原爆を落とされても、沖縄を占領されても、 武器を脅されて買わされても、それでも大人しく 米国にしっぽを振っている日本人が笑える。 というより、反吐が出る。 グローバリズムを称賛し、株主資本主義を礼賛する 馬鹿なMBAを自慢する官僚と米国のご機嫌を取ることが 外交だと思っている政治家、株主資本主義の権化である 経団連に尻尾を振る連中、おそらくこの国はいずれ2極に 分裂するでしょうね。 その時は数が多い方が勝つ。 いまだに右翼左翼のレッテル貼りをしている情けない男が この回答者の中にもいますが、何の説得力もない論理で 自己満足しているだけだということに気が付かない。 米国に嬲られても、脅されても、騙されても、そのことに 気が付かない情けない連中、しかも先を争って米国の先兵として 先駆的な人々を嘲弄するだけでなく、その足を引っ張る連中 がいる。 それは丁度、小学生の動物園見学としての面白みではなく、 高校生の社会見物としての可笑しみでもあるかもしれない。 とっとと、地獄に落ちて欲しいものである。 彼は年齢からみてアメリカによる植民地時代を知らない。 しかし、若い頃、共産主義や社会主義を学んだからそれがシミついているのでしょうね。 育ちが悪い者が左翼思想を身に付けるとアアナル中国も同じ。 品がない。 現状「思いを遂げるための資金集め」にしか目が行かない人に見える。 麻薬撲滅の気持ちはワカルが。 手法がちょっとね~。 アメリカがフィリピンを植民地にしていたのは知っているのだろう。 太平洋戦争で日本軍がフィリピンを占領していたのを掃討するために、当初は市街戦を行ったのだが、米兵の損害が大きいと言うことから海上からの艦砲射撃に加えて、周辺地域からも大砲をぶち込むと言うことを延々と続けた。 マニラの人口密集地帯に、まさに無差別に砲弾を雨あられと降り注ぐと言うことを連日行ったのだ。 そこには大勢のフィリピン人が住んでいるなどということは気にもかけていないかのような振る舞いに、多くのフィリピン人は激怒したことだろう。 結局日本軍を遙かに超える市民が砲弾の犠牲になったと言うことがある。 多分、大統領はこうした話を聞かされて育ったのだろう。 彼は,どうもマフィア感覚で政治をしているようですね。 利あらば付き,なくば恩人さえも簡単に裏切る。 近代国家では考えられない麻薬撲滅作戦を実行中のドゥテルテ。 内政干渉をおそれず反日が非難できるのは米国大統領だけでしょう歴史的な経緯から見て。 ドゥテルテ大統領には,耳が痛かったはずです。 だから,オバマ大統領を個人攻撃,人格攻撃した。 まさしくマフィアの理屈です。 でも,だからこそ国民の支持率も高い。 フィリピン版劇場型政治でしょう。 このタイプの比大統領は,過去いなかったと思います。 しかし,さすがに米国を怒らせるのはまずいと分かってきたようですね。 当然です。 アメリカを怒らせたら,どうなるか。 ちょっとはアメリカという国を研究すべきだったでしょう。 側近は何をしているのか。 支持率だけで国政を壟断するなと言いたくなります。 世論に弱いのは,独裁政権,軍事政権から民主化して歴史の浅い国に共通する要素です。 韓国もそうですね。 ドゥアルテは反米か。 違います。 マフィアなので,利あるほうに付いただけです。 よりによって,中国に。 この辺の愚は,日本の首相などがじっくりと話すと思いますよ。 歴史的経緯もありますが、 本質的には口だけ出して金を出さないからです。 ドゥテルテ大統領の麻薬撲滅は、 実は経済政策なのです。 また、フィリピンは、近隣諸国に比べて、海外からの製造業への直接投資流入が少ないため、雇用創出が不十分で失業率が高く、それが原因で 1000 万人もの OFW が海外で働かざるを得ないという構図になっている。 フィリピンへの直接投資が少ない理由は、政治が不安定で治安が悪いというネガティブなイメージが日本企業をはじめとする外国投資家の間で定着してしまったためである。 今後、フィリピンへの直接投資が拡大するには、信頼度の高い安定した政治を中長期的に持続できるかどうかが大きなカギであり、その意味で、2016 年の次期大統領選挙でどのような政権ができるのかが注目される。 ------- by 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 ロイター通信によると、 米国からフィリピンへの直接投資は年間4億~5億ドル弱で、 フィリピンへの経済発展には寄与していません。 (日本の昨年のフィリピンへの直接投資は米国の2倍以上の1,178億円) マルコス政権の時代から、 米国は自国の軍事的影響力を拡大するためだけにフィリピンを利用して フィリピンの発展にはほとんど無関心でした。 そのような米国から上から目線であれこれ指図されるのは 耐えがたい屈辱感を感じるのでしょう。 だから多額の資金援助と資本輸出をしてくれる 日本とは仲良くしたいのです。
