ハルトマン 点滴。 ハルトマン−G3号輸液の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

医療用医薬品 : ハルトマン

ハルトマン 点滴

どれくらい命があるかは今後の状況によって異なる戸思います。 現在絶飲食で点滴のみということで経管栄養(いわゆる鼻から管を入れて栄養剤を流す方法)や胃瘻 お腹に管を通して胃に直接栄養剤を入れる方法 は行われてないのですよね。 あとは輸液の内容によります。 腕などの末梢静脈から薄い輸液を入れているか、首などの太い静脈 中心静脈栄養 から1日に体が必要とするエネルギー量を入れているかによっても変わってきます。 栄養剤の注入があるとすれば栄養剤の逆流による誤嚥性肺炎のリスクがあり、中心静脈栄養ではカテーテルの刺入部の感染による合併症のリスク 心不全、腎不全などの臓器不全・呼吸状態悪化など が考えられます。 そういったことがなければ現在の医療により延命は可能です。 あとは本人の状態により個人差があるのでもう三途の川に足を踏み入れたような状態の方でも持ち直して退院といったこともありますので一概にどれくらいとはいえません。 あとはご家族の方が本人の容態が急変した時の処置をどうするか 呼吸困難時に挿管するかなど などを医師と相談し、今後の方針を決める必要があると思います。 ご本人の意識が清明でないため、意思疎通を図るのは難しいと思いますが、親戚の方などと思い出を語り合ったりして残りの時間を大切になさってください。 参考になれば幸いです。

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単独投与が望ましい注射剤の一覧【看護師なうスキルアップ情報】

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使用上の注意 (添付文書全文) (禁忌) 高乳酸血症の患者[症状が悪化する恐れがある]。 (慎重投与) 1.腎疾患に基づく腎不全のある患者[水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化する恐れがある]。 2.心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。 3.重篤な肝障害のある患者[水分、電解質代謝異常が悪化する恐れがある]。 4.高張性脱水症の患者[本症では水分補給が必要であり、電解質を含む本剤の投与により症状が悪化する恐れがある]。 5.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化する恐れがある]。 (高齢者への投与) 一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。 (適用上の注意) 1.開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。 2.調製時: 1).本剤はカルシウム塩を含有するため、クエン酸加血液と混合すると凝血を起こす恐れがあるので注意する。 2).リン酸イオン及び炭酸イオンと沈殿を生じるので、リン酸塩を含む製剤又は炭酸塩を含む製剤と配合しない。 3.投与前: 1).投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具の消毒)。 2).寒冷期には体温程度に温めて使用する。 4.投与時:ゆっくりと静脈内に投与する。 (取扱い上の注意) 1.プラスチックバッグを包んでいる外袋の破損及び内側に液滴が認められる場合や、内容液に着色又は混濁等の異常が認められる場合は使用しない。 2.ゴム栓部のシールフィルムが万一はがれているときは使用しない。 4.通気針は不要であるが、輸液の液量が少なくなると排出速度が低下してくるので、滴下速度に十分注意する。 また、輸液の液面と静脈針との落差を保つようにして点滴静注する。 5.連結管(U字管)による連続投与は行わない(2バッグ以上の連続投与を行う場合は、Y型タイプの輸液セットを使用する)。 6.容器の液目盛りは、およその目安として使用する。 処方薬事典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。

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ハルトマン輸液pH8「NP」の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

