ご返信いただければ幸いです。。 好印象で仕事上手! ビジネスパーソン メール術【神垣あゆみ】

好印象で仕事上手! ビジネスパーソン メール術【神垣あゆみ】

ご返信いただければ幸いです。

ご返信 = 返信すること• ご・お~いただけますと = 「〜してもらえると」の意味の敬語• すると「ご返信いただけますと幸いです」の意味は… 「返信してもらえると嬉しいです」 のように解釈できます。 ようは「 返信してほしい!」「 返信してください!」ということなのですが、このままではあまりにストレートすぎて目上や上司・取引先につかうにはイマイチです。 そこで「~してもらえると嬉しいです」というように遠回しにして、 とてもやわらか~いお願いの敬語フレーズにしています。 そんなに丁寧にお願いする必要あるの?って思うくらい。 目上・上司にはもちろんのこと社外取引先にもつかえる丁寧な敬語フレーズですね。 敬語の解説 「ご返信いただけますと幸いです」を敬語としてみていくと以下のとおりに成り立ちます。 難しいので敬語についてくわしく学ぶ必要のない方はスキップしてください。 もとになる単語「返信」• 可能形にして「 ご返信いただける」• つまり敬語としては何もおかしいところはありません。 間違いではなく正しい敬語です。 相手に強制しない、とてもやわらか~いお願いの敬語フレーズになります。 なお「ご返信していただけますと幸いです」は間違い敬語となりますのでご注意を。 「返信していただけますと幸いです」とすれば正しい敬語ではありますが…長くなるため理由は省略。 漢字表記「ご返信 頂けますと」vs. ひらがな表記「ご返信 いただけますと」の両方ともOK。 「〜いただける」は謙譲語「いただく」の可能表現。 可能の表現をつかっているので意味としては「〜してもらえる」となります。 接続助詞「と」は助詞の一類。 用言・助動詞について、それよりまえの語句をあとの語句に接続し、前後の語句の意味上の関係をしめすはたらきをする。 ちなみに敬語「お(ご)」は…• 「自分がご返信する」「相手にご返信いただく」のであれば謙譲語としての使い方。 上司・目上・取引先などの「相手がご返信くださる・ご返信になる」のであれば尊敬語としての使い方。 というように2パターンあります。 難しく感じるかたは 「お(ご)〜いただく」のセットで謙譲語とおぼえておきましょう。 【使い方】返信の依頼・お願いビジネスメール つづいて「ご返信いただけますと幸いです」の使い方について。 ようは「 返信してほしい!」「 返信してください!」という意味なので、そのような依頼・お願いビジネスメールに使います。 取引先など社外あてに限らず、上司や目上など社内あてのメールにも使える丁寧なフレーズですね。 例文 たとえば、• 【例文】ご返信いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。 【例文】ご返信いただけますと幸いです。 よろしくお願い致します。 よろしく」 のようにして何かの依頼・お願いをともなうビジネス文書やビジネスメールで結び・締めくくりとして使われます。 もちろん結びでなく文章の途中でつかっても丁寧です。 なお「ご了承 をいただけますと幸いです」というように「 を」を入れるケースもあります。 どちらを使っても正しい敬語です。 ビジネスメール例文(全文) こうして長々と読んでいてもイメージがつかみにくいかと思いますので、より実践的に。 ここでは「ご返信いただけますと幸いです」の使い方をビジネスメール例文でご紹介。 どれも目上・上司・取引先にふさわしい丁寧な敬語にしています。 ご参考にどうぞ。 なおビジネスメールにおいては以下の敬語もオススメです。 たびたび恐れ入りますが ご出欠につき、今週中にご返信いただけますと幸いです。 【変更前日程】 ・11月3日 10:00-12:00 【変更後日程】 ・11月5日 10:00-12:00 以上 日程調整いただいたにも関わらず、ご迷惑をおかけしますこと深くお詫び申し上げます。 ご了承の程よろしくお願いいたします。 理由は簡単なものでよく、くわしくは説明しなくてよい• メールで案内をしていなければ新たに催促メールを作り、すでに案内済みのときには「転送Fw」「履歴付き返信Re」を使い、出欠の確認ができていない相手だけを宛先にする。 さて、先般お願いしておりました3月10日・懇親会の件、皆さまのご都合はいかがでしょうか。 お忙しいところ大変恐れ入りますが、予約等の手配が必要なためあらかじめ人数を把握しておきたく、 明日中にご返信いただけましたら幸いです。 なお、このメールは懇親会へのご出欠返信がまだの方へ送付しております。 行き違いでご返信いただいておりましたら申し訳ありません。 以上 宜しくお願い致します。 たびたび申し訳ありません。 誠に勝手を申し上げますが、早めに予約等の手配を進めたく、 明日中にご返信いただきますようお願い致します。 また、本メールと行き違いでご返信をいただいておりましたら申し訳ありません。 お忙しいところ大変恐れ入りますが、何卒宜しくお願い致します。 「いただけますと」に仮定の「たら」をくっつけると「いただけましたら」という敬語になります。 なお「ご返信 をいただけましたら幸いです」というように「 を」を入れるケースもあります。 