次の年明け、その街を歩いた。 マニラから来てまず驚くのは、タクシーの運転手が乗車拒否をしないことだ。 メーターを素直に倒し、料金をふっかけない。 釣りさえくれようとする。 当たり前のようだが、首都圏ではそうはいかない。 何も要求せずに素直に目的地まで運んでくれる運転手は3人に1人もいればよい方だ。 小銭を返してもらった記憶もない。 治安の良さがウリのダバオには171台の防犯カメラが設置され、公共の場での禁煙も徹底されている。 コンビニでもたばこは買えない。 首都圏でも空調のある施設内は本来、禁煙だが、酒を出す飲食店ではかなりルーズに喫煙がされている。 ダバオでは規則は規則。 先月当地を訪れた日本人は、ホテルの前で喫煙していて1万ペソ(22000円)の罰金を取られた。 「他の街なら警備員に500ペソほど払って見逃してもらうところだが、ここでそんなことをしたら贈賄で逮捕されかねない雰囲気だった」とこぼす。 この街の風情は首都圏や他の都市と相当違う。 何といっても政治家の顔写真がほとんど見当たらないのだ。 フィリピンの多くの街では公共施設、庁舎、走り回る救急車などに必ずと言ってよいほど市長、議員らの写真と名前を掲げたポスターやステッカーがでかでかと、あたり構わず貼ってある。 公金で運営されている施設や車であってもお構いなしだ。 選挙で勝ったものの特権だといわんばかりである。 しかしダバオではそれがない。 一人を除いて。 例外はやはりドゥテルテ氏だ。 が、それとてたいした数ではない。 個人や支持者が自宅、会社の軒先に張り出したものに限られ、公共施設、まして救急車ではみかけない。 爆竹も乗車拒否も喫煙も政治家の写真もすべてドゥテルテ氏がやめさせた。 市の中心部から車で30分ほどの団地にあるドゥテルテ氏の自宅前には等身大の写真パネルがある。 一日200人から700人が訪れる新たな観光名所だ。 観光バスで乗りつける団体もある。 訪問者は必ずこのパネルと並んで写真に納まる。 何もなければ普通の家と変わらないので「せっかく多くの人が来てくれるのだから目印にでも」と大統領の知人が本人の了解を得てパネルを立てたという。 私が訪れた時も一時間足らずの間に30人ほどがやってきた。 埼玉からきたという日本の老人ふたりは「評判の人だからね。 この街で他にみるところもないし」と話していた。 ドゥテルテ大統領の自宅前で記念撮影する訪問客=ダバオ市内、柴田直治撮影 当の住宅は、フィリピンの標準からみても質素といえる二階建てだ。 角地で間口は30メートルに満たない。 両隣は弟と息子がそれぞれ家を構えている。 市長になる前の1980年代初頭、団地が開発された際に購入してからずっと住み続けているという。 「このあたりは土地もまだ安いよ。 1平米2000ペソ(4400円)ぐらいだ。 そこに空き地がある。 あんた買わないかい。 フィリピンで一番安全だ」と近所の人に声をかけられた。 住宅地に入るには二つの検問を通り、それぞれ身分証を見せて署名をする必要がある。 自宅周辺は戦闘服姿の大統領警備隊とダバオ警察が囲んでいるほか、私服の公安も数多く配置されていた。 確かに安全かもしれないが、テロの標的になるかもしれない。 大統領の末娘(12)は観光客が押しかけるようになってから表で遊べなくなったという。 ドゥテルテ大統領の自宅前で記念撮影する訪問客=ダバオ市内、柴田直治撮影 団地の道端では屋台でTシャツやマグカップ、ステッカーなどドゥテルテグッズを売っていた。 近所の人が大統領に願い出ると、「道路をふさいで交通の邪魔にならないように」という条件でOKが出たという。 観光客の訪問は近所への迷惑を