自粛 いつまで。 「緊急事態」はいつまで続くのか?に対するひとつの考え

「自粛生活いつまで」 たまるストレス、疲れも 栃木県民の声|社会,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|新型肺炎

自粛 いつまで

この知識はこんな方におすすめ• いつまで続くのだろうか…• なんとか乗り越えたい いつまで続ける必要があるのか? 皆さん自粛中で辛い状況が続いているかと思いますが、そもそも、この自粛というものは、科学的に考えたらいつまで続けなくてはいけないのかということを今回は紹介させてもらいます。 大阪などは、自粛を解除するための基準として具体的な指標も示してくれていたりします。 実際に、状況としてどの辺りまでになれば、国や行政機関が言うような自粛を解除してもいい状態までなるのかということについては、世界的な研究者たちが議論してくれています。 念のために言っておきますが、海外のデータを元に分析したものですから、日本では、いわゆるロックダウンや外出禁止令まで出したりすることができませんので、どこまで当てはまるのかということについては考える必要もあります。 とはいえ、参考になるデータかと思いますので、そこからどこまで我慢する必要があるのかということをある程度理解していただけたらと思います。 2つの指標から感染パターンを予測 この自粛どれだけ続ければいいのかということについては、当然ですが、正確に予測したり答えに導くことは難しいものです。 ですが、南カリフォルニア大学が興味深いデータを出してくれているので参考になると思います。 世界36カ国のウィルスの感染パターンについて調べた分析で、主に2つの指標を調べて、自粛をどれくらい続ければいいのかということを解析してくれています。 まず1つ目として、 ウイルスの日次増殖率です。 これは1日ごとの感染者症例数の増加率です。 もう1つが、 累積症例の倍数までの時間です。 これは累積の感染者症例数が2倍になるまでの時間の長さです。 この2つを指標として調べてくれています。 どうやら、この2つの指標は感染パターンを把握するためにかなり信頼度の高い指標になると言われています。 ですから、1日ごとの新規感染者数の増加率と感染者数が倍になるまでの時間の長さをチェックすると、実際のウイルスの感染状況がある程度見えてくるとされています。 詳しい内容については、今回の参考文献を見ていただきたいところですが、結論として示されているのは、国がいわゆるロックダウンをしたり外出禁止ような強烈な行なった場合でも、少なくとも44日間はかかるとされています。 ですから、イタリアやフランスのように完全に外出禁止のようなことを行った場合でも、少なくとも44日間は続ける必要があるとしています。 つまり、都市をロックダウンさせて外出禁止にしたとしても、その効果が出るまでには44日間もかかるということです。 さらに、このようなロックダウンや都市封鎖のようなことを行い、感染ペースが落ちてきたといった効果が見えてくるまでには3週間が必要だとされています。 ですから、新規の感染者数が和らぐまでには3週間を必要とするということです。 そして、実際に、その感染者数がコントロール可能な段階になってくるまでには、およそ1ヶ月程度はかかるというデータもあります。 さらに、完全な封じ込めを達成するまでには、完全な自粛をしたとしても45日間かかると計算されています。 ですから、外出禁止にして国境を封鎖して、感染した人を完全に隔離するということをしたとしても、約45日程度は封じ込めまでに時間が必要になるということです。 要するに、 ちゃんと自粛ができていれば、3週間目ぐらいで新規感染者数のペースが徐々に落ち始めて、それがコントロール可能な段階に入ってくるまでにはおよそ1ヶ月ぐらいは必要になり、さらにそれを続けて45日ぐらい経ってくると、感染の封じ込めができるようになってくるのではないかというデータです。 日本では外出自粛ではあります。 