睡眠薬 大量。 睡眠導入剤で見られる4つの副作用症状!○○な症状が出たら、気をつけて!

多剤大量処方

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睡眠薬を使って気分を高揚させる乱用行為が起きている。 若者の間では「眠剤ハイ」などと呼ばれ、昨年7月には大阪府内で錠剤を服用後に交通事故を起こして逮捕された少年が、「ハイになるために睡眠薬を飲んだ」と供述した。 専門家は、依存症や発作などの危険性を指摘する。 意識もうろうと…事故 昨年7月14日未明、堺市東区の市道脇のフェンスに乗用車が突っ込んだ。 当時運転していたのは通信制高校3年の少年(18)。 助手席に建設作業員の少年(19)が乗っていた。 高校生の家族が駆けつけて車の中をのぞくと、少年2人が意識がもうろうとした状態でぐったりしていたという。 2人は大阪府警の調べに対し、大阪市浪速区の路上で、本来は医師の処方が必要な睡眠薬140錠を「密売人」から約1万1千円で購入したと説明。 高校生は建設作業員の少年から、睡眠薬を飲んで眠気を我慢すれば気分が高揚すると聞いたといい、「ハイになるために何度かに分けて数錠ずつ飲んだ。 バイト先の人間関係でむしゃくしゃしていた」と話し、堺市内に戻る途中に意識がもうろうとして事故を起こしたという。 府警は、睡眠薬の影響で正常な運転ができない状態だったとして、高校生を道路交通法違反(過労運転等の禁止)の容疑で逮捕。 また、建設作業員の少年についても薬を渡したとして、同幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検した。 少年らが睡眠薬を手に入れた浪速区のJR新今宮駅の近くには、かつて覚醒剤などの薬物の密売が多かったとされる地区がある。 現在は密売は大幅に減ったとみられるという。 一方、管轄する署の幹部は「最近は地区の路上で睡眠薬を販売しているとの情報もあるが、移動を繰り返しているとみられ実態がつかみづらい」と話す。

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睡眠薬依存

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こんにちは 『まっさん』です。 眠れないってきついです。。。 不眠のため睡眠薬を飲んでいますが、 そもそも睡眠薬ってやめる必要あるんですかね~? 確かに睡眠薬を減量したり中止はできます。 でも、それは睡眠薬が必要なくなったからですよね。 睡眠薬を飲まなくても自然に眠れるようになった人は睡眠薬はいらないですよ。 でも睡眠にまだまだ不安があるのに 「睡眠薬、飲まないほうがいいよね。 (でも不安)」 「なるべく睡眠薬に頼りたくない。 (でも不安)」 こんな心理状態なら「睡眠薬」は飲んだ方がいいですが。。。 それでも 睡眠薬の使用に不安を感じているなら、睡眠薬の減量や中止を検討しましょう。 今回は「睡眠薬の減量・中止方法」についてつらつら書きました。 布団の中でなかなか眠れない人向け/睡眠制限 いわゆる「早寝」不眠タイプ。 眠れないといけないから、翌日つらいから眠くないのに早くふとんにはいる人です。 身体(脳みそ)がまだ睡眠を要求していないのに「時間」で区切って寝ようとするるため、ふとんの中でなかなか眠れないでいます。 けっこう長い時間ふとんの中で「眠れない、眠れない」と苦しむため、不安やイライラ感、あるいは「寝なくちゃっ」という焦りから不眠になります。 もともと脳みそが睡眠を要求していないので眠れないのは当然です。 だから脳みそが睡眠を欲求するような行動、つまり 睡眠をとらない行動をするようにしてください。 睡眠制限法を成功させる3つ行動• 起床時間は変えないで、寝る時間を60分程度おくらせる• 疲れていても昼寝やちょい寝は原則禁止• 寝る1時間前にゆっくりお風呂あるいはストレッチ まあ当たり前のことなんですが、脳みそが「ねむる気」がないならねむれません 脳に適度な「ねる気」を起こさせるように理性で眠気をコントロールするわけです 睡眠制限法をしても眠れない日は「睡眠薬」を使ってもOKです。 ふとんに入って20分程度「うんうん眠れない」とおもったら睡眠薬飲んじゃいましょう。 それでも睡眠薬を飲まなくても眠れる日があるので、次第に睡眠薬を使う回数が減ってきます。 ふとんの中でいろいろ考えてしまう人向け/漸減(ざんげん)法 いわゆる「ストレス不眠」タイプです。 ストレスが原因で神経が高ぶって疲れているのに眠れない。 ふとんの中であれこれ考えてしまう人が多いですね。 ストレス自体がなくなれば不眠は解消できるんですが、「眠れない」ことが新たなストレスになり「不眠」になる方が多いです。 さらに、このようなタイプの人は、不眠のために体調が悪く、日中の眠気をガマンしながらの仕事するので、精神的なストレスを強く感じています。 そこで、このタイプの人はできるだけ睡眠をとる行動をしてくだい。 