憩室 炎 の 食事。 大腸憩室症

大腸憩室を悪化させないためにはガスを減らせ?|便秘LABO

憩室 炎 の 食事

大腸憩室について 憩室とは、腸の壁の脆い部分が、腸の外側へ向かって袋状に飛び出したもののことを言います。 大腸に限らず、胃、十二指腸や小腸などにもできますが、今回は、比較的頻度の高い大腸憩室と、その合併症の1つである憩室炎について、お伝えします。 原因 憩室は、腸管内圧が上昇することによって形成されます。 後天性のものが多く、食物繊維摂取量の不足や、加齢に伴う大腸の衰え、便秘による腹圧の上昇などが要因として挙げられます。 なかでも食生活の影響は大きく、 のように言われています。 憩室は1つだけの場合もあれば、大腸内に複数形成されることも多く、また年齢が上がるにつれて保有率は増加します。 頻度 大腸憩室をもっている頻度は、40歳以下では10%以下ですが、50歳代では30%、70歳代では50%、80歳以上になると50-66%と、年齢とともに上昇していくことが明らかになっています。 大腸憩室の合併症として多いのが、 大腸憩室出血(以下、憩室出血)と 大腸憩室炎(以下、憩室炎)です。 憩室出血は文字通り憩室から出血することで、腹痛は伴わないことが多く、鮮血便が主な症状です。 日本では、憩室をもつ人の累積出血率は、1年で0. 2%、5年で2%、10年で10%と報告されています。 一方、憩室炎はさらに発症頻度が高く、憩室出血の約3倍程度と報告されています。 以下、憩室炎についてお話ししていきます。 憩室炎 憩室の中で細菌が繁殖し、炎症を起こすことで発症します。 持続的な腹痛や発熱、下痢、悪心嘔吐などが主な症状です。 大腸のどの部位にある憩室が炎症を起こしているかによって痛む場所も異なります。 症状から虫垂炎との鑑別が必要と言えます。 また日本でも40-60歳の憩室炎は70%が右側結腸ですが、高齢になるにつれて左側結腸(下行結腸~S状結腸)の頻度が増加します。 左側型憩室炎の特徴は、年齢層が高く、再発例に多く、重症例が多いです。 一方、米国白色人種では左側結腸優位であり80%と大半を占めています。 診断&治療 急性の腹痛や発熱がある場合、問診・診察の後、血液検査や腹部CT・腹部エコーなどで原因を調べます。 炎症が軽く軽症の場合は、腸管安静 禁食)・抗菌薬の投与といった保存的治療で改善します。 膿瘍(うみがたまる)や穿孔(穴があいてしまうこと)を伴わない憩室炎(憩室炎全体の80~90%)は、腸管安静と抗菌薬投与により70~100%が改善します。 抗菌薬は内服治療で済むこともあれば、入院して点滴治療を行うこともあります。 大腸憩室炎診断・治療フローチャート 重症になると、膿瘍や瘻孔(腸管に穴が空いてほかの臓器と交通してしまうこと)の形成、腹膜炎を伴うこともあり、経皮的ドレナージ(皮膚の上から膿瘍へ針を刺し膿を抜く)を行ったり、大腸切除術が必要な場合もあります。 危険因子 喫煙は憩室炎の合併症の増悪に関与している可能性が高く、また肥満も関連がつよいと考えられています。 スウェーデンの研究では、憩室炎の穿孔を伴う重症化リスクは、1日15本以上喫煙する人は喫煙しない人と比べ2. 7倍であると報告しています。 肥満は憩室炎自体の発症リスクにもなると考えられており、スウェーデンの研究で、BMI30以上の女性はBMI20-25の女性と比較して憩室炎発症リスクが33%上昇すると報告されています。 予防のために 憩室炎の再発は、それ自体が必ずしも予後不良の要因にはならないため、再発しても膿瘍や穿孔を伴わない場合は保存的治療がすすめられます。 膿瘍や穿孔を伴わない憩室炎の再発率は13-47%、膿瘍を合併した憩室炎を保存的に治療した場合の再発率は30-60%とされています。 憩室炎の場合、虫垂炎の際の虫垂切除のように、手術で憩室を切除して治療するわけではないので、いかに憩室炎を予防するか、という話になりますが、この憩室炎の再発予防に関しては、エビデンスのある(有効性が証明された)方法はまだありません。 メサラジンという、潰瘍性大腸炎やクローン病の治療に使われる薬物が、憩室炎の腹部症状のほか再発予防にも有効、という報告もありますが、相反する結果もあり、日本では保険適応はありません。 乳酸菌やビフィズス菌のようなプロバイオティクス(腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える微生物)は、憩室炎治癒後の腹部症状に対しては効果が認められていますが、再発予防効果はないと考えられています。 非吸収性抗菌薬のリファキシミンが、憩室炎の再発予防に有効だという報告もありますが、対象患者さんの臨床像が不明であり、憩室炎全体に予防効果があるとは言えません。 