お盆 お供え お金。 お盆のお供えは何がいい?お金でも大丈夫?タブーもご紹介

お盆のお供えのお金の相場は?入れる封筒や向き・のし・表書きを解説

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地蔵盆のお供え 地蔵盆が行われる地域では、お供えを集めますね。 集められたお供えは、 地蔵盆の終わりに子ども達に振舞われます。 ですから、お供えするものは、 子どものオヤツになるものにしましょう。 お寺へのお供えの定番である、線香やお酒、お米、乾物、野菜などは、地蔵盆に限っては向かないということになります。 お供えは強制? 地域によっては、町内会費や子ども会費として徴収するところもありますが、 ほとん どの地域は「お気持ち」ということで、するかしないかは自由のようです。 ただし、自分の家のお子さんが、地蔵盆に参加してお下がりを貰うのであれば、お供えをするのは、当然のことです。 また、お供えを子どもたちが集めて回る習慣がある地域などは、断り辛いものです。 ある程度は、お住まいの地域の慣例に沿ったお供えをしておく方が無難ではないでしょうか。 どんなお供え物がおすすめ?金額の相場は? 金額の相場 地蔵盆で、包む現金を「ほうがん」と呼ぶ地域もあるようです。 お金のお供えか、お菓子のお供えのどちらかをする場合と、お金とお菓子などのお供えの両方をする場合があります。 さて、肝心のお供えの相場です。 町内会(子ども会)費から賄われるところや、地蔵盆参加費を徴収されるところは、定額でスッキリしますが、悩むのは「お気持ち」の場合ですよね。 平均的な一軒あたりの相場は1,000円から5,000円で、3,000円という地域が多いようです。 地域によるので、詳しい人に相談するのが一番です。 おすすめのお供え お供えのお菓子は、子ども達にお下がりとして配るので、分けやすいものがいいでしょう。 表書きは、祝儀用の場合は 「お供え」「御供」「御尊前」「灯明料」と書きます。 仏事用の場合は、 「志」です。 名前は、子どもの名前を書きます。 子どもがいない家の場合は、世帯主の名前を書いてください。 お金は新札である必要はありません。 もしも気になるなら、祝事用なら新札、仏事用なら折り目がついたものを用意しても構いません。 お供えするのし紙の種類や表書きの書き方は? のし紙も、熨斗袋と同じで、 祝儀用(水引は赤白の蝶結び)の地域と、黄白の仏事用の地域があります。 分からない場合は、近所の詳しい人やお寺に問い合わせるといいでしょう。 表書きは、紅白の場合は 「お供え」「御供」「御尊前」「灯明料」、黄白の場合は、 「志」と書きましょう。 地域によって慣習が違うので、初めて地蔵盆に参加する時には、事前に詳しい人に聞いておくのが一番です。 もし、急に子どもたちがお供え集めにまわってきた時には、.

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お盆のお供えはお金なら新札ではダメ?入れ方やのし袋の注意点も

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具体的には、• お盆のお供え物の種類 お仏壇の盆棚の上などのお供え物について• 親族などの家に伺ってお渡しするお盆のお供え物の選び方や渡し方のマナー• お盆のお供え物の飾り方や処分の方法• 初盆のお供え物について などです。 ちなみに、一言でお盆と言えど地域によってお供え物が違い、お盆後のお供え物の処分の方法なども異なります。 マナー本などにもあるものを中心に一般的な方法を解説しますが、ここに書いていないことでもご家庭のルールなどがあるので、あまり気にし過ぎず、あくまで参考程度にしてください。 お盆のお供えの意味 お盆のお供えをする意味は• お盆の期間に帰ってこられるご先祖様への歓待のためのお供え という意味もありますが、• あの世からやってくる、食べ物が食べられず苦しむ餓鬼への施しのためのお供え という意味もあります。 お盆のお供え物の中で、水の子という、野菜を使ったお盆のお供え物の代表的な料理や、そうめんといったものは、ご先祖様へのお供えというより餓鬼 がき のためのお供えだとされます。 これはお盆の起源とされる、の考え方です。 詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。 お仏壇のお盆のお供え物 お盆の期間は、お仏壇の前に盆棚 精霊棚 という祭壇を作り、そこにお盆ならではのお供え物を置いてきます。 訪問者からお盆のお供え物をいただいた際にもこの棚やその近くにおいて行きます。 この盆棚の作り方・飾り方については後程詳しく解説しますが、宗派によって棚に敷くものが違ったりします。 お仏壇のお盆のお供え物 盆棚 精霊棚 の上や近くに置くお供え物の定番は以下の通りです。 宗派や地域によって置かないものなどあります• 精霊馬・精霊牛 きゅうりとなすで作る飾り物• 水の子 きゅうりやなすなどお盆の時期の野菜を使った料理• ほおずき• そうめん• お線香• 盆提灯 青竹立てるなどは、昨今都会の方では見られないかもしれません。 お盆のお供え用の料理・お膳 お盆のお供えに準備するお膳や料理は、仏様にお供えするものを避けて、季節の野菜などを使います。 お盆のお膳 「一汁三菜 もしくは一汁五菜 」が基本です。 飯椀:白米を盛るお椀• 汁椀:お味噌汁やお吸い物を入れるお椀• 平椀:煮物等を置くためのお椀• 高椀:漬物等を置くためのお椀• 壺椀:和え物等を置くためのお椀 これらの料理は特に決まりはなくご家庭で毎年の定番があると思います。 お盆の時期の旬の野菜などのお漬物や、煮物など季節感ある食事にするなどお盆の時期以外のお膳とは違いがあったりすると思います。 ただ以下の食材は使わないものとされます。 肉や魚などの殺生もの• 臭いの強い野菜類 ニラやニンニク等 いわゆる精進料理とされるものをお膳にお供えします。 お膳以外のお盆にお供えする料理 お盆にはお膳以外にも、お盆独自の料理のお供えがあります。 水の子 お盆の時期旬の野菜のキュウリやナスなどをさいの目状に切りハスの葉を敷いて、そこに切った野菜を入れ、砥いだお米も入れてお水に浸す 浸さない場合も• そうめん 料理ではありませんが、そうめんをお供えすることがあります。 そうめんはそのままお供えします。 水の子もそうめんも餓鬼のためのお供えであると考える地域、ご先祖様のお供えとして考える地域と様々です。 これらお仏壇の前のをクリックすると飾り方を解説した部分に飛びます。 お盆のお墓参り時のお供え物について に持って行くお供え物は特に普段のお墓参りと変わりません。 お線香• ろうそく• お供え物の食べ物や飲み物• 掃除道具 スポンジやタオルやごみ袋 ただ、家庭によっては、提灯を持って行き、お墓にて火をつけ、その火を持って帰ってくることでご先祖様を家までお迎えするという風習がある地域もあります。 お盆のお墓参りについてはこちらで詳しく解説しています。 贈る用のお盆のお供え物の定番 初盆の時などの手土産としてや、遠くの実家への送る用のお盆のお供えを選ぶ際のお話をします。 贈る用のお盆のお土産としては、お仏壇にお供えする五供に関係するもので選ぶのが一般的です。 五供 ごくう とは仏様・ご先祖様へのお供え物の基本の5つを表す言葉で、• 香:線香等• 飲食 おんじき :食べ物• 灯明 ロウソク これらを意味します。 これらの中で選ぶのが、お盆のお供え物の贈り物としては一般的となります。 ちなみに上記に塗香 ずこう を加え、仏教の重要な教えである ろくはらみつ の教えを表すとも考えられおり、それぞれに意味があります。 以下では具体的にお盆のお供え物用の贈り物の定番について、それらが定番となった理由も含めご紹介します。 お渡しする際に必要となるのし 掛け紙 については後程解説いたします。 お盆のお供え向けのお菓子の詰め合わせ デパートの地下食料品売り場でよくお盆のお供え物にも使えるお菓子の詰め合わせのセットがあります。 このお菓子のセットの中で何を選ばなければならないというものはありませんので、初盆の際には、亡くなられた方の好きだったものを送ったり、自由に選んで構いません。 ただお盆のお供えに限定しませんが、お供え物を選ぶ際に注意したいポイントとしては以下の3点が挙げられます。 後でお配りすることを踏まえて、 小分けされたお菓子の詰め合わせ• お盆の時期でも 日持ちするようなお菓子• 手土産を渡す 家族構成を考え喜ばれるお菓子 お盆の時期のお供え物に、お菓子以外で旬の果物も定番ですが、果物の代わりに 旬の果物を使ったゼリー等夏の暑い時期でも腐りにくく日持ちし、消費しやすいお菓子を選ぶと渡された側の家族でも負担が無く良いとされます。 