エンジン かからない。 【症状別】車のエンジンがかからない時の原因と8つの対処法

【症状別】車のエンジンがかからない時の原因と8つの対処法

エンジン かからない

より良い対処法は、3〜5年サイクルでバッテリーの交換をすることです! カチカチ・ガガガという異音がした時 この異音の正体は、セルモーターが考えられます。 このカチカチ音が聞こえた時には、バッテリーが完全放電し、 バッテリー上がりが原因です。 通常のエンジンでは、「キュルキュルキュル」と音がなり、エンジンがかかります。 しかし、バッテリーが上がっていると、必要な電流が流れずに、エンジンがかかりません。 セルモーターのカチカチという音が聞こえるだけになります。 カチカチという音がした時は、バッテリー上がりの対処をして下さい。 同じく「ガガガ」という音がした時も、原因はバッテリー上がりが考えられます。 キュルキュルという異音がした時 キュルキュルという音がしていたら、セルモーターは回っているということ。 原因は、バッテリーが弱まっている。 もしくは、スパークプラグの問題が考えられます。 スパーグプラグとは、エンジンを動かす為に必要なパーツ。 ガソリンに直接火花を飛ばす火付け役を担っています。 問題があると、火花を飛ばす電極部分が消耗していき、やがて寿命を迎えて、火花を飛ばせなくなります。 その結果、キュルキュルという音がしても、エンジンがかからないことに。 スパークプラグの交換費用は、4,000円~8,000円程度。 自分で交換することも可能ですが、作業に不安がある方はプロに任せて下さい。 ピピピという異音がした時 ピピピという音がした場合も、原因はバッテリー上がりが考えられます。 他には、スマートキーの充電忘れ、キーの抜き忘れ装置のエラーの可能性も。 バッテリー上がりの可能性が高いですが、その他のうっかりミスも考えられるので、スマートキーの確認もして下さい。 カタカタという異音がした時 カタカタという音がした時、原因は2種類考えられます。 ひとつは、 オーバーヒートを起こしている可能性。 オーバーヒートとは、エンジン本体が熱くなりすぎている状態。 いつものエンジン音とは違う異音が聞こえます。 オーバーヒートについては、こちらで詳細に解説しています。 参考にされて下さい。 ふたつ目は、 ベルト関連の故障の可能性。 ベルトとは、エンジンの稼働によって作られた力を、タイヤなどの部品へと力を伝える役割を持っています。 このベルトに問題があると、カタカタという異音が聞こえます。 各ベルトの詳細はこちらです。 ・タイミングベルト タイミングベルトとは、エンジンの呼気と排気のタイミングをコントロールしている部品です。 問題があると、エンジンが停止して、事故や故障に繋がることも。 ・ファンベルト ファンベルトとは、オルタネーターという発電機を回していて、バッテリーを充電する役割があります。 問題があると、エンジンがかからなくなり、バッテリー上がりになることも。 ・パワーステアリングベルト パワーステアリングベルトとは、ハンドルの回転を補助する役割があります。 これによって、女性や高齢者でも、軽い力でハンドルを回せます。 ジジジという異音がした時 ジジジという異音がした時も、 バッテリー上がりの原因が考えられます。 音の原因としては、考えられるものは以下になります。 モーター内部に劣化や問題がある• セルモーターのギアの噛み合わせに問題がある カリカリという異音がした時 エンジン(ルーム)からカリカリとした異音が聞こえた時、 原因はバッテリー上がり。 もしくは、 オーバーヒートが考えられます。 カリカリという音は、オーバーヒートの初期症状に見られる異音です。 水温計を確認して、Hマーク付近まで上がっていたらオーバーヒートと判断できます。 最悪のケースでは、エンジン故障になるので、気をつけて下さい。 