ガルパン 最終章 トーナメント。 ガルパン最終章1話を見た方に質問です。

ガールズ&パンツァー

ガルパン 最終章 トーナメント

第1話 2017年12月 から1年半待っただけのことはありました。 むしろ第1話の20倍くらい戦闘シーンに力が入っていたので制作期間的には納得です。 まだ映画館で観てないひとはすぐ観に行ってほしいですし、 アニメ版、劇場版を見てないひとはdアニメストアやアマゾンプライムで観れるので、いまこのタイミングで見て欲しいです。 OVAも含めて全部視聴できるようになってるのと、ガルパンの配信は新作が公開されいてる期間しかやらないことが多いので本当にいまがチャンスです。 ちなみに僕はアニメ版を観ずに劇場版から観始めました! ガルパンはいいぞ!の内訳 あいかわらず情報量がすごかったです! 第2話を1回目に観た時は、 そろそろ終わりかな〜、まだ続くのか〜、そろそろ終わりかな〜、まだ 続く というくらい、1時間で収まっているボリュームに感じませんでした。 2時間くらい座ってた気がする BC自由学園戦続き 話の内容はもちろん第1話の続き、 最初に行われるあらすじ紹介は劇場版のとき以上にざっくりしてました。 BC自由学園の黒髪 安藤くん と金髪 押田くん が2話始まって早々に仲がいい。 じゅりなつ感 どれくらい仲がいいかと言うと、半年前までバーバリアンだとか革命が起きたらまっさきにアレになるとか言い合ってたことを洗いざらい謝罪するくらいには仲が良い。 しかし秋山殿はBCはやっぱりそこまで仲が良くないのではないか?と勘ぐり、武部殿は 「ソミュアとルノーって似てるよねー」って言いだしてそして次の作戦が始まるのです。 カモさんチームのルノーを敵戦車に潜り込ませて仲間割れを狙う作戦、結束の取れたチームであれば、即バレするものがBC自由学園に対してはあっけなく決まる。 第1話のときの驚き 「仲いいのかよー!」と逆の驚き 「やっぱり仲悪いのかよー!」がありました。 それにしても大洗は夏の優勝校であるにも関わらず平然と敵を欺く戦法を用いる。 さすが西住殿、そこに痺れます。 麻子なんて 「おもしろそうだし…」くらいで賛成をする。 そしてBCはあっけなく4台を失う。 なんだこのあっけなさ…。 ようやくことの異変に気付いたBCの隊長マリーの驚き顔がすごくかわいい。 それでいて瞬時に戦車に乗り込む判断力はすごい。 いままで悠長に構えていたのに、押田くんに向かって 「糖分が足りてないんじゃありません?」とオコな感情をぶつけるところもかわいい。 2人の間に割って入ったときはかっこいい。 砲台から体を起こすときの動作が癖になる。 そしてなんやかんやでBCは歌いながら負けてしまいました。 しかしやられる寸前にもケーキを食べ始める肝の太さは隊長の資格ばっちりなのだと認識しました。 仲間になったらかなり頼もしいと思うので最終章の後にもう一度劇場版かな? また、試合中に優雅にケーキを食べたり、誰かが言ってたという格言を発したり、ヤギとキャベツで状況を例えたりと随分ダー様リスペクト感が漂っていました。 試合後にケーキを振る舞うところはアンツィオっぽいなって思ったり…。 風紀委員の2人が船に乗る前にもしっかりケーキを食べてたのがかわいかった あとアズミ先輩はナイスバディだ…。 大洗日常シーン BC自由学園との試合が終わり大洗へ一旦帰省。 サメさんチームは狭いところで魚釣りに勤しむ。 ほんとにピラニアを釣る気があるかは知らない。 紗希ちゃんがニタァってするところが今回の最大の魅せ場。 あんこうチームはケーキをごちそうになったあとにクレープやおしるこまで食べ始める。 さすが乙女。 そういえば冬の時期だったね。 麻子が 「風に当たりたい気分だった」って言ってたのは船酔い? そして第2話最大のかわいいポイント、 ボコミュージアム。 ボコバカ2人のかけあいに終始ニヤニヤが止まらなかった。 一生ボコミュージアムで遊んでてほしい。 大洗の副隊長はボコを応援してるときどこまで本気でどこまで付き合いなのかわからないのいいですね。 ビッグサンダーボコーテンとか カリブの海ボコとか完全にまずいやつですよ…。 ボコミュージアム誰も客いないと思ったらちらほら他のお客さんもいて安心しました。 愛里寿は年間パスを購入している模様。 お年玉を貯めて買ったって言うの可愛すぎる。 ロリコンではないけど島田愛里寿が可愛いと思うことでロリコンと言われるのならロリコンでも構わない。 愛里寿の高校編入の話題、大学飛び級やめて順当に進学するのかと思ったら彼女はまだ13歳なので翌年度も中学生の年齢だった。 結局飛び級だった。 大洗に来そうなフラグ。 バレー部チームは知波単学園の福ちゃんにたらし焼きをご馳走。 たらし焼きの名所は埼玉県秩父らしい。 お好み焼き屋さんは劇場版の年に大洗に行ったときに見覚えがある。 大洗まいわい市場の道路を挟んだ先のところだったはず。 この辺しっかりと地域協力が取れてますね。 部長のトスで上げる食べ方がかわいい。 部長がかわいい。 けど失敗したらやけどしそう。 これ大きいお友達が真似しても大丈夫? 福田は律儀に勝利の祝辞を述べつつ、アドバイスをバレー部に求めました。 いつもの突撃とは違う新しい突撃はないか?という悩み。 さすが知波単、突撃ウイルスは福田さえも蝕むのか。 知波単はコアラの森学園と対戦。 コアラが隊長ということ以外特に触れられることなくフェードアウトした。 メールでよくないですかぁ?と不満を口にする武部。 わかる。 しかし、細かなコミュニケーションが大事なのだとオールドな作業を守らせる桃ちゃん。 生徒の信頼が後ろ盾にあるので説得力がある。 印刷用紙を取りに来た建物は桃さんの実家。 兄弟が5人いて母は病弱気味。 3女っぽい眼鏡の子がかわいい。 パンの耳が出てくるような家庭だけど、なにも恥じる様子のないところが桃さんという感じがする。 こういうバックグランドがあるとほとんどの人間は弱い。 私立受験も無理そうなのでやはりAO入試。 そのためにはトーナメントで優勝。 そして2回戦の対戦相手が決まるのです。 他校の対戦ハイライト 他の学校の戦闘シーンも短い時間ながら気合いがはいってました。 学校ごとのテーマソングメドレーやっぱり好き。 黒森峰はまほサンがいなくなった状態だけど並の学校相手に微塵も負ける気配がありません。 それにしても敵チームの隊長がかわいかった プラウダはカチューシャ様のハンドサインがかわいい。 聖グロは転がってた戦車はどうせローズヒップのところだろう。 ダー様の乾杯にペコさんが出遅れてる間 ま が気になる。 サンダースは毎度のごとくファイアフライさんがかっこよすぎる。 あと対戦校の衣装がけしからんすぎた 継続高校は冬眠の時期にかかわらず参戦してた。 きっと風が吹いたからに違いない。 それにしても戦車1台でつよすぎる。 アンツィオはいちばんがんばってる感あった。 けどBC戦のときに爆睡かましててまるで成長してなかった。 第1試合の結果が決まって、よく見たら知ってる学校しか勝ち進んでない。 これが常勝校というやつか。 大洗対知波単 2回戦は大洗と知波単との対戦。 第1話のときみたくちょろっとやって3話に続くって感じかなと思ったらがっつり知波単戦をやってて、それでいてやっぱり第3話に続く。 現隊長は居心地が悪そう。 ケーキの摂取やバラ風呂の入浴にお伺いを立てるほどの探りよう。 それにしても押田くんのケーキの食べ方がすごい。 さすがエスカレーター組 対戦フィールドは機動力のある知波単が得意そうな密林フィールド。 毎回思うけど日本だよね? 対戦前にはがんばって勝ちに来てと上から目線っぽい言い方のみほさんだったけど理由を聞いたらさすが西住殿。 それに全力で応えようとする ぶちのめします 西さん。 試合開始早々高所を狙おうとするが知波単ズに阻まれる。 いつもの突撃かと思いきや、足踏み突撃 止まったまま突撃 やさよなら突撃 去りながら突撃 など、新たな突撃戦法を開拓していた知波単ズ。 マイナスを引いたらプラスになるような目から鱗の作戦指揮、さすが知将福ちゃん。 「これって突撃って言うのか?」の細見の髪型が意外とタイプだった。 劇場版のときどうだったっけ…。 統率はすごい取れるんだよねチハ 長期戦を覚えた知波単はかなり手強い。 観客にもすごい伝わってきた。 そして、開始早々に海賊旗落とされたサメさんチームもプライドで突っ込んでやられる。 親分がなにか言うたびに「ウホッ!」って言い出す爆弾低気圧さん、癖になってる 今度からは海賊旗は心の中にだけ立てると反省、 「歴史は繰り返す」って言い出すカバさんチームがすごい面白かった。 隊長も副隊長も個人の自由を尊重しすぎててすごい。 公式試合だぞ、これ。 そして夜戦に。 ここでも歌うよー、ラバさん。 僕は知らない。 ほんとうに女子高生なのか、知波単ズ…。 大洗は山岳を諦めたふりをして排水の陣へ。 華さんの寝顔がめちゃくちゃかわいい。 gif画像で延々と見ていたい 麻子は目がギンギンとしてるのも、まぁそうだわな…という感想。 それでも知波単は水中用の戦車で後ろから攻めてくる。 戦車道の試合って事前に相手の戦車情報って共有されないんだね、マウスが出て来てびっくりしてたし共有されてないな。 動物のかぶりものは劇場版を思い出してにたぁってしないひとおらんやろ。 バレー部との絆。 そしてドンパチ。 西隊長の「待て待てー…撃てー」の間がなんかすごい好き。 そして大洗は逃げると見せかけて誘導した土砂エリア。 使えるかもって言ったフィールドを本気で作戦に組み込むくらいには追い込まれていたとも言える。 土砂のときに まこそどがなにやらいい感じの雰囲気を醸し出していました! 土砂に突っ込んだあとの細見の「回れ右」の動きがすごいかった。 知波は追い込んで突撃ウイルスが再発したかと思ったけど、西隊長は「転進」ではなく「撤退」を指示。 変わらないといけないという想いと勝つことが大洗への恩返しという意思を見せる西隊長と、撤退指示に従う知波単ズの成長を見せつけられて思わず涙。 知波単学園は劇場版のときははちゃめちゃな活躍だったけど、最終章で正攻法な活躍っぷりが観れてとても嬉しかった。 そして第3話へと続く。 さいごに ガールズ&パンツァーは最高である やっぱり1時間の内容じゃない。 と思ったが、2回目を見たら5秒で終わった。 もちろん音 砲撃音や走行音 もいいので劇場公開しているときに観ておきたい作品です。 やっぱりガールズ&パンツァーは最高である。

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(ネタバレ)ガールズ&パンツァー最終章 第2話、感想です!

ガルパン 最終章 トーナメント

この記事には、過剰にが含まれているおそれがあります。 内容の増大は歓迎されません。 をで検討しています。 内容過剰の基準、解決法、このテンプレートの除去基準をもご覧ください。 10月から12月までと3月に放送された。 略称は「 ガルパン」。 『』の日本語版サイトなど、世界各国向けのサイトでは「 GuP」が用いられる。 作品解説 同士の模擬戦が伝統的な女性向けのとして競技化され、 戦車道と呼ばれて華道や茶道と並ぶの嗜みとして認知されている世界を舞台に、戦車戦の全国大会で優勝を目指す女子高生たちの奮闘を描く。 である戦車を女子高生たちが運用するという、男性のアニメファンにアピールするようなと要素を併せ持ちつつも 、死者の出ない戦闘との約束事を踏襲した物語が描かれ 、戦争と死といった背景から切り離された戦車戦を描いている。 主人公たちの拠点となる高校 は巨大船舶の上に築かれた海上都市に所在する設定だが、その母港はであることが描写されており、(現)の他、大洗町の店舗や宿泊施設、交通機関、役場や商工会などが協力・応援しており 、街並、各種施設、交通機関がほぼ忠実に再現され 、一部は実名で登場する。 従来アニメでの表現が困難であった戦車(特に)の表現をの導入により実現している。 登場する戦車は主に時に開発・使用された車輌で、主人公たちの使用する戦車のほか、、、、、など各国の戦車が登場し、劇中のCGも戦車は戦車好きのスタッフが担当するなど、各種車輌、船舶、航空機などに至るまで、特徴や挙動が細部まで精密に再現された。 その一方、本作に登場する戦車はリアリズムよりも、特徴や個性を強調したキャラクターとしての描かれ方が優先されており 、戦車を動かすための煩雑な手順は取捨選択されて省略されている。 また、本作は過去の戦争映画へのオマージュや小ネタが、映像や台詞に多数散りばめられている。 アニメ以外に、漫画版が『』にて2012年7月号より2014年4月号まで連載され 、小説版がから刊行(全3巻)。 ほかにも多数の外伝・スピンオフ作品が存在する(後述)。 2013年4月28日にで開催されたイベント『ハートフル・タンク・カーニバル』で、新作OVAおよび新作劇場版の制作が発表され 、2014年に全国の14館 の映画館で開催された先行上映イベントを経て 、にOVA『 これが本当のアンツィオ戦です!』が発売。 そして2015年に『 』が全国公開された。 中編映画全6話としての構成で、2017年12月9日からの第1話を皮切りに、劇場にてイベント公開中。 ストーリー 学園艦と呼ばれる船の上に学校があり、「乙女のたしなみ」として華道や茶道などとともに「 戦車道」があり、学校対抗の全国大会が行われている世界。 テレビアニメでは、自分の道を見失って強豪校を去ることになった主人公の西住みほが、実績のない無名校を率いて全国優勝を目指しながら、自分の戦車道と向き合っていく過程を描いている。 OVA『これが本当のアンツィオ戦です!』は、テレビアニメ第7話では省略された全国大会第2回戦の詳細を、劇場版はテレビアニメの続きとなる全国大会の後日談を、最終章は劇場版のその後を描いている。 本編 主人公 西住みほは茨城県大洗町の女子高 大洗女子学園に通う転校生。 彼女は西住流戦車道の家元の娘で、姉 西住まほが戦車道の隊長を務める熊本の黒森峰女学園では戦車道を履修しており、昨年は1年生にして副隊長を務めていた。 しかし、10連覇のかかった昨年の戦車道全国高校生大会において、仲間の救助を優先した自身の行動から黒森峰女学園は決勝戦を敗退しており、彼女は西住流戦車道と自分の考えの隔たりから戦車道をやめる決意をし、戦車道のない大洗女子学園に転校してきた のだった。 彼女は引っ込み思案な性格から親しい友達もできず、寂しい日々を過ごしていた が、そんなある日、クラスメイトの 武部沙織とその親友 五十鈴華から昼食の誘いを受け、で昼食を共にした彼女は二人と親しくなる。 教室に戻ると生徒会の面々がみほたちの前に現れ、戦車道を履修するように圧力をかける。 みほは激しく動揺する。 直後、全校生徒を集めたオリエンテーションにおいて、数年後に日本で開催される戦車道の世界大会に向けてから全国の高校や大学へ戦車道へ力を入れるように要請があったこと、これによりかつて戦車道を行なっていた大洗女子学園でも戦車道を復活させること、戦車道の履修者へ特典や優遇策を約束するという発表が行われた。 みほは上述の理由から戦車道履修を選択しなかったが、再び生徒会から圧力を受け、理由を知ってみほのことを必死にかばう沙織や華の思いに応えて、戦車道の履修を決意する。 履修科目が決まり、みほたち戦車道履修者は格納庫へ向かう。 しかしそこにあったのは長年放置されていた 1輌だけであった。 そのため履修者たちは自ら手分けして戦車の捜索を行い、IV号同様に荒れ果てていた戦車を4輌発見する。 自動車部の協力によりそれらを使用可能な状態にするも経験者はみほ一人であり、多くの者が戦車の動かし方さえわからずにいた。 その中、自衛隊から招いた教官の発案で全車対抗の実戦練習を行う。 みほたちは一時は窮地に陥りつつも他の3輌を撃破し勝利する。 この間にみほたちの仲間に戦車マニアでみほに憧れを抱いていた 秋山優花里と、あくまで「単位のため」に戦車道に参加することになった 冷泉麻子が加わる。 聖(セント)グロリアーナ女学院との練習試合を経て、大洗女子学園は戦車道の公式戦である 戦車道全国高校生大会にエントリーする。 大洗女子学園は苦戦続きながらもみほの指揮の下、サンダース大学附属高校とアンツィオ高校を破り、準決勝進出を果たす。 その準決勝のプラウダ高校戦の最中、相手に包囲された状況下で、みほたちは生徒会から大洗女子学園が学園艦統合の煽りを受けて廃校の危機にあり、この大会で優勝することが学園存続の条件になっていることを聞かされる。 