漸減(ざんげん)法を成功させる3つの行動• 睡眠薬をためらわず使い、安定した睡眠(時間)を確保してください• 安定した睡眠がとれるようになったら睡眠薬を半分にしてみましょう(眠れなくなったら元にもどしてもOKです)• 半分でも安定した睡眠を確保できたら焦らずゆっくりと睡眠薬の量を減らしてください(1ヵ月程度かけてゆっくりとがポイントです) ストレス性の不眠は不眠自体がストレスになる場合が多いので「不眠による」ストレスをまず排除してください。 睡眠に対する不安やストレスが解消されれば睡眠薬を使う回数は減っていきます そのほかこんなコトもある 認知行動療法 いわゆる「精神的不眠(精神生理性不眠)」タイプです。 「明日も忙しいのに。。。 眠れない」とか「眠れなかったらどうしよう」という「眠り」そのものに強い不安や焦りがある場合に不眠になります。 睡眠(不眠)と睡眠薬との関係に 「依存形成」が成立している場合が多く、薬の減量や中止に強い不安があるときは、専門の「臨床心理士」の介入をおすすめします。 効き目が落ちた人向け/睡眠薬の選択 睡眠薬の選択は「不眠の原因」により決定されます。 はじめのうちは効果があったのに徐々に効果が実感できなくなった。 そんな時は、 現在使っている睡眠薬の最大量まで少しずつ増量をおこないます。 「えっ!そんなに飲んでいいの?」 と思うかもしれませんが大丈夫です 睡眠薬は眠るために飲むので、眠れないなら眠れる量まで増量です! それでも改善がない場合は、症状により薬剤の変更または併用が検討されます(表)。 ここで注意があります。 睡眠薬の増量・変更・併用いずれも医師の判断によります そのため、あなた自身が医師に「どんなふうに効かないのか」を必ず伝えてください。 前知識として不眠の種類とその特徴をリストアップしました(下図)。 参考にしてくださいね。 図)不眠の原因と特徴 「寝た気がしない」と「スッキリしない」/ 睡眠欠如感(熟眠障害) 「熟眠欠如感」は新しいタイプの不眠なので少し解説しておきます。 「寝た気がしない」とか「寝たのにスッキリしない」という睡眠に対する満足感がないのが「熟眠感欠如」型です。 主に2つのタイプがあります 睡眠薬の作用時間があってないタイプ このタイプの特徴は 「寝たのにスッキリしない」という感じです 睡眠薬を使ってから 不眠は改善しているんですが、目が覚めたときに、「疲れ」「だるさ」「眠気」が残っている感がある人がこのタイプになります。 これは使用している睡眠薬の作用時間が長いため翌朝まで睡眠薬の効果が残ってしまっている(持ち越し効果)の可能性があるので、より作用時間が短いタイプの睡眠薬に変更する必要があります。 自然な眠りになっていないタイプ このタイプの特徴は 「寝た気がしない」という感じです。 睡眠は覚醒系と抑制系のバランスで成り立っています。 このバランスが良いと「よく寝た」感が、悪いと「寝た気がしない」感がでます 具体的には、覚醒系と抑制系がどちらも興奮している状態です。 このうち覚醒系の興奮をしずめることで自然な眠りにつながります 自然の眠りに近い状態を誘導うする薬が「スボレキサント」です。 中途覚醒、早朝覚醒などにも効果があるとされていますが、もともとの生理作用を利用する薬のため効果には個人差が大きい薬です。 ですから効果があるかは試してみないとなんともいえません。 さらに副作用に「悪夢」がありますので、最初はちょっとコワい夢をみるかもしれません。 睡眠相後退症候群 眠りのリズムが徐々にずれていき眠気が朝方にずれ込んでしまい、最終的に寝つきが悪くなることを「睡眠相後退症候群」といいます。 特徴は、睡眠時間のズレはあるものの、一度寝てしまえば途中で起きることはなく6~8時間は眠れることです。 つまり、睡眠時間的には十分(早朝覚醒ではなく)で、かつ中途覚醒もないため、一般的な睡眠薬の効果が実感しにくいです。 このような睡眠時間のズレを調整するタイプの睡眠薬には体内時計調整作用のあるラメルテオン(ロゼレム)を使うことで「睡眠相後退症候群」による寝つきの悪さ改善できます。 まとめ 眠れないって本当につらいです。 ふとんの中で「眠れない、眠れない」と苦しんでいる人は睡眠薬を適切に使って、そのストレスから1秒でも早く解放されましょう。 しかしながら、睡眠に不安を感じている人も多いと思います。 睡眠は「脳」の眠気を解消するための行動ですが、「眠ること」に義務感がでると「寝なくちゃならない」と精神的にストレスがかかり不眠になります。 「まぁ、ねむたきゃねるか」 くらいの気持ちが大切なんですね。 睡眠に対する認知療法もありますので、気になるなら臨床心理士などに相談してもいいと思います。 また、睡眠時間が十分なのに寝た気がしないような、新型の「熟眠感の欠如」型不眠もありますが、それに対応した睡眠薬もありますので医師に相談してみましょう。

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睡眠薬の致死量はどれくらい?睡眠薬で死ぬことはあるの!?