ロックダウンなどよりは弱いかもしれませんが、みんなで1ヶ月ぐらい我慢してさらにそれが伸びていますが、その自粛がちゃんとうまくいっていれば、そろそろ効果も出てくるのではないかということが言えるのではないかなと思います。 自粛率によるシュミレーション ただし、この辺りについては気になる研究もあり、自粛は全員しているわけではありません。 もちろん、このような状況でも仕事で出なくてはいけない人もいるのは理解できますが、わざわざこんなタイミングでパチンコに行くような人もいるそうです。 先ほど紹介したデータは完全に外出禁止にした場合ですが、一定の人たちが自粛をしなかったりする場合に、自粛率がどれくらいあれば封じ込めの戦略がうまくいくのかということを調べてくれた研究もあります。 つまり、国民全体の何パーセントの人たちが、しっかり外出の自粛すれば効果が出るのかということを調べてくれています。 これももちろん完全な予測ができるデータではありませんし、まだまだ研究段階のものなので、そこも踏まえておく必要はありますが、参考にはなると思いますので紹介しておきます。 シドニー大学の研究で、数学的なシミュレーションを使って、オーストラリアにおける新型コロナの拡大や隔離対策がどのような状況になっていくのかということを調べてくれています。 今日本では、皆さん自粛をして頑張っていると思います。 もちろん、ずっと自宅の中にいないといけないというわけではありませんし、人混みを避けてさえいれば散歩をしたり必要な外出はしてもいいと思いますが、そのような人と触れないということを徹底している人が、国民の8割だったとしても4ヶ月もかかってしまうということです。 では、その割合がもっと下がったらどうなるのでしょうか。 ですから、日本でも自宅待機率を8割にしようということを言っている人がいますが、これもこのシュミレーションから見てみると結構正しいわけです。 これはあくまで数理モデルですから、どこまで実際に当てはまるのかということも考える必要がありますし、オーストラリアのデータですからどれぐらい日本に当てはまるのかということはわかりませんが、このような研究を見てみても、やはり、 出来うる限り家にいるというのが大事だということが理解できます。 後半の研究は数理モデルですから、そこまで悲観的に考えないとしても、大体ちゃんと自粛することができれば1ヶ月半から2ヶ月ぐらいで終息していくのではないかとか、ちゃんと続けることができていれば、長くても2ヶ月強から3ヶ月ぐらいで落ち着いてくるのではないかというデータも結構出ています。 あくまでそれぞれの研究なので、実際のところは分かりませんが、皆さんも何かと辛い状況かとは思いますが気をつけていただき、一緒にこの状況を乗り換えで行くことができたらと思います。 定期的な運動もとても大切です。 とはいえ、わかっていても運動するのは面倒だという人も多いでしょうし、外出できない中では長時間の運動も難しいと思いますので、自宅で簡単にできて、時間もかけずにできる効果的な運動について解説した動画を紹介しておきます。 1日たった4分で自分の免疫力を高めて体調を良くするための運動で、体型を保つことも出来るようになります。 ぜひチェックしてみてください。 今回のおすすめ本 今回のおすすめの本としては、1冊目は、やはり体調を整えるためにはを紹介しておきます。 これは、進化医学の観点から、体調を整えるためにはどうすればいいのかということを分かりやすく解説してくれている素晴らしい本で、体調を整えるための教科書として使える本です。 そして、2冊目は、です。 今回コロナウイルスによりウイルスとは怖いものだと皆さん思ったと思います。 ですが、このウイルス自体は生物にとって重要な役割も果たしているもので、生物はウイルスにより進化してきたものだという話が紹介されています。 ウイルスに対する理解を深めることができれば、もちろん、安心することはできなくても無駄に不安になりすぎることもなくなるのかと思います。