敗北すれば学校がなくなるという絶体絶命の状況で、みほたちは逆転でプラウダ高校を下し、決勝戦に進出する。 決勝戦の相手はかつてのみほの母校で、西住流戦車道後継者・西住まほが率いる優勝候補、黒森峰女学園。 戦車の質・量ともに圧倒的優位にある黒森峰女学園に対して大洗女子学園はチームワークと奇抜な作戦で対抗し、戦力差を跳ね除けて西住姉妹によるフラッグ車同士の一騎打ちに持ち込むことに成功。 みほはまほとの激闘の末にこの一騎打ちを制し、大洗女子学園は念願の全国大会優勝を果たしたのだった。 これが本当のアンツィオ戦です! サンダース大附属高校を何とか下し、2回戦に進出した大洗女子学園。 その2回戦の相手は、 アンチョビ(安斎千代美)隊長のもと、アンチョビを慕い、CV. 33を駆る副隊長の ペパロニと、カエサルとは小学校以来の親友で今でも固い友情を見せる同じく副隊長の カルパッチョを擁し、1回戦を勝ち進んできた アンツィオ高校であった。 アンツィオ高校は強力な戦車を保有しているとは言えなかったが、長年の努力の末、アンチョビは切り札として重戦車 を用意。 対戦車火力は皆無なものの軽快なを活用した秘策も準備して大洗との試合に備える。 一方、サンダース戦同様アンツィオに潜入した優花里やカバさんチームの面々の協力により、アンツィオの情報を入手した大洗側はアンツィオ戦を想定した練習を重ねる。 そして試合当日。 大洗女子学園はアンツィオ高校が仕掛ける「マカロニ作戦」や、倒しても倒しても復活するCV. 33に翻弄されるが、みほの的確な判断とアンツィオ高校の作戦ミスによって形勢は逆転、最後はアンツィオ高校のフラッグ車のP40を撃破し、2回戦突破を決めたのだった。 劇場版 廃校の危機を脱した大洗女子学園の地元大洗町では、エキシビションマッチの開催に盛り上がっていた。 しかし、試合後学園艦に戻った大洗女子学園の面々が目の当たりにしたのは、学園の門にがんじがらめに貼られた「KEEP OUT」のテープ。 そこで知らされたのは「優勝すれば廃校を免れる可能性がある」とはあくまでも存続の検討で、検討の結果、廃校撤回は不可かつ即廃校ということであった。 結果、大洗女子学園は学園艦からの退去を余儀なくされる。 転校先が決まるまでの間、大洗女子学園の生徒たちは分散生活を強いられていた。 生徒会長の杏は密かに日本戦車道連盟や西住流家元である西住しほの協力を仰ぎ、文部科学省担当者から大学選抜チームに勝利すれば今度こそ廃校を撤回するという確約を得るが、提示された試合条件は、参加可能上限台数30輌かつ殲滅戦。 戦車保有台数僅か8輌の大洗女子学園にとって絶望的条件であった。 翌朝、試合がまさに始まろうとしたその時、「待ったぁ!」の声が響く。 黒森峰女学園などライバル校らの面々が続々と大洗女子学園への転校という形を取って駆けつける。 強力な援軍を得たみほたちは自分たちの学園を取り戻すため大学選抜チームに挑み、勝利を勝ち取る。 詳細は「」を参照 最終章 学園存続を勝ち取った大洗女子学園では、3年生の卒業に向けて生徒会の改選が行われ、新たに華らが生徒会役員に就いていた。 そこに降って湧いた河嶋の留年騒動。 実態は合格できそうな大学がないという進学危機だったが、そんな中でも後輩たちのために戦車探索を続けていた河嶋のために、戦車道によるAO入試での大学合格の可能性に賭け、大洗女子学園は河嶋を隊長に20年振りに開催される戦車道の冬季無限軌道杯に参加することにしたのだが…。 戦車道 作品世界内で、戦車を用いて行なわれている。 現在ではマイナーな武芸とされているが、かつては華道・茶道と並び称されるほどの伝統的な文化であり、世界中で女子の嗜みとして受け継がれてきた。 礼節のある、淑やかで慎ましく、凛々しい婦女子を育成することを目指した武芸とされる。 世界的に広く認知されており、専門誌「月刊戦車道」も存在する。 必要最低人員 基本的には、その戦車本来の乗車定員と役割分担に基づいた乗車人数が必要となる。 必要最低人員は車長、砲手、操縦手の3名で(CV33などもともと乗車定員2名の車両は、例外的に砲手兼任の車長・操縦手の2名)、4名では装填手、5名では通信手と、人数が増えるごとに役割が細分化されるため、各員の負担軽減と同時に砲撃の精度や速度と合わせて総合的な戦闘能力が向上する。 また、本来想定されている乗員数を超えての搭乗も許される。 試合形式 試合形式は相手チームの全ての車輌を行動不能にすれば勝利となる「 殲滅戦 ( せんめつせん )」と、自チームの車輌の中からあらかじめ1輌をフラッグ車として指定し、相手のフラッグ車を先に行動不能とした側が勝者となる「フラッグ戦」の2種類があり、日本戦車道連盟(以下、連盟)によって指定されるが 、公式戦となる全国大会(以下、公式戦)は戦力差を少しでも縮めるため、全試合とも「フラッグ戦」となっている。 予定されるプロリーグでは「殲滅戦」が基本ルールとなっている。 参加車輌数 公式戦の1回戦・2回戦は参加車輌数が10輌までと規定されており 、準決勝では15輌まで、決勝戦では20輌までとなっている。 参加可能な戦車 参加可能な戦車はまでに設計が完了して試作されていた車輌と、それらに搭載される予定だった部材を使用した車輌のみで、左記の条件を満たしていれば、実在しない部材同士の組み合わせは認められる。 設計段階の車輌に関しては、部材が調達できず再現が困難な場合は連盟と個別協議を行い、許可された範囲内での改造が認められている。 判定装置 車輌には連盟公認の判定装置が設置され、有効な命中弾を受けた場合は瞬時に「行動不能」を示す白旗が上がるシステムとなっている。 なお、エンジンの不調や足回りの破損など、現地修理が可能な比較的軽微な故障については「行動不能」と判定されない場合が多い。 装甲材 競技者保護のため乗員室は連盟公認の装甲材で覆うことが義務付けられ、砲弾は連盟公認の実弾 の使用が規定されており、弾頭や装薬の加工は認められていない。 車内は特殊なカーボンコーティングが施され おおむね安全が保たれるが、着弾で火災が発生することもあるため絶対ではない。 試合中に行動不能となった車輌は試合終了後に回収班のなどで運搬され、各部の補修と検査の後に返却される。 試合の開催地 試合の開催地は、公平を期すために連盟がルーレットで決めて各校に通達し、72時間以内に開催地へ寄港して会場に登録申請をし、作戦や対策の立案、戦車の編成や整備・改造を行う。 また、競技場に異議がある場合は、連盟からの通達後24時間以内に異議の文書を提出し、審議した後に異議が通れば開催地の変更が行われる。 試合時間 試合時間は開催地毎に連盟が指定しており、時間内に決着が付かない場合は各代表ので決着をつける。 勝負試合中に悪天候により試合続行が困難な場合は天候が回復するまで一時中断し、場合によっては日を改めて再開する。 「殲滅戦」は制限時間がない。 審判員 日本戦車道連盟から派遣される。 審判を行う場合はや、交通管制用バトンを模した判定用の札を使う。 試合会場が広範囲にわたる場合は航空機を使用し、上空から判定や残存車両の確認を行う。 その他 通信手段に規制はなく、傍受も禁止されていない。 試合中の搭乗員の乗り替えも可。 また試合前の相手校への諜報活動も認められている。 公式戦の会場には特設野外が設けられ、牽引式の大画面スクリーンにや状況マップおよび各車両のステータスなどが表示される。 そのスクリーンの車台部分はに近似しており、「」との表記がある。 市街地走行時もには舗装路への影響を抑えるためのゴムパッドは装着されないが、作品世界の道は硬くできており、そのままの状態で走行しても問題ないように造られている。 市街戦で建物が損壊した場合は該当の建物が新築対象となり、連盟が費用を補填する。 そのため、戦車による建物の損害が発生しても、住民は無料で家を新築に建て直してもらえるという理由から怒らずに喜んだり、損害を受けた家の家主を羨ましがったりする。 劇場版における変更 豆戦車など機関銃程度しか武装がないものや、など本来が運用するものも戦車として扱われているが、「一定の装甲を持つ有蓋車」というのが公式戦参加の基準であったことが劇場版で明かされた。 同基準は、劇場版でさらに変更され「装軌車で密閉された戦闘室を作れば元が無蓋であっても戦車として扱う」こととなり、など、装甲を持たない完全なる「野戦砲」も改造を施して戦車として扱うようになっている。 強襲戦車競技(タンカスロン) スピンオフ作品『リボンの武者』内で開催される、日本戦車道連盟非公式・非公認の戦車競技。 いわゆる野仕合で知る人ぞ知る競技だが、戦車道以上に実戦に近い試合内容から人気が高まっている。 規定は参加可能車両が10トン以下のかに限られることのみ。 1輌から参加でき、異なる学校の合同チームでの参加も可能。 投入車両数の制限もないうえ、試合中の車両増援や試合への乱入も禁止されていない。 競技会場や開催時間にも制限はなく、夜間でも競技が行われる。 観戦者は競技フィールド内のどこでも観戦可能だが、負傷や損害を負った場合は自己責任となる。 大鍋(カルドロン) ダージリンが企画した強襲戦車競技の大会。 強襲戦車競技の大会としてはかつてない大規模な大会であり、競技会場は全国各地におよび、インターネットによる中継やによる賭けも行われている。 試合形式はトーナメント方式で、対戦方法や勝利条件は対戦ごとに決められる。 また必要に応じて助っ人を頼むことが許されているが、その助っ人が試合中に助っ人を依頼したチームを裏切ることも容認されており、さらに助っ人は戦車道チームでなくても構わないとされている。 そして敗者は勝者の配下に入り、次の試合は勝者と共に戦うことが決められている。 第1回の決勝戦は安全性の面から中止となり、2回戦のスコアから暫定王者が決定された。 登場人物・チーム・車輌 県立大洗女子学園 古来の文道・武道が必修選択科目となっている、に近似する形状の(ただし艦橋部分は)。 人口3万人で、登録上は茨城県のという扱いになっている。 校章は、青系統色の漢字の「大」型の地と白抜きの「洗」の字を合わせたもの。 学科は普通科・船舶科・情報科・被服科・栄養科・工学科・水産科・農業科の8学科がある。 文部科学省の学園艦統廃合の方針により、生徒数の減少と目立った活動実績がないことを理由として今年度限りの廃校が決定していたが、生徒会長の杏と学園艦教育局の担当官との交渉で、戦車道の公式戦へ参加することを条件に一時保留となり、「優勝すれば廃校を免れる 可能性がある」とされる。 そのため、20年前に廃止されて以来選択科目より除かれていた戦車道を復活させるが、戦車は戦車道廃止後に学園予算確保の目的で売却しており、使用する戦車はすべて売れ残ったものである。 決勝戦時には8輌を投入するが、その多くは旧式車両に分類されるため、公式戦のたびに相手チームとは戦車の質・量ともに劣勢を強いられ苦戦することとなる。 当初は各チームをアルファベットのAからEの符号で呼称するが、公式戦への出場を機にチーム名を下記の呼称に変更し 、各チームの戦車には校章と共にチーム名にちなんだ標章(チームエンブレム。 あんこうチーム IV号H型シュルツェン装備 主人公のみほと友人たちの2年生5名で構成される、当初のAチーム。 使用車輌はジャーマングレイ塗装のD型。 当初は砲塔に漢数字の「六」が白字でペイントされており、OVAのアンツィオ戦の前に行われる練習ではP40重戦車の役として、「 ぴよぴよ」の字が書き入れられる。 大洗女子学園の隊長車であり、全国大会決勝戦・劇場版でのエキシビションマッチではフラッグ車も務める。 メンバーの役割分担は、練習試合のために最初に戦車に乗り込んだ際は、みほが車長になることを固辞したためにくじ引きで決められるが、試合後に操縦手に麻子を加えた上で見直され、以後固定される。 プラウダ戦を前に、自動車部の手により短砲身の24口径75 (ミリメートル)砲()から、校庭の片隅に放置され、どこかの部が物干し竿代わりに使っていた長砲身の43口径75 mm砲()への換装と同時に外観も変更され、IV号F2型に準じた仕様となるが 、強力な戦車を保有する黒森峰戦に向けたさらなる戦力強化対策として、車体側面と砲塔周囲にを装着し、主砲も48口径75 mm砲に強化されIV号H型仕様となり、塗装もレッドブラウン(防錆用レッドプライマー塗布仕様)へ変更される。 チームエンブレムはたらこ唇の桃色ので、同じ図柄が沙織の携帯ストラップや水産科の生け簀 にも見られる。 また、本チームのチーム員のみ、パンツァージャケット(試合用制服)の背中にも戦車に描かれたものと同じあんこうが描かれている。 西住 みほ(にしずみ みほ) - アニメ本編と漫画『リトルアーミー』の。 大洗女子学園唯一の戦車道経験者であり、戦車道チームの隊長として作戦立案なども任されるが、操縦は苦手。 実家は西住流戦車道の家元で、黒森峰女学園のは実姉。 「ボコられグマのボコ」のファン。 普段は引っ込み思案で、鈍臭い面 もあるが、戦車道では経験に裏打ちされた大胆な行動力、地形と自他の戦力状況を読み解いての戦術立案能力、そして型にとらわれることのない臨機応変な戦術変更能力に長けており、姉まほからも高く評価される。 その一方、いつ誰と友達になってもいいようにクラス全員の生年月日を記憶したり、作戦名になどを用いるなど、独特な感性を持つ。 指揮を執る際には周囲の情報収集のため、砲弾が飛び交う中でも専ら車長用のキューポラから身を乗り出して指揮を執る。 生来の優しさは戦車道においても発揮され、落伍者を見捨てずにチーム一丸で勝利を目指す姿勢を見せ、リーダーとして大洗女子学園戦車道チームをひとつにまとめ上げる。 黒森峰女学園在学中は家の名に恥じぬように、そして母と姉の期待に応えるためだけに戦車道に打ち込んでいたが、大洗女子学園の新たな仲間たちと共に戦ううち、仲間たちを信頼する大切さを学んで成長しつつ、西住流とは異なった「自分自身の戦車道」に開眼し、チームの大黒柱となって仲間たちを支え、姉との一騎討ちを制して大洗女子学園を優勝へ導く。 最終章では冬期無限軌道杯において桃を隊長として立てる必要があるため、登録上の副隊長となる。 武部 沙織(たけべ さおり) 声 - 小説版では主人公。 フランクな人柄ので、友達思いかつ面倒見のよい性格である。 転入したてでクラスで孤立していたみほに最初に声をかけ、彼女にとって大洗女子学園における初めての心許せる友人となる。 麻子とは小学校からの。 交際経験皆無ながら何事も想像上の恋愛に関連付ける、結婚雑誌を読むことが趣味の「恋に恋する」女子高生。 戦車道を通し自身の魅力を高め、異性の注目と視線を一身に集めるべく「モテ道」に邁進する。 料理が得意。 普段はだがを掛けることもある。 メンバーと親しくなってからは、みほと優花里をそれぞれ「みぽりん」「ゆかりん」と呼ぶ。 要所要所で内気なみほをフォローしたり、他のチームメンバーや後輩たちの心の支えにもなる。 また、メール打鍵の速さが作戦に活かされる場面もある。 日を追うごとに通信能力、コミュニケーション能力を伸ばし、全国大会では各車両への的確な通信連絡で大洗の勝利に貢献する。 努力家の一面もあり、皆が知らぬ間に取得難易度が高い第二級を取得したり、戦車は全くの素人だったが、戦車のデータ・スペックを書き記したノートを携帯して決勝戦では黒森峰のIII号戦車を少し見ただけで形式まで判別できるほどに詳しくなる。 黒森峰のにはその巨大さに驚いて発した一言が攻略の糸口となる。 最終章では、桃の後任で生徒会広報に就任している。 『』のコラボシステム音声や『もっとらぶらぶ作戦です! 』などで「やだもー」という台詞が彼女の代名詞的な台詞となっているが、アニメ本編で実際に発する台詞は「もうやだ」である。 五十鈴流家元の娘で、1日1回花を生けることを日課とする長いストレートの黒髪を持つ大和撫子。 一人称に「わたくし」を使うといった清楚で古風な雰囲気を醸し出し、良家の息女らしい外見や立ち居振る舞いでおっとりとした喋りと義侠心に富み硬派な面も併せ持つ。 自身のたおやかで繊細な華道に常々疑問を感じており、静的な華道より動的で活発な戦車道を希望し、活動を通じてその力強さを活け花に取り入れたいと意気込む。 沙織と麻子とは中学校が同じで 、みほが転入して来る前からの友達であった沙織が恋愛の話やことわざを間違えた発言をした際は突っ込みを入れる。 母に対して自らの意思を明確に告げる芯の強さや、怖いもの知らずな肝の据わったところも見せる。 