予防法の確立には今後さらなる検討が必要です。 私たちが自身でできる対策としては、下記のようなことが挙げられます。 食物繊維や水分をよく摂り、便通を整える 肉など動物性たんぱく質・脂質は控えめにし、野菜や穀物などの食物繊維を日頃から多く摂りましょう。 食物繊維は便のかさを増やし、便秘になりにくくする効果が期待できます。 また、水分量が少なくても便秘になるので、気が付いた時に水分補給をしましょう。 規則正しい食生活も、便通リズムを整えるのに有効です。 菌活 乳酸菌やビフィズス菌のほか、味噌や納豆、漬物などの発酵食品は、腸の善玉菌の働きをよくする作用があります。 刺激物を摂りすぎない アルコールやカフェイン、香辛料など、腸に刺激の強いものは摂りすぎないようにしましょう。 適度に運動する 身体を動かすと、腸の動きも活発になります。 また、肥満は憩室炎の増悪因子のため、適度な運動習慣をもちましょう。 最後に 以前は欧米に多い病態だった大腸憩室症。 しかし日本でも50歳代で30%、さらに歳を重ねるにつれ頻度が増えていくことを考えると、決して珍しくありません。 大腸の検査をまだ受けたことのない方は、内視鏡や大腸CTで、自身の大腸の様子を知っておくといいかもしれませんね。

次の

大腸憩室症|オリンパス おなかの健康ドットコム

憩室 炎 の 食事

憩室炎が重症化していくと、炎症が全身にまわって命に関わる可能性があります。 手術が必要だったり、長期に渡って食事を中止したりすることもありますので、入院での治療がすすめられます。 上記にあてはまるほど重症ではなくても、高熱や強い腹痛がある人は入院をすすめられることになります。 一方で、痛みや熱の程度が比較的軽い人には、外来での通院治療が行われます。 外来で治療を行う際には、症状の経過をみるために比較的頻繁に通院するよう指示されることがあるかもしれません。 外来治療では、薬や食事などを自分で管理しなくてはいけません。 自己管理が難しく、外来では症状がなかなか治まらない人は、入院での治療に切り替えられることがあります。 炎症の強さによって個人差はありますが、手術を行わない 保存的治療では1週間前後の治療期間を想定してください。 しかし、上記にあてはまるような重症化した憩室炎の人は、1ヶ月以上の入院期間を要することもあります。 腸を休めるための治療 腸を休めるとは、具体的にいうと食事を中止することです。 食事をすると食べ物を消化・吸収するために腸が働かなくてはなりませんが、炎症によってダメージを受けた腸は、うまく機能することができません。 また、食べ物を運ぶために腸が動くことがきっかけで、炎症が起きている憩室の壁に穴が開いてしまう可能性も高まります。 憩室炎に限らず、色々な原因で腸炎とよばれる状態になっている人は、まず食事を中止して腸を休めることが効果的です。 を引いたら学校や仕事を休んでゆっくり過ごすことが早く治す近道ですが、腸も炎症を起こしたら消化や吸収を一旦休んで安静にさせることで症状が改善していきます。 入院をすることになった人は食事を中止し、点滴で水分を補います。 憩室炎は発熱や下痢を起こして身体が水分不足になりやすい状態です。 脱水予防のために水分は十分に補われます。 絶食によって栄養が摂れなくなるなるのが心配になると思いますが、およそ1週間以内であれば、炎症が強い時期に高い栄養価を摂るメリットはそれほどないといわれています。 ただし、1週間以上にわたり食事の中止が必要となった人は、豊富な栄養成分を投与するために、中心静脈栄養という点滴に切り替えられることがあります。 症状が治まるまでは、水分をこまめに摂ることと、食事を摂るのであればできるだけ消化の良いものを摂るように心がけてください。 入院していて炎症が治まってきた人も、急にこれまで通りの食事が食べられるようになるわけではありません。 腸の負担にならないように消化の良い食べ物からはじめて、段階的に普段食べるような食事に近づけていきます。 具体的には、まずは重湯(お粥の上澄み)から始めます。 その後水分の多いお粥から徐々に普通のご飯へと戻していきます。 おかずはできるだけ食物繊維が少ないものにして、野菜や肉などはしっかり煮込んでやわらかくしたものから食べ始めます。 抗菌薬(抗生剤)を使う治療 保存的治療では、腸を休めたうえで抗菌薬(抗生剤、抗生物質)を用いた治療も併せて行われることが多いです。 俗に「散らす」と呼ばれるもので、抗菌薬が感染を抑えることを期待した治療です。 重症化していない憩室炎の治療に関する海外の調査では、抗菌薬は一概に必要とはいえないという報告もありますが、日本では抗菌薬を使った治療は一般的に行われています。 