お盆のお供え物は後でおさがりとして、頂くのが基本ですが、上記のものではないと消費しきれず、捨ててしまうということが往々にしてあります。 最近ではそれらの問題を解決するために、お坊さんが立ち上げた「おてらおやつクラブ」という団体があります。 もしお盆のお供えのお菓子等が余ったりした際には、ご活用してみてはいかがでしょうか。 ちなみに、伝統的なお供え物のお菓子として、落雁というお供え物に古くから使われてきた砂糖菓子があります。 おいしさはさておき、お供え物用のお菓子として古くから選ばれているものです。 ご参考までに。 果物の詰め合わせ お盆の時期にはすいかや桃といった果物が旬を迎え、お供え物に選ばれます。 お盆のお供え物用の果物では特に何が良いと決まったものはありませんが、以下ような考え方があります。 お供え物用の果物の詰め合わせは奇数が望ましい 後程でてきますがのし 掛け紙 の水引の数でも奇数が望ましいという考え方に通じる• 旬の果物 スイカ、メロン、桃、巨峰、マスカット等 お供えしている間に熟して、おさがりとしていただく頃に熟して食べごろになるものを選ぶと喜ばれますね。 その他お盆のお供えに向く食べ物 お盆のお供え物にお菓子以外にも、飲み物や乾物など消費期限をあまり気にしないので定番となっています。 ビール• 清涼飲料水 カルピスや旬の果物のジュースなどは良く見ましたね• そうめん• 海苔 このあたりはお中元にも選ばれますが、お盆のお供えとしても活用できます。 また、五供の考えから、食べ物に限らず、 お線香やロウソクもお供え物に選ばれます。 百貨店のお盆のお供え物のページがありますので、そちらも参考にしてみてください。 また、初盆のお供え物として、上記とは別で、近しい親戚の場合伝統的には白い盆提灯を送る伝統もあります。 住宅スペースなどのことも考慮し、提灯を送らずにお金をお渡しするのでも問題ありません。 掛け紙は、のし紙を含めた贈り物の包装紙全般を意味します。 のしとは厳密にはお祝い用だけを指します。 具体的には、 お盆のお供え物ののし紙の形式 種類 水引の色 全国一般:黒白、双銀 関西を中心に一部地域:黄白 水引の数 5本 ほとんどの場合5本ですが5本以外でも奇数が基本です 水引の形 結び切り 以下の形のものを選べば間違いはありません。 のしの書き方 表書き お供え物ののしの表書きには、• 粗供養• のしの名前の部分を空白にすることは基本的にNGですので名前を書きましょう。 続いて、お金をお渡しする際のマナーを解説します。 ちなみに上記で説明したのしのマナーはお盆のお供え物セットを百貨店や専門のサイトなどで購入する際は、基本的にお店側で全部対応してくださいますので気にしないでも良いでしょう。 お盆のお供えの金額の相場 お盆のお供え物の金額の相場は、初盆かそれ以外のお盆かで変わるのが一般的です。 お供え物と一緒に香典を渡す場合もありますが、その場合は合算して上記の数字にする場合もあります。 御香典をお渡しする場合の香典袋は、お盆のお供え物ののしと水引は同じ種類を選び、 表書きには• 御供物料 と書きます。 また、伝統的に初盆の際には提灯を送りましたが、実際に提灯を送るのではなく、提灯代をお渡しするということもあります。 お盆のお供えの仕方・処分の方法 贈り物も含めてお盆のお供え物をお仏壇の前に飾る方法について解説いたします。 お盆のお供えはいつからいつまでか お盆のお供え物は、お盆の入りからお盆明けまでの期間に飾ります。 地域によってかは変わります。 この期間はご先祖様の霊が、13日の夕方ごろに来られ15日の夕刻、もしくは16日に帰られるという考えから来ています。 お盆のお供え物はお盆の入りの前日着に お供え物をお送りする際は、相手の家庭に聞くのが最も良いですが、一般的にはお盆の入りの前の日、8月12日までに着くようにします。 の場合は7月12日までです。 が旧盆の場合は、毎年お盆の時期が変わります。 お盆の時期についてはこちらで詳しく解説していますので、お供え物を飾る期間なども確認ください。 お盆のお供え物の飾り方|仏壇の前の盆棚 お盆のお供え物の飾り方について簡単に解説します。 まずお仏壇の前に盆棚 精霊棚 を作ります。 