生ける花は、五十鈴流に準じた「可憐で清楚」と母に評価されるも、粗野な戦車道を蛇蝎のごとく嫌う母から勘当同然の扱いを受けるが、戦車道によって華道の新境地を開いたことを認められて和解する。 非常に匂いに敏感で、樹木や花の匂いにかすかに混じる戦車の鉄と油の臭いを嗅ぎ分ける。 華道用の鋏を自分の手足のように扱う半面、鋏以外の刃物は扱ったことがなく、包丁などの扱いはまったくの苦手としており、料理の経験もない。 また少々鈍感。 あんこうチームメンバーでは最も背が高くスリムな体型だが、見かけによらず大食らいで、食事シーンでは彼女の器だけ山盛りだったり、ボリュームのある惣菜であることが多い。 憧れのアルバイトは万引きGメン。 華道で培った集中力を射撃に活かし、乾坤一擲の一撃で自校を勝利に導く。 最終章では、杏の後任で生徒会長に就任している。 学園艦にある秋山理髪店の経営者夫妻の一人娘。 戦車への愛情とともに造詣も深い筋金入りの戦車で、自宅の部屋には戦車関連の品々が飾られている。 みほが黒森峰女学園にいたころから強い憧れを抱いている。 特に昨年の戦車道大会決勝戦でみほが大洗に転校するきっかけとなった、勝利よりも仲間の安全を最優先する自己犠牲的な働きに感銘を受け英雄視しており、みほの優しい人柄にほれ込んでいる。 最初の戦車道の授業で戦車捜索を行なっている際に、ひそかに後をつけていたところをみほに声をかけられ友達になる。 みほ同様引っ込み思案な面があり、友人がいなかったことを両親から心配されていたが、戦車道を通じて友達ができてからは本来の明るさが全面に出て、社交的になってゆく。 戦車やミリタリーなど、好きなものの話になると熱く語りがちになるが、周りに対して気遣いもできる優しい性格であり、持ち前の準備の良さも併せて戦車道時のみならず、さまざまな面で友人たちを支える。 相手の戦力を把握するために独断で潜入した諜報活動では、独自に入手した制服で変装して短時間で動画編集を行うといった大胆さと器用さを併せ持ち 、試合でも必要な場面では降車して単独でを行う。 また、一目で対象の寸法を計測できるスキルを持つ。 エルヴィンからは「」という「ソウルネーム」で呼ばれる。 なお、サンダース大学附属高校に潜入した時に、ナオミに所属と階級を問われてとっさに「第6機甲師団のオッドボール三等軍曹(映画『』に登場する人物)」と名乗り 、サンダース内ではこの名前が優花里のニックネームとなる。 同級生であっても敬語で接し、苗字に「殿」を付けて(「西住殿」「武部殿」など)呼ぶ(スピンオフや特典では「あります」調の言葉遣いをすることがあるが、本編と劇場版では通して「です、ます」調の敬語である)。 登校時のかばんはミリタリー仕様のバックパックで、いつでも野営できるようや、金属食器などを携帯している。 ブーツや、折り畳み式スコップなども持っており 、テントの組み立て方やにも詳しく 、戦車以外のミリタリー知識にも精通している。 また、の吹奏も得意。 豊富な軍事知識や、戦術行動時には大胆なほどの行動力を見せたりすることから、隊長のみほを戦術・精神の両面で支える参謀の役割を担い、大洗の全国制覇に貢献する。 母親譲りの癖毛。 中学校入学までは父親と同じにしており 、友人がいなかったのはその髪型のせいだったのではと沙織に言われる。 漫画版の主人公であり、アンツィオ戦では、ルノーB1bisにて臨時の車長兼47 mm砲砲手を務める。 BC自由学園へも試合前に潜入しての偵察任務も行なっているが、この時は潜入したことが相手に露呈、試合では裏をかかれて窮地に陥る。 冷泉 麻子(れいぜい まこ) 声 - 操縦手。 小柄でロングヘアに白い。 平常は表情や感情の起伏に乏しく平坦で抑揚の無い無愛嬌な口調で喋り、一見粗野でぶっきらぼうだが義理堅く、みほ・華・優花里を「さん」付け(の沙織は呼び捨て)で呼ぶ礼儀正しい性格の持ち主でもある。 小学生時に両親が事故で急逝 、口喧しいが唯一の肉親でもある祖母をとても大切にしている。 読書と昼寝が日課で、座右の銘は「果報は寝て待て」。 低血圧気味のため朝にはめっぽう弱く 、連続245日という驚異的な遅刻回数 を持つ遅刻常習魔であり、また心霊・怪談 、祖母(麻子は「」と呼ぶ)、 も苦手。 中でも格段お化けと祖母を恐怖する。 成績は学年首席で、博識な一面を見せたり、一通り把握すれば直ぐに会得する天才肌。 登校途中、睡魔に抗えず前後不覚で行き倒れかけていた所をみほに救われ、遅刻に付き合ってくれた借り もあり戦車道の練習に飛び入り参加。 巧みな操縦でAチームの窮地を救う。 戦車道はこの一回限りのつもりでいたが、遅刻のため進級に必要な単位不足での縁にあったため、戦車道成績優秀者に与えられる「遅刻見逃し200日」と「通常授業の3倍の単位」の特典を餌に沙織による揺さぶりと説得により進級が叶わぬ事で我が身に落ちるであろう祖母の怒りに慄き挫け、渋々ながらも戦車道を選択する。 苦手だった早起きも戦車道を始めた事で若干改善が見られるも 日中の生活態度は怠惰で自堕落。 親しい者の注意や小言も懲りずに受け流し、空いた時間を見つけては夢うつつで惰眠を貪る。 戦車の操縦中でもしばらく停止していると寝てしまう。 戦車操縦能力は大洗随一で、IV号戦車の他にも八九式中戦車やルノーB1bisの教本を一目するだけで操縦を習得。 その持ち前の才能の反面、教授は苦手で、第7話での操縦指導の際も常人との学習能力の差が理解できず困惑する。 実戦においては倦怠感丸出しで弛緩したままでも車長のみほの指示に即応する運転技術と搭乗車両の性能を最大限引き出す高度な操縦で勝利に貢献する。 視力は2. 0とよい。 また運動神経もよく、第3話では走行するIV号戦車に飛び乗っている。 カメさんチーム(生徒会チーム) ヘッツァー 3年生の生徒会幹部3名で構成される、当初のEチーム。 3人とも1年生のときから生徒会活動に関わっている。 自走砲と思われる車体に初期型の前面装甲や砲塔を組み合わせて作られた本作オリジナルの仕様で、エンジンも本来のものとは異なる型式の物が搭載されている。 親善試合前には目立つように金色に塗装するが、公式戦前に当初のジャーマングレイに戻す。 全国大会一回戦・二回戦でのフラッグ車。 準決勝のプラウダ戦ではその機動力を生かした奇襲攻撃で勝利に貢献する。 対黒森峰戦を前に、義援金で「改造キット」を購入、車体上部を載せ替えてヘッツァー仕様となる。 この際に塗装はから実施されたドイツ軍装甲車両後期塗装のダークイエローへ塗り替えられる。 決勝の対黒森峰戦ではエリカが先周りで市街地に投入したマウスに突撃して土台となって撃破に貢献するものの、マウスの超重量によって履帯やエンジンなどの駆動部分に致命傷を受けたため、ほどなく走行不能となり、戦線離脱を余儀なくされる。 チームエンブレムは緑色の甲羅をした、疾走する黄色い。 3人とも茨城県水戸市出身。 生徒らからは「あの生徒会がやることだから」と、普段から突拍子もない行動をする変人集団とみなされている。 最終章では生徒会の役職から退いており、華・優花里・沙織にそれぞれの役職を引き継いでいる。 角谷 杏(かどたに あんず) 声 - 生徒会長。 大洗女子学園および学園艦の頂点に立つ人物で、学校と学園艦運営に関しては学園長よりも強い権限を持つ。 チームでは車長を務めるほか、対プラウダ戦の中断後は砲手も兼任する。 142センチメートルとかなり小柄で、38 t に乗る際には桃が踏み台になるほど。 髪形は。 をよく頬張っている。 試合に関してはほぼ他人任せながら、対プラウダ戦で38 t 1輌で相手戦車4輌と対等以上に渡りあい、うち2輌を撃破するなど、砲手として非凡な腕前を持っている。 また、最初の親善試合時すでに38 t の履帯が外れやすいことを知っていたりと、戦車の知識も非常に豊富。 サンダース附属の隊長のケイからは、名前にかけて「アンジー」の愛称で呼ばれる。 みほのことは「西住ちゃん」と呼ぶ。 普段の言動は飄々としており、性格は豪放磊落かつ大雑把。 しかし実像はいかなる逆境や危機においても決して取り乱すことのない胆力の持ち主であり、要所での状況判断・対応力、先読みの深さに裏打ちされた行動力と交渉における駆け引きの巧みさ、押しの強さと詰めの緻密さを持つ。 成績優秀者には特典や優遇を約束したり、みほが隊長に就任した際には試合に負けた場合、「あんこう踊り 」を踊らせるなど、その行動は一見傍若無人だが、連帯責任として自分も率先して踊るリーダーシップを見せる。 客商売も得意なようで、ドラマCDにおいて魚屋でアルバイトをした際は、本職さながらの売り文句で次々と魚を売り捌く。 大洗女子学園への思いは誰よりも深く、内心では常に学園と生徒のことを最優先に考えている「お母さん」のような存在である。 ドラマCDでは最終的に柚子の早とちりであったとはいえ、彼女から自動車部の資金難の報告を受けるや戦車道履修組を動員して商店街でのアルバイトによる自動車部への資金援助を企画し実行、前述のように彼女自身も陣頭に立ってアルバイトに励む。 劇場版で廃校が前倒し強行されそうになった際には、様々な方面のコネクションを利用した根回しと、その卓越した行動力と交渉術で所有戦車を「紛失物」扱いにして、文科省への移管を阻止したうえでケイに依頼し宿舎まで輸送させたり、全日本戦車道協会や西住流戦車道家元を後盾に取り込み、教育局長から廃校撤回の確約と文書での署名を取り付けた。 桃のが大好き。 料理が趣味で 、鍋が得意料理。 また、じゃんけんが非常に強い。 さらに見かけによらず怪力で、優勝祝賀会の余興で『白鳥の湖』を披露した際、王子役を演じて柚子をで軽々と持ち上げる。 小山 柚子(こやま ゆず) 声 - 生徒会副会長で操縦手。 当初の操縦はぎこちなかったが、練習と試合経験を積み技術が大幅に向上する。 プラウダ戦では相手校に対して性能で遥かに劣る38 t を的確に操縦し、杏との連携で1輌ながら多数の相手戦車を手玉に取り 、黒森峰戦でも密集している敵戦車の隊列をかき乱す。 明るく穏やかな性格で、生徒会で唯一の常識人のように見えるが、みほを戦車道に引き込む際は他の2人に加わり、やんわりと脅しをかけている。 おっとりとした性格のため杏と桃に振り回され気味で、雑用を任されることがある。 しっかり者に見えてそそっかしい面や、うまい具合に言いくるめるといった、話術が巧みな面も。 生徒会で一番バストが大きく、それゆえにそのグラマラスな体型は全校生徒の憧れの的でもある。 河嶋 桃(かわしま もも) 声 - 生徒会広報。 砲手兼装填手兼通信手 および背が低いために38 t に単独で乗れない杏の乗車用ステップ。 プラウダ戦の中断後および黒森峰戦では装填手に専念する が、劇場版でのエキシビションマッチでは再び砲手の任に就く。 大洗の副隊長として、みほの補佐をして大洗女子全体の指揮を執る。 黒髪であり、(アンダーリム型眼鏡の左半分がブリッジより先がないもの。 右のみのつるがある)を掛けて首にチョーカーを付けており、チームでは最も背が高い。 幾度も柚子に「桃ちゃん」と呼ばれ、そのたびに嫌がっている。 また、ドラマCDなどでは沙織ら後輩からも「桃ちゃん先輩」と呼ばれて柚子に呼ばれたとき以上に激昂する。 杏に心酔しており、策士として率先した行動で杏の豪腕ぶりを支える。 チームでは最も気が強く、みほを戦車道へ引き込む際は開口一番、戦車道を選択しなかったことを非難し、理論的な主張を口にして彼女を責め立てる。 冷静で生真面目な性格に見えるが、実は非常に短気かつ狭量で、杏と柚子以外の者たちからの批判に対しては即座に激昂する。 また、涙もろいうえに臆病であり、逆境に弱く、泣きながら弱音を吐いたり、取り乱したりする姿が幾度も描かれ、対プラウダ戦の最中に生徒会内部での秘密であった大洗女子廃校の危機を錯乱しながら暴露し、混乱に陥れる。 射撃技術は最低レベルで遠距離はもとより、や接射でも目標を外すほど。 そしてそのつど柚子に突っ込まれる。 その一方で装填技術は高く、プラウダ戦で杏と砲手を交代した際には素早い装填で杏の砲撃をサポートして勝利に貢献する。 チーム結成当初は作戦の立案を行い、実質的な隊長を務めるが、聖グロリアーナとの親善試合で、事前に立てた作戦がたやすく相手に読まれていたり 、的確な指示をせずにやみくもに撃つことだけを指示するなど、指揮官としてあるまじき采配をして、チームを大混乱に陥れる。 結局、みほの尽力もむなしく敗退させたこともあり、杏の権限で作戦の立案も含め、隊長はみほと交代させられる。 しかし、決勝戦の黒森峰戦では、マウスとの対決時にみほが戦術を悩んでいる際に戦術的退却を指示し、みほの作戦立案を考慮する時間稼ぎと大洗の態勢立て直しに貢献するなど、経験を積んで隊長のみほを補佐する副隊長として成長している。 テレビシリーズではメンタルの弱さが目立つが、劇場版では杏が不在の間、泣き言ひとつ言わず気丈に振る舞い学園を取り仕切る。 エキシビジョンマッチではローズヒップ搭乗のクルセーダーMk. IIIに流れ弾とは言え射弾を命中させ、アニメ作品における初撃破を達成する。 大学進学の危機が最終章にて描かれているが、この情報が新聞部の誤報で「留年」と大々的に報じられ、記事を通して他校にまで広まっている。 過去に船舶科の生徒が退学処分を受けそうになったところを庇ったことから、サメさんチームのメンバーからは慕われている。 自身が隊長としていかに凡庸であるかは自覚しており、部員に気を使わせている事に対して恐縮しており、部員たちの思いに報いるためにも一念発起し努力しようとしている。 アヒルさんチーム(バレー部チーム) 八九式中戦車甲後期型 部員数不足から廃部となった部を復活させるため、リーダーの典子が生徒会に掛け合い、戦車道を選択し良い成績を残すことで部を復活させるという条件を引き出し 、部の復活を目指し、2年生の典子と1年生3名の計4名で結成した、当初のBチーム。 知波単学園のメンバーからは「アヒル殿」と呼ばれる。 メンバーはバレー部のユニフォーム(典子のみ体操着)の上にパンツァージャケットの上着を羽織るという着こなしをする。 使用車輌は塗装の 甲型で、第二次世界大戦中の軍戦車や戦闘機のように、車体と砲塔の両側面に「バレー部復活!」といったを書く。 さらに車体各部にもバレーボールを描くが、公式戦前にオミットされる。 八九式中戦車は「大洗女子最弱戦車」であり、 歩兵支援を主目的とする車輌のため接射でもマチルダIIに撃破判定を与えるには到底及ばず、低火力の主砲に砲手も嘆く。 親善試合は見せ場なく終わるが、全国大会では中戦車としての特性を活かし、練習では車体左右に「 かるろべろーちぇ」の字をペイントしたCV33のアグレッサー役を担ったり、実戦では主に陽動(挑発・翻弄)、視認妨害、索敵を担当。 さらに準決勝戦ではフラッグ車となってプラウダ高校の集中砲火を最後まで撃破されることなく回避し、決勝戦では超重戦車マウスの車体に乗り上げて砲塔回転を阻止したりと、体育会系の気合と根性で味方主力にも引けをとらない活躍を見せる。 砲撃を「スパイク」、敵の砲撃をひたすら避けることを「逆リベロ」と呼称するなど、要所要所にバレー用語を織り交ぜる。 全国大会制覇後は、引き続き戦車道に注力することを確認し、さらなる団結を見せる。 劇場版のエキビジョンマッチでは知波単学園の福田と共闘、囮役としてルクリリのマチルダII撃破に貢献し、突撃をしなくとも戦略次第で大きな戦果を挙げる事ができることを福田に示す。 大学選抜戦でも知波単学園と共闘する。 チームエンブレムは大鷲よろしく両翼を広げて頭を左に向けた。 磯辺 典子(いそべ のりこ) 声 - リーダーで車長兼装填手。 戦車道で活躍することがバレー部の再興につながると考えている熱血少女で、チームのメンバーからは「キャプテン」と呼ばれる。 口癖は「根性」。 他のメンバーは3人とも1年生な中唯一の2年生だが1番背が低い。 バレー部ではを務め、の練習を毎日欠かさず行っている。 をで相手車輌へ的確に当てるといった、優れたコントロール技術を持つ。 近藤 妙子(こんどう たえこ) 声 - 通信手で車載機関銃の射手も務める。 バレー部のエースで、ジャンプサーブが得意。 髪は茶色がかかった紫色の。 赤い鉢巻を付けている。 4人の中で一番冷静で、しばしば突っ込み役となる。 河西 忍(かわにし しのぶ) 声 - 操縦手。 ショートヘアで後ろ髪を束ねている。 前向きだが短気な一面もある。 バレー部ではアタッカーを務める。 