憩室炎が重症化している人にも、手術などの治療と併せて抗菌薬の治療が行われます。 抗菌薬の種類にはさまざまなものがあります。 憩室炎の原因となる菌は、もともと身体の中に住み着いている腸内 細菌であることが多いです。 そのため、腸内細菌に多いグラム陰性桿菌や嫌気性菌とよばれる種類の菌を標的とする抗菌薬がよく選ばれます。 また、お腹の中に膿ができていたり、で 腹水が溜まっていたりする人は、手術や処置(採血や経皮的 ドレナージ術など)の時に細菌 培養検査が行われることがあります。 細菌培養検査の結果から、その患者さんに最も適した抗菌薬に変更されることもあります。 抗菌薬を投与する期間については、はっきりとした根拠のある報告はありませんが、症状や血液検査などの結果をみながら炎症が改善するまで使われます。 ほとんどの人は1週間くらいですが、重症の人ではそれよりも長く使われることがあります。 上記の人は、保存的治療で炎症を抑えるだけでは十分に症状が改善されないことが多いです。 憩室炎を何度も繰り返すと腸が次第に狭くなっていき、食事のたびにお腹が張りやすなるなど、日常生活を送るのに支障が出る人がいます。 お医者さんと患者さんのあいだで十分に話し合ったうえで、必要と判断されれば手術することになります。 また、一度瘻孔ができると自然に穴がふさがるのは難しくなります。 緊急度は高くないことも多いですが、重症であることに変わりありません。 抗菌薬で炎症をある程度抑えたうえで、根本的な治療としての手術が検討されます。 一方で、緊急手術に踏み切らなくてはならない人もいます。 憩室に穴があいてしまい、腸液や便がお腹の中に漏れて汎発性を起こしている人では、その状態が長引くと炎症が全身へ広がっていきます。 全身の炎症は命に関わる可能性がありますので、速やかに手術する必要があります。 憩室に穴があいたといってもお腹全体に炎症が広がっているのではなく、憩室のそばに膿ができていて炎症の範囲が限られている(限局的な)人は、手術を受けずに済むことがあります。 膿の大きさが3㎝以下と小さく、症状が比較的軽い人は、まずは抗菌薬の投与で症状が改善するのか様子をみることになります。 膿の大きさが3㎝以上と大きい人は、経皮的 膿瘍ドレナージ術を受けることになります。 この治療は、お腹に針を刺して溜まった膿を吸い上げる方法です。 患者さんの状態などによりドレナージ術ができないと判断された人や、ドレナージしてもなかなか症状が改善しない人には手術を検討されることになります。 ドレナージ術の詳細については後の章を参照して下さい。 大腸切除術について 手術では、憩室炎を起こしている憩室を含めた大腸の一部を切除してつなぎ直します。 大腸は長さ約1. 5メートルの筒状の臓器です。 手術で切り取る腸の長さは人によってさまざまで、憩室がある場所や炎症の広がり具合、腸の傷んでいる範囲を考慮して決められます。 数cmで済む人もいれば、20cm以上の腸を取り除く人もいます。 憩室のみを切ってつなぐことができればいいのですが、次のような理由でそれは困難です。 憩室炎の炎症は憩室だけでなく周囲の腸の壁にも広がっていることがほとんどです。 炎症のある腸の壁は 浮腫み( むくみ)が強く、縫い合わせてもつながりにくい状態です。 憩室だけを切り取ってつなげても穴が塞がる可能性は低いので、憩室だけを取り除く手術が行われることはほとんどありません。 手術の前には、さまざまな精密検査を受けて腸の状態が調べられます。 画像検査から腸が傷んでいる範囲を予想して、手術の方法が検討されます。 手術では憩室を含めて炎症で傷んだ腸を取り除き、状態のいい腸どうしをつなげるように最善が尽くされます。 (検査についてもっと知りたい人は「」を参照してください。 ) お腹の壁に便の出口を造る:人工肛門(ストーマ)について 人工肛門とは、お腹の壁に穴をあけて造る便の出口のことです。 憩室炎からを起こして緊急手術を受けることになった人には、人工肛門が必要になる可能性が少なからずあります。 実際に人工肛門を造る必要があるかどうかの最終的な判断は、お医者さんが手術中にお腹の状態を確認してみて決まることが多いです。 そこで緊急手術を受けることになったほとんどの人は、人工肛門ができる可能性について、手術の前にお医者さんから説明されることになります。 は炎症が非常に強い状態で、憩室のそばだけでなく広い範囲で腸が著しく傷んでいることが多いです。 腸の傷みが強い人や、命の危険が迫っているほど重篤な状態の人にとって、腸どうしをつなぐ手術は 合併症の起こるリスクが高いです。 そこで傷んだ腸を取り除いたあとに、残った腸どうしをつながずに人工肛門が造られます。 