オーバーヒートの詳細はこちらの記事で解説しています。 緊急時はどこに連絡したら良い?ロードサービスに電話しよう エンジンがかからない緊急事態。 おすすめの連絡先のひとつはJAFです。 会員であれば基本的に無料対応なので費用がかからずにお任せできます。 また非会員であっても対応してくれるので安心です。 JAFのホームページや相場価格についてはホームページを確認ください。 ロードサービスのカーバッテリー110番に連絡する手も JAFのほかにはへの電話がおすすめです。 最短5分で到着。 料金も8980円〜からなのでJAFよりも安くなりやすいです。 ガソリンスタンドでバッテリー充電可能。 出張サービスも ガソリンスタンドでバッテリーの充電や交換をすることもできます。 バッテリーの充電費用は、2,000円~3,000円程度。 バッテリーの寿命も調べられるので、そのまま点検や交換も可能です。 基本的には持ち込みですが、出張サービス対応のガソリンスタンドも。 費用は、距離によって変わりますが、10,000円~からの対応に。 詳細はこちらの記事で解説しています。 保険会社 連絡先 |0120-024-024 |0120-699-644 |0120-049-095 |0120-416-652 |0120-101-789 |0120-365-110 |0120-119-117 |0120-860-001 |0120-119-110 |0120-096-991 |0120-638-312 症状別のエンジンがかからない原因と対処法 セルが回る時 セルとは、エンジンをかける時に必要不可欠なもの。 別名では、セルモーター、スタータとも呼びます。 鍵を差し込んでエンジンをかける時に「キュルキュル」といった音がします。 「キュルキュル音」の正体こそ、セル。 セルは回るけれどエンジンがかからない場合、バッテリー上がり以外の可能性があります。 セルが回る時に考えられる原因は、• ガソリンが入っていない(単純なガス欠)• スパークプラグの劣化や問題(前述の通り)• 燃料系統の問題• 外気温が低い(冬の寒い季節はエンジンがかかりにくいことも)• キー故障によりイモビライザーが働いている(自動車防犯システム) が考えられます。 セルが回らない時 セルが回らない場合は、バッテリー上がりの可能性が高いです。 しかし、単純なうっかりミスの可能性も。 セルが回らない時に考えられる原因• バッテリー上がり• セルモーターの故障• ギアがP(パーキング)に入っている• ハンドルロックがされたまま回らない• スマートキーの充電が少ない・切れている 可能性が考えられます。 ライト(電気)がつく時 ライトがつくけど、エンジンがかからない場合、考えられる原因は下記になります。 セルモーターの故障• エンジンルーム内のヒューズが切れている• シフトポジションが適切な位置にない• スマートキーの充電切れ ライト(電気)がつかない時 ライト(電気)がつかない場合は、バッテリー上がりの可能性が高いです。 バッテリーが上がると、車の電気系統が一切使えない状態に。 ルームライト・エアコンなどが使えるかを確認して下さい。 それらが使えなければ、の状態です。 鍵が回らない時 考えられる原因は下記になります。 バッテリー上がり• ハンドルロックの原因 車を停止した後に、ハンドルを回そうとするとハンドルロックを起こします。 国内メーカーの車のほとんどに、ハンドルロックは標準装備。 ちなみに、鍵が回らなくなる原因の1位は、このハンドルロックが原因に。 解除方法は、ハンドルを左右に動かしながら鍵を回すことです。 ハンドルは振動を与える程度で大丈夫です。 ハンドルロックの解除方法についてはこの記事を参考にしてください。 ・シフトポジションの原因 シフトポジション(ギア)が適切な位置にないと、鍵は回りません。 オートマ車の場合はP(パーキング)に。 