物語序盤では拙い操縦だったが、プラウダ戦の終盤や、黒森峰のマウス戦などでは素晴らしい操縦技術を見せるまでに成長した。 佐々木 あけび(ささき あけび) 声 - 砲手。 ブロックが得意。 柚子と似たおっとりとした性格だが、彼女とは比較にならないくらい我慢強い。 にも詳しい。 金髪のロングヘアで、後ろ髪を束ねてカチューシャを付けている。 長身で、妙子と並ぶ巨乳。 カバさんチーム(歴女チーム) III号突撃砲F型 全員が2年生の4名で構成される当初のCチームで、「魂の名前(ソウルネーム)」と称する 、各自好みの歴史上の人物に関連したを名乗り、仮装で着飾る。 和風二階建てのに居住、各々のソウルネームを書いた表札を玄関門柱につける。 使用車輌はF型。 発見時はジャーマングレイの塗装だったが、実践練習後に各々のソウルネームなどにちなんだ塗装や装飾を行った結果、けばけばしい色合いの派手な車両に変貌する。 親善試合では、装飾の御旗を沿道にある店舗の幟と並べる欺瞞作戦で功を奏するが、高く掲げた御旗をはためかせて走行していたため相手に位置を特定されて低車高という本来の優位性を活かせず撃破され、その反省から公式戦前に発見時の状態に戻す。 劇場版では、アンツィオ高校の操縦技術や戦術を取り込んだことでさらにその戦闘能力を向上させている。 無限軌道杯では主砲のが変更できるよう改造が施される。 前年度の選択必修科目では全員忍道を履修しており 、第2話での戦車捜索においてやを用いて沼底に水没していた車輌を発見する。 なお、現在は最終章の公式ページにも、ソウルネームと本名が併記されている。 古代ローマ史を愛し、共和政ローマ期軍人を思わせる衣装に、赤いマフラーをのように羽織っている。 試合中は、エルヴィンのサポートを担う。 新たな戦車の捜索時に艦内で遭難した沙織たちを捜索する際には、を使用した占いで貢献する。 また、模擬装填器を自作してトレーニングに励むなど、装填技術の向上に余念がない。 同じロマンス語系の言語であるイタリア語とラテン語に堪能で、「イタリア語・ラテン語は読めて常識」と語っている。 思考はイタリアやローマ時代中心に回っている様子で、ドラマCD「私たちが『戦車道』を選んだ理由」では戦車を「4頭立てか」と質問し、「それはではなく、ぜよ」とおりょうに突っ込まれる。 アンツィオ高校のカルパッチョとは同じ茨城県つくば市の出身で小学生のころからの幼馴染であり、彼女からは「たかちゃん」と呼ばれている。 同チームのまとめ役ではあるものの、大洗チーム幹部会議などにはリーダーのカエサルが出席する。 髪は金髪のショートヘア。 欧州戦史に詳しく、ドイツ国防陸軍アフリカ軍団仕様の元帥用熱帯服 を制服の上に着用し、イギリス軍のゴーグルを付けたドイツ国防陸軍の将官・元帥用制帽を模した帽子 を被るなど、砂漠の狐を思わせる服装をしている。 初搭乗時には車輌を見た他のメンバーが「回らない砲塔」「見た目が象」などと発言したことに対して、で大活躍した戦車なのだからフィンランド人に謝れと一喝する。 優花里とは馬が合い、「グデーリアン」のソウルネームを名付けたり、対プラウダ戦で2人で偵察に出る他、漫画版では1年のあやを含めた3人でルノーB1bisに装填手兼通信手として、臨時メンバーとして乗り込むなど、登場回数も多い。 日本一の兵 ( ひのもといちのつわもの )風佇まいで通常は左眼を閉じて隻眼を演じているが度を越えて驚いたとき や非常に喜んでいるとき には両目を見開く。 髪は赤茶色のロングストレートで、「六文銭」紋をあしらった赤い鉢巻と、同色の弓道用胸当を着けている。 に詳しい。 弓道が得意。 真田こねつけ餅 が好物。 語尾に「 - ぜよ」とつける。 ソウルネームの由来は、坂本龍馬の妻。 ウサギさんチーム(1年生チーム) M3中戦車 リー 1年生6名で構成される、当初のDチーム。 物語序盤では、校内対抗戦ではAチーム(あんこうチーム)のみほの戦車道の実力で他チームが次々撃破されたのを見て恐れをなして逃げようとしたり、試合中にに熱中したり 、グロリアーナとの練習試合では相手の強さや慣れていない砲火力に圧倒されて戦車を放棄して逃亡するなど未熟さが目立ち、学園艦内探索中に沙織とともに複雑な艦底内部で迷子となる 、キャンプでは準備運動もそこそこに一足先に川に飛び込むがそろって足をつり、さらに待ちきれずににどんどん材料を投入した結果、バーベキューを炎上させ台無しにする など、トラブルメーカーとして描かれる場面が多い。 練習や実戦を経て成長するものの、劇中のほとんどの試合で撃破され、撃破されないのはアンツィオ高校戦のみとなっている。 決勝戦の黒森峰戦では渡河の際に擱座するが、みほがトラウマを乗り越えて救出に向かったことで戦線に復帰。 その後、みほの了解を得て前日見た映画を参考にした作戦を実行し、自分たちよりもはるかに強力な戦車2輌を撃破する。 劇場版のエキシビションマッチでは慢心が嵩じてノンナの返り討ちに遭うが、大学選抜との試合では自分たちの身の丈に合った戦い方を考え、チームが包囲された際には遊園地の観覧車を利用して脱出の隙を作るという奇策で仲間たちの窮地を救い、その後も堅実な戦いぶりを見せる。 使用車輌は。 親善試合前に車体をピンクに塗装するが、公式戦前に当初のに戻す。 チームエンブレムは、両手に包丁を持ち、左耳にリボンを付けた、桃色の目が吊り上がったウサギで、メンバーのあやがバッグに付けているマスコットと同じデザインである。 WEBラジオではMCを務め、スマートフォンアプリ「World of Tanks BLITZ」のチュートリアル漫画『はじめての戦車道BLITZ』では主役格を務める。 澤 梓(さわ あずさ) 声 - リーダーで車長。 面倒見がよいまとめ役であり、悪乗りしがちなチームメイトへの突っ込み役でもある。 2回戦では冷静な指揮による試射および効力射でセモヴェンテ1輌を撃破、決勝戦ではみほとは別に作戦立案し、を撃破。 を相討ちに持ち込み、重駆逐戦車2輌を撃破する。 劇場版では、エキシビションマッチにおいては慢心した様子が描かれているが、大学選抜チームとの戦いでは堅実な行動を心がける。 戦車道を選ぶ前は、華道を必修科目にしようとした。 上述の『はじめての戦車道BLITZ』では中心的な役割を果たす。 山郷 あゆみ(やまごう あゆみ) 声 - 75 mm砲の砲手。 髪は黒色のロングヘア。 チームで一番のグラマラスなボディの持ち主。 車内では操縦席左側、阪口の左脇に位置している。 ボーイッシュでさばけた性格だが、ストレスを溜め込む一面がある。 体を動かすことが好きで、必修科目の第1候補は合気道だった。 丸山 紗希(まるやま さき) 声 - 37 mm砲の装填手。 車内では澤の左脇に位置しているために一番窓に近い。 灰色のショートヘアー。 と昆布茶が好物で、最初は選択必修科目に茶道を希望していた。 いつもぼんやりしており、あさっての方向を向いていることが多く、半テンポ遅れて動く。 また、作中での台詞がきわめて少なく、テレビシリーズで話すのは最終回(第12話)の一言のみで、みほは「聞き上手」と評する。 後述の桂利奈と髪型が似ていたため、テレビ放映時には髪の色を茶色に塗り間違えられているミスがたびたび起きていた。 無口なうえ、いつの間にか思いも寄らないところから出て来るため、隠密行動に適した性格。 『はじめての戦車道BLITZ』でも神出鬼没な様子が描かれている。 「サバイバル・ウォー!」では麻子に懐いてるような描写もあるが、その真意も不明である。 阪口 桂利奈(さかぐち かりな) 声 - 操縦手。 髪は茶色のショート。 返事をする際「ハイ」を「アイ」と言う。 アニメや特撮が好きで、の残量を心配している。 思ったことをすぐ行動に移す積極派。 優季には「やればできる子」と評される。 必修科目は、最初から戦車道にすると決めていた。 戦車道の復活が明らかになる前の志望必修科目は不明。 なお、テレビアニメ2話から5. 5話までのエンドロールのキャスト紹介では「阪口 佳利奈」と誤記されており、公式サイトにおいてもテレビアニメ6話が放送されるころまで 同様に誤記された状態であった。 宇津木 優季(うつぎ ゆうき) 声 - 通信手兼75 mm砲の装填手。 車内では操縦席右側、阪口の右隣に位置する。 マイペースで、辛抱強い性格。 髪は黒色のショートボブ。 整備では車体のチェックなどを行っているが、砲弾を忘れる不注意なところがある。 戦車道の履修が原因で恋人に逃げられたとされるが 、実際に恋人だったかは定かではない。 必修科目は当初香道にする予定だった。 大野 あや(おおの あや) 声 - 37 mm砲の砲手。 集めが趣味。 眼鏡をかけており、髪はツインテール。 多少口が悪く、「ぶっ殺せー!」が口癖。 底抜けに明るいで、「あやや」というハンドルネームを用いて携帯電話からインターネットによる情報収集を行っている。 戦車道の話をすると男友達が引くことに悩んでいる。 丸眼鏡がトレードマークであるが非常に割れやすく、準決勝のプラウダ高校以降は搭乗車が撃破されるたびに、毎回眼鏡が破損する。 必修科目を戦車道にする前は、「が使えそう」という理由で忍道に興味津々だった。 漫画版のアンツィオ戦では、ルノーB1bisの臨時の操縦手兼75 mm砲砲手を務める。 カモさんチーム(風紀委員チーム) ルノーB1bis 新たな戦車が発見された ことをうけ、アンツィオ戦を前に生徒会長の杏によって強引に任命され結成される。 チーム名は、戦車の外観を見たみほが「っぽい」と評したことをうけて、杏が了承し即座に決定する。 使用車輌は草色塗装の。 チームエンブレムはグルグル目玉の雄カモ。 メンバーは委員長の 園みどり子(そど子)(車長兼副砲手兼装填手) 後藤モヨ子(ごも代)(操縦手)、 金春希美(パゾ美)(砲手兼通信手)の風紀委員3人で、全員が茨城県つくば市出身。 風紀委員の髪形はそど子の強制 で全員で統一されているが、そど子が中間。 ごも代が長髪。 パゾ美が短髪。 身長など外見上の差異がほとんど無く声優も同じ。 劇場版では学園の廃校決定に伴って風紀委員としての使命感を失った結果堕落の一途をたどり、ついには分散生活中に地元の生徒と喧嘩沙汰を起こすまでに荒む。 髪は黒系の灰色でおかっぱの長さが中間。 視力2. 0で 目のよさを買われ偵察や警戒に活躍する。 風紀委員長を務め几帳面で厳しい。 風紀を乱す人に問答無用で注意する。 更に頑固で融通が利かず、風紀委員の髪を全員強制でおかっぱにさせてしまう。 遅刻常習犯の麻子には毎朝手を焼かされており、何かにつけて突っかかる場面が多い。 麻子からは名前を略して「そど子」と言うあだ名で呼ばれており 、当初は嫌がっているが、黒森峰戦で自車が撃破されたときは自ら「そど子」と名乗っている。 最終回(第12話)では己の権限で、公約どおり麻子の遅刻と欠席の全てを取り消す。 最終章では3年の卒業寸前で風紀委員長を後藤モヨ子(ごも代)か金春希美(パゾ美)に禅譲し、元風紀委員で風紀委員の相談役になっている。 あんこうチーム5人とともに6人で学園艦底部の取り締まりを実行する。 レオポンさんチーム(自動車部チーム) 部員はリーダーの ナカジマ(中嶋悟子)(声 - )、 スズキ(声 - )、 ホシノ(声 - )、 ツチヤ(声 - )の4人で、全員普段はオレンジ色のつなぎを着用している。 ツチヤのみ2年生で、他の3人は3年生。 使用車輌はジャーマングレイ塗装の。 チームエンブレムは車両の出自から、牡のを縫いぐるみ風に可愛らしくアレンジしたもの(ただし、カラーリングモチーフはライオン )。 ナカジマが車長兼通信手、スズキが装填手、ホシノが砲手、ツチヤが操縦手を務める。 準決勝のプラウダ戦までは戦車の整備や改造・レストアなどのサポート役で、戦車道復活の際は1日もないわずかな時間で、長年放置され全く整備されていなかった全車輌を 完全な稼働状態まで仕上げるという技術を披露する。 新たな戦車として発見されたポルシェティーガーの整備が完了したため、決勝の黒森峰女学園戦に新チームとして参加、さまざまな問題を抱えるポルシェティーガーを乗りこなし、走行したまま修理するという高い技術を見せる。 その決勝戦では、車列の先陣を切って盾役となったり、石橋を車輛の重量で破壊して相手の進路を妨害するなどの活躍を見せ、最終局面では、みほを黒森峰フラッグ車のまほとの一騎討ちに持ち込ませるため、黒森峰側のフラッグ車以外の戦車の侵入を単独で食い止め続けるなど、大洗女子学園所有車輛の中で最も厚い装甲と最も強力な火砲を生かし、重要な役割を果たす。 劇場版では戦車道のエンジン規定にモーターが入っていない事に目をつけ、モーターや足回りを改造して活動限界が5秒 の「EPS(ハイパー加速モード)」を搭載。 最終章でも重戦車にあるまじき加速力を発揮する。 劇場版では、M26パーシングを追撃途中にEPSを稼働限界を越えて使用した為車体後部が炎上、自滅した。 戦車以外の自動車も保有しており、劇場版ではに酷似した車両が登場する。 アリクイさんチーム(ネット戦車ゲームチーム) 三式中戦車 全国大会決勝戦の前にオンライン戦車ゲーム仲間3名で結成される。 オンライン上では以前からの知り合いだったが、チーム結成当日にメンバー同士が初めて対面した。 小説版によるとゲーム名は「World of Panzer」(『』のパロディ)というゲームである。 3人の制服は他の生徒の制服とは違い、左右の襟の間を埋める緑色の胸当てがない。 使用車輌は濃緑色塗装の。 駐車場に放置されていた車輌である。 小説版では車を蝶野に潰された学園長が購入した私物を生徒会が徴用したとされている。 チームエンブレムはのリボンで演技する。 初陣ともなる決勝では操縦に戸惑っているあいだに撃破されるが、結果としてフラッグ車であるあんこうチームの被弾を防ぐ怪我の功名となる。 劇場版ではエキシビションマッチで初撃破を経験する。 分散生活中に基礎体力を徹底的に強化し、その甲斐あって対大学選抜戦ではそれまでの不遇を覆す活躍を見せる。 みほのクラスメイトで、長身で猫背のおとなしい少女。 自分のことを「ボク」と呼ぶ。 アンツィオ戦の前に戦車道をやりたいと思い、みほに話しかけようと試みるものの、話せずにそのときは断念するが、決勝戦を前に勇気を振り絞り、みほに戦車道をやりたいと話しかけ加入する。 ゲームでの戦車の操縦には慣れているが、現実の戦車には不慣れで、「回転数を合わせないとギアが入りにくい」という実車のチハ系に共通する弱点 を知らなかった。 劇場版では基礎体力を強化した結果、砲弾を軽々と持ち上げ放り投げながらぴよたんに渡す。 金髪のロングヘアに猫耳のカチューシャを着け、瓶底眼鏡を掛けているが、実はかなりの美形で、オープニングや最終回エンディング、OVA第6話では眼鏡を外す。 本名が明かされているのは苗字のみ。 10話エンディングクレジットのみ、「ねこにゃー」と表記されている。 ももがー 声 - 操縦手。 本名は不明。 1年生。 右目には桃をかたどった、短髪の頭部にはピンク色のカチューシャ、首にはピンク色のチョーカーを着け、制服の裾はへそが見えるくらい短くスカーフを蝶ネクタイ状にし、赤いブーツを履いている。 語尾に「 - ナリ」「 - モモ」をつけて話すことがある。 現実の戦車の操縦経験はなかったため、初めての試合では実車の操縦に手こずる。 劇場版では基礎体力を強化したことで操縦技術が向上するものの、終盤でレバーをへし折ってしまい操縦不能に陥り、そのまま撃破されてしまう。 ぴよたん 声 - 砲手兼装填手。 本名は不明。 3年生。 そばかすと大きなバストが特徴。 銀髪のロングヘアで後ろ髪を束ねている。 語尾に「 - だっちゃ」「 - ぴよ」を付けて話すことがある。 劇場版では基礎体力を強化した結果、猫田から渡された砲弾を片手で受取り、そのまま片手で装填するという力業を見せる。 サメさんチーム(船舶科チーム) マークIV戦車(雄型) 最終章から登場。 学園艦の最深部である船底、通称「大洗の」にある場末Bar風ソフトドリンク提供室「Donzoko」を根城にしている船舶科機関コースの2年生 たちで、リーダーの「竜巻の お銀」(声 - )、「爆弾低気圧の ラム」(声 - )、「サルガッソーの ムラカミ」(声 - )、「大波の フリント」(声 - )および「生しらす丼の カトラス」(声 - )の5名で構成する。 あんこうチームと風紀委員相談役のそど子が6人で学園艦底部に取り締まりと戦車探しに来た際に、そど子を拉致しトイレ清掃をさせてあんこうチーム5人に各種勝負のケンカを仕掛けて全敗して、そど子の解放と戦車探しに協力する。 