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「死にたい」 これほどまでのつらさを抱えている方は、精神科にはたくさんいらっしゃいます。 普段は引き留める気持ちがちゃんと働いていても、何かのきっかけで外れてしまうこともあります。 楽になりたい一心で過量服薬してしまうこともあります。 そんな時によく手にされるのが睡眠薬です。 「睡眠薬を大量に飲めば楽に死ねる」といった誤解から、過量服薬される方がとても多いです。 過量服薬しても、つらいだけで少しもよいことはありません。 死にたいとまで思い詰めているならば、必ず主治医に相談 してください。 ここでは、睡眠薬の致死量について正しく理解していただき、過量服薬(OD)の実情を知って、少しでも思いとどまる方がいてくだされば幸いです。 1.睡眠薬の致死量とは? バルビツール酸系睡眠薬は致死的になることもあり危険です。 その他の睡眠薬は、過量服薬しても致死的になる心配はほとんどありません。 バルビツール酸系は致死量が低く、安全性が低い睡眠薬です。 20世紀の前半に活躍していた睡眠薬ですが、死に至ることもあるために「睡眠薬は怖い」というイメージを世間に植えつけました。 様々な睡眠薬が発売されている現在では、バルビツール酸系睡眠薬はほとんど使われません。 どうしても不眠を解消できない時に使われることもありますが、依存性も高いので私は使いません。 今日でも処方されているバルビツール酸系睡眠薬は、ベゲタミンA・ベゲタミンB・ラボナ・イソミタールなどです。 これらの睡眠薬では、用量の5~10倍ほどで致死的になることもあるので注意が必要です。 バルビツール酸系睡眠薬の効果は強力です。 このため大量に服薬すると、脳の機能を一気に落としてしまいます。 中脳が抑制されると意識消失します。 さらに脳幹の延髄が抑制されると、命に関わることになります。 延髄には呼吸中枢や血管運動中枢があります。 これらが抑制されるので、呼吸が止まってしまい、血圧が一気に下がってしまいます。 亡くなってしまうケースでは、呼吸抑制が原因のことが多いです。 バルビツール酸系睡眠薬を除いては、現在使われている睡眠薬は安全性が高いです。 こんな量は現実的に服用できませんし、過量服薬しても睡眠効果が出てきて眠ってしまいます。 アメリカでは三環系抗うつ薬の過量服薬が多いですが、日本では睡眠薬による過量服薬の方が多いです。 睡眠薬の過量服薬によって死に至ることもあります。 後悔では済まされませんので、絶対にやめましょう。 2.睡眠薬を過量服薬してしまったら? バルビツール酸系睡眠薬でなければ、横を向かせるようにして寝かせて薬が抜けるのを待ちます。 他の薬も一緒に過量服薬している場合は、病院に相談してください。 明らかに様子がおかしいときは救急車を呼びましょう。 もしも睡眠薬を過量服薬してしまったら、どうしたらよいでしょうか?本人は眠りこけてしまうので、意識が戻って気づくと時間がたっていたということが多いかと思います。 薬の効果は2倍飲んだら2倍効く、3倍飲んだら3倍効くというものではありません。 薬が作用する受容体にも限りがありますので、効果の強さには上限があります。 薬の量が増えると身体にたくさんの薬が残り続けてしまうので、作用時間が延びてしまうのです。 さて、もしも家族や友人の方が過量服薬をしているところを見かけたらどうすればよいでしょうか?バルビツール酸系睡眠薬でなければ、まず致死的にはなりません。 嘔吐して窒息してしまうこともあるので、身体を横に向けましょう。 そして、散らばっている薬の空シートを確認して下さい。 バルビツール酸系睡眠薬を過量服薬していた場合や明らかに様子がおかしいときは、すぐに救急車を呼びましょう。 死に至るとすると呼吸ができなくなることがほとんどなので、呼吸状態に注意をしてください。 3.過量服薬で救急搬送されるとどうなるか? 過量服薬で運ばれてくると、入院になることが多いです。 本人も非常にしんどい思いをします。 睡眠薬を過量服薬をするとどうなるのでしょうか?過量服薬をして救急搬送されたらどのように治療していくのか、実際の流れをみてみましょう。 