上記の画像は3段ですが、段数に決まりありません この棚には、 こもと呼ばれるござのような敷物を敷きます。 ご家庭の宗派によって違いますが、曹洞宗などでは白い布を敷きます。 また半紙を敷くご家庭もあるそうです。 盆棚にご位牌や、水、花、そしてお盆ならではのお供え物を置いていきます。 盆提灯は上記の画像のように棚の横に一対もしくは二対で置きます。 青竹を立てる場合は盆棚の四隅に青竹を立て盆棚の上で紐でつなぎます。 そこにホオズキをつるすのが正式とされます。 盆棚 精霊棚 の上のお供え物の並べ方は特に決まりはありません。 お供え物を受け取った際はそれらも盆棚の上にお供えしますが、スペースがない場合は近くに置き対応をします。 いただいたお供え物で箱の中に入っているようなお菓子などは、箱から取り出して、食べられる状態でお供えするものとされます。 仏様やご先祖様が召し上がられる物なので、食べられる状態にするという考え方です。 以下では代表的なお盆のお供え物の置き方などを解説します。 きゅうりとなすを使ったお供え物:精霊馬 きゅうりとなすを使って、馬と牛に見立てるお供え物の精霊馬 精霊牛 は、ご先祖様をお迎え、お送りするための飾りです。 これらは盆棚の上に置きますが、で頭の向ける方向を変える家庭もあります。 迎え盆の際お仏壇の方に頭を向け、送り盆の際にはお仏壇ではない外側を向けるや、 きゅうりは迎え盆で玄関の方向に向け、なすは送り盆で玄関を向ける、その他地域で様々です。 詳しくはこちらで解説していますので、ご覧ください。 お膳の置き方 お供えのお膳は仏様、ご先祖様が食べられるように、箸が仏壇からみて手前に来るように配置します。 また、お膳のお箸をご飯に立てるように刺してお供えする一膳飯 枕飯 の形式でお供えするご家庭もあります。 御馳走は常に絶えないようにお供えするのが習わしです。 お供え物のお花 お盆に限りませんが、• トゲを持つ花:バラ等• ツルを持つ花:スイートピー等• 毒がある花:彼岸花等• 香りが強い花:ユリ等 これらはお供えしてはいけないとされる花です。 初盆の際の供花には、白を基調とした花を供えるのが一般的です。 盆提灯 お盆の期間中は灯が消えないように付けておきます。 この盆提灯の火にご先祖様が宿るという考え方からこのような対応をします。 お盆のお供え物の処理方法 お盆を終え、お供え物は16日に片づけをします。 15日でお盆が明ける際は15日 お供え物を処理する方法には大きく2つあります。 食物は傷んでないならお下がりとして頂く お仏壇にお供えしたものをいただくことで仏様のご利益に預かるという考えがありますので、基本はいただきます。 精霊流しでお供え物を川や海に流す 自治体などが主導となって、川や海にお盆のお供え物を流す行事です。 食べきれないもので、まだ消費期限が来ていないのであれば、前述のを利用したり、親族通しでお裾分けをします。 ダメになったものはもったいないですが、そのまま捨てて問題ありません。 ちなみに精霊流しは環境の問題から、今では地域の団体が引きうけて行っているのが一般的で、個人で勝手に流してはいけないようになっていますのでご注意ください。 お盆のお供え物にまつわるマナー その他お盆のお供え物に関する細かいマナーについて解説します。 お返しの場合ののしの表書きには、• 粗供養 これらを付けるのが一般的です。 お返しの品に、お礼状をつけてお渡しするとより丁寧です。 ちなみに普段のお盆で親戚からお供え物をいただいた場合は、お供え物を分けて持って帰っていただくなどで対応したりします。 お供え物を手土産として持参する際の渡し方 お盆のお供え物を手土産として持参する際にはのしを付けるだけでなく、正式には風呂敷などで包みます。 風呂敷は、慶事でも弔事でも使える紫色を使うのがおすすめです。 最近では風呂敷は使う機会は少なく、紙袋に入れたものを渡すことが多いと思いますが、お渡しする際は、紙袋から出し両手でお渡しするものです。 厳密には和室・洋室でお渡しのマナーもあります お手土産としてお盆のお供え物をお渡しする場合、仏壇に手を合わせる前にお渡しをするのが通例です。 宗派による違い 今回は、仏教行事としてのお盆を中心に解説しましたが、神式の場合には、お供え物が違ったり、キリスト教ではそもそもお盆を行わないなどの違いがあります。 さらに、同じ仏教でも、浄土宗、浄土真宗、曹洞宗等禅宗、真言宗、天台宗、日蓮宗と宗派があり、それらの中でも違いがあります。 特にお盆の考え方が大きく違うのが浄土真宗で、浄土真宗では先祖供養の行事としては捉えません。 捉え方も違えば、お供えの方法でも違いがありますので、厳密なお供えの仕方を知りたい方は、お世話になっているお寺さんにお聞きください。