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また、最近調子が悪くて、以前点滴をして調子がよくなった経験があるから、点滴をしてほしいといって来る方もいらっしゃいます。 しかしながら 一般的に行われている点滴剤の中身は、水分にナトリウムなどの電解質を加えたもので、風邪を治したり調子を良くしたりするような効果はありません。 ここでは、そのような点滴について詳しく説明したいと思います。 まず、点滴って何? まず点滴とはそもそも何かというはなしから始めましょう。 点滴とは血管の中に管を固定して、投与するべき薬剤の袋を管でつなげて高い位置に固定し、重力を利用して徐々に血管の中に投与していく方法のことです。 もう少しくだいて言いますと、点滴は、直接血管の中に液体状の薬を入れていく方法のことです。 それも注射器の注射のように一気に打ち込むのではなく、薬剤の袋を高いところにぶら下げて、重力を利用してゆっくりと入れていく方法です。 「点滴」という決まった成分の薬であるというわけではなく、点滴という言葉自体は「血管に管を固定して薬剤を投与する」という方法を指します。 点滴を行う際には、一般的には腕の静脈に細い管をいれて固定します。 採血では肘の静脈を刺すことが多いですが、点滴の細い管を肘に入れると、肘を曲げたときに薬剤の流れが止まってしまうので、基本的には肘を曲げても大丈夫なように前腕(ひじ〜手首までのあいだくらい)の静脈に管を固定します。 点滴は血管の中に直接薬を投与することができるため、口から薬を飲めない場合や、緊急事態で口から薬を飲んで胃や腸で吸収されるまで待っていられないような場合に必要となる方法です。 また、薬の種類によっては、点滴でないと投与できないような特殊なものも存在します。 点滴ってなんのためにするの? 点滴をする目的というと、大きくわけて3つあります。 「水分および栄養補給」、 「薬剤投与」、 「薬剤投与の備え」です。 以下、ひとつずつ見ていきましょう。 水分および栄養補給 まず、点滴を行う大切な目的の一つとして、水分および栄養補給が挙げられます。 これは、主に 何らかの理由で口から水分と栄養を補給できない場合や、速やかな水分と栄養の補給が必要な場合に行われます。 例えば、水を飲んでも吐いてしまうような場合、腸の病気でご飯を食べてはいけないような場合などに、口から水分と栄養を採る代わりに、血管の中へ直接水分と栄養を入れるわけです。 ただし、通常の点滴では前述のように腕の静脈に管をいれますが、カロリーの高い点滴をそういった細い静脈に入れると静脈炎を起こしてしまうため、通常の点滴で投与できるカロリーはとても少ないものです。 長期にわたって口から食事を採れないような場合、栄養補給のために高カロリーの点滴が必要になりますが、そのような場合には腕の静脈からではなく、中心静脈といって大腿静脈、内頚静脈、鎖骨下静脈などの太い静脈に、管を留置します。 中心静脈に点滴の管を入れる場合には、皮膚の消毒や局所麻酔などを行う必要があり、また使う管も太く長い特別なものになり、出血などの手技の合併症の可能性もでてきます。 また、熱中症のように脱水状態があり、早急に水分や電解質を補正する必要がある場合にも点滴が行われます。 薬剤投与 点滴のもう一つの目的は、 薬剤を投与するためです。 治療薬の中には、飲み薬が存在せず、静脈から投与する形態しかないものもあります。 そのような薬は、点滴の管を通して血管に直接投与します。 また、前述のように何らかの理由で口から薬を飲めないけれども薬を投与しなくてはいけないという場合にも、点滴によって必要な薬を投与することになります。 吐いてしまうとか、腸の病気の場合もそうですが、本人の意識がないような場合なども、点滴から薬を投与することが必要になります。 薬剤投与の備え 救急外来などにかかったことがある方は、点滴の管をいれたことのある方が多いかもしれません。 すぐに薬剤を投与する必要がなくても、 薬剤を投与するかもしれない場合に、前もって点滴の管を入れて薬剤の投与ルートを確保しておくというケースです。 なんらかの症状があって救急車で運ばれた患者さんに対しては、医療者は常に急変する可能性を考えて行動しています。 突然けいれんしたり、意識がなくなったり、急に不整脈が出たり、という可能性を考えて、あらかじめ薬剤を投与するために点滴の管をいれます。 この場合の点滴の中身は薬ではなく、水分補給につかうような水分に電解質を混ぜたものをつないでおくだけです。 「このまえ救急外来で点滴してもらいました」という患者さんの多くが、実はこの「つないでおくだけ」の点滴だったりします。 点滴の中身は何が入っているの? 一般的な点滴というのは、最初に述べたように水分に電解質を混ぜたものです。 点滴といっても特殊な抗がん剤の点滴などもあるわけですが、ここではそういった特殊な薬の話はおいておきます。 この「水分に電解質を混ぜたもの」は水分補給で使われたり、薬剤の投与ルートの確保のために使われたりします。 