どちらを使っても正しい敬語です。 どちらも丁寧であり使い分けの必要はない これまで見てきたように、どちらの敬語もこのうえなく丁寧なフレーズです。 上司など社内の目上はもちろんのこと、社外取引先にもつかえる素晴らしく丁寧な敬語です。 どちらかお好きな方を使えばよく、使い分けする必要はありません。 【例文】ご返信 賜れますと幸いです• 【例文】ご返信 賜れましたら幸いです とします。 これまで紹介した敬語と言いたいことはおなじ。 ただ、賜る(たまわる)という敬語のほうがよりカチッとした表現になりますので、文書や手紙・公式なビジネスメールでは「賜る」をよく使います。 普段づかいのメールであれば「いただく」で十分に丁寧です。 いちおう意味と違いについて簡単に解説しておきます。 「お(ご)〜賜る」「お(ご)〜いただく」はどちらも「〜してもらう」の敬語(謙譲語)。 したがって意味としてはどちらも同じです。 ただし「賜る」のほうがよりカチッとした表現になりますので、文書や手紙・公式なビジネスメールでは「賜る」をよく使います。 なお「ご返信 を賜れますと幸いです」というように「 を」を入れるケースもあります。 どちらを使っても正しい敬語です。 手紙や公式なビジネスメールにおすすめ これまで見てきたように、どちらの敬語もこのうえなく丁寧なフレーズです。 上司など社内の目上はもちろんのこと、社外取引先にもつかえる素晴らしく丁寧な敬語です。 ただ、より堅苦しいというかビジネス文書や手紙むけというか・・・ カチッとした表現は「賜る」のほうです。 本当に死ぬほど丁寧なメールや文書にしたいときに使いましょう。 ほかにも使える丁寧な敬語 これまで紹介した例文のほかにも・・・ 似たような言い換え敬語で、おなじように丁寧なフレーズをまとめておきます。 どれも「 返信してほしい!」「 返信してください!」と依頼・お願いしたいときのビジネスメールに使えます。 『ご返信いただければ幸いです』 「ご返信頂けますと幸いです」だけじゃない丁寧なビジネス敬語• 幸甚(こうじん)の意味は「この上もない幸せ。 大変ありがたいこと。 また、そのさま」 「存じる」は「思う」の謙譲語 「いただければ」は謙譲語「いただく」+可能形+仮定「たら・れば」 「いただけましたら」は謙譲語「いただく」+可能形+丁寧語「ます」+仮定「たら・れば」 『ご返信賜れますと幸甚に存じます』など 「ご返信頂けますと幸いです」だけじゃない丁寧なビジネス敬語 「いただく」よりもカチッとした敬語「賜る(たまわる)」をつかい、• 幸甚(こうじん)の意味は「この上もない幸せ。 大変ありがたいこと。 ビジネスメールの文末・結び・締めとして使うことのおおい「ご返信」 ここでは、 ビジネスメール結びをより丁寧にするためのコツをご紹介します。 「ご返信いただけますと幸いです」はそれだけではビジネスメール結び締めとしてイマイチ。 そこで結びにつかう時にはうしろに「よろしく!」的なフレーズを組み合わせて、セットで使うとより丁寧なメール結びになります。 すでに例文にはしましたが…• 【例文】ご返信いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。 【例文】ご返信いただけますと幸いです。 よろしくお願い致します。 【例文】ご返信いただけますと幸いです。 よろしくお願い申し上げます。 ビジネスメールの結び締めに使うときにはこんな感じにするとよいでしょう。 「ご返信」の前置きに添える丁寧なお願いフレーズ「どうか」「何卒(なにとぞ)」を使うとより丁寧な印象のメールとなります。 たとえば以下のようなフレーズがあります。 どうか/どうぞ 例文「 どうかご返信くださいますようお願い申し上げます」 例文「 どうかご返信くださいますようお願い致します」 例文「 どうかご返信いただけますと幸いです」 例文「 どうかご返信いただければと存じます。 何卒よろしくお願い申し上げます」• 何卒(なにとぞ) 例文「 何卒ご返信くださいますようお願い申し上げます」 例文「 何卒ご返信くださいますようお願い致します」 例文「 何卒ご返信いただけますと幸いです」 例文「 何卒ご返信いただければと存じます。 「ご返信」の前置きには強調するフレーズ「どうか」「何卒(なにとぞ)」だけでなく、申し訳なく思う気持ちや、相手を気づかうフレーズをもってきても丁寧です。 たとえば「誠に勝手を申し上げますが」などと組み合わせ、以下例文のようにすると好感がもてますね。 上司や目上にはもちろんのこと、取引先のメールにも使える丁寧な例文にしています。 恐縮=申し訳なく思うこと 「お忙しいところ恐縮ではございますがご返信〜」 「大変恐縮ではございますがご返信〜」 「たびたび恐縮ではございますがご返信〜」• 恐れ入る=申し訳なく思う 「お忙しいところ恐れ入りますがご返信〜」 「大変恐れ入りますがご返信〜」 「たびたび恐れ入りますがご返信〜」• お手数=お手間 「お忙しいところお手数お掛けしますがご返信〜」 「大変お手数ではございますがご返信〜」• 勝手を申し上げる=自分勝手を言う 「誠に勝手を申し上げますがご返信〜」• ご多忙とは存じますが=忙しいとは思うけど 「ご多忙とは存じますがご返信〜」 結局どれがもっとも丁寧?.