ミッション車の場合はN(ニュートラル)に入れて下さい。 ・鍵自体の問題 単純に鍵自体に問題があることも。 何度も使用している内に、鍵の山部分はすり減りエンジンが回らないこともあります。 スマートキーでも充電切れの可能性があります。 一度確認してみて下さい。 エンジン警告灯(マーク)が点灯・点滅している時 エンジン警告灯とは、「エンジン内に取り付けてあるセンサーに異常が出た時」の警告サイン。 走行も可能ですが、エンジンに大きなダメージを与える可能性があります。 早めに修理に出すようにして下さい。 付いたり付かなかったりと点滅する場合でも、大丈夫と判断せずに、修理に出すことがおすすめ。 エンジンの故障・交換となると30万円~100万円ほどかかることもあります。 車を乗り換える金額なので、早めの対応をおすすめします。 エンジン警告灯の詳細については、「」の記事を参考にしてください。 オイルランプが点灯している時 オイルランプは、オイル系統にトラブルが起きているサイン。 オイルランプの点灯原因は、下記になります。 オイルの減り• ポンプの故障• オイル漏れ オイルが減っていたり漏れていたりすると、エンジンがかからない原因に。 エンジンオイルランプが付いた時には、早急に修理に出すことをおすすめします。 ハンドルがロックされてエンジンがかからない時 前述しますが、改めてハンドルロックでエンジンがかからない原因と対処法について解説。 ハンドルロックの原因 車を停止した後に、ハンドルを回そうとするとハンドルロックを起こします。 国内メーカーの車のほとんどに、ハンドルロックは標準装備。 ちなみに、鍵が回らなくなる原因の1位は、このハンドルロックになります。 解除方法は、ハンドルを左右に動かしながら鍵を回すこと。 ハンドルは振動を与える程度で大丈夫です。 寒い冬の季節はエンジンがかからないことも 冬の寒い時期になると、まずエンジンオイルが硬くなります。 エンジンオイルが硬くなると、エンジンをかけるときの電力が足りずにかからないことも。 また、同じくバッテリーの働きも弱くなり、エンジンがかからない状態に。 このような状態での対処法は、「暖機」をすること。 エンジンを温めることが大切です。 具体的な方法としては、エンジンがかからない時も、鍵を何回も回すのではなく5分ほど時間を置くこと。 一度エンジンをかけたことにより、徐々にエンジンが温まっていきます。 5分経ってからもう一度エンジンを掛け直すと、エンジンがかかりやすくなります。 鍵を何回も回さないように気をつけ下さい。 バッテリー上がりの原因になります。 夏はバッテリー大量消費でエンジンがかからないことも 夏は車のバッテリーを大量消費します。 エアコン・ステレオ・カーナビなどの消費電量がどんどん大きくなります。 バッテリーへの負荷が高まり、バッテリー上がりを起こしやすい環境に。 エンジンのかかりが悪い・ライトの明るさがおかしいと異変を感じたら、エアコンやステレオなどの調整して下さい。 エアコンの使いすぎないようにするなど注意が必要です。 夏や冬は、バッテリーの負荷もかかりやすいので、車に優しい乗り方を心がけて下さい。 エンジンがかからない時の修理費用の相場 エンジンが突然かからないトラブルから抜け出した後に、気になるのはやはりお金の面。 修理費用がいくらになるか?気になるかたは多いでしょう。 修理費用の相場価格のまとめは、こちら。 バッテリー交換 10,000円~30,000円程度 セルモーターの修理・交換 30,000円~ エンジン交換 300,000円~1,000,000円程度 4,000円~10,000円程度 燃料ポンプの修理・交換 10,000円~ 15,000円~ 30,000円~50,000円程度 パワーステアリングベルトの修理・交換 3,500円~ 鍵・スマートキーの交換 15,000円~.