一方で、緊急手術であっても、手術中に腸の状態がそれほど悪くないと判断されたり、全身の状態が比較的落ち着いていたりすれば、人工肛門を造らずに腸をつなぎ合わせることになります。 人工肛門はもともとある肛門のところに作るのではありません。 お臍の横のあたりに穴を開けて新たに便の出口を造ります。 前述の大腸切除術の手術で炎症を起こしている腸を切り取ったあと、残った腸同士をつながずに、腸をお腹にあけた穴に繋げて人工肛門を造ります。 具体的な手順は次の通りです。 まず、お腹の壁に直径3cmほどのトンネルを作ります。 お腹の壁にあけたトンネルを通して腸を持ち上げて、腸の出口をお腹の表面の穴に縫い付けます。 お腹の穴に繋げるのは、口から続いている側の腸です。 これによって、食べたものがもともとの肛門の方まで流れることなく、人工肛門から便として排出されます。 肛門とつながっている側の腸は、一緒にお腹の壁に縫い付けられることもありますし、端を縫い閉じてお腹の中に置いておくこともあります。 なお、緊急手術でなくても人工肛門になる人がいます。 繰り返す炎症によって腸の傷みが激しかったり、重い持病を持っていたりするために、腸を切り取ってつなげても上手く腸のつなぎ目が塞がらない可能性が高いと判断された人です。 人工肛門は、腸の状態が良くなるまでの一時的な手段として造ることもあります。 一時的な人工肛門の予定で造られた場合には、炎症が落ち着いて数ヶ月経ったあとに、人工肛門を塞いで腸をつなぎ直す手術が行われます。 一度作った人工肛門を塞ぐことができるかどうかは患者さんそれぞれの状態によります。 かかりつけのお医者さんに自分の状態を確認して相談してみてください。 これを縫合不全といいます。 炎症によって腸が傷ついていると、縫合不全の起こるリスクは高まります。 大腸の縫合不全により、便が腸の外側に漏れ出てしまうと、お腹の中に膿が溜まったり、お腹全体にが起こったりして、深刻な事態につながる恐れがあります。 治療をしないと命に関わる可能性がある合併症です。 縫合不全は、手術の後に食事を再開してみて、身体に異常が起こらないかを確認することでおおよそ分かります。 食事を始めたことでお腹の痛みや発熱などの症状があらわれた時には、縫合不全を疑って詳しい検査が行われます。 手術を受けた患者さんは、縫合不全の可能性がほとんどないと判断されれば退院できることが多いです。 もし縫合不全がわかったらすぐに絶食をして、抗菌薬を使って感染の治療を行います。 これらの治療で改善が見込めない場合や症状の強い場合は、一時的に人工肛門を造るなどの再手術が必要になることも多いです。 また、炎症で周りの組織と腸が段々と 癒着(くっつく)していくこともあります。 やは腸の中を食物が通過できなくなっている状態です。 麻痺や癒着があると起こりやすくなります。 手術を受けた人の多くは手術後に時間の経過とともに自然と腸の動きが回復していきます。 しかし腸の動きが回復するのに長く時間がかかったり、腸どうしがくっついたりしてやの状態になると、お腹の張り、腹痛、吐き気、嘔吐、便を出しにくいなどの症状が現れます。 を起こした人には、腸の動きを回復させるために緩下剤や腸管蠕動運動促進薬が使われることが多いです。 しかし、症状が改善しない人には鼻から細いチューブ(経鼻胃管、管)を入れて腸に詰まった内容物を排出する治療や、重度の場合は手術が必要になることもあります。 憩室炎の手術後に起こる発熱の原因となるものは以下が多いです。 発熱の原因 説明 手術熱(サージカルフィーバー) 手術で身体に負担(侵襲)が加わったことが原因で熱が出る 脱水 脱水になると発熱することがある。 手術後は腸の機能が落ちてしまうことで、吸収ができなかったり下痢を起こしたりして、気付かないうちに脱水になることがある 縫合不全 縫合不全によって膿が溜まったりが起こったりして熱が出る 創部 感染症、その他の部位の感染症 憩室炎の手術によって創部感染症が起こることがある。 他にも 全身麻酔を受ける影響で、、カテーテル関連血流感染症などが起こることもある 副腎不全 手術の影響で全身に炎症が起こり、炎症をおさえる 副腎皮質ホルモンが相対的に足りなくなることがある。 この状態を副腎不全といい、発熱を伴うことが多い 血栓症 手術中に長い時間同じ体位でいることや脱水になることで血管内に 血栓ができることがある 手術熱は明らかな異常ではなく単なる生体反応です。 つまり、手術による大きな侵襲(しんしゅう、傷付けること)が身体にかかると、特に異常がなくても発熱することがあります。 しかし、明らかに何日も発熱が続いたり、発熱以外にも症状を伴ったりする場合は異常が起きている可能性が高いので、我慢せずに医療者に相談してください。 