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お盆のお供え実家に持っていく?なにがいい?金額は?|hanamaru

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スポンサーリンク 冠婚葬祭の場面は、服装や挨拶など 気を付けなければいけないことがたくさんありますね! そんな中でも、意外と知らないのがお盆のマナー。 お供えとして現金を包むこともよくありますが、 封筒の書き方だったり、お金の入れ方、いくら包むのが適当なのか・・・ などなど、考え出すとつぎつぎに疑問が浮かび上がるという方もいらっしゃるでしょう。 とくに結婚されたばかりならなおさらです! こういったマナーに関しては、悩む方が多いので恥ずかしいことではありませんが 大人として身に付けておくとスムーズで、義両親へも失礼なくご挨拶できるでしょう。 今回は、お盆のお供えとしてのお金の包み方は表書きなどについて 詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください! [ad co-1] Contents• お盆のお供えのお金の入れ方は?裏と表に注意! 意外とうっかりしがちなのがお金を封筒に入れるときの、お札の向き! 細かいことと思われるかもしれませんが、受け取った相手は お金を封筒から出すときに、すぐに目についてしまうポイント。 相手がしっかりマナーを心得ている方だった場合には、 「この人こんなことも知らないのね・・・」と思われてしまうかも。 そこで、しっかりとお札の入れ方に関してマスターしておきましょう! まずお札の表というのは、人の顔が書いてある面ということを理解しておきます。 そして封筒に入れる際には、自分から見てお札の裏面を自分側に来るように、 表面の人の顔は封筒の下側にくるように入れるだけです。 お札を複数枚入れる場合には、必ずお札の向きが揃っているようにしましょう。 お札の入れ方自体はとても単純なことですが、結婚式などお祝い事の時には お札の表面を自分側にして、人の顔が上に来るように入れているので その習慣からうっかりお祝い事と同じような入れ方をしてしまうこともよくあります。 お悔やみの時は、お祝いの時とは真逆の入れ方!と覚えておきましょうね。 スポンサーリンク 関連記事: お盆のお供えの封筒の表書きはどうする? お盆のお供えに現金をお渡しするときには、 封筒の表書きってどうしたらいいのかな?と思われる方も多いようです。 書き方は二通りあり、「御霊前」もしくは「御仏前」となります。 この2つの違いというのは、基本的には「御仏前」を使うことが多いのですが 故人がなくなって49日以内の場合にのみ、「御霊前」という表書きを使います。 ここは絶対に間違えないように、しっかり把握しておきましょう! また意味合いとしては「御仏前」と同じですが、「御供物料」と書くこともあります。 これに関しては、宗派や地域性などもあるので親せきの方に確認するのがおすすめ。 冠婚葬祭は一般的なマナーはありますが、地域やご家庭のしきたり・風習が 優先されることになるので、事前に聞いておくのがいいでしょう。 ちなみに「御佛前」という書き方を見かけることもあるでしょうが、 この佛という字は仏の旧字です。 仏教では旧字が使われるため、御佛前とするとさらに丁寧な印象になるかもしれません。 そして封筒の下段には、自分の名前をフルネームで書きます。 ご夫婦で連名の場合には、旦那さんのお名前をフルネームで その左側に奥さんの名前だけを書き入れます。 バランスが悪くならないように注意しましょう。 またお通夜や葬儀の場合には、涙で墨が薄まりましたとか 急いで用意したので墨がすれていませんという意味合いを込めて 薄墨で表書きを記入しますが、お盆の場合にはあらかじめ予定していた行事なので 通常の黒墨で書きましょう! お盆のお供えにはどんな封筒を使う? ご存知の方は多いでしょうが、封筒に関してもおさらいしておきましょう! まず封筒は一般的に「香典袋」と呼ばれる、「不祝儀袋」を使用しますね。 