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草刈り機 エンジンかからない原因と対処法

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「車のエンジンがかからなくなってしまった」 「エンジンはなんとか動いたけど、かかりが悪い気がする」 こんな経験はないでしょうか? 車のエンジンがかからなくなってしまったり、かかりにくいという状態になってしまったりする原因はさまざまです。 今回はエンジンのかかり具合に関するトラブルのよくある原因と、その対処法についてご紹介します。 車のエンジンがかからない・かかりが悪くなる主な原因 ガス欠 最もよくある原因は、何といっても「ガス欠」です。 ガス欠とは、ガソリン車が燃料切れになってしまい、走行できなくなってしまうことをいいます。 電気自動車の場合は、ガソリンではなく電気が車を動かすエネルギー源になります。 こちらも充電されている電気が尽きるとガス欠と同様、車を動かせなくなってしまいます。 また、ガソリンの量が十分でも品質が低下しているために走行できなくなってしまうこともあります。 ガソリンは経年劣化するため、長い間乗らなかった車にある日突然乗ろうとするとエンジンがかからなくなってしまうことがあるのです。 バッテリー関連のトラブル ガス欠以外によくある原因としては、バッテリー関連のトラブルが考えられます。 ここでいうバッテリーとは、電気自動車で使われる「走行用の電気が蓄えられたもの」のことではなく、ガソリン車などにも積まれている「セルモーター(エンジン始動用のモーター)や電装品を動かすためのもの」のことを指します。 ・バッテリーが上がっている 車のエンジンを始動するために必要なのが電気です。 電気は他にもカーステレオ、パワーウィンドウ、ライトなどの電装品を動かすためにも使われています。 これらの電気は普段バッテリーに蓄えられており、エンジンの停止中など必要なタイミングでセルモーターや電装品に供給されています。 もし、必要とされる電気の量が、バッテリーに蓄えられた電気の量を上回ってしまったとしたらどうなるでしょうか? そのような状態のことを「バッテリーが上がった(上がっている)」といいます。 バッテリーが上がってしまうとエンジンがかからなくなったり、かかりにくくなったりするので要注意です。 ・バッテリーターミナル腐食による接触不良 バッテリーは普段、バッテリー液と呼ばれる専用の液体で満たされています。 しかし、経年劣化や液の入れ過ぎによってときどきこのバッテリー液が外部に流出する「液漏れ」が生じる場合があります。 液漏れが起きると、「ターミナル」といわれるバッテリー上部の突起が腐食し、それが原因となって接触不良が起きてしまうことがあります。 バッテリーが接触不良になると電気が流れない、あるいは流れにくい状態になってしまうので、エンジンのかかり具合が悪くなってしまいます。 ・バッテリーの液量不足 バッテリー液は、液漏れだけでなく「量の不足」にも注意が必要です。 バッテリー液は充電に伴い一部が気化して量が減ってしまいます。 定められた液量よりも不足してしまうとバッテリーが性能を保てなくなり、エンジンがかかりにくくなってしまうでしょう。 ・バッテリーが寿命を迎えている バッテリーの寿命は一般的に2〜3年といわれています。 寿命を迎えるころに交換すれば問題はありませんが、古いバッテリーを使い続けていると、ある日突然エンジンがかからなくなってしまうことがあります。 ・気温が低い 寒冷地や冬に気温が低い場合、バッテリーの放電が正常に行えなくなってしまうことがあります。 このように、気温が原因でバッテリーが役割を果たせず、エンジンがかからなくなることもあるのです。 バッテリー以外の部品トラブル 車にはバッテリー以外にもさまざまな部品があります。 ガス欠やバッテリートラブルの可能性が低い場合は、その他の部品が故障している可能性も考慮してください。 ・セルモーターの故障 セルモーターとは、エンジンを始動する際に使われるモーターです。 そのためセルモーター自体が故障しているとエンジンを動かすことはできません。 ・オルタネーターの故障 オルタネーターとは、車の中でも「発電機」の役割を果たす部品です。 バッテリーに蓄えられる電気もオルタネーターから生み出されます。 