生徒会の管理も受け付けない無法地帯のさらに最深部で活動しており、当初は新たな戦車を探しに来たみほたちに非協力的だったが、過去に退学処分を受けそうになったところを庇ってくれた桃の危機を知り、戦車道への参加を決意する。 全員、校則違反の扮装でやさぐれた無頼風の素行や言動ながらも非常に義理堅く仲間思いである。 使用車輛は「Donzoko」に保管されていた雄型で、発見時は窯として使用されていた。 本来は8名の乗員(うち操縦に5名)が必要だが、トランスミッションやブレーキをはじめとする足回りが改造されており、2名の操縦担当で動かすことができる。 車長をお銀、操縦手をラムとフリント(通信手兼務)、砲手をムラカミとカトラスが務める。 最終章においては、序盤で戦車道経験が浅く製造時期が古くて戦車性能も低いにも関わらず巨体な車体を活かして、敵のBC自由学園の集中攻撃で橋を破壊されて逃げ道もなかった危機において、味方の戦車を乗せて渡らせるための急造の橋を作る因幡の白兎作戦で主力隊の脱出路確保に貢献している。 戦車を「陸の船」にたとえ、黒地に白のドクロと工作カッターに孫の手が交叉した旗印を脱着可能な通信用マストに掲げている。 チームエンブレムは袈裟懸けの縫合痕に左手にを持ち、右手にを付けたサメ。 黒森峰女学園 読みは「黒森峰(くろもりみね)」。 転校前にみほが在学していた学園艦で、母港は。 10万人以上の人口を擁し、校章はに「黒森峰」、機甲科を設置。 前年の「第62回 戦車道全国高校生大会」で10連覇がかかったプラウダ高校との対戦でみほの失策によって敗れるまで、同大会を9連覇していたドイツ系強豪校で、を得意とする。 第63回でも順当に決勝に駒を進め、決勝でも大洗女子学園の残存車輌をフラッグ車1輌まで追い込むが、大洗女子の作戦でフラッグ車同士の一騎討ちに持ち込まれ、これに敗れて2大会連続の準優勝に終わる。 メンバーには、下記に記載する西住まほ、逸見エリカ、赤星小梅のほか、小島エミ(CV:葉山いくみ)などがいる。 保有車輌は、、パンターG型、ヤークトパンター、ティーガーI、、ティーガーII、ヤークトティーガー、。 他に連絡用ヘリコプターとしてを所有する。 劇場版では対大学選抜チーム戦に際し、ダージリンからの「私物」戦車持込による大洗女子学園への短期入学を利用した大洗女子戦車道部支援策打診に呼応。 試合会場に一番乗りで参着する。 III号戦車J型 西住 まほ(にしずみ まほ) 声 - 隊長。 みほの姉で、西住流戦車道の後継者の1人。 高校生大会でに選ばれ、国際強化選手としてメディアで取り上げられる ほどの実力者。 戦車道に背を向けたみほが再び戦車道を歩んでいるのを意外に思い、みほの真意を図るため大洗の試合を観戦する。 師範である母には、破門・勘当などの措置から妹を守るため、みほが大洗女子学園で再度戦車道を始めたことを伝えておらず、母に知られた際も、みほの臨機応変な戦術指揮能力を評価 することで彼女を擁護し、みほを思う気持ちを示す。 麻子の祖母が倒れたことを聞いた際には、戦車道の精神に則り緊急措置として学園所有のヘリコプターで麻子を送り届けるよう指示する。 自身を「西住流そのもの」と語り寡黙にして峻厳、常に周囲を圧倒する威厳を漂わせ、試合中はいかなる戦況においても泰然自若を貫き冷静な判断と的確な指示を下す。 最終回(第12話)ではみほとの壮絶な一騎討ちの末に敗北するものの、同時に妹の実力と成長を認め、最後に握手を交わす。 漫画『リトルアーミー』にも登場。 そこでは妹思いでみほを戦車道へ導いたという、優しさを持つ側面が描かれており、自分が西住流を受け継ぐことで、みほには自由な戦車道を歩んでほしいと願っている。 とある事情からみほたちと戦車の試合をすることになる。 劇場版ではさらに幼少時の姿が描かれており、幼少期からみほを静かに優しく見守っていたことが描かれている。 最終章ではエリカに隊長職を譲った後、卒業を待たずにドイツのに留学している。 名門校の隊長として非常に優れた実績を残したまほの後任であるがゆえにその重圧に悩むエリカから相談を受けた際には、勝ち負けにこだわらずに自分なりの戦車道をすればいいと諭している。 逸見 エリカ(いつみ エリカ) 声 - 副隊長。 勝利至上主義者でまほを尊敬し、よく同行する。 髪は銀色のショートロング。 かつて同級生で副隊長だったみほのことを表向きには「家柄で副隊長になった」と非難している。 さらに黒森峰女学園と西住流(正確にはまほ)の名を汚した行動の責任を取って黒森峰女学園を離れておきながら、なお戦車道を続けたことに対して批判的(というよりは敵対的)である。 短気であり戦術を立てるよりも火力重視の短期決戦を好むが、決勝戦では大洗女子学園に翻弄された挙句、まほの敗北を見届ける羽目になる。 しかし試合後はみほの実力を認め、「次は負けない」と言葉をかけた。 雑誌『』Vol. 29に掲載されたインタビュー文では、「みほは自分より上手くまほと連携を取っていた。 彼女になら副隊長の座を譲ってもいいと考えていたが、だからこそまほの敵になったことが許せなかった」と、劣等感が入り混じった複雑な感情を語っている。 小説版でも基本的な立ち位置は変わらないが、前年の公式戦で川に落下して、みほに助けられた戦車の乗員という設定がされており、副隊長という立場でのみほと自分との実力の差に苦悩する面が描かれている。 最終章ではまほのドイツ留学に伴い彼女から隊長職を引き継いでいるが、その重圧に不安の表情を隠せないでいる。 赤星 小梅(あかぼし こうめ) 声 - 前年の全国大会決勝戦でみほに助けられた女生徒。 当時はIII号戦車J型に搭乗しており、車輌ごと川に落ちたところをみほに助けられる。 しかしそれが原因で優勝を逃し、みほが学園を去ったことに負い目を感じてずっと気に病んでいた。 決勝戦で試合開始前にみほのもとを訪れて前年のことを謝罪し、戦車道を続けていたことを喜ぶ。 劇場版ではパンターG型に搭乗し、大洗女子学園の増援に参加するが、試合序盤にカール自走臼砲の砲撃を受けてもう一両のパンターと共に撃破される。 聖グロリアーナ女学院 読みは「聖(セント)グロリアーナ」。 を母港とする、英国上流階級風の作法と格式を重んじの学校と提携している名門女学院、略称は「聖グロ(せいぐろ)」、校章はティーセット。 入学には優秀な勉学による成績のほか、成果を問わずスポーツ、芸術、ボランティアなどの活動に打ち込んでいるかが条件である。 母艦は大洗女子学園に比べて全長が約2倍、体積は約8倍 の巨大な学園艦。 親善試合のため大洗女子学園とともに大洗港へ寄港する。 黒森峰、サンダース、プラウダと並ぶ全国高校戦車道四強校の一角であり、長い伝統を持つ戦車道名門校で、全国大会準優勝の実績を持つ強豪(優勝経験は一度もなし)。 第63回大会では準決勝で黒森峰女学園に敗れる。 品に欠ける遮二無二な試合は好まず、騎士道精神に則った対戦を尊び、強固な装甲と連携力を活かしたを得意とする。 試合中も車内で紅茶を嗜み、どのような走りをしようと、一滴たりとも戦車内でティーカップの紅茶をこぼさないとダージリンが言い切るほど、各自が高い操縦技術を持っている。 試合で好敵手と認めた相手に紅茶を贈る習慣があると言われる。 メンバーの名前はニックネームで の産地や等級に由来する。 保有車輌は、、。 英国との提携校であり、卒業生も多く支援を行っていることから財政的に裕福な学校ではあるが、保守的な考えが強く、イギリス製戦車以外の購入は消極的である。 グロリアーナの戦車道には卒業生たちによる3会派(マチルダ会、チャーチル会、クルセーダー会)が存在し、資金を提供する代わりに学園艦の運営方針などに影響力を保持しており、マチルダIIを愛する卒業生たちの強い反対から戦力増強のための強力な戦車(など)の導入が遅れている。 漫画版では、ダージリン・アッサム・オレンジペコの3名を「ノーブルシスターズ」と称する。 クルセーダーMk. III ダージリン 声 - 3年生。 隊長を務め、車長として砲手の アッサム、装填手の オレンジペコの2人とともにチャーチルに搭乗する。 学業成績トップの才媛で、少々高飛車な性格。 丁寧な女性語を話し、名言集を読むことを日課としており、会話の中にことわざや名言格言、政治風刺・小話を度々引用する。 どのような窮地にも決して動じることなく対応し、勝利のためには僚車を盾とすることも辞さない非情さも併せ持つ優秀な指揮官であり、アニメ本編での親善試合、劇場版でのエキシビションマッチと2度にわたってみほを破る。 親善試合を通じてみほを好敵手と認め、大洗女子と公式戦で再度戦える日を楽しみにしていると告げて別れる。 先述のように準決勝で黒森峰女学園に敗北したために公式戦での対戦が実現することはないが、大洗女子学園が出場する公式戦は全試合を会場で観戦する。 プラウダ高校と交流があり、カチューシャやノンナとは親しい間柄。 劇場版では、大学選抜チームとの試合に挑む大洗女子チームのために全国大会参加各校へ「私物」戦車持込による大洗女子学園への短期転入支援を打診し、これを実現させる。 最終章では卒業後イギリスに留学することが決定している。 アッサム 声 - 3年生。 ダージリンと同様にジョーク好き。 金髪に大きめの黒いリボンを付けている。 本編では登場シーンが少ないこともあって台詞がなく、明坂の配役は『今度はドラマCDです!』から。 ドラマCDでの登場の際はあんこうチームに存在を忘れられており、華には最初「セイロン」という間違った名前で呼ばれる。 劇場版ではデータ主義という面が描写されており、収集されたデータにもとづく発言をダージリンに進言する。 オレンジペコ 声 - 1年生。 装填手。 紅茶を淹れるのが上手。 常にダージリンに付き添っており、ともに大洗女子学園の試合を観戦する。 ダージリンの名言・格言に対して即座に出典を述べられるなど非常に博識。 大洗女子優勝祝賀会にダージリンの代理として、結婚式の祝いのような内容の祝電を贈る。 ダージリンの何かにつけて名言やことわざを用いる癖には辟易しており、ドラマCDにおいて、ラジオ番組「蝶野が斬る」にダージリンへの対応を相談すべく、投書する。 この際にMCの蝶野から助言をもらい、そのとおりに行動した結果、ダージリンを黙らせる。 ローズヒップ 声 - 劇場版に登場。 クルセーダーMk. IIIに車長として搭乗。 淑女揃いの聖グロリアーナ女学院にあって闘志を前面に押し出す同校きっての元気者だが、せっかちで少々冷静さに欠け、スピード狂のきらいがある。 他のグロリアーナの生徒と違い、彼女の持つティーカップからは常に紅茶が飛び跳ねている。 エキシビションマッチでは自身を含めた4輌のクルセーダーによる小隊を指揮し、そのスピードを活かしてあんこうチームを攻めたてる。 大学選抜チームとの試合でもダージリンに突撃を制止されつつ終盤まで生き残り、最後は堀の向こう側にいるチャーフィーと行進間射撃による撃ち合いの末にリミッターを解除。 堀を飛び越えてこれを撃破するものの、自身の搭乗車も塀に激突し行動不能となる。 尚、この際の描写から彼女のクルセーダーの乗員数は本来の定員3名に対して4人である事がわかる。 ドラマCDでは18人の大家族で、8人の末子であることが語られる。 淑女というには立ち居振る舞いががさつで大雑把なため、オレンジペコやアッサムからはたびたび注意を受けるが、ダージリンからはその単純明快な性格と自身の理想に近付こうと全力で突き進む姿勢を気に入られ、遊ばれている。 サンダース大学附属高校 を母港とする学園艦。 戦車の保有台数は40輌以上と全国1位を誇り、戦車道チームが1軍から3軍まである裕福なアメリカ系の学校で、校風は開放的。 校章は星に稲妻。 公式戦1回戦の大洗女子の対戦相手で、試合会場には救護車のほか、ファストフードをはじめとする4種類以上のフード車、シャワー車、車まで帯同している。 保有車輌は系列(M4シャーマン 75 mm砲搭載型、M4A1シャーマン 76 mm砲搭載型、、M4A6)。 また、を所有する空輸部門「SAUNDERS AIR LIFT DIVISION」がある。 劇場版では、苦境に立たされた大洗女子学園の要請を受けて上記のC-5Mで駆けつけ、文部科学省の管理となる前に大洗女子学園の戦車を預かり、移動先が決まったあとにで返却する。 また、他校とともに「私物」戦車持込による短期入学という手段で大洗女子学園の増援に駆けつける。 シャーマン ファイアフライ ケイ 声 - 隊長。 フレンドリーかつ明朗快活な人柄で杏を「アンジー」と呼び、スパイ紛いのことを行っていた優花里を歓迎する。 髪はウェーブの掛かった金髪。 サンダース大学付属高校の代表者であるが、陣頭指揮をモットーとしているため自車をフラッグ車にしていない。 自身はアンフェアな戦いを嫌うため、アリサが傍受した通信内容にもとづき指示をしていた事実を知らされた際は叱責し、その後は大洗女子学園と同数の車輌で挑む。 決勝戦にはナオミ、アリサとともに訪れ、大洗女子学園を激励する。 ナオミ 声 - 副隊長でNo. 2の実力者。 冷静にして無口だが優秀な技倆を持つシャーマン ファイアフライの砲撃手で、高校戦車道の中でも指折りの実力を持つ砲手として有名。 髪はボーイッシュなベリーショート。 常にを噛んでいる。 大洗女子との試合では遠距離からの正確な射撃で大洗女子を追い詰めるが、僅差で敗北し、敗れながらも満足そうに笑みを浮かべる。 劇場版ではダージリンと共闘し、T28重戦車を撃破する作戦で重要な役割を演じる。 アリサ 声 - もう1人の副隊長で、No. 3の実力者。 隊長のケイが陣頭指揮を好むため、フラッグ車車長兼通信手を務める。 策士として隊を支える。 しかし1回戦でケイに無断で大洗女子の通信を傍受し、効果的な車輛配置をケイに進言するが、それを察知した大洗女子に通信傍受を逆用されて作戦は破綻し、自身もアンフェアな行為をケイに叱責される。 普段は自信たっぷりだが、作戦が破綻し危機に直面すると狼狽する。 タカシなる意中の男性がいるらしいが、相手にされていない様子である。 劇場版では大学選抜チームとの試合中盤で、「頭上からの砲撃」の正体をおおよそ看破している。 最終章では無限軌道杯で活躍してタカシに振り向いてもらおうと意気込む。 アンツィオ高校 本籍地が栃木県の学校。 内陸県のため静岡県にあるを母港として借りており、栃木県以外の静岡、愛知出身の生徒も多い。 もともとは来日したイタリア人商人が開校した学園であり、外国人が初めて作った日本の学園艦と言われている。 などのイタリアの観光スポットを模した建物が多く、それを目的とした観光客が多い学園艦でもある。 大洗女子学園の公式戦2回戦の対戦相手。 ピッツァをモチーフにした校章で、所属生徒はイタリア青少女団 La piccola Italia の服装を模した制服を着用。 保有戦車の性能上、難易度の高い戦術を選択しがちだが、燃料不足による練習時間の少なさから習得までには至っておらず勝敗の差が激しい。 昔は戦車道は盛んに行われていたが、資金難や保有戦車の性能不足に泣かされて敗北が多く、大洗女子と同様に衰退の真っ只中にあり、アンチョビの入学時には履修する生徒が数人程度という廃れ様だった。 現在ではアンチョビが戦車道部復興に尽力し、その結果履修生徒も総員で42名に増えている。 保有車輌は、、。 漫画版のみも所有している。 P40に関しては予算不足もあり代々の戦車道部が少しづつ貯金をし、長い年月をかけてアンチョビの代でようやく購入に至っている。 大洗女子学園の生徒会は対戦前に「ノリと勢いがあり、調子に乗られると手強い」と分析する。 対大洗女子学園戦では要衝に自軍戦車の偽装看板を配置し、大洗隊の注意を引きつけ三個分隊による三方向からの包囲、殲滅を狙った「マカロニ作戦」を遂行するが、部員たちが偽装看板の配置数を間違えたことから大洗側に作戦を見抜かれ破綻し、各隊が分断されたまま各個撃破される形となり敗北する。 学園艦は大洗女子学園のものより規模は大きいが資金面に余裕がなく、観光客相手に露店を開いて学校一丸となって運営費を稼いでいる。 その一例として、大洗女子学園戦車道部に優勝の祝い品として、半額セール品のの缶詰を山ほど贈る。 しかし、美食にこだわるイタリア系だけあって食事に関しては妥協はなく、勝っても負けても対戦校のメンバーを招き、豪勢な宴会を開く。 