具体的な成分を例を挙げてみてみましょう。 ラクテックという点滴剤があります。 乳酸リンゲル液とも呼ばれます。 ラクテック500 ml中に入っているのは• 塩化カルシウム水和物 0. 1 g• 塩化カリウム 0. 15 g• 塩化ナトリウム 3. 0 g• 55 g です。 食塩水にカリウムと乳酸を少量溶かした成分ともいえます。 ラクテックは等張性電解質輸液と呼ばれる点滴剤のひとつで、血漿とナトリウム濃度が近く、 出血や脱水などの際に失われた水分や電解質を補給する目的で使われます。 ちなみに少量のブドウ糖を加えたラクテックDというものもありますが、これは上の成分に25 gのブドウ糖を足したものです。 大塚製薬 ラクテックD添付文書より ラクテックDではカロリーにして100 kcalが加えられています。 100 kcalというと、ご飯をお茶碗半分くらいのエネルギーです。 もうひとつ点滴剤の例をあげてみます。 ソルデム3Aという点滴剤があります。 これの成分は、500 mlあたり• ブドウ糖 21. 5 g• 塩化ナトリウム 0. 45 g• 塩化カリウム 0. 745 g• L-乳酸ナトリウム 1. 120 g となります。 ソルデム3Aは先ほどのラクテックよりナトリウム濃度が薄く調整されていますが、1日に生体が必要とする水分量を投与すると、その他の電解質も必要量になるように調節されていおり、 ソルデム3Aは維持液と呼ばれる種類の点滴剤の一つです。 風邪に点滴は効かないの? 風邪で点滴をしてくださいという方がいらっしゃいますが、残念ながら点滴では風邪は治りません。 上に挙げたように、水分に電解質を加えた程度のものを血管内に投与しても、風邪を治す効果はありません。 点滴の中には細菌をやっつける抗生物質の点滴もありますが、多くの風邪は細菌ではなくウイルスによって引き起こされるもので、ウイルスに対しては抗生物質の点滴も効果はありません。 以前は風邪にビタミン剤を点滴していたこともあったようですが、現在では 風邪の治療にビタミン剤は効果がないことが証明されており、そのような点滴は行われなくなりました。 点滴が必要なのは、食事や水分が採れなくて脱水となってしまっているような場合に限られます。 逆に口から食事や水分が採れるのであれば、腕に針を刺す痛いことをしてまで点滴をする利益はないともいえます。 まとめ 点滴とは 血管内に管を入れて薬剤などを投与する方法のことです。 点滴をする目的には、 「水分および栄養補給」、 「薬剤投与」、 「薬剤投与の備え」があります。 一般的に水分補給や薬剤投与ルートの確保を目的とした点滴は 水分に電解質を加えた程度のものしか入っていません。 通常の腕から行うような点滴では栄養補給も微々たる量しかできません。 そして、現在存在する点滴には風邪を治すような効果はありません。 点滴に対して、特別な万能薬のようなイメージを持つのは、残念ながら間違いということになります。 おまけ ちなみにスポーツドリンクとして有名な ポカリスエットの開発時のコンセプトは「飲む点滴」だそうです。 ポカリスエットには多くの電解質が含まれていますが、ナトリウムイオン濃度で考えると、上に挙げた維持液であるソルデム3Aに近いともいえるかもしれません。 スポンサーリンク 当ブログを見ていただきましてありがとうございます。 一応医師免許もって内科医やってます。 勤務医です。 インターネット上での正確な医学情報の拡散に興味があり、ブログをやっています。 このブログでは主に病院に行く人に役に立てばと思う話や医者の本音的な話を書いてます。 このブログの目的は、「病院に行かないで済むように情報を提供する」ではなく、「病院にかかるときに知っておいた方がよい情報を提供する」ことです。 ブログおよび管理者についての詳細はもご参照ください 記事内容は専門用語はなるべく避けて一般の方にわかりやすくを心がけていますが、そうなっていない部分があったらご連絡いただけると幸いです。 メディア掲載実績 2016年12月7日• Facebook Page• 当ブログを見ていただきましてありがとうございます。 一応医師免許もって内科医やってます。 勤務医です。 インターネット上での正確な医学情報の拡散に興味があり、ブログをやっています。 このブログでは主に病院に行く人に役に立てばと思う話や医者の本音的な話を書いてます。 このブログの目的は、「病院に行かないで済むように情報を提供する」ではなく、「病院にかかるときに知っておいた方がよい情報を提供する」ことです。 ブログおよび管理者についての詳細はもご参照ください 記事内容は専門用語はなるべく避けて一般の方にわかりやすくを心がけていますが、そうなっていない部分があったらご連絡いただけると幸いです。 メディア掲載実績 2016年12月7日.

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