次の

「コロナ禍」はいつまで続く?:2022年終息説ほかいくつかのシナリオ

自粛 いつまで

>新型コロナのせいで、どんどんイベントが自粛されていきますね。 各種スポーツ大会・サンリオなど遊園地の閉鎖など、色々な問題が起きていますよね。 何故か、東京マラソンは「自己責任で開催」する様ですが・・・。 春の選抜高校野球も、「無観客試合」が検討されているとの話もあります。 阪神球団は「試合時の風船禁止」を発表しました。 >いったいいつ頃収束すると思いますか? 現時点では、誰も分かりません。 そもそも、プリンセス号の責任問題も不明ですよね。 船は、イギリスの法律が適用される。 船の運航は、アメリカの法律が適用される。 接岸した船は、接岸した国が権利を行使できる。 国内外で(日本政府の)対応が批判さっれていますよね。 が、イギリス政府・アメリカ政府は「一切知らんふり」なのです。 また、WHOはユネスコと同様に「中国に忖度した行動」を行っています。 日本だけでは、何も出来ませんから現時点では不明です。 ただ、イギリスでは「東京オリンピック・IOC札幌マラソン大会を、ロンドンで代理開催する」と選挙公約にしている方々が増えています。 つまり、ヨーロッパでは「8月以降に収束か?」と考えている様です。 余談ですが・・・。 安部ちゃんも、中国に忖度しないで「早くから、中国国内からの移動をストップ」するべきでした。 いつもお世話になっております。 皆さんの感じてらっしゃる自粛疲れはどんなものでしょうか? 家でゴロゴロしてたい私には自粛で体力、気力がどんどん回復する感じ ですけど、よく聞く自粛疲れはどんなものかと思いまして。 まぁ、長引く自粛とコロナへの恐怖、色々停滞して将来への不安もありますね。 タイトルでなんか私が言ってますが、アクティブな方、 デートを楽しみたい方、外食が趣味な方等には現状、 とても窮屈なのは想像できます。 私は幸い、お金さえあれば自宅の自室からなるべく出ずに過ごしたい 引きこもり気質ですのでなんら不便はなかったりするので、 想像はできますがイマイチ、ピンときません。 お暇つぶしにでも生の声をお聞かせください。

次の

大阪府の外出自粛要請期間はいつからいつまで?ランニングや公園はいいの?

自粛 いつまで

1 COVID-19による緊急事態宣言下の自粛要請はいずれ終わる。 その出口は、早いか遅いかの違いで必ずやってくる。 本稿をまとめている2020年5月なかばにおいては、日本の39県ですでに緊急事態宣言が解除されており、残りの8都道府県でのみ継続中だ。 遠からず感染の収束が確認されたら、すべての都道府県で解除されることになるだろう。 しかし自粛要請が終わったからといって、すぐにかつての日常が戻ってくるわけではない。 当面、ぼくたちは、行動を変容させた「新しい日常」の中で、「コロナ禍」と付き合っていくことになる。 では、それはいつまでだろう。 答えは、多くの人が気づいているように、「最短でも1年以上」だ。 「ワクチンか画期的な治療薬が開発されて、広く使われるようになれば、究極的な解決、といえるかもしれません。 でも、それには最短でも1年半から2年かかります。 それに、ワクチンができない感染症も多いので、COVID-19のワクチンができる保証はないんです」 ワクチンができれば病気にかかることなく免疫をつけることができるので、ぼくたちは一気に集団免疫(herd immunity)を確立することができる。 しかし、ワクチンの開発は、時間がかかるだけでなく、病原体によってはワクチンができないこともある。 例えば、マラリアには効果的なワクチンがないし、2014年に日本で流行したデング熱も初回の感染より2度目の感染の方が重症化することがあり安全なワクチンの開発が難航している。 COVID-19がそのような厄介な性質を持たず、ワクチンが十分な免疫を与えてくれるものだとしても、臨床試験(治験)を終えて、ゴーサインが出るのは1年以上先の話だろう。 また、よく効く治療薬が開発されて、COVID-19が「怖い病気」ではなくなれば、それも状況を一変させる力を持つだろう。 しかし、既存薬の中にそのようなものがなければ、新しく開発される薬に期待するしかないし、それがうまく見つかったとしても、やはり慎重な臨床試験を経て承認されるので、それが市中の病院で安心して使えるようになるはずっと先の話だ。 それによると、最短で終息する場合というのは、1年間で世界人口の40から70パーセントが感染して、集団免疫がついて、Rが1未満になって終息する場合です。 1年以内に全世界の半分ぐらいの人が感染すれば終息すると。 でもこれ、世界人口を考えたら、控えめに見ても900万人が死亡することになりますし、医療的対処の許容量を超える『オーバーシュート』が起こるとIFRも上がるので、最悪5250万人が死亡という計算ができてしまうんですよ。

次の