オルタネーターが故障すると、走行に必要な電気を作り出せなくなってしまうため、エンジンがかからなくなってしまいます。 ・エンジンの故障 車のエンジン自体が故障してしまうと、当然ながらエンジンはかかりません。 エンジンが故障する理由として多いものは「エンジンのオイル切れ」、冷却装置の水切れによる「オーバーヒート(エンジンの焼き付き)」などがあります。 他にも、エンジンに燃料を供給する部品の劣化や、スパークプラグ(点火装置)の劣化などが原因にあるパターンもありえるでしょう。 ・電気系統のトラブル 何らかの原因で車内の電気系統に過剰な電流が流れると、部品を守るためにヒューズと呼ばれる装置が働きます。 ヒューズは断線することで部品の身代わりとなり、過剰な電流から車を守るのです。 このヒューズの断線が起こると電装品が動かなくなったり、エンジンがかからなくなったりする場合があります。 その他の原因 意外に「ヒューマンエラー」もエンジンがかからない・かかりにくくなる主要な原因のひとつです。 どれも注意していれば簡単に防げることなので覚えておきましょう。 ・ギアがパーキング以外に入っている 車は基本的にギアをパーキング(AT車)に入れていないとエンジンはかかりません。 ・ハンドルロック機能が起動している 盗難防止のため、エンジンがかかっていない状態でハンドルを動かそうとするとハンドルロック機能が起動しキーが回らない状態になります。 このハンドルロック機能は「ハンドルを左右どちらかに回しながら、エンジンキーを回す」ことで解除できます。 車のエンジンがかからない・かかりにくくなった場合の対処法 車のエンジンがうまくかからなくなったら、まずは原因を特定しその後原因に合わせた適切な対処法を行うのが肝心です。 次に紹介する手順に従ってチェックを進めれば、原因と適切な対処法をスムーズに見つけられます。 ・エンジンのかけ方を間違えていないか?• ・燃料(ガソリン)は足りているか?• ・ハンドルロックされていないか? エンジンがかからない原因がこれらの人為的なミスであれば、それぞれ正しい操作を行うことで対処できます。 エンジンキーを挿してACC(もしくはONの位置)まで回してください。 この状態で、「ライトが点灯」し、「パワーウィンドウが動く」場合、原因はバッテリー以外にある可能性が高いです。 もしライトやパワーウィンドウが動かなければバッテリートラブルを疑ってください。 モーター音がしない場合は「セルモーターの故障、もしくはバッテリー上がり」が原因だと考えられます。 モーター音はするがエンジンはかからないという場合は、気温が低い場所にいるなら寒さが原因である可能性があります。 そうでないなら、バッテリー以外の部品が故障しているのかもしれません。 バッテリー上がりの対処法はジャンピングスタートやジャンプスターター・カー用バッテリーを使う方法などがあります。 これらの方法でエンジンを始動できないか試みてください。 見事エンジンを始動できたなら、速やかに最寄りの自動車整備工場に向かってください。

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【症状別】車のエンジンがかからない時の原因と8つの対処法

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Contents• セルが回らない場合 キルスイッチはONになってる? 「もちろん!」と言われてしまいそうですが、意外と多いのが キルスイッチがオフになってエンジンがかからないと言うトラブル。 キルスイッチはアクセル側のハンドルスイッチにあります。 オンにしてレッツゴー! セルスイッチの接触不良 キルスイッチをオンにしてもうんともすんとも言わない。 次なる可能性としては「セルスイッチの接触不良」が考えられます。 錆などの腐食によりスイッチの電気がうまく伝わらず、セルが回らないというトラブルです。 電装系を普段弄らないと恐怖があると思いますが、プラスドライバー1本で出来るので、スイッチボックスを開けてみましょう! ボックスを開けたらセルスイッチ部の接点を紙やすりで磨いたり、接点復活剤をスプレーします。 これで治れば安いもの。 いってらっしゃい。 スターターリレーはカチカチ鳴る? セルスイッチも大丈夫となると、次はスターターリレーです。 セルスイッチを押した時にカチカチ音が鳴るか鳴らないか。 ・カチカチ鳴る場合 スターターリレーはOK。 