睡眠薬 種類。 睡眠薬の種類と作用とは?副作用はあるの? |ホーマーイオン オフィシャルオンラインショップ

抗不安薬・睡眠薬の種類と説明

睡眠薬 種類

自分の不眠症状にあった睡眠薬を 眠りたいのに眠れない・・。 眠らなければという焦りがストレスとなり、更に眠れなくなる・・。 不眠状態が続くと、ほぼ1日中ストレスを受けている状態となり、心も体も休まる時がなく悪循環に陥ってしまいます。 一口に不眠といっても、その症状は人それぞれ。 代表的な不眠の症状は4つにわけられます。 入眠障害 30分以上経っても寝つけない 中途覚醒 途中で目覚め、そこから寝つけない 早期覚醒 自分が設定した予定より何時間も早く目覚めてしまう 熟眠感欠如 しっかり睡眠をとった実感がない 自分の不眠がどのタイプなのかを把握し、症状に合わせた睡眠薬を選ぶことが大切です。 不眠症状の改善に用いられる薬は、病院で処方される睡眠薬と薬局やドラッグストアで購入可能な睡眠改善薬があります。 この記事では、病院で処方される睡眠薬の種類と効果の強さを比較します! 睡眠薬の種類と強さ 病院で処方される睡眠薬は大きく分けて以下の5つに分類することができます。 重い副作用が起こる可能性もあるため、不眠症の改善に使われることはほとんどありません。 ベンゾジアゼピン系より安全性は高いとされています。 自然な眠気を誘導するメカニズムなため、睡眠作用は比較的弱めですが、大きな副作用もなく安全性も高いです。 薬への耐性や依存性、日中の眠気の影響も少なく安全性も高いです。 代表的な薬: 睡眠薬の効果が持続する時間 現在、病院でよく処方されるのはベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。 非ベンゾジアゼピン系はベンゾジアゼピン系の副作用を軽減することを目標に開発された薬です。 睡眠をもたらす仕組みは同じため効果はほとんど変わらず、効果が持続する時間で使い分けます。 睡眠薬は効果が持続する時間によって、主に4種類に分けられます。 自分の睡眠障害の症状に合わせて、適した効果持続時間を持つ薬を選択することが重要です。 効果を感じ始める時間 効果が持続する時間 主な睡眠薬 超短時間型 1時間未満 2-4時間 マイスリー、ハルシオン、アモバン、ロゼレム 短時間型 1-3時間 6-10時間 デパス、リスミー、エバミール、レンドルミン 中時間型 1-3時間 24時間前後 ネルボン、ベンザリン、サイレース、ロヒプノール 長時間型 3-5時間 24時間以上 ダルメート、ドラール 超短時間型 服用後30分以内には効果が現れるため、寝つきが悪い入眠障害の方に適しています。 薬の効き始めが短いぶん、効果の持続時間も短いため、夜中に起きてしまう中途覚醒の方には向いていません。 短時間型 効果の持続時間が比較的長いため、夜中に起きてしまう中途覚醒の方に適しています。 夜中によく起きてしまう時間に合わせて、短時間型か中時間型か選択するとよいでしょう。 中時間型・長時間型 翌朝まで薬の効果が続くため、夜明け前に目が覚める早朝覚醒の方に適しています。 ただし、薬の効果持続時間が長いと朝までぐっすり眠れますが、朝起きれなかったり翌日の日中まで眠気を持ち越してしまうこともあります。 効果持続時間のメリット・デメリット 効果の持続時間の違いはそれぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。 メリット デメリット 効果持続時間が長い 深く長く眠れる 薬の影響が翌日に残りやすい 効果持続時間が短い 薬の影響が翌日に残りにくい 入眠までが緩やかで目覚めやすい 自分の睡眠障害の症状への効果も大切ですが、翌日の予定を考慮することも重要です。 