の発生確率は過去に比べて上がってきています。 2002年・・・40%• 2005年・・・50%• 2009年・・・50~60%• 2010年・・・60%• 2013年・・・60~70%• 2014年・・・70%• 2018年・・・70~80%• 2019年・・・70~80% 2002年からの情報ですが、これを見ると本当に恐ろしいです。 また、南海トラフ地震の確率は、• 今後40年以内で「80%から90%」• 今後50年以内で「90%程度もしくはそれ以上」 とも言われております。 実際のところ、地震に関する研究はまだ分かっていないことも多いのですが、 この数値を見せられるとタダゴトではないですよね。 まとめ 南海トラフ地震は自然現象の一部なので、 実際にいつ起こるのかの確証は100%は分かりません。 ただ、年々確率は増加してきており、 2020年時点では今後30年以内に起こる確率は「80%」となっています。 大きな災害が起きた場合は回りじゃどうにもできないこともあるので、 そのときに備えて、自分がどう行動して切り抜けるのかが大事です。 起こらないのが一番ですが、自分の身を守ることは考えていきたいですね。

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南海トラフの神奈川の津波被害予想と予言や過去の地震!横浜は?

南海 トラフ 地震 予想

南海トラフにおける神奈川の津波被害予想と、発生時期の予知・予言、前兆現象や過去の地震について2016年現在の情報をまとめた。 横浜はどうなってしまうのだろう?地域別震度についても触れていく。 現在、日本の地震は活動期の真っただ中だ。 東日本大震災は400年、1200年周期で起こる大規模な地殻変動の影響の一つで、これから10~20年間は大規模な地震が多くなる。 これについては地震の専門家であれば誰しも警告していることだ。 2016年4月14日の熊本地震や2016年10月21日の鳥取中部地震など、巨大な地震が日本のいたるところで起こっているのを見ると、自分の地域でも他人事ではない、近いうちに絶対に何かあるとおののいている方も多くいらっしゃるだろう。 毎朝TVで地震の啓発コーナーがあってもいいぐらいには日本全国に危機が迫っていることなのだが、TVメディアは目先のお金がないと動かないのが現状。 そこで神奈川の今後近いうちに起こると目されている大地震とその規模、被害が出る地域、過去の地震の傾向からの予測や研究機関による発表、様々な予知予言を交えて検証していく。 スポンサーリンク 神奈川はいま日本の中でも大変危険な状態にある。 400年周期の南海トラフ周辺を震源とする大地震、70年周期の相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近で発生する大地震の周期がちょうど交わったところにいるのだ。 差し迫った潜在的地震リスクは隣の静岡県に次いで高いとも言われている。 これからある程度の覚悟と準備をした上で住み続けなくてはならない。 データは国の有識者会議によるもの、神奈川県によるものを参照した。 南海トラフの被害予測 死者 2900人 建物倒壊 4000棟 浸水面積 17. 3平方km 直接被害額 7000億円 避難者数 1日 7万7000人 避難者数 1週間 4万人 断水 23万人 下水道使用不可 21万人 停電 4万7000軒 防波堤損壊 4500m 災害廃棄物 40万トン 神奈川県内はどれだけ揺れてどんな津波が来る? 津波被害を受ける地域と最大震度の分布だ。 最大震度に関しては、表に記載されていない地域も5強~6弱の揺れがあると想定されている。 市区町村名 津波高さ 津波到達時間 最大震度 横浜市鶴見区 3m 76分 5強 横浜市神奈川区 3m 76分 5強 横浜市西区 3m 77分 6弱 横浜市中区 3m 63分 6弱 横浜市磯子区 3m 63分 5強 横浜市金沢区 3m 59分 5強 川崎市 3m 80分 5強 横須賀市 6m 30分 5強 平塚市 4m 30分 6弱 鎌倉市 10m 34分 5強 藤沢市 7m 32分 6弱 小田原市 4m 28分 6弱 茅ヶ崎市 5m 31分 6弱 逗子市 9m 35分 5強 三浦市 6m 29分 5強 三浦郡葉山町 7m 32分 5強 中郡大磯町 4m 29分 6弱 中郡二宮町 4m 29分 6弱 足柄下郡真鶴町 4m 26分 6弱 足柄下郡湯河原町 5m 28分 6弱 津波で特に深刻な被害を受けるのは• 鎌倉市• 逗子市• 藤沢市• 三浦郡葉山町• 三浦市• 横須賀市 である。 