劇場版では他校とともに「私物」戦車持込による短期入学という手段で大洗女子学園の増援に駆けつける。 この時はCV33で参加し、小さいゆえの隠密性と機動力を生かして哨戒任務などに活躍する。 最終章では無限機動杯に出場、第一回戦でボンプル高校との試合が決定する。 大洗とBC自由高校との試合では応援しようと前日に試合会場に到着したが、夜通し宴会したため、試合当日には全員熟睡している。 軍人風の振る舞いと出で立ち(ラフ設定での指示は風)でツインテールの髪型に黒いリボンを付け、普段は鞭を携帯している。 搭乗車両はP40で車長を務める。 愛知県出身ながら同校にスカウトされて入学し、大洗女子と同じく衰退していた戦車道部を立て直すために尽力する。 自分以外は全て下級生という部員たちの仁義に厚く血の気は多いが浅慮で個性的、直近の試合を控えていても美味しい食べ物の方に気を取られ流される熱量の差に振り回されながら、その場の乗りと勢いだけの面々をまとめ信頼を獲得し、「 統帥 ( ドゥーチェ )」「姐さん」と呼ばれ親しまれ、3年生時には一回戦突破を果たすまでに至る。 統率力を誇示する「ドゥーチェ」の唱和で悦に浸りつつチームの結束を高め試合に望む。 杏には「チョビ子」あるいは「チョビ」、桃には本名で呼ばれるが、自身は「アンチョビ」というニックネームにかなりの愛着があるのか本名で呼ばれることすら好んでいないようである 、 高飛車な言動こそあるものの、その実像は明るく切り替えの早いさばけた性格で、大洗のメンバーに対して夕食を振る舞ったり、決勝戦の応援には真っ先に駆けつけたり と非常に友好的に接し、戦車道に関しても「正々堂々と勝負しよう」と語る。 漫画版では勝利主義を掲げ、前年の決勝戦でみほが取った行動を「個としての判断でとった行動が、チームのそれまでの努力を台無しにした」と批判し、敗退したあとも負けを認めずにみほを罵倒するなど、友好的なアニメ版とは大きく性格が異なっているが、その理由として「ともに戦う仲間たちへの責務」と説いている点ではアニメ版に通じるものがある。 これについて公式では「どちらの作品もパラレルワールドとして楽しんでほしい」としている。 カルパッチョ 声 - もう一人の副隊長ペパロニと共にチームの副隊長を務めるアンチョビの片腕で、セモヴェンテ部隊を率いる2年生。 セモヴェンテM41では車長兼装填手を務めている。 茨城県つくば市の出身で、幼いころより戦車道を始めており、当時からの親友であるカエサルには「ひなちゃん」と呼ばれている。 しとやかで冷静なことから、暴走気味の後輩たちを制止するのはもっぱら彼女の役割。 対大洗女子学園戦では本隊付車輌として行動、戦闘の最中大洗隊本隊とすれ違った際に見たIII号突撃砲の車体に、カエサルとのTALKアプリでの通信時における彼女の使用アイコンがカバさんチームのエンブレムとして描かれていたのを確認し、同車がカエサルの搭乗車輌であることを瞬時に見抜き、壮絶な一騎討ちの末に相討ちの形で引き分ける。 ソウルネームは試合終了後に自分自身で付けた模様である。 もともと、漫画版に登場するのオリジナルキャラクター だったが、OVAでアニメ本編に逆輸入された形となる。 ただし、漫画版ではカエサルと幼馴染という設定はない。 ペパロニ 声 - カルロ・ヴェローチェCV33の車長を務め、CV33部隊を率いる副隊長で2年生。 『コミックフラッパー』版には登場しないが、『リトルアーミーII』や『リボンの武者』には登場する。 左利き。 良くも悪くもアンツィオ高校の校風を体現している人物で、陽気で乗りと勢いはいいものの、大雑把な性格が災いして要所の詰めが甘いうえ、口車に乗りやすいために、つい口を滑らせては機密事項を漏らすこともある。 アンチョビが母校の戦車道チームを立て直す過程を見てきており、彼女に心酔して「(アンチョビ)姐さん」と呼んで慕っている。 普段は部費捻出のためで作りにも励んでおり、鉄板を得意とする。 劇場版ではCV33の操縦手として参戦する。 プラウダ高校 の学園艦で・を寄港地としている。 雪上での戦闘を得意とし、前回大会の決勝戦では10連覇が掛かっていた黒森峰女学園を破り優勝。 校章は鋏の下にT定規と角定規を斜めに合わせて()風のデザインとしたもの。 校名の「プラウダ」は、で「真実・正義」を意味する。 メンバーはが堪能 で、フラッグ車乗員の発音は田舎風。 戦術は誘引・包囲持久戦を得意とする。 また、『リボンの武者』ではの大部隊(32両)も投入する。 「大鍋」ではを投入する。 劇場版では他校とともに「私物」戦車持込による短期入学という手段で大洗女子学園の増援に駆けつける。 名前はニックネームである。 前回大会で黒森峰女学園のフラッグ車を撃破した戦功で隊長に昇進した。 髪はクリーム色のショートヘアで、口からは八重歯が覗く。 身長は127センチメートルと、142センチメートルの杏がややかがんで握手を申し出るほど背が低い。 通称「小さな暴君」、別名「地吹雪のカチューシャ」。 戦場での状況に即応して対処するなど作戦立案力に長けている。 プライドが非常に高く、自分より背が高い相手にはノンナに肩車してもらって視点の高さを保つなどして、常に相手を見下す態度を取る。 一方で、食べ物が口に付いてたり、泣きながら強がりを言ったりとやや子供じみた面がある。 部員に対しても厳しく接しているが面倒見も良く、ニーナをはじめとする部員たちから「ちびっ子隊長」と陰口を言われつつも慕われている。 聖グロリアーナ女学院と交流があり、特にダージリンと親しい。 大洗女子学園を名前も聞いたことがないと軽んじ、さらに隊長がみほだと知ると前年の決勝戦の一件もあって甘く見るが、試合はみほの奇策に翻弄されて最終的に敗北。 それ以降はみほに対して一目置くようになり「ミホーシャ」と呼ぶようになる。 車高が高いという理由からKV-2を気に入っており 、「カーベーたん」という愛称で呼ぶほど愛着を持っている。 を紅茶に入れるのを好まず、ジャムを舐めながら紅茶を飲むスタイル。 ロシア語は簡単な単語しか話せない。 最終章では卒業後はロシアに留学する事が決定し、ノンナにロシア語を教えてもらっている。 ノンナ 声 - 副隊長。 準決勝における大洗側の撃破判定はすべて彼女の砲撃によるもの。 エキシビションマッチ以降は同車の車長も務める。 長身 で、よくカチューシャを肩車している。 クールな性格で、別名「ブリザードのノンナ」。 カチューシャの類稀な将器を見抜いて崇拝に近い態度を取っており、常にともに行動し彼女を公私にわたり多方面でフォローする。 また、カチューシャが眠る際には「コサックの子守唄」を歌う など、保護者的態度も取っている。 最終章では卒業後にロシアへ留学予定のカチューシャにロシア語を教えている。 ニーナ 声 - OVA「スノー・ウォー!」から登場。 KV-2の装填手。 小柄で東北なまりの話し方が特徴。 紅色の頬とがトレードマーク。 偵察でプラウダの生徒に変装した優花里とエルヴィンに対してフラッグ車などの布陣を漏らし 、その後の戦闘で優花里のあんこうチームとエルヴィンのカバさんチームに撃破される。 同じKV-2の装填手であるアリーナと行動をともにしている。 アリーナ 声 - OVA「スノー・ウォー!」から登場。 KV-2のもう1人の装填手。 劇場版では、撤退の際にKV-2の大きさを活かして盾となり、カチューシャを逃がすことを進言する。 クラーラ 声 - 劇場版から登場。 ノンナとは常にロシア語で会話するため、カチューシャから日本語で話せと叱られるが、実は日本語は堪能。 ノンナと同じくらいカチューシャに心酔している。 を嗜む。 ニーナやアリーナは、クラーラにはノンナと(性格的に)同じ匂いがすると感じているため、クラーラには逆らわない方が良いと相談し合っている。 最終章ではいつでもロシアに戻れるが、居心地がいいためもうしばらくプラウダに滞在する旨の発言をしている。 主要人物の家族・関係者 西住 しほ(にしずみ しほ) 声 - 西住姉妹の母親で、西住流戦車道の師範。 黒森峰女学園や陸上自衛隊においても師範として活動しており、蝶野たちに指南している。 試合を放棄して仲間を救助したみほに対して、厳しく指導する非情な一面を持っている。 全国大会の新聞記事でみほが勝手に戦車道へ復帰したことを知り、みほに勘当を言い渡すことを決めると同時に、そのことを黙っていたまほも叱責する。 姉妹対決となった決勝戦を遠くから観戦し、最終回(第12話)では己の道と信念を貫き通して勝利したみほを静かに褒め称える。 劇場版では西住流戦車道家元を正式に継承。 高校戦車道連盟の理事長を務め、2年後の戦車道世界大会に向けての戦車道プロリーグ設置委員会の委員長就任を文科省から打診される。 その矢先、蝶野から大洗女子学園の廃校決定を聞くに及んで、次年度の全国大会で黒森峰女学園が雪辱を果たせないという憂慮から同校の存続活動に協力し、杏が担当官と交渉する際、同席し彼女の後ろ盾となる。 また、みほに対する態度も軟化しており、彼女の帰省に気づきつつもあえて目をつぶり、大学選抜チームとの試合の際には観戦して見守る姿を見せる。 蝶野 亜美(ちょうの あみ) 声 - 大洗女子学園に特別講師として招かれたので、戦車道の教官。 使用車輌は試作型の。 日本戦車道連盟の強化委員でもあり、公式戦の決勝戦では審判長を務める。 のスカートはミニに改造したものを着用している。 着任時は から戦車ごと学園の駐車場へで降下し、学園長の外国製高級スポーツカー (に酷似)に衝突。 さらに履帯で踏み潰す。 未経験の生徒たちに操縦方法をまったく教えないまま、初日から本格戦闘の練習試合を行わせる。 指導はみほ以上に擬音が多く、大雑把かつ非常に適当だが、礼儀にだけは厳しい。 西住流戦車道師範で陸上自衛隊戦車部隊師範でもあるしほの教えを受けており、まほとみほのことも知っている。 その後もサンダース大学付属高校との試合を観戦したり、チームの練習を視察したりする。 劇場版では大洗女子学園の存続のため奔走し、大学選抜との試合でも審判長を務めている。 ドラマCDではみほをアシスタントに迎え、ラジオ番組「蝶野が斬る」のMCを務める。 リスナーからの投書に対しては普段どおりに適当な返答をするが、結果論とはいえ、それが的確なアドバイスになることもある。 五十鈴 百合(いすず ゆり) 声 - 倉田雅世 華の母親で、華道の五十鈴流家元。 鉄と油の「臭い」が大嫌いなため、戦車道に対してあからさまな偏見を持っている。 娘である華の「花を生ける繊細な手」から「鉄と油の臭い」を感じて失神し 、戦車道の履修を止めるようにとの説得を聞き入れない華を勘当する。 準決勝のプラウダ戦では新三郎とともに現地で観戦するも、砲手である華が雪の壁を榴弾で破壊した際にも「花を生ける繊細な手で」と愚痴をこぼす。 しかし、決勝戦を前に華が展示会に出品した力強い作品を見て、以前の華の生け花が「まとまってはいるが、個性と新しさに欠ける」のに対して、戦車道の影響で彼女が新境地を開いたことを喜び、和解する。 決勝戦で観戦した際にはいっさい愚痴をこぼさず、娘の活躍を素直に喜ぶ。 新三郎(しんざぶろう) 声 - 五十鈴家奉公人で送迎用を引く角刈りの車夫。 華の良き理解者にして「お嬢」と呼び慕い、その一挙手一投足を影で見守る。 百合と華の仲が拗れた際には気を揉み心配、板挟みになりながら双方の間に入って説得し仁義を通そうとするも願い届かず華の心意気を汲み、号泣しながら人力車を引き学園艦まで送る。 百合が華を勘当した後も華を擁護し、プラウダ戦からは百合とともに現地で観戦し、華が活躍するたびに大げさに歓喜する。 劇場版では華から廃校の報を聞き、実家へ戻る事を進言したが却下される。 秋山 淳五郎(あきやま じゅんごろう) 声 - 優花里の父親で、秋山理髪店を経営する。 髪形はパンチパーマ。 優花里も父親の影響を受け、小学生時代はパンチパーマにしていた。 みほたちが訪問した際は優花里に友だちができたと喜ぶ。 涙脆い。 秋山 好子(あきやま よしこ) 声 - 仙台エリ 優花里の母親。 秋山理髪店を支えるしっかり者。 髪形は優花里と似て、癖毛。 冷泉 久子(れいぜい ひさこ) 声 - 麻子の祖母で、麻子が「おばぁ」と呼ぶ人物。 両親を亡くした麻子にとっては唯一の肉親。 病院でも怒鳴り散らすほどだが、実際はたびたび倒れている。 麻子の前では厳しい態度を取るものの、麻子を誰よりも心配している。 そのため、麻子の前では心配をかけさせないように、元気なふりをしている。 島田 千代(しまだ ちよ) 声 - 島田流戦車道の家元で、愛里寿の母。 大学戦車道連盟の理事長と大学選抜強化チームの役員を務める。 西住流をライバル視しており、大洗女子学園と試合することになった愛里寿に徹底的に叩きつぶすことを言い付ける。 一方で娘にはやや甘い面もあり、愛里寿の「試合に勝ったらボコミュージアムのスポンサーになってほしい」という願いをあっさりと承諾する。 この試合(=大洗女子対大学選抜)が「政治的思惑」を多分に含んでいることは初めから知っており、試合後は「次からはわだかまりのない試合をしたい」と漏らす。 そして惜敗した娘に対して健闘を称えるとともに、特別に褒美としてボコミュージアムのスポンサーとなり、ミュージアム改装の資金を提供する。 劇場版に登場する高校 知波単学園 九五式軽戦車 読みは「知波単(ちはたん)」。 第63回戦車道全国高校生大会1回戦で黒森峰女学園に敗れた学校。 千葉県習志野市にある学校であり寄港地は千葉港。 予備寄港地は銚子港、館山港。 主力戦車として短砲身57 mm砲搭載型の旧砲塔チハ、および改修型である長砲身47 mm砲搭載型の通称「新砲塔チハ」を使用。 他になど複数の車種を保有している。 どの車両も大幅な改良を受けており、オリジナルよりも信頼性、速度や機動性が大幅に向上している。 最終章にはが登場する他、劇場版には移動用の蒸気機関車も登場する。 学校名は、「 知恵の 波を 単身渡れるような進取の精神に溢れる学生になれるように」との学校創設時の願いの言葉が短縮されたもの である。 過去には戦車道全国高校生大会ベスト4に進出した経験があるが、その際に用いた全車両による突撃戦法が伝統として常態化し、ついには第63回戦車道全国高校生大会1回戦にて黒森峰女学園に完膚なきまでに叩きのめされる。 この敗戦後、大きな衝撃を受けた同校では改革の気運が持ち上がっている。 隊員たちは隊長の西をはじめ気炎万丈にして勇猛果敢だが忍耐力および戦略眼に乏しく、血気に逸って戦況を読まずに突撃する、向こう見ずで猪突猛進のきらいがある。 劇場版ではエキシビションマッチでは大洗女子学園と組むが、包囲戦による攻撃の最中にみほの制止を振り切り突撃を強行。 結果、投入した車輌8輌中6輌を撃破されて包囲網を破綻させ、自軍を不利な戦況に陥れる。 また、他校とともに「私物」戦車持込による短期入学という手段で大洗女子学園の増援に駆けつけた際は、6輌の割り当てのところを西の早とちりで22輌ではせ参じ、残り16輌を待機させる。 最終章では福田がアヒルさんチームとの食事会を経て考案した「自由な形」の突撃を採用し、初戦のコアラの森学園に勝利。 2回戦で大洗女子学園と対戦する。 西 絹代(にし きぬよ) 声 - 第63回戦車道全国高校生大会1回戦での敗退後、改革の気運が持ち上がるなか、知波単学園の新隊長となる。 東京都港区出身の16歳。 血液型O型。 座右の銘は「先んずれば人を制す」。 長い黒髪の和風美人で、切りそろえた前髪を六四分けのように右にまとめている。 趣味は「ウラヌス」と名付けた愛車のバイクに乗ることとバイクの整備。 おしゃれ好きで、乗馬用のロングブーツとスカートを愛用している。 誰に対しても口調や態度が丁寧で清楚な優しさを持つ大和撫子であり、隊員からの信望も非常に厚い。 しかしその優しさが災いして、何かにつけて突撃を強行しようとする隊員を制止させることができないでいる。 また、最後まで他人の話を聞かず、よく早とちりをする。 黒森峰に敗退したために本編には登場しないが、大洗女子優勝祝勝会へ祝賀電報を送る。 劇場版では、旧砲塔チハに搭乗している。 最終章では大学選抜戦での経験から戦略の重要性を理解し会議を開いたが、突撃至上主義の部員たちに苦労している。 自身と同じく変革を模索している福田の考えに理解を示しており、作戦に福田の意見を取り入れながら自らの意識も変えていく。 福田(ふくだ) 声 - 九五式軽戦車の戦車長。 戦車帽を被り、編み込み二本お下げと丸眼鏡が特徴で幼児体型で背も低い。 