お腹に溜まった膿に針を刺して吸い上げる治療:経皮的膿瘍ドレナージ術について 憩室炎の炎症が強くなると、憩室の壁に穴が開いてしまうことがあります。 憩室に穴があくと、腸の中の消化液や便、ガスなどがお腹の中に漏れてしまいます。 しかし穴が小さければ、穴の周りに他の組織が集まって蓋のような役割を果たしてくれるので、漏れる量は少なくて済みます。 この場合、炎症は広がらずに狭い範囲に膿が溜まることが多いです。 膿の大きさがおよそ3cm以内におさまっていれば、抗菌薬の投与だけで膿が消えていく可能性があります。 しかし、それ以上の大きさになると抗菌薬だけでは改善しない人が多いので、溜まっている膿を物理的に身体の外に出す必要があります。 手術をせずに膿を身体の外に出す方法として、経皮的膿瘍ドレナージ術があります。 経皮的膿瘍ドレナージ術はお腹に針を刺して膿を吸い出す方法です。 経皮的膿瘍ドレナージ術ができるかどうかは、超音波( エコー)検査や CT検査といった画像検査の結果から判断されます。 画像検査で膿の場所を特定し、身体の表面から膿に到達するまで針を安全に刺せるルートが確保できると判断されれば行うことができます。 針を刺す時も、 超音波検査やCT検査でリアルタイムに画像を見ながら行われます。 身体の表面から膿の中まで針の先端が無事に到達したら、針を伝って細い管を膿の中へ通します。 膿は管を通じて身体の外へ吸い上げられてお腹の中がきれいになっていきます。 管はしばらく身体の中に置いておきます。 身体の中の膿が完全になくなり、膿が溜まっていたスペースも潰れてしまったら管は抜いて治療は終わりです。 治療の経過は個人差があります。 ちょうど良い場所に膿を吸い上げるための管を置くことができなかったり、管を置いているのに膿がなかなか小さくならなかったりと治療が上手く進んでいかない人も中にはでてきます。 その場合には、医者と相談したうえで手術に踏み切ることもあります。 参考文献: ・大腸憩室症(憩室出血・憩室炎) ガイドライン 2017 ・「ハリソン内科学 第5版」(福井次矢, 黒川 清/日本語版監修 、MEDISI、2017 ・「NEW外科学 改訂第3版」(出月康夫, 古瀬彰, 杉町圭蔵/編集)、南江堂、2012 ・眞部紀明、今村祐志、鎌田智有、他 大腸憩室疾患の疫学. 胃と腸 2012; 47: 7 : 1053-1062. ・Stollman N, Raskin JB: Diverticular disease of the colon. Lancet 363: 631-639,2004 ・Yamauchi N, Shimamoto T, Takahashi Y, et al: Trend and risk factors of diverticulosis in Japan. PloS One 10: e0123688, 2015.

次の

[医師監修・作成]憩室炎の治療について

憩室 炎 の 食事

Q 私の妻は今年の4月中旬、右下腹部に強い痛みを覚え、数日間我慢しておりましたが、痛みが腰のほうにも及んだりして近くの総合病院を受診しました。 内科、婦人科等での諸検査を受けましたがこれといった異常は発見されず、最終的には大腸憩室炎ではないかとの診断と、腹膜に炎症も生じていたようで、当日即入院となりました。 入院中は点滴で抗生剤の投与を受けました。 入院途中便に血が混じり、黒い排便がありましたが、入院後半は無くなったようです。 回復期に入り、バリウムでのレントゲン検査では、大腸上向部に何箇所も憩室ができている状態でした。 ちょうど2週間の入院の後、退院しました。 退院後、数日してまた腹部に少し痛みが生じたようで、抗生剤を処方してもらい、1週間ほど服薬して回復しました。 回復後、病院で大腸内視鏡検査を受けましたが、異常なかったようです。 ところで、最近また右下腹部に痛みが生じております。 4月の時ほど激しくは無いのですが、心配しております。 入院時に主治医の先生は、今度再発したら大腸上向部を手術で切除するしかないと言っておりました。 そこで、以下の点につきお尋ねしたいと思います。 1.憩室への炎症の原因としてはどのようなことが考えられるのでしょうか。 ストレスといったこともかんけいあるのでしょうか。 2.憩室炎の再発時の対処法としては、大腸を切除するしか方法は無いのでしょうか。 前回と同様、抗生剤の投与で治療するという方法は好ましくないのでしょうか。 3.もし、大腸上向部を切除するとした場合、それによる体への影響はどんなことが予想されるのでしょうか。 4.大腸を切除する方法を取るか、それ以外の方法によるかを判断する場合、それぞれの方法の、メリットおよびデメリットを教えていただけないでしょうか。 以上、よろしくお願いします。 