なにがあっても、お祝い用ののしが付いた封筒を選んでがいけませんよ。 そして水引は、一般的には白黒のもの、もしくは銀色を選びます。 しかし関西では黄色が入ったものも使われているので、 義両親が関西の方だったり、関西の方からもらう場合には驚かないようにしましょう! また水引の結び方も「結び切り」や「淡路結び」のものを使います。 これは一度きりで繰り返さないという意味があるので、 弔事や結婚式にも使われる水引なので、覚えておくと便利ですよ。 そして封筒で迷うのは、中袋があった方がいいのかどうか。 金額が多い場合には中袋があったほうが相応しいと言われていますが、 お盆のお供え程度であれば、中袋なしで香典袋に直接お金を入れるという形でも 失礼には当たらないので安心です! 逆に、あまり金額が多くないのに立派な封筒で包んでしまうことの方が 失礼に当たるので、豪華すぎる封筒は使わないように気を付けてくださいね。 スポンサーリンク 関連記事: お盆のお供えに新札を使うのはダメなの? お通夜や葬儀の場面では、死を予期していたという意味合いを避けるために 新札を使うことは絶対NGとされていますよね! しかし、そもそもお盆というのは先祖を祀るための行事なので あらかじめ分かっている法事ですね。 そのため考え方は様々あります。 葬儀と同じように、お悔やみごとには新札は使わないという方もいますし、 毎年の行事なんだからということで、新札を使われる方もいます。 お盆であれば新札を使っても失礼にはなりませんが、 どうしても抵抗があるという場合には、新札に一度折り目を入れてから 封筒に入れるというのもひとつの方法ですよ! これも気になるようであれば、親せきの方に聞いておくのがいいでしょう。 また、いくら新札を使わなくてもいいからといってあまりにヨレヨレの汚いお札を 使うことは絶対に避けましょう。 新札を使わない場合にも、折り目やヨレがなるべく目立たない比較的キレイな お札を使うように気を付けましょう。 スポンサーリンク 関連記事: お盆のお供えの相場はどれくらい? では最後に、お盆のお供えの相場はいくらくらいが相場なのでしょうか? お盆と言っても、毎年のお盆とは別に四十九日を終えてからの初めてのお盆は 「初盆」もしくは「新盆」とも言います。 しかし、お盆であっても初盆であってもお供えの相場としては 現金で用意する場合は3,000~5,000円ほどで大丈夫です。 とくに親しくお付き合いしていた場合には1万円ほど用意する場合もありますので、 そこは関係性で多少の増額をします。 しかし死や苦を連想させないように、4,000円や9,000円という金額はやめましょう。 ちなみに現金ではなく、お菓子やフルーツ、お花やお線香などを贈ることもあります。 さらにこういった品物とともに現金を一緒に用意することもあるので これに関しても、相場の範囲内で準備すればOKです。 義両親の好みや健康状態を考慮してお菓子よりは現金でという考え方も多く 現金だけだからといって失礼にはなりませんので安心です。 お盆のお供えとして品物も一緒に用意する場合、予算の関係や どんなものを用意したらいいか迷ってしまうということもよくありますよね。 そんな時には、こういった贈り物用のお線香がおすすめです。 お仏壇のあるお家なら必ず使うものですし、しっかりした包装で 高級感があるので、故人やご先祖を偲ぶ機会にはぴったりの品物です。 お墓参りにも持っていきやすい筒入りなので、 みんなでお墓参りに出かけるときにも重宝しますよ! まとめ いかがでしたか? お盆のお供えにお金をお渡しする場合、お札は裏向きに入れることや表書きは 一般的には御仏前、そして場合によっては御霊前や御供物料とすることを 覚えておけばOKということですね! また新札を使っても問題ないということは、ちょっと意外だったかもしれないですね。 冠婚葬祭のマナーとしてこれを機会に覚えてしまいましょう! そして、とにかくお盆はご先祖様をお祀りするという行事であるため 葬儀などとは意味合いが違っていますので、 そこまで堅苦しく考えなくてもいいでしょう。

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