エキシビションマッチでは何度も突撃を敢行しようとするが、そのたびに制止される。 その後、アヒルさんチームと共同戦線を張るなかでその戦い方を目の当たりにし、これをきっかけに知波単伝統とされてきた突撃偏重の戦術に疑問を持ち、終盤の戦いでは思いもよらない作戦を西に提案する。 最終章では戦略の重要性を誰よりも理解しているが、会議での突撃至上主義の先輩たちの勢いに飲まれて意見を言い出せずにいる。 しかしアヒルさんチームとの食事会でヒントを得て、形にとらわれない自由な突撃の形を発案、西の参謀的ポジションとなる。 継続高校 BT-42突撃砲 読みは「継続(けいぞく)」。 テレビ版では名のみ登場。 のを母港とするフィンランド系の学校。 初代学園艦は砕氷船「」を使用している。 学園艦の規模が小さく資金に乏しい高校ではあるが戦車道は活発に行われており、所有する戦車はソ連、ドイツ、フランスなど各国の戦車で構成されており、劇場版ではが登場している。 非常に優れた整備能力を有しており、廃車同然の戦車を使用可能なレベルまで使えるようにし、エンジンや主砲を改造することによりオリジナルの戦車よりも性能を強化している。 また、隊員たちは優れた操縦技術と射撃能力を有しており、寒冷地や湖沼地帯での戦いを得意としているが、逆に気温が高い場所での戦いを苦手としている。 本編には登場しないが、大洗女子優勝祝勝会へ祝賀電報を送る。 また、黒森峰女学園時代のみほが練習試合で対戦したことがあり、苦戦させられたことや、隊長が優秀であることなどを沙織と華に話す。 エキシビションマッチには参加しないが 、大学選抜チーム戦には他校同様「私物」戦車持込による短期入学という手段で大洗女子学園の増援に駆けつける。 下記の3人の名前はフィンランドに実在するものであるが、のや、ののように実際には男性の名前である。 チューリップハットを被り、車内でもフィンランドの民族楽器、を弾く。 幻想的でつかみどころのない佇まいをしており、哲学的な話し方をする。 独自の信念にもとづいて行動しており、大洗町でのエキシビションマッチにも招待されていたが、そのときは参加を辞退する。 アキ 声 - 継続高校の隊員。 BT-42の砲手兼装填手。 ミカとともに行動しており、哲学的なミカの言葉に興味を示す。 ミッコ 声 - 継続高校の隊員。 BT-42の操縦手。 スカートの下にジャージのズボンをはいている。 アクロバティックな操縦技術を駆使して同車搭載のの特性を極限まで引き出し、大学選抜チームを翻弄する。 県立大洗女子学園(対大学選抜チーム戦時) 劇場版で結成されるチームで、『月刊戦車道2』では「大洗女子連合チーム」とも表記されている。 文部科学省が提案した大学選抜チームとの試合内容が大洗女子にとってあまりにも不公平なため、ダージリンによる各校への呼びかけと日本戦車道連盟の容認により、各校の隊長・副隊長クラスが大洗女子学園に「転校」し、「私物の戦車」を手に試合へ参加する。 試合における登録チーム名こそ大洗女子学園であるが、事実上の高校選抜チームともいえる編成となる。 大洗女子の8両に加え以下の高校が参戦し、合計で大学選抜チームと同数の30両となるように示し合わされる。 参加校• 黒森峰女学園(パンターG型:2両、ティーガーI、ティーガーII:各1両)• サンダース大付属高校(M4シャーマン 75 mm砲搭載型、M4A1シャーマン 76 mm砲搭載型、シャーマン・ファイアフライ:各1両)• 聖グロリアーナ女学院(歩兵戦車Mk. IV チャーチル Mk. VII、歩兵戦車Mk. II マチルダII Mk. VI クルセイダーMk. III:各1両)• アンツィオ高校(カルロ・ヴェローチェCV33:1両)• 知波単学園(旧砲塔九七式中戦車チハ:3両、新砲塔九七式中戦車チハ:2両、九五式軽戦車:1両)• 継続高校(BT-42:1両) 計22両。 合計30両。 編成 大隊長はみほが務める。 たんぽぽ中隊 右翼を担当。 中隊長はみほが兼務し、副隊長はダージリン。 大洗女子のIV号戦車、八九式中戦車甲型、ルノーB1bis、ポルシェティーガー、三式中戦車の5両に、聖グロリアーナ、アンツィオ、継続の車両で構成される。 ひまわり中隊 中央を担当。 中隊長はまほ、副隊長はカチューシャ。 黒森峰とプラウダの重戦車を中心に、大洗女子のヘッツァーとIII号突撃砲F型が加わる。 あさがお中隊 左翼を担当。 中隊長はケイ、副隊長は西。 サンダースと知波単の中戦車を中心に、大洗女子からはM3中戦車リーが加わる。 どんぐり小隊 みほの指示により、たんぽぽ中隊の八九式中戦車甲型・BT-42・CV33、ひまわり中隊のヘッツァーの4両で編成された臨時小隊。 最終章に登場する高校 BC自由学園 ARL-44 読みは「BC自由(ビーシーじゆう)」。 山梨県に所在するマジノ女学院の分校でを本拠地とする中高一貫校のフランス系お嬢様学校。 学園艦の母港は。 両校共に岡山県津山市の『BC高校』と、同県の『自由学園』という二校が統合されて誕生した学校であるが、統合後も学園艦の右舷を旧BC高校、左舷を旧自由学園とエリア区分されているほど旧校風からの違いによる衝突が絶えない。 また、当初は旧BC高校側と旧自由学園側に派閥が分かれていたが、現在は受験入学した外部生の「受験組」と中高一貫の内部進学である「エスカレーター組」の派閥に分かれており、両派の対立と反目および芝居がかった大仰な言い回しと振る舞いが常態化し、その仲違いによる連携の拙さが原因で、全国大会では長年1回戦敗退が続いている。 初期ゴシック風建築物にルーヴル美術館似の学校エントランス、ブルボン朝風の校風とコーンフラワーブルーの制服上着が特徴。 矢車菊の花の色と雛菊の花の色に左右それぞれ白抜きのBとCにがあしらわれている六角形の校章。 隊列陣形は騎兵隊由来を重んじる。 無限軌道杯1回戦で大洗女子学園と対戦した際には諜報活動をした優花里を欺き、現在も対立が続いていると思わせて油断を誘う欺瞞作戦で一時は優位に立つが、両派が未だに遺恨を残したまま共闘しているのではないかと優花里に気取られ、カモさんチームのルノーB1bisとBC自由学園のソミュアS35の砲塔が似ていることを利用してみほが仕掛けたに嵌まり、同士討ちで戦力の半数を失い、そのまま各個撃破されて敗北する。 使用する戦車は、、。 隊長はルノー FT-17を駆る マリー(声 - )。 その他ソミュア S35を駆る受験組のリーダー 安藤(声 - )、ARL-44を駆るエスカレーター組リーダーの 押田(声 - )らがおり、リーダー二人は何かにつけ喧嘩をしている。 スピンオフ作品『リボンの武者』に先行して登場していたが、映像作品としては最終章で正式登場となる。 コアラの森学園 鳥取県を本拠地とするオーストラリア系学校。 無限軌道杯1回戦で知波単学園と対戦するが敗北。 隊長は本物のである。 使用戦車は。 青師団高校 読みは「あおしだん」。 和歌山県を本拠地とするスペイン系学校。 無限軌道杯1回戦でサンダース大学付属高校と対戦するが敗北。 使用する戦車はT-26、BT-5、II号戦車E型、III号戦車J型、III号突撃砲G型、IV号戦車H型。 その他の高校 第63回戦車道全国高校生大会には、この他にマジノ女学院・ヴァイキング水産高校・ボンプル高校・ヨーグルト学園・ワッフル学院が登場する。 このうち、マジノ女学院とボンプル高校は、スピンオフ作品『激闘! マジノ戦ですっ!! 』と『リボンの武者』でその概要あるいは詳細が描かれている。 大学選抜チーム M24チャーフィー 劇場版におけるライバル。 社会人チームにも勝利するほどの高い実力を持つ。 学園艦教育局担当官の差し金もあり、大隊編成で試合に臨む。 大隊長は 島田愛里寿、中隊長に メグミ、アズミ、ルミの3人。 3人の中隊長は連係攻撃「バミューダアタック」を得意とする。 選抜の主力戦車は第二次世界大戦終期から末期に試作型が完成、運用していた英米車両が中心となる。 、、、のほか、対戦が決定した直後に運用が認められた後期型を擁する。 島田 愛里寿(しまだ ありす) 声 - 大学選抜チーム大隊長。 センチュリオンMk. 1に車長として乗車する。 「神出鬼没のニンジャ戦法」と称される島田流戦車道家元の一人娘にして、飛び級で大学へ進学した才女。 13歳。 みほと同じく状況に応じた変幻自在の戦術を駆使し、常に冷静沈着で判断力に優れた指揮官。 また単独戦闘能力も非常に高く、試合では無類の強さを発揮するが、内気で人見知りが激しいためにプライベートにおける対人コミュニケーションを苦手としている。 みほと同じくボコ好き。 劇場版の後日談となるOVA「愛里寿・ウォー!」では、飛び級のため高校を体験していなかったという理由で大洗女子学園に体験入学するが、みほとはライバルでいたいと他の高校への編入を決意。 最終章2話の時点で入学先はまだ決まっていない。 船酔いする体質だが、干しいもで改善する。 トマト、オリーブオイル、アンチョビ、チーズが苦手。 その他関係者 役人(辻 廉太) 声 - 学園艦関係の文部科学省側の窓口を務める、学園艦教育局の役人。 肩書は「文部科学省学園艦教育局長」。 慇懃ながら事務的な対応で、眼鏡を掛けて髪型が七三分けという、典型的な官僚風キャラクター。 テレビアニメ版では第9話の回想シーンに登場し、近年実績が乏しく生徒が減少傾向にある大洗女子学園が来年度には廃校になることを杏ら生徒会に伝える。 その際大洗女子学園は以前戦車道が盛んだったことを口にし、それを聞いた杏が戦車道の全国大会で優勝をすれば廃校を撤回させることを提案され、それを受け入れ廃校決定をいったん保留する。 即席で結成された大洗女子学園が夏の第63回戦車道全国高校生大会を制覇した事で、その西住流戦車道(=みほ)の系譜とメソッドを継いだ部員生徒らを他校へと振り分け、各転校先で戦車道を履修させる事で日本戦車道の拡充と底上げを行う計画に方針を転換、秘密裏に島田流家元に協力を打診する。 劇場版にて大洗女子学園の廃校撤回は約束を交わした公的文書が存在しないのを理由に反故とし、杏ら生徒会に伝えた当初の廃校時期より前倒しして廃校を強行しようとする。 だが後日、戦車道連盟理事長と西住流家元のしほを後ろ盾に付けた杏たちの直談判を受け苦し紛れに口にした「大学強化選手に勝ちでもしたら」という言質につけ込まれ、今度は正式な署名入り文書を作らされたうえで、大洗女子学園と大学選抜チームとの試合が実施されることとなる。 だが大洗女子学園を何としてでも廃校にしようと、大洗女子学園が8両しか戦車を保有していないことを知りながら大学選抜チームを30両編成で参戦させたうえで、プロリーグのルールにあわせることを名目に、急遽殲滅戦での勝利を要求する。 加えて、戦車道のルールに適合するか協議中であったを試合直前に認可して大学選抜チームに使用させるといった、したたかな手腕と狡猾な言動、そして何よりも大洗女子学園に対する尋常ならぬ敵意を見せる。 劇中の署名入り文書、および『もっとらぶらぶ作戦です!』第6巻の登場人物紹介では名前が「 辻 廉太」とされており、2016年の年末以降は公式サイトでもそのように紹介されているが、テレビアニメや劇場版のエンドロール、各種イベントなどでは「役人」と紹介されているため、本記事でもそれに倣うものとする。 日本戦車道連盟理事長(児玉 七郎) 声 - 劇場版に登場。 日本戦車道連盟会館で杏・蝶野に応対する呉服にカンカン帽の恰幅が良い年配の男性。 優勝した大洗女子学園が廃校になるのは納得できない、という杏や蝶野の考えは理解しているが、2年後の世界大会に力を入れている文科省にも一定の理解を示し、文科省が廃校を推進することに対し、あまり積極的に撤回の動きに出られず困る。 だが、総じて大洗女子学園に好意的で、同学園と大学選抜チームの試合に、「私物の戦車」を持参した「短期転校生」が参戦するのを許可する。 劇中の署名入り文書、および『もっとらぶらぶ作戦です!』第6巻の登場人物紹介では名前が「 児玉 七郎」とされており、2016年の年末以降は公式サイトでもそのように紹介されているが、劇場版のエンドロールでは「理事長」と紹介されているため、本記事でもそれに倣うものとする。 漫画オリジナル 『リトルアーミー』 キューベルワーゲン 西住 みほ(にしずみ みほ) 「」の項も参照。 主人公。 大洗女子学園での登校時に6年前の夏、実家にあるIV号D型戦車で友達と戦車道をはじめる小学生時代の思い出を回想するシーンから始まる。 回想内では10歳。 西住流戦車道師範の娘ながら、そのありように疑問を持ち、最終的に「自分の戦車道を互いに見つける」とエミと約束する。 中須賀 エミ(なかすが エミ) みほの同級生。 10歳。 からの留学生で、日本人との。 赤髪のツインテールで、鋭い目つきをしている。 協調性に欠けており、直情的で気難しい性格をしているが、好意を向けてくる相手に対しては心を許すこともあり、非常に不器用な人物。 みほと同じように戦車に乗っている姉がおり、本人もドイツ仕込みの知識と技量を持っている。 姉がまほに試合で負けたことを根に持っており、当初はみほたちを邪険にするが、偶然、みほのIV号戦車に動かしたことから友達となり、衝突しながらも仲間としての友情を築いていく。 特にみほとは、互いの家に行くほど親しい関係となるが、物語終盤にドイツへ帰国することとなる。 柚本 瞳(ゆずもと ひとみ) みほの同級生で、千紘とは幼馴染。 10歳。 茶髪のセミロング。 常に笑顔を絶やさない一方で、涙もろい一面もある。 何事も長続きせず、すぐに興味の対象が変わる性格で、戦車に乗るのも興味本位から。 手先が器用で、咽喉マイクについている四つ葉のマークも瞳が作ったものである。 役割は最初は操縦手。 エミが操縦手になったあとは装填手。 小学校卒業後は、戦車道のある学校へ進学する。 遊佐 千紘(ゆさ ちひろ) みほの同級生。 瞳とは幼馴染。 10歳。 黒髪のショートヘアで、ボーイッシュな容姿。 友達思いな性格が転じて、エミとは衝突するが、打ち解ける。 役割は砲手。 小学校卒業後は、スポーツ特待制度のある学校へ進学する。 西住 まほ(にしずみ まほ) 「」の項も参照。 みほの姉。 本作では中学生ながら、戦車道大会の最優秀選手に選ばれている。 練習試合ではIII号突撃砲の車長となってみほの前に立ちふさがる。 試合後、みほへ「戦車を続けるのであれば、自分だけの戦車道を見つけろ」と語りかける。 西住 しほ(にしずみ しほ) 「」の項も参照。 西住家当主にして西住流戦車道の師範。 みほ、まほの母。 西住流は「情に流されず、必ず勝利する戦車道」として、みほの考えを愚問と一蹴する。 菊代(きくよ) 西住家に仕える使用人。 和服姿で、みほやまほを「お嬢さま」と呼ぶ。 心優しい性格で、みほを娘のように気遣う。 戦車道の心得もあり、まほとの練習試合では審判を務める。 また、「西住流戦車道を一子相伝で受け継ぐ次期後継者である、まほの立場を理解してあげてほしい」と幼いみほたちへ諭す。 送迎運転手も兼ねており、で西住家の屋敷からエミらを送り届ける。 『コミックフラッパー』版にも登場し、アンツィオ高校戦後に大洗を訪れ、みほにプラウダ高校戦で負ければ西住家から勘当されることを伝える。 『リボンの武者』 楯無(たてなし)高校 テレビシリーズ本編より後の世界を描いたスピンオフ作品『リボンの武者』の舞台となる学校。 10年前に戦車道部が廃止されている、大洗学園艦に類似する学園艦に存在する高校。 校名の由来は、の家宝である「鎧」。 の周辺の・の一部・の一部地域から作られた海外に提携校を持たない独立系の高校で、戦国・江戸初期の日本文化を基準とする。 周囲に学園艦を持つ、の中立高校(スイス系)とのマジノ女学院(フランス系)の2校が存在する。 百足組(ムカデさんチーム) 九七式軽装甲車(砲搭載型) 戦車道部がない楯無高校で強襲戦車競技に参加するために、主人公のしずかと鈴が結成するチーム。 チーム名は、しずかが戦車にペイントした百足衆の旗印のムカデに由来する。 高校の支援がない完全な個人活動であり、戦車の修理・維持・運搬の資金ははるかの提案でチームグッズの販売などを行ってまかなう。 強襲戦車競技に参戦しているチームの中でも特に手段を選ばない過激な試合をしているためか、それに好感を抱く者と嫌悪感を抱く者で人気がはっきりと分かれている。 使用する戦車は、戦車趣味に高じたのしずかの家の先代が購入し、蔵でほこりを被っていた(砲搭載型)。 