私の妻は今年の4月中旬、右下腹部に強い痛みを覚え、数日間我慢しておりましたが、痛みが腰のほうにも及んだりして近くの総合病院を受診しました。 内科、婦人科等での諸検査を受けましたがこれといった異常は発見されず、最終的には大腸憩室炎ではないかとの診断と、腹膜に炎症も生じていたようで、当日即入院となりました。 入院中は点滴で抗生剤の投与を受けました。 入院途中便に血が混じり、黒い排便がありましたが、入院後半は無くなったようです。 回復期に入り、バリウムでのレントゲン検査では、大腸上... A ベストアンサー amakazariさんへ、 私も上行結腸に15ヶ所憩室があります。 発見は15年前の30才で、大腸のバリウム検査で見つかりました。 炎症の原因は盲腸炎と同じで、何をしたとか何を食べたは関係ないようです。 本当は良くないけれど、ビールもタバコも止めれないで今に至っています。 月1ペースくらいで腹痛、下痢、発熱がありますが、死ぬかなと思ったことは一度もありません。 患部が約15cmなので、切除となると入院2ヶ月の自宅療養が1ヶ月と3ヶ月も仕事を休まないといけないし、大腸の切除って医者の立場で言えば、100%安全とは言い切れなくて身体にメスを入れる場合は最悪の覚悟も求められるのだそうです。 転勤もあり、色々と通院して大腸内視鏡も体験していますが、どの先生も同じ事を言います。 だから、抗生物質でも収まらなくて、腹膜炎を併発とかの緊急以外は大腸切除は勧められないと言われました。 だから、本当に切除しないと命に拘わるギリギリまでは、内科的治療を選ぶ、これは私の考えです。 何か、麻酔で寝ている知らない間に、とんでもない事になんて嫌ですから。 個人的意見なので、あくまで参考に留めて下さい。 それから、他の何人かの医者の意見も聞いて下さい。 有給ギリギリまで休みますけど、私は15年間転勤も含め会社員を続けていますし、普通に生きていますよ。 amakazariさんへ、 私も上行結腸に15ヶ所憩室があります。 発見は15年前の30才で、大腸のバリウム検査で見つかりました。 炎症の原因は盲腸炎と同じで、何をしたとか何を食べたは関係ないようです。 本当は良くないけれど、ビールもタバコも止めれないで今に至っています。 月1ペースくらいで腹痛、下痢、発熱がありますが、死ぬかなと思ったことは一度もありません。 患部が約15cmなので、切除となると入院2ヶ月の自宅療養が1ヶ月と3ヶ月も仕事を休まないといけないし、大腸の切除って医者の立場で言... CT検査等の結果、虚血性腸炎と診断されました。 「入院して下さい」と言われましたが、我が家は現在小学生の子供と2人暮らし 夫は単身赴任中 のため、無理。 自宅療養で1週間絶食と言われました 泣。 「水分をたくさん取って。 牛乳やコーヒーはダメ」と言われました。 「水分をしっかり取ってれば、1週間くらいじゃ人間死なないから」と。 死にはしないかもしれないけど、日常生活送れるんでしょうかね…。 昨日は食欲もなかったので、お茶のみで過ごしましたが、 今日はお腹が空いて空いて…。 昨夜から血便も出ていないし、腹痛もないし、 逆に絶食によるめまいと手の震えの方がツライくらいです。 もともと低血圧でめまい持ちなので。 耐えきれず、今日はゼリー飲料2個と具なし味噌汁 お椀半分 と飴1個 を食べました…。 この病気の場合、どの程度食べて良いものなのでしょうか? ゼリー飲料はOKなんでしょうか? 青汁は?乳酸菌飲料は?スープは?プリンは?うどんは? 具体的に「これはいいよ」「これはダメ」といろいろ教えていただけるとありがたいです。 明日の久しぶりの家族旅行も行けなくなりました 涙。 今は主人が帰ってきてくれているので安心ですが、 来週からの日常生活が送れるか心配です。 CT検査等の結果、虚血性腸炎と診断されました。 「入院して下さい」と言われましたが、我が家は現在小学生の子供と2人暮らし 夫は単身赴任中 のため、無理。 自宅療養で1週間絶食と言われました 泣。 「水分をたくさん取って。 牛乳やコーヒーはダメ」と言われました。 「水分をしっかり取ってれば、1週間くらいじゃ人間死なないか... A ベストアンサー こんばんは、yokuriさん。 一番良いのは軟水に砂糖以外の糖分 ブドウ糖、オリゴ糖、ショ糖など を溶かした物に少量の塩を入れて飲むのが良いと思います。 スパーなどで無料でもらえる水が良いです でも、毎日そんな物ばかりでは、お腹が空いて倒れてしまいそうな気がしますよね。 実際には大丈夫なのですけどね 若いイケメンの先生が言った「水分をたくさん取って。 消化のいいお粥さんなら食べても良いよ」の意味は、水分を十分に摂って脱水症状を起こさないように気を付けて下さい。 