過量服薬した場合は、呼吸状態に注意します。 万が一呼吸が弱くなってくるようでしたら、すぐに気道確保をします。 病院に救急車で運ばれてくると、本人は眠ってしまっていることがほとんどで意識がありません。 まずは、どんどん点滴をします。 血液の中をめぐっている薬を少しでも薄めて外に出します。 水分が増えれば当然出ていくおしっこも増えるはずです。 ですが、昏睡状態ですので自分でトイレにいけません。 このため、おしっこを出すための管を入れます。 どこから入れるかはご想像の通りです。 目が覚めた時にビックリされる方も多いです。 そして薬の作用で心臓のリズムが狂ってしまうので、すぐに心電図を測ります。 心電図ではQRS幅とQT時間をみます。 QRS幅が0.10秒を超えると中枢神経系の異常が起き、0.16秒を超えると心室性不整脈となり命に関わります。 また、QT時間も0.44秒を超えると心室性不整脈が怖いです。 リスクがある時は、メイロン(炭酸水素ナトリウム)を点滴します。 不整脈のリスクが多少軽減します。 過量服薬してあまり時間がたっていない時は、少しでも薬が身体に吸収しないような処置をします。 薬が吸収される前ですので、およそ1時間が目安です。 三環系抗うつ薬や抗精神病薬などは、腸の動きを遅らせるので吸収も遅いです。 ですから、2時間以内であれば行うことがあります。 具体的には、胃洗浄を行います。 鼻から管を胃まで通します。 そして、生理食塩水を胃の中に注いでは吸い出して・・・繰り返します。 意識がもうろうとしている中、非常にしんどいです。 また、活性炭を投与します。 その名の通り、黒くてドロドロの炭で、腸で薬にくっついてくれます。 腸の中での薬の濃度が下がれば、血中濃度も下がります。 活性炭は繰り返し投与します。 精神科の薬は、脳に効果がでるように作られています。 ですから、なかなか意識が戻らないことが多いです。 これからの経過もみていかなければいけないませんので、入院となることが多いです。 過量服薬で入院された方の意識が覚めると、いろいろな管を繋がれていてビックリします。 そして、とても苦しかった感覚を思い出します。 「もう2度とあんな思いはしたくない」「過量服薬しても苦しいだけとわかった」とおっしゃる方も多いです。 4.過量服薬はどんな時に起きるのか? 病気が少し良くなってきた時・一度よくなってから悪化する時・ゲートキーパーがいない時・過去に自傷行為がある時には注意が必要です。 過量服薬をしてしまう方には、いろいろな思いがあります。 「死にたい」と思い詰めて本気の方もあります。 「楽になりたい」「辛さをわかってほしい」といった方もいます。 「覚えていない」という方もいます。 死にたいと思い詰めてしまって、行動に移してしまうのはどんな時でしょうか? 私は3つのタイミングに注意をしています。 つらい感情が強いものの、行動に移すエネルギーもありません。 そんな中、少し良くなってくると自分の状況がわかってきます。 そして、行動に移すエネルギーもでてきます。 そんな時が非常に危ないです。 また、一時はよくなってから悪化する時にもみられます。 二度と同じ状況を味わいたくないという思いから、行動に移してしまうことがあります。 本人にとって生きる方向に繋ぎ止めてくれる存在をゲートキーパといいます。 この人がいるうちは死ねない・・・と思えるような方です。 ゲートキーパーとの関係が悪くなった時や、ゲートキーパーがいない時は危ないです。 「楽になりたい・辛さをわかってほしい・覚えていない」という方は、過量服薬を繰り返してしまう方が多いです。 過量服薬がストレスのはけ口になってしまっている可能性があります。 5.過量服薬の対処法 それでは過量服薬をしないために、過量服薬が致命的にならないようにするには、どうしたらよいでしょうか。 5-1.薬の管理を家族に任せる できることなら家族に薬の管理を任せましょう。 死んでしまったら楽なのに・・・そんな思いがある時は、できるならば家族に薬の管理を任せてください。 状態が悪化してしまうと、自制がきかなくなってしまうこともあります。 