背の高い鈴に合わせて操縦手ハッチは取り外されている。 塗装はの赤で、砲塔両面と車長ハッチに、車体前面にを黒色ペイントしている。 のちにボンプル高校のヤイカに勝つための強化策として、東京の「せんしゃ倶楽部」本店地下工廠で特別製のエンジンに換装。 しずかの要求性能をほぼ満たす最高時速55キロと並の強力な急制動能力を獲得する。 鶴姫 しずか(つるき しずか) 声 - 『リボンの武者』の主人公。 元弓道部のエース。 戦車長と砲手(装填を含む)を兼任する。 あだ名は「しずか姫」。 2年A組。 トレードマークは大きな赤いリボン。 「戦車道全国高校生大会」での大洗女子学園の快進撃に触発され、弓道部を辞めて強襲戦車競技を始め、同じ理由で戦車道を始めようとした鈴を仲間に引き入れる。 弓道部は辞したものの、戦闘感覚を養うためにの鍛錬は欠かさない。 先祖はの百足衆に連なり、家は代々造り酒屋を営む。 口調はかなり古風で、戦国時代の武者のような言葉遣いをする。 言葉遣いのみならず、好みも戦国時代が基調で、のを素敵と言うなど、周囲から見ればかなり特殊(鈴によれば「スパルタン」)であり、そのせいで鈴と友達になるまでは友達がいなかった。 普段は無口で凛とした性格だが、純真な一面を鈴にだけ見せることがあり、鈴が名付けた自らのチーム名には顔を赤くして照れる。 戦車道を「お遊戯」または「平坦な道」、強襲戦車競技を「戦(いくさ)」または「道なき峠の道」と表現する。 その戦法は戦車道のセオリーから外れたものながら武人としても策士(ひとでなし)としても非常に優秀で、サンダース大付属戦ではアリサを無視しておとりに肉薄、による武田式騎馬戦闘をイメージした戦法でアリサとの一騎討ちに持ち込み、BC自由学園戦では事前の敵状視察、試合においては車両の偽装、地形・天候を利用して欺瞞し、アンツィオ高校戦においては観客を障害物として利用する。 礼儀を尊び、礼を失した行為に対しては誰に対しても容赦がない。 サンダース大付属とのデビュー戦では、制服の上から先祖伝来の戦装束であるの・・・愛用のを装備して参加。 BC自由学園戦以降は楯無高校制服を着用する。 また、大洗での奉納戦車戦では対戦相手に合わせ、ムカデ柄の白い姿で登場する。 操縦手の鈴にインカムを用いずに全て足により操車指示を行うため、靴は履かない。 「大鍋」初戦で再戦したアリサはのようだと危惧する。 大会後にみほの眼前に立ち首を獲られることを望んでいると告白、チーム内での話し合いを経てみほに倒されるのではなく倒す決意を固める。 そして自分 武士道 やヤイカ 騎士道 のようなロマン 道 に拘る人間の指揮では決してみほには勝てないと判断し、道に拘らないアウンを指揮官に立てて試合に挑む事を決意する。 松風 鈴(まつかぜ りん) 声 - 『リボンの武者』のもう一人の主人公。 しずかの唯一の友人となる。 2年A組。 の操縦手兼整備担当。 しずかのクラスメートで帰宅部であったが、大洗女子学園の優勝という快挙を目の当たりにし、戦車道を始めようとする。 しかし肝心の戦車道部は10年前に廃部となっており、途方に暮れていたところへしずかの誘いを受け、ともに強襲戦車競技を始める。 「ムカデさんチーム」の名付け親。 戦車道に関しては素人で人並み以上の才能は持っていないが、そのことを自覚して、陰でテケ車をいじり回して独力で整備を覚えるなどの努力を重ね、車輌に関してはしずかも全幅の信頼を置く。 また、しずかの脚に見とれる描写が多々ある。 当初はしずかのインカムを使わない足遣いによる意思伝達に戸惑うが、このコミュニケーション方法こそがしずかのイメージする「人馬一体」を実践するための手段であると理解する。 以降、しずかの「愛馬」として、即座にしずかの意思のとおりに動く機動力を発揮する。 遠藤 はるか(えんどう はるか) 2年A組に在籍する鈴の友人。 通称「エンドー」。 自身は戦車には乗らないが、ムカデさんチームの試合には常に同行しており、他校からはチームの関係者と見られている。 裏方としてムカデさんチームの世話を焼き、活動資金調達のための商品化展開に関わったり、他校との試合の約束を取り付けたりといった、ムカデさんチームの的な役割を果たす。 対シュバルツバルト戦闘団戦の時のの損害賠償で今まで稼いだ資金のほとんどを失う。 「大鍋」のブックメーカーの優勝チーム予想で大穴の竪琴高校を的中させ資金を取り戻した。 ボンプル高校 TKS 写真は作中に登場する20 mm機関砲装備型ではない アニメ本編の第63回戦車道全国高校生大会1回戦で、プラウダ高校に敗れた学校。 ポーランド系。 学園艦は同県内だった聖グロリアーナ女学院から旧式艦(シルエットのみでモデル艦は不明)を譲り受けたもの。 譲渡後、のへ母港を移している。 その歴史的経緯から聖グロリアーナと関係が深い。 戦法としては中世からの伝統である、部隊譲りの密集突撃戦術を多用する。 ただし、戦車の性能不足が災いして勝率は低く、保守的体質から新型車両導入も遅れ気味である。 保有戦車は軽戦車。 20 mm機関砲装備型の。 弱火力、軽装甲の関係で戦車道公式戦では苦戦続きだが、強襲戦車競技では数年間、王者の座に君臨している。 本作に登場するボンプル高校で用いられるポーランド語は、実際にポーランド人の監修を受けたものである。 ヤイカ ボンプル高校部隊長。 ボンプル高校で唯一の愛称である「ヤイカ」を名乗ることを許されているほどの才女で「騎士団長」と呼ばれている。 しずかと同じく、戦車道を「お遊戯」と評する。 しかし全国戦車道高校生大会ではフラッグ車である7TP双砲塔型に搭乗し、プラウダ高校のノンナに完膚なきまでに叩き潰されている。

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ガールズ&パンツァー

ガルパン 最終章 トーナメント

君たちはもう夜営するな 0時からの最速上映で観てきましたので感想っす! 注意:ネタバレしかないので未見の方は注意。 それと素人感想なので間違いとかあっても勘弁してくださ〜い! 待ちに待った第2話! 自分は『最終章 第1話』が公開された頃に本編を見始めたので、「の新作を劇場に観に行く」という経験はこれが初めて。 ついでに最速上映と銘打たれた興行に行くのも初めてでした。 鹿児島ミッテ10は半分くらい席埋まってたなぁ。 入場者特典の色紙はみほとマリーでした。 マリーは食べても太らない体質なんだろう。 多分… では本編の感想をば。 8割くらいあらすじになっちゃったけど。 ・前半 『第1話』から続く、対BC戦 第2ラウンド。 夏の王者に一泡吹かせご満悦のBC。 副官の押田と安藤の仲はとても良い模様……? 一方の大洗ですが撤退するBCを追いつつ作戦会議。 騙されたとはいえ先のピンチを招く遠因を作ってしまった秋山殿ですが、思いつめすぎることもなく冷静に頭を働かせていたのが印象的でした。 さらに沙織の思いつきから、ボカージュ(生垣地帯)での戦い方をひらめいた西住 隊長副隊長。 今回の西住流はなんと 「カモさんチームのの頭身がBCのソミュアに似てるから偽装して(砲身から下は生垣によって隠れる)、BCに『味方に撃たれた』と誤解を抱かせ仲違いを誘い、ついでに包囲網を展開する」 という、BCチームの危うさを突く作戦。 相手を豪快に欺くやり方はみほの得意分野なので今に始まったことじゃないんですが、にしてもこの作戦、 カモさんチームが時間の問題でほぼ確実に撃破されることが前提になっている気がして、チームメイトの安全を優先するみほらしくないような気が若干しました。 まぁ、カモさんにも立ち回り次第で逃げ切るチャンスはあっただろうし(ボカージュ地帯なので難しいですけど)、結果的に勝機へと直結したので大した問題ではないんですが。 策士策に溺れる…というよりは日頃の行いが祟って大幅に戦力を削がれたBC。 しかしマリー隊長の指揮の腕は確かなようで、押田と安藤の仲違いを鎮めるだけでなく、「ボカージュは庭」との発言に違わず大洗の車輌を次々撃破。 ボカージュでの戦いは『劇場版』の大学生チーム戦でも描かれましたが、生垣地帯での機動力や(時には無理やり道を切り拓くことも含めた)対応力に関してBCは大学生以上の実力がありますね。 練度を上げればマジで強豪になり得ると思う 道が細くルートの限られる生垣地帯では相手の動きを先読みできた方が有利です。 最終的にはサメさんチームのMk. IVがその巨体でBCのフラッグ車を足止めし包囲に成功。 IV号の砲撃が、マリー隊長のタイムの終わりを告げていました。 押田・安藤の両名は 「団結すればウチのチームマジで強い」と実感できたようで、これからは互いをリスペクトする関係を築いていくことでしょう。 青春!勝った方も負けた方も成長を思わせる後味が残るのが大洗女子の戦車道のいいところですよね。 普通に食事会して帰った連中もいたけど 試合後は恒例の陸でお買い物タイム。 活気が戻ったボコでデートに勤しむみほと愛里寿。 愛里寿は高校にする予定があるとのことですが、どこに入るかは未定の模様。 他に、大洗まで来ていたの福田と一緒に名物「たらし焼き」を食べるアさんチームのシーンが印象的でした。 3日後に1回戦を控えているという。 名門「コアラの園」とどう戦うべきか、かつての戦友にアドを求めたのです。 知波単といえば「突撃」が印象的ですが、アさんチームはそのワンパターンさを否定することなく 「人それぞれの食べ方があるたらし焼きのように、それぞれに合った戦い方がある(意訳)」と何かいい感じのこと言った風に難しい質問をクリアするのでした。 その他の1回戦は結果が出揃った模様。 勝ち上がったのは 聖グロリアーナ、サンダース、、、黒森峰、そして継続高校。 ものの見事に かつて大洗と共闘したメンツばかりが残ったのでした。 継続のミカは出場する気があるのかないのかよく分かりませんでしたが結局出てたのね。 このトーナメントからも色々と考察ができますが、展開としてオイシイのは未だ実現していない 大洗vs継続高校、そして三度目の正直となるか、 聖グロリアーナとのリベンジマッチでしょうか。 隊長として頑張るエリカの掘り下げもあるといいな。 大洗の試合だけでなく、ライバル校同士の戦いも見てみたいですが尺的に厳しいかなー! 桃から沙織への、生徒会広報の引き継ぎの様子も描かれました。 今明かされる、桃ちゃンちの事情。 「無遅刻無欠席の桃ちゃんが勉強はからきしなのはなんで?」という疑問に納得が行きましたし、沙織も先輩が笑顔で卒業を迎えられるようにと、決意を新たにしたようでした。 そして、大洗の次なる戦いもまた近づいているのでありました。 桃が告げた、2回戦の相手は—。 ・後半 勝つしかない事情と隊長のプレッシャーがあるとはいえかつての仲間を「突撃しか能がない連中だから余裕だな」とか言っちゃう桃ちゃんほんとに素直だな…しかし「油断は禁物」としっかりたしなめる西住副隊長。 1回戦と同じ轍を踏むわけには行きません。 2回戦の舞台は密林。 サメさんチームの海賊旗が木に引っかかりまくってひたすら邪魔である。 しかしサメチームリーダー・お銀のこだわりでもあるようで… そうこうしてるうちに持ち前の機動力を生かして知波単が先攻を取ってきた。 避けきれないサメチーム。 折れる海賊旗… 自らの魂を傷つけられたお銀はあろうことか単身突撃。 みほと桃の制止にも耳を貸しません。 それどころか「いくら姉さんの命令でも従えません!」と完全に熱暴走状態。 旗は折られても敗北フラグは立てるな重要な情報として お銀は桃の命令に絶対従順というわけではないことが判明。 結局撃破され、「次からは心の旗を掲げよう」と反省するお銀でしたが、今後の戦い次第では 桃を守るために退却命令を無視して散る展開などもあるやもしれませんね…1話に比べると出番の少なかったサメさんでしたが次回以降に期待ですにゃー。 ついでにアリクイさんとの出番ももっと欲しいぞなもし あと旗のくだりでカバさんチームが聖グロとの練習試合を思い出して「歴史は繰り返す」って言ってたシーンで観客みんな笑ってました。 若きブレーン・福田の「足踏み突撃(停止射撃)」、「さよなら突撃(転進)」といった校風に沿った新たな作戦(作戦?)で、劇場版の時には無かったさを手に入れていた知波単は、もはやかつての弱小校ではありませんでした。 一歩リードしてもなお深追いせずにヒットアンドアウェイで堅実に攻める知波単に、大洗もなかなか攻めに転じることができません。 そんな中、密林には雨が降り始め、地面に変化が起こります。 池にハマったカモさんチームを引き上げるのに一苦労。 今回何かと苦労が多いハイブリッド風紀委員ズ。 服も顔も泥まみれになっちゃいました。 ちなみに2回戦はBCのマリー、押田、安藤、アズミも見に来ていたのでありましたがマリーは雨が降り出したあたりで「薔薇風呂に入ってもいいかしら?」とか言い出す始末…この指揮官やる気あんのか!?まぁ他校の試合だしいたずらに長引くと暇なんだろうけど… 応援しにきて寝過ごす連中もいたし 雨もあがり、試合は夜戦へともつれこみました。 実はでは貴重な夜戦。 知波単の福田も「夜戦は初めて」らしいです。 大洗にとっては夏の戦以来でしょうか。 目がこれ以上ないほど輝いている麻子を見て華が驚いてました。 「夜になると知波単は必ず仕掛けてくる」—みほの洞察は的中し、敵は来た。 ……水中から! デカいワニにビビらないウサギチームもだいぶ肝が座ったものだなぁと感心しますが、日本の淡水域にワニっていないはずでは…それもそのはず、ワニのように見えたそれは巧妙に(?)偽装された知波単の戦車でした。 機動力で攻め立てる知波単。 逃げる大洗は初動が遅れたためかなりピンチに陥りますが、そこは新西住流。 ちゃんとカウンターを用意してありました。 福田もそれに気づいた!しかし僅かに遅かった! 昼にカモさんがハマった窪地へと誘導され、雨で柔らかくなった場所にフラッグ車を閉じ込められた知波単。 フラッグだけでなく結構な数の戦車隊でつっこんだため消耗戦の様相に。 このままでは負ける…絶対的不利な状況でも決して逃げ腰にならないのが知波単の長所ですが、西隊長は「全力で戦って勝つことこそ西住さんへの恩返し」であると、ただ一人冷静さを失っていませんでした。 そして思いもよらないことを口にします。 西さん「転進ではない、撤退だ!」 戦略的撤退—作戦会議で可能性に上ったことすらない命令に、メンバーは動揺を隠せません。 そもそも、今や「転進」といえば素直に従うメンバーです。 しかし敢えて「撤退」の意識を曲げない西さん。 「我々は変わらなければならない」と…突撃だけではない、新たに獲得した強さを活かすために今は逃げる時なのだと。 瞬間、福田をはじめとしたメンバー全員の心に冷静さの炎が灯りました。 窪地に残っていた僅かな抜け道から大洗を振り切るチハ戦車たち。 大洗は惜しいところで勝機を逃し、一方の知波単も偽装バルーンの手札を晒した状態での、両者一歩も譲らぬ展開で試合は第3話へと持ち越されます。 前半のBC戦でもそうだったんですが、今回みほが通信で味方に指示する場面は少なく、またそのような場面でもボイスが当てられていなかったりしました。 代わりに、 戦いが盛り上がる場面においては相手チームに視点が切り替わり、台詞の情報量も相手チーム側に重きが置かれていました。 この演出には、みほの戦術の奇抜さを引き立てる効果(術中にハマる側の視点になるため)と、観客が相手チーム側に感情移入するように仕掛ける効果があります。 場面が夜に切り替わってからは殆ど知波単の西さんと福田が主人公のようなもので、そちら側に感情移入している観客としては西さんの発言が重く響いたし、福田の涙を見てこちらも涙ぐんでしまったのでした。 「戦いながら成長する」という恐るべきポテンシャルを秘めていた。 突撃精神をコンし始めた彼女たちを見て、私は「初戦では弱いしか使ってなかったのにストーリークリア後に本気を出してきたジムリーダーとの再戦」のような緊張感を抱いたのでした。 我ながらどんな例えだよって思うけど本当にそう思ったんだよ…… 私が『最終章』全6話に期待していたのは、「『劇場版』で新たに登場した、継続高校の活躍をもっと見たい」ということでした。 その一部がこれ以上ない形で見られたので大満足です。 第3話の公開時期は未定ですが待った分クオリティに磨きがかかるシリーズなので期待してます!マジで!まほお姉ちゃん元気かな mellvit.

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