翌日に細かい作業、注意力が必要な作業が予定されている場合、影響が強く残る薬を服用してしまうと、日中の行動に支障がでてしまいます。 影響が強く残るかどうかは個人の体質によって大きく異なるため、重要な予定のない日に事前に服用してみるなど、自分の体質と薬の相性を把握することが大切です。 あくまで目安にしてください。 より効き目の強い薬が欲しい場合は? 現在服用している薬では効果が感じられず、より効き目の強い薬が欲しいと思うこともあるかもしれません。 しかし、効果時間が長い=効果が強いというわけではありません。 さまざまな種類の睡眠薬の中でも、自分の不眠の原因と症状に合った薬を処方してもらうことが最も大切になります。 なお、薬の種類によっては、服用量で効き目を調整することが可能な薬もあります。 ただし自己判断で服用量を変更することは大変危険です。 薬の服用量や種類の変更をしたい場合は必ず医師に相談しましょう。 睡眠薬に頼らない不眠改善方法を実践しよう 睡眠薬を毎日使用している方も、できれば薬に頼らずに自然な眠りを得ることができたら願っても無いことですよね。 睡眠薬は睡眠障害を根本的に治療するものではありません。 その日、その瞬間の睡眠の手助けはできても、眠れない原因を取り除くことはできません。 睡眠薬に頼らずに心地よい就寝時間を得るためにも、眠れない原因から解決していきましょう。 不眠の原因になる睡眠障害には精神的な原因と生活習慣の原因があります。 精神的な原因 睡眠障害の精神的な原因は、不安やストレスが大きな理由です。 直接的な不安やストレスを解消することも大切ですが、睡眠障害になる人は「薬に頼っている現状」が更なるストレスになっていることも多くあります。 睡眠薬はきちんと用法・容量を守れば危険なものではありません。 無理に薬を拒否して睡眠障害に立ち向かうよりも、治療のために薬を選択していると前向きにとらえましょう。 心の余裕を持つことで直接的な原因を解消する手助けにもなります。 生活習慣の原因 生活習慣が不眠の原因になっている場合、日々の生活を眠りやすくなる環境に改善することで規則的な睡眠の習慣を身につける手助けになります。 また、定期的な運動は不可欠。 特に昼~夕方に体温をあげることによって、就寝時間の体温が下がりやすくなります。 そういう場合は油ものを控えるなど、胃に負担がかかりすぎない夕食を意識することが大切です。 就寝前はカフェインが含まれる飲み物も控えましょう。 お酒は一時的に寝つきが良くなるように思えますが、眠りが浅くなり夜中に目を覚ましてしまい逆効果となります。 電子機器の画面を見たり操作しているときは脳は興奮状態にあります。 脳が落ち着くまでには時間がかかるため、就寝の妨げになってしまいます。 寝る前には脳を落ち着かせる行動をすることが大切です。 リラックスというと自分が好きなことをすればいいと考えがちですが、就寝前においては例え音楽でも自分が好きなものだと脳は興奮してしまいます。 布団の中での考えごとも、脳を活発に活動させてしまうため控えましょう。 おわりに 睡眠薬には副作用や依存の不安もありますが、必要以上に怖がらず、症状にあわせて適切に使用することも、ときには必要です。 日常生活はもちろん、精神的不安や日常生活の改善に取り組む場合、まずは睡眠薬を服用してでもしっかり睡眠をとり健康な体でいることが大切です。 自分の睡眠障害の症状を把握し、適切な薬を服用しながら、自然な睡眠をとれる習慣をみにつけていきましょう。