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ご連絡いただければ幸いですの意味は?メールでの使い方や英語も

ご返信いただければ幸いです。

I hope to hear from you. I am looking forward to hearing from you. (丁寧だけど、割と早めに返事をもらいたいニュアンス) ・I look forward to hearing from you soon. ・I am looking forward to hearing from you soon. I appreciate your quick response. (緊急時:丁寧な言い方) Your prompt response is highly appreciated. (緊急だけど品のある丁寧な言い方) ・Your prompt response will be highly appreciated. ・Your prompt reply will be highly appreciated. ・Your prompt reply would be appreciated. (緊急だけど、さらに品のある丁寧な言い方) Your prompt reply would be highly appreciated. あなたからのお返事を楽しみにしています。 I am looking forward to hearing from you soon. 迅速なお返事をお待ちしております。 I am awaiting for your quick reply. (急ぎで回答が欲しい場合に使う英語例文) Please reply to me as soon as possible. This is urgent. This is urgent so please reply me asap. よろしくお願いします。 This is urgent. Thanks! I am awaiting for your IMMEDIATE reply!!!! I am looking forward to receiving your quotation.

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「お手すきの際に」は敬語?上司に失礼のない電話やメールでの使い方、類語、英語も紹介

ご返信いただければ幸いです。

ビジネスメールでよく見かける「幸いです」という言葉。 便利な言葉ですが、その意味と正しい使い方を、あなたはご存じでしょうか。 目上の人に対して使ってもいい表現なのか、ほかにどんな言い方があるのか。 今回は、「幸いです」の正しい使い方や言い換えについて解説します。 ビジネスメールで多用される「幸いです」でも実は目上の人には失礼? つまり、「幸いです」という言葉には 「出来ればで構いませんので」というニュアンスが含まれているのです。 そのため、「必ず実行してもらいたい」場合に使うべき言葉ではありませんので、注意しましょう。 「幸いです」という言葉は、とても丁寧な表現のように思えますが、実は、目上の人に対して使うには、相応しくない表現とされています。 「幸いです」という言葉は、丁寧で柔かい表現ではあるものの、その言葉でもって締めくくられると、どこか一方的に要望を述べられて終わっている感があり、相手に失礼な印象を与えかねないからです。 また、目上の人に対して何かを依頼するならば、謙譲語を用いるべきです。 では、どんな表現が相応しいのでしょうか。 「幸甚」は、「この上なく幸せ」「非常にありがたく思う」という意味ですから、「幸いです」よりもさらにうれしいということを示す丁寧な表現と言えます。 同僚や対等な立場にある相手に対しては「幸いです」を、相手が目上の人の場合には「幸甚です」を用いると良いでしょう。 同僚や対等な立場にある相手に…… ・「本日中に提出していただけると幸いです」 目上の人に…… ・「明日までにお返事いただけると幸甚です」 「幸いに存じます」「幸甚に存じます」 「幸いです」よりも「幸甚です」の方がより丁寧な表現ですが、文章がとても硬い印象になってしまいます。 丁寧かつ柔らかい表現にしたいのであれば、「幸いに存じます」がおすすめです。 また、より強い敬意を表したいのであれば、「幸甚に存じます」とするのも良いでしょう。 ちなみに、「存じます」は「思います」の謙譲語ですから、どちらも目上の人に対して使うのに相応しい謙譲表現になります。 ・「プレゼンの資料を今一度ご確認していただけると幸いに存じます」 ・「なお、懇親会の席にもご出席いただけると幸いに存じます」 より強い敬意を表す場合…… ・「お時間の許す限り、ご高覧賜りましたら幸甚に存じます」 ・「新しいプランを作成して参りましたので、再度検討していただけると幸甚に存じます」 「助かります」「ありがたいです」 「幸いです」のよりくだけた表現に、「助かります」「ありがたいです」があります。 同僚や対等な関係にある相手に、メールや文書で依頼するのであれば「幸いです」を使うのが一般的ですが、電話や会話では「助かります」「ありがたいです」を用いても良いでしょう。 ただし、かなりくだけた表現になりますので、距離感の近い相手に限定して使うようにしましょう。 距離感の近い同僚や対等な立場にある相手に おもに口語 …… ・「この資料、明日までにまとめてもらえると助かります」 ・「明日の仕事、代わってもらえるとありがたいです」 今回は、「幸いです」の使い方と類語をご紹介しました。 「~してください」という断定的な言い方を避けた柔かい表現ではある反面、「してもしなくてもいい」という非常に曖昧な言葉でもあります。 また、目上の人に使う場合には注意が必要です。 そのことを理解した上で、正しく賢く使い分けするようにしましょう。

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