もう二度としないとおもっていても過量服薬を繰り返してしまう・・・そんな方もいらっしゃるかと思います。 このような方は、できるならば家族に服薬管理を任せてしまった方がよいです。 5-2.通院間隔をこまめにする こまめに相談して、出来事を整理しましょう。 通院間隔をこまめにしていくのもひとつの方法です。 調子が悪いときは、いろいろな出来事を整理していくことができなくなります。 通院のたびに出来事をひとつずつ整理していくことも大事です。 また、受診の予約があると踏みとどまれることもあります。 もう少し待ったら先生に話せる・・・と思えるかもしれません。 そして、受診という約束を守らなければという気持ちにもなることもあります。 つらい時こそ、病院に受診しましょう。 過量服薬をしてしまったことを、決して責められたりはしません。 5-3.薬を余分に持たない 薬は必要最小限にしましょう。 薬をたくさんもっていてよいことはありません。 ですから薬は最小限にしましょう。 余計な薬がなければ、過量服薬をしてしまっても、量が少なくて済みます。 もしも薬が余っているのでしたら、もったいないとは思わずに病院にもっていって処分してもらいましょう。 最近は災害などに備えて薬をストックしておきたいとおっしゃる患者さんも増えてきています。 ストックをするにしても1週間分を限度にしておきましょう。 5-4.安全性の高い薬にする バルビツール酸系の睡眠薬は避けるようにしましょう。 もしも過量服薬を繰り返すならば、薬の変更を考えます。 命に関わるような薬を飲まれている方は、安全性の高い薬にしたほうがよいです。 今はいろいろな新しい薬がでているので、安全性の高い薬もたくさんあります。 バルビツール酸系睡眠薬は安全性が低いです。 ベゲタミンA・ベゲタミンB・ラボナ・イソミタールなどを使っていて過量服薬してしまう方は、睡眠薬を変更した方がよいです。 5-5.家族が本人のつらさを理解する なんといっても家族です。 家族が理解を示してくれると、多くの人は何とかなります。 なんといっても一番大事なのは家族なのです。 一番大事な方がしっかりと自分の支えになってくれる、そんな思いがあれば踏みとどまれることが多いのです。 過量服薬をくりかえしてしまうと、家族としても「またか・・・」という気持ちになってしまうかもしれません。 ですが、決して安易にしているわけではありません。 過量服薬してしまう、その背景には深い苦しみがあります。 過量服薬すると、非常につらい思いをすることを本人も理解しています。 ですから、過量服薬という行為を理解できなくても、そのつらさに理解を示してあげてください。 5-6.少しずつ自分の理解を深めていく 繰り返す方は、過量服薬をしてしまうワケを少しずつ考えていきましょう。 過量服薬を繰り返してしまう方の背景には、その人それぞれの過去の葛藤や要因があります。 繰り返しながらも、少しずつ自分自身に関する理解を深めていきましょう。 少しずつ芯が見えてきます。 そして少しずつ、過量服薬が落ち着いてきます。 ですから、信頼できる先生をみつけてしっかりと診察を通して自分自身への理解を一緒に深めていきましょう。 まとめ バルビツール酸系睡眠薬は致死的になることもあり危険です。 その他の睡眠薬は、過量服薬しても致死的になる心配はほとんどありません。 バルビツール酸系睡眠薬でなければ、横を向かせるようにして寝かせて薬が抜けるのを待ちます。 他の薬も一緒に過量服薬している場合は、病院に相談してください。 明らかに様子がおかしいときは救急車を呼びましょう。 過量服薬で運ばれてくると、入院になることが多いです。 本人も非常にしんどい思いをします。 過量服薬をしない対処法としては以下があります。 薬の管理を家族に任せる• 通院間隔を短くする• 薬を余分な分はもたない• 安全性の高い薬に変える• 家族が本人のつらさを理解する• 少しずつ自分の理解をふかめていく 2017年3月22日 カテゴリー• 1,162• 月別アーカイブ•

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