次の

睡眠薬の種類と、それぞれの特徴は?

睡眠薬 種類

レム睡眠では、脳が活発に働いており、記憶の整理や定着が行われています。 レム睡眠中は目がぴくぴく活発に動く、Rapid Eye Movement(急速眼球運動)があることからREM(レム)睡眠と呼ばれています。 一方、 REMのないノンレム(non-REM)睡眠では、大脳は休息していると考えられ、脳や肉体の疲労回復のために重要だとされています。 ノンレム睡眠は、眠りの深さにより4つの段階(睡眠段階)に分けられます。 就寝後の経過 眠りは、まずノンレム睡眠から始まり、一気に深い眠りに入ります。 眠りについてから1時間ほどたつと、徐々に眠りが浅くなり、レム睡眠へと移行します。 その後、またノンレム睡眠に移行して深い眠りに入った後、眠りが浅くなってレム睡眠に移行します。 このような約90分の周期が、一晩に3~5回繰り返されます。 睡眠の前半3時間は、睡眠段階3~4の深い眠りが多く、後半になるにつれてレム睡眠が増えてきます。 古賀良彦. 『睡眠と脳の科学』祥伝社新書, 2014より改変.

次の

【薬剤師監修】睡眠薬の種類|効果・副作用は?心地よい眠りにつくためのアドバイスも

睡眠薬 種類

日本人の5人に1人は不眠であると言われています。 そんな時代ですので、あなたも病院を受診して 睡眠薬などのお薬を処方してもらったことがあるかもしません。 でも、その時に処方されたお薬について、きちんと理解している方は意外と少ないです。 実際、鍼灸師としてご縁のある患者さんたちの多くが睡眠薬や安定剤を飲まれている反面、それらの薬に関する知識はほとんど持っていないという印象を受けます。 今回は、そういったあいまいな知識を整理していただくために、• 睡眠薬・睡眠導入剤・安定剤の違いとそれぞれの不眠への効果• 睡眠薬・睡眠導入剤にはどんな種類があり、どれくらい体に作用するものなのか• 病院で処方されている睡眠薬・睡眠導入剤は通販で購入できるのか といった点について、詳しく掘り下げていきたいと思います。 最高濃度に到達したタイミングから、どれくらいの時間を経て薬の濃度が半分になるかを知るための指標です。 薬の効果が弱まるタイミングを知ることで、どれくらいの作用時間があるかを知る目安になります。 睡眠導入剤とは、睡眠薬のうち最高濃度到達時間と作用時間(半減期)の短いものを指します。 つまり、 寝つきを良くするための薬であって、眠り続けるための薬ではないということですね。 睡眠薬・睡眠導入剤の種類と作用時間について 次に、 睡眠薬と睡眠導入剤の5つの系統の違い(機序や強さ)と 現在の主流について整理していきたいと思います。 睡眠薬や睡眠導入剤は系統によって異なるメカニズムを持っていて、それぞれの系統ごとに効果の出方や副作用の出方に特徴があります。 ご自身が処方されている睡眠薬がどの系統に属するかを確認することで、どんな特徴を持った薬なのか理解しやすくなります。 睡眠薬・睡眠導入剤の種類~5つの系統~ ベンゾジアゼピン系睡眠薬• ハルシオン• レンドルミン• ロヒプノール• ベンザリン などがベンゾジアゼピン系の睡眠薬に属します。 ベンゾジアゼピン系は 一番オーソドックスな系統の睡眠薬で、効果・デメリットともにそこそこで使いやすく、多くの薬が販売されています。 そのため、厳密には特徴も薬ごとに異なります。 超短時間型のハルシオン、短時間型のレンドルミン、中時間型のロヒプノール・ベンザリンなどが有名です。 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬• アモバン• マイスリー• ルネスタ など。 こちらはベンゾジアゼピン系から発展したタイプの睡眠薬です。 ベンゾジアゼピン系睡眠薬では、催眠作用の他に筋弛緩作用があり、めまいなどを起こすことがあるので、この 副作用を軽減するために生まれたのが非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬になります。 ただし、こちらのタイプの睡眠薬は超短時間型のものしか存在しません。 夜中起きてしまう中途覚醒の症状でお悩みの方には、向かないでしょう。 メラトニン受容体作動薬• ロゼレム メラトニン受容体作動薬は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬とは異なった経路で眠気を誘発してくれるタイプの薬です。 強制的に眠気をもたらすベンゾジアゼピン系睡眠薬・非ベンゾジアゼピン系睡眠薬に比べ、メラトニン受容体とよばれる「私たちが夜になると眠くなる自然な眠気」を創りだしてくれる部分に作用するので、 依存性や長期服用による耐性のつきにくさが魅力です。 ただし、残念ながら劇的な効果も望みにくいので、酷い不眠の人にはあまり向かないかもしれません。 オレキシン受容体拮抗薬• ベルソムラ こちらは、メラトニン受容体作動薬の逆のパターンのようなお薬です。 オレキシン受容体とよばれる部分は覚醒を担当していて、この受容体にオレキシンという物質が結合すると覚醒するという作用があるのですが、 その結合を邪魔して覚醒しづらくするというのがオレキシン受容体拮抗薬の働きになります。 ベルソムラは2014年に発売された新しいタイプの睡眠薬で、副作用が少なく効果が実感できるため、処方される量も年々増加しています。 