どうしても、お腹が空いて我慢できない時には消化の良い物なら少しは食べても良いですよ、という事を言っているのです。 上記の解釈から判断すれば、どんな物をどの程度食べてよいかは、ご自分でも判断できると思います。 ウィダーインゼリーなどは消化は良いので少量ならば食べてもOKです。 カロリーメイトのブロックタイプではなくて、缶入りの液体タイプの物が有るのをご存知でしょうか、こちらも消化が良いので飲用しても大丈夫だと思います。 どちらも少量にして下さい 牛乳は駄目ですが、飲むヨーグルトは大丈夫です。 アクエリアスやポカリスエットなどのスポーツドリンク系は砂糖類が大量に含まれているのでお勧めでは有りません。 外出先で他の物が手に入らない場合は、少量ならば飲んでも良いと思いますが、お腹が空いたからといって、がぶ飲みをしては駄目です ゼリーの中でも柑橘系の果汁が含まれている物は食べてはいけません。 柑橘系の果物やジュースは絶対に飲んだり食べたりしないで下さい。 お粥には少量の梅干しを載せて食べても大丈夫だと思います、梅干しには酸が含まれますので大量にのせて食べてはいけません。 最後になりましたが、お体を大事にして早くお元気になられますよう、お祈り申し上げます。 こんばんは、yokuriさん。 一番良いのは軟水に砂糖以外の糖分 ブドウ糖、オリゴ糖、ショ糖など を溶かした物に少量の塩を入れて飲むのが良いと思います。 スパーなどで無料でもらえる水が良いです でも、毎日そんな物ばかりでは、お腹が空いて倒れてしまいそうな気がしますよね。 実際には大丈夫なのですけどね 若いイケメンの先生が言った「水分をたくさん取って。 消化のいいお粥さんなら食べても良いよ」の意味は、水分を十分に摂って脱水症状を起こさないように気を付けて下さい。 どうしても、... Q みなさんこんにちは。 大腸憩室炎について教えてください。 しかし、最終検査のようなもがなかった為、不安があったので内視鏡の検査をお願いし退院することにしました。 そして、昨日内視鏡の検査を受け、内視鏡医師によると外科の診断は正しかったな、上行結腸大腸憩室炎との見解でした。 2個ほど憩室があったようですが、炎症を起こしていたと思われる箇所はまだ腫れていると言われ、そこで腫れているのであれば薬などは飲む必要はないかと尋ねると、ほっておけば直るでしょうとのことでした。 担当外科医師の見解は2週間後外来にて聞けると思うのですが、入院するほど炎症 CPT?:6. 5 退院前:0. 9 していて、退院1ヶ月経つ現在も腫れているのに、何もしなくていいのかが不安でたまりません。 この病気とはそんなもんなのでしょうか。 A ベストアンサー こんにちは。 私も大腸憩室炎で入院経験のあるものです。 場所もroggyさんと同様、上行結腸で個数はかなりあると言われました。 私の場合5月に2週間入院し、一度退院しましたが、2週間後に再発し、3週間入院しました。 その時の主治医に、この病気に対する薬はなく、炎症をおこした場合は絶食と抗生物質を投与して炎症が治まるのを待つか、頻繁に炎症がおこるようであれば、手術して炎症部分を取り除く方法もあるが、リスクもあるためあまり勧められないと言われました。 そこで、私は炎症の発生を防止するため、食生活に注意をはらうようにしています。 アルコールが大好きで毎晩飲んでいたんですが、2回目の退院後、ほとんど口にしなくなりました。 また、毎朝ヨーグルトを食べ、たえず腹八分目を意識しています。 あまり神経質になる必要はないと思いますが、暴飲暴食に注意しストレスをためないことが、この病気に対する一番の対策かと思います。 お大事に! A ベストアンサー 大腸の憩室は多くの人が持っています。 これが炎症を起こすかどうかは運としか言いようがありません。 大腸憩室炎の手術後の検査の意義については、 1)定期検査したからといって憩室炎が起こるのを予防できない 2)手術後に起こる不具合 癒着による腸閉塞など)は検診を行ったからといって予防できない ということで、現在調子がよいのであれば大腸憩室炎に関しては定期検査は必要ないと私は考えます。 しかし.... あなたのお父様ということですので、中年ー高齢かと思います。 それくらいの年齢なら1年から1年半に1回は検診を受けるべきです。 一般的な健康診断とともに胃癌・大腸癌などの癌検診) 癌はかなり進行するまでは症状が出ません。 早期に発見するには検診しかありませんので、その点を説明して病院にいってもらいましょう。 日本人の死因の1番は癌ですから。 A ベストアンサー 大腸憩室炎にかかられたのでしょうか。 まずはお見舞い申し上げます。 大腸憩室症と大腸憩室炎について補足させていただきます。 