そこから先のバッテリー。 セルモーターが怪しいです。 ・カチカチ鳴らない場合 スターターリレーが故障してる可能性大です。 しかし、あまり突然死する様なパーツではないので、さっきまでセルが回っていた場合は他のパーツが怪しいです。 バッテリーが瀕死の状態だとこのカチカチ音すらしない場合があります。 バッテリー上がり 電装系トラブルで最もポピュラーなのがこのバッテリー上がりです。 要はバッテリーの電力が低下してセルを回す力がなくなった状態になっています。 ・セルボタンを押すと「ジジジ … 」と鳴る。 ・ヘッドライトやメーターのライトが暗い(つかない) ・ホーンが弱々しい こうなれば、セルが回らない原因はバッテリー上がりの可能性が高いです。 バッテリー充電器や ジャンプスターターがあれば試してみましょう。 より確実にバッテリーが原因なのか判断できます。 出先でバッテリーが上がっても始動できる優れものです。 セルモーターの故障 最後にコチラもあまり故障する部品ではありませんが、セルモーターが故障する事もあります。 大体エンジン前方下側か、エンジン後方キャブ直下に固定されてる事が多いです。 診断方法として一番簡単なのは、 ブースターケーブルなどでセルモーターの配線ボルトに電気を流してみましょう。 これで動けばセルが回らない原因は、セルモーターより上のバッテリーやスターターリレー と絞ることが出来ます。 因みに、もしさっきまで動いていたなら、ハンマーでコンコンとセルモーターを叩いてみて下さい。 意外とこれでかかる事があります。 しかしこれで無事動いたとしても劣化している事には変わりないので、新品に交換するor心得があるライダーはオーバーホールをしてみて下さい。 セルが回る場合 ガソリンが入っていない(ガス欠) セルが回る場合まず最初に確認するのは「 ガソリンが入っているか」です。 タンクからチャプチャプ音がなっていても、残量が少なく吸い出せない可能性があります。 燃料コックをチェックしてみて、「リザーブ」または「ON」になっているか確認しましょう。 それでもガソリンが足りてない様であればガソリン携行缶を持ってスタンドにgoです。 最終的にどこが原因であれ、ガソリンが入っていなければトラブルシューティングはすすみません キャブが詰まっている 長期間放置していたバイクの場合「キャブにガソリンが詰まっている」という可能性があります。 長い間エンジンをかけず、ガソリンがキャブに留まっていると、ガムの様に固まってガソリンの通り道を塞いでしまうのです。 私の場合はCRCを使ってキャブのトラブルシューティングをします。 スパークプラグを外してエンジンの中に2秒ほどCRCを噴射しましょう。 すばやくプラグを付け直し、セルを回します。 これで僅かでも爆発が起きればエンジンがかからない原因はキャブからガソリンが来ていないからだと判断できます。 ( 自己責任でお願いします!) そしてキャブの詰まりが酷く、重症の場合はオーバーホールが必要になりますが、 比較的軽度であればキャブクリーナーで改善する事があります。 エアクリーナーを外してキャブに直接吹き付ける事で、固着したガソリンを洗い流してくれます。 「オーバーホールは技術的にも金銭的にも出来ない…」という場合は試してみましょう。 キャブレーターの場所はバイクによって様々ですが、ガソリンコックからのパイプを辿って行けば見つける事が出来るはずです。 大体の場合タンク下のエンジン周辺にあるので探してみて下さい。 ・スパークプラグの失火 キャブから噴射されたガソリンに火を付けるのが「 スパークプラグ」というパーツです。 まずは少しセルを回した後、プラグを外して確認してみましょう。 ここでプラグが湿っていれば、キャブは正常でガソリンは来ています。 更に プラグコードを繋いだまま、プラグをエンジンのフィンなどに付けセルを回してみましょう。 プラグが正常であれば、これでプラグの先端から「 チチチ … !」と火が飛ぶはずです。 (となれば問題はキャブの可能性大) ここでプラグから火が飛ばなければプラグの寿命、または珍しいですがプラグに火を飛ばす為の電装トラブルの可能性もあります。 スパークプラグは消耗品で、値段も一本500円程度ですので、火が飛ばなければとりあえず交換してみましょう。

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