バルビツール系睡眠薬• ベゲタミン• ラボナ など。 こちらは、睡眠薬としてもっとも古いタイプのものです。 過去、「睡眠薬=命の危険がある、依存性の強い危ない薬」というイメージはおそらくこれらの薬から来ていると思われます。 というのも、 副作用として寝ている間に呼吸が浅くなる・止まる症状や、不整脈が起こるといったものが散見され、依存性・薬剤耐性がつきやすいのがこのタイプの特徴だからです。 眠らせるという効果自体はこれまで紹介したなかで最も強い系統ですが、これらの危険性から現在ではほぼ使われることがなく、発売中の薬も徐々に販売終了の流れになっています。 ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の作用時間 睡眠薬・睡眠導入剤のうち、 現在の主流は ベンゾジアゼピン系と 非ベンゾジアゼピン系となっています。 ですので、恐らく病院で睡眠薬を処方されているとしたら、この2つのどちらかの系統に属する薬を受け取っていると思います。 主なベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の最高濃度到達時間と作用時間(半減期)を一覧にしておきますので、ご自身が飲まれている薬と照らし合わせてみてください。 どれくらいの時間で効果が出て、その効果がどれくらい持続するのかという点を理解しておけば、薬を飲むタイミングを間違えることもなく、翌朝に薬が残ってしまうという副作用も最小限にとどめることが出来ると思います。 最高濃度到達時間が2時間以内で作用時間(半減期)が5時間以内のもの• ハルシオン• マイスリー• アモバン• ルネスタ これらの薬は飲んでから早いタイミングで効き、効果の持続時間が短い部類に属します。 ですので、 睡眠導入剤としての働きが期待できる反面、中途覚醒の改善には不向きです。 最高濃度到達時間が3時間以内で作用時間(半減期)が10時間前後のもの• レンドルミン• サイレース/ロヒプノール• ロラメット/エバミール• リスミー• デパス レンドルミン、サイレース/ロヒプノール、ロラメット/エバミールは最高濃度到達時間が2時間以内のため即効性がありますが、睡眠導入剤と異なり作用時間が長くなります(7~10時間)。 寝つきが悪く、中途覚醒もしてしまうという方には向いている睡眠薬ですが、翌日起床する時間を計算して飲まないと、朝起きられないといった事態になりやすいので注意が必要です。 リスミー、デパスは最高濃度到達時間が共に3時間前後のため、飲んですぐに眠くなるという性質の薬ではありません。 近年注目のベルソムラの作用時間はどうか? 効果が高く副作用が少ないことから近年注目を集めている ベルソムラは、服用して 15分ほどで効果が出始め、1時間半ほどで最高濃度に達し、7時間前後の作用時間と言われています。 そのため、• 寝つきが悪くて眠れない• 寝つけるが中途覚醒してしまう という、どちらのタイプの不眠にも対応可能です。 こういった使い勝手の良さも、人気の一因かと思われます。 睡眠薬・睡眠導入剤は通販で購入可能? 今回ご紹介した睡眠薬や睡眠導入剤は処方薬なので、基本的には病院で医師の診察を受け、処方箋を処方してもらわないと購入することが出来ません。 ただ、今は医薬品の個人輸入が身近になってきたため、ほとんどの医薬品は仮に処方薬であっても通販での購入が一般的になってきました。 ですが、 睡眠薬・睡眠導入剤のほとんどは個人輸入が規制されているため、通販での購入は不可能となっています。 ほとんどの睡眠薬・睡眠導入剤は向精神薬のため個人輸入できない ほとんどの睡眠薬・睡眠導入剤が個人輸入できない理由は、 向精神薬というカテゴリーに分類されているからです。 向神経薬とは「脳などの中枢神経系に作用して、私たちの精神活動に影響を与える薬物」のことで、 日本の法律で指定された向精神薬は輸入すること自体が禁止されています。 今回取り上げた睡眠薬・睡眠導入剤は、そのほとんどが法律で指定された向精神薬に該当するため、病院での処方は認められていますが個人輸入は禁止されています。 ですので、 病院で処方されているものと同じ成分の睡眠薬・睡眠導入剤を通販で購入することは、ほぼ不可能と言って良いかと思います。 (ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は全て不可能) ただし、 中には病院で処方されていて、かつ向精神薬に指定されていないため通販での購入が可能な睡眠薬・睡眠導入剤も存在します。 通販可能な睡眠薬・睡眠導入剤はこの2つ 通販可能は睡眠薬・睡眠導入剤は、• ベルソムラ• ロゼレム の2種類です。 どちらも現在主流のベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬ではありませんが、向精神薬に指定されていないため、通販での購入が可能です。 ベルソムラもロゼレムも、 海外に輸出された 日本製の医薬品 を逆輸入という形で購入することができるので、品質が定かではない海外製品に比べて安心できるかと思います。 まとめ いかがでしたでしょうか? ご自身が飲まれているお薬について、理解は深まりましたか? 今回は、処方薬に絞って色々と掘り下げてきましたが、市販の睡眠薬はまた違った働きをします。 市販の睡眠薬に関しては、こちらの記事にまとめていますので参考にしていただければと思います。

次の