大腸憩室症というのは、大腸の外側に突出するような小さな袋ができることで、それ自体は治療の対象にはならず、下部大腸内視鏡(大腸カメラ)で通常の人にも時々見られます。 欧米型の食事、便秘などが原因といわれています。 憩室があるかどうか診断できるのは、注腸透視 バリウム検査)、下部大腸内視鏡(大腸カメラ)で、また見つかる確率は低くなります腹部CTでも判ることがあります。 大腸憩室炎というのは、その小さい袋に便がたまったりして細菌(大腸菌など)による炎症を起こした状態をいいます。 炎症を起こした憩室周囲の痛みが特徴で、場所によっては虫垂炎(いわゆる肓腸)と区別が難しいこともあります。 治療は抗生剤で細菌をたたくことになりますが、炎症の程度によって、点滴にするか、内服にするかかわってきます。 痛みが強かったり炎症の程度がひどかったりすれば、絶食の上抗生剤を点滴で投与する必要があり、入院で1~2週間かかると思われます。 外来で見る場合は、内服や一日一回点滴にきてもらう形で、消化の良い食事をしてもらうことが必要かと思います。 診断は、腹部CTで憩室周辺の炎症が見られればほぼ確定できますが、症状と血液検査で大腸憩室炎と仮診断して治療を始めることもあります。 大腸憩室炎の場合、注腸透視 バリウム検査)、下部大腸内視鏡(大腸カメラ)は、さらに炎症がひどくなったり、更には炎症を起こしている憩室に穴が開いてしまったりする危険があるので、炎症がおさまってから検査することが多いと思います。 ご参考になれば幸いです。 大腸憩室炎にかかられたのでしょうか。 まずはお見舞い申し上げます。 大腸憩室症と大腸憩室炎について補足させていただきます。 大腸憩室症というのは、大腸の外側に突出するような小さな袋ができることで、それ自体は治療の対象にはならず、下部大腸内視鏡(大腸カメラ)で通常の人にも時々見られます。 欧米型の食事、便秘などが原因といわれています。 憩室があるかどうか診断できるのは、注腸透視 バリウム検査)、下部大腸内視鏡(大腸カメラ)で、また見つかる確率は低くなります腹部CTでも判ることが... A ベストアンサー 私は結腸に憩室があります。 憩室は腸の壁面が外側に飛び出すものです。 その憩室に菌が入り炎症をおこしたものが憩室炎です。 dolphin36さんの場合はその憩室が盲腸にあるということではないでしょうか。 よって虫垂炎、いわゆる盲腸ではないということでしょう。 私の場合憩室炎にはまだなっていないのですが、医者から特に気をつけることも言われず日常生活には支障がないと言われましたが心配で友人の看護士に聞いてみたところ、腸に負担をかけないことくらいかなって言われました。 つまり、便秘や下痢をしないような生活をすることだそうです。 医者じゃないのですが、お役に立てれば幸いです。 お大事になさってください。 htm A ベストアンサー 彼はもともとストレスに弱いタイプでしょう。 突然原因もなく腸管の粘膜に炎症が起きることはありません。 原因は適応力を超えた過度な心身のストレスです。 そのために交感神経が緊張し、白血球の中の顆粒球の増多により腸管粘膜の組織が破壊されるからです。 過労や精神的ストレスが引き金になりますので、ゆっくり休んだりして、ストレスを遠ざける工夫が必要でしょう。 体をリラックスさせる副交感神経が抑制されリンパ球も減ってるはずです。 対症療法のクスリでは根治には至りません。 ストレスのため体温も下がり気味のはずです。 気晴らしに軽く運動などして体を動かして血流を良くし体温を上げるようにして下さい。 副交感神経を刺激する手っ取り早い方法は入浴と食事です。 また和食を中心に栄養バランスを考え、よく噛んで食べることも大事です。 原因が分かれば恐れることはありませんね。 ストレスが原因、と気が付けば、自分なりの対処法はいくつもあります。 症状が出た箇所が突然悪くなったのではありません。 なんらかのストレスの積み重ねで体のバランスが崩れその人の一番弱いところに病気としてそれが現れたのです。 ですから、治癒に導くためには腸なら腸と局所だけに囚われるといつまでも治りません。 病気は心身全体をケアしないといけないのです。 彼はもともとストレスに弱いタイプでしょう。 突然原因もなく腸管の粘膜に炎症が起きることはありません。 原因は適応力を超えた過度な心身のストレスです。 そのために交感神経が緊張し、白血球の中の顆粒球の増多により腸管粘膜の組織が破壊されるからです。 過労や精神的ストレスが引き金になりますので、ゆっくり休んだりして、ストレスを遠ざける工夫が必要でしょう。 体をリラックスさせる副交感神経が抑制されリンパ球も減ってるはずです。 対症療法のクスリでは根治には至りません。 ストレスのため...

次の