いずれも5m以上の津波に見舞われる予想となっている。 これがもし満潮位であった場合はもっと高くなる。 横浜も例にもれず津波を受ける。 3mと予想されているが、どうだろうか、横浜のベイサイドで3m海面が上昇して押し寄せてくるとなると被害を受けない場所を想像するほうが難しいと感じるだろう。 津波に関しては、案外低いと感じる方もいるかもしれない。 しかしそうではない。 5mの津波でも人は生き残るのは難しい。 繰り返すが、高い波ではなく、海面がそのまま押し寄せる。 その押し寄せてくる海面には防波堤の大きな破片や船、家や車、がれきが大量に含まれている。 それが生身に衝突したらどのような状況になるか想像に難くないだろう。 表に名前のあった地域の方は、津波が来た際の避難経路と家族との集合場所、持って逃げるための非常用持ち出し袋の購入など、出来る限りのことをしておくべきだ。 非常用持ち出し袋については、こちらにまとめた。 次は神奈川県の過去の地震を振り返り、神奈川県の地震リスクについて理解を深めてほしい。 スポンサーリンク 神奈川県の過去の地震 あまりそういう認識はないかもしれないが、神奈川県は過去にも様々な大地震に見舞われている。 また、大規模地殻変動や地震活動の活発化というのは400年、1200年周期で訪れている。 ひずみが蓄積し、ためたエネルギーを活発に放出するため、今まさに活発に活動しているのだ。 今回の東日本大震災、熊本地震、鳥取中部地震などの一連の地震はその周期の真っただ中にいるからだ、という考え方が有力だ。 神奈川に限らず、日本全国はいま地震災害に対して対策を打たないと危機的な状態に陥る。 今回の南海トラフの恐れもその地震活動の一環だ。 今、地震は6回目の活動期に入っている。 そして、今回の活動パターンは、400年前の慶長期に似通っているというのが通説だ。 そこで慶長期に起こった地殻変動を紹介していく。 九州で霧島山・浅間山が噴火• 畿内 京都・奈良・大阪・兵庫の南端あたり で大地震が起こる• 5年後、岩木山 青森 、伊豆大島が噴火• 4年後、東海から西日本で 超巨大地震 慶長地震・危険視されている南海トラフ地震のモデルケース 発生、大津波が千葉から四国・九州までの広範囲を襲った• 翌年、 関東で大地震• 6年後、会津で大地震• 慶長三陸地震 東日本大震災に似た規模と震源 地震が起こった順番は違えど、おおよその場所はゾッとするほど一致している。 南海トラフにとどまらず、 関東で直下型の大地震が起こる可能性もあるのだ。 その 大きな地震の起きる間隔がもし狭ければ、耐震や免振構造というものはあてにならない。 大地震の余震は本震を超える震度を記録することも珍しくない。 南海トラフで震度6の地震を受け、その余震で数回にわたる震度5~7の地震を受け、歪んでしまった建物のある個所に力が集中してしまったところで揺れ方の違う直下型の地震が起こる、というのが最悪のシナリオだ。 高層ビルも倒壊する可能性がある。 地震は対策すれば大丈夫、津波の被害を最小限に抑えれば人的被害はかなり抑えられる。 という認識はある程度間違っていないが、タイプと震源の異なる大地震が1年の間に同じ地域を何度も襲った場合の高層ビルや巨大施設が受けるダメージについては、人類史上まだ経験がない。 専門家も正しく予想しきれていない部分は間違いなくあるのだ。 津波による福島原発事故において「想定外の事態」という言葉を何度聞いたことだろう。 自然は常に人間が予想した最悪のシナリオを上回ってくる可能性についてはもうご存知だろう。 地震が起こる順番というのは予想できない。 自然の気まぐれだ。 予想するには要素が多すぎるのだ。 プレートがどの程度沈み込んだらプレートが割れたり跳ね返ったりするかという単純な理屈に見えるかもしれないが、地盤の固さもまちまちだし、そのプレートはぶつかり合い、お互いに力を受けながら日本の近海にもぐりこんでいる。 地盤は、地球にとっては海の波や流砂のような、流動的なものなのだ。 明日自分の故郷が消える大地震が起こるかもしれない、本当にそのぐらいの覚悟を背負って日常を生きていかなければならない時代にいる、ということはどうか心にとどめていてほしい。 必要な準備は何だろう。 非常用の持ち出し袋の中身や、自分でできる地震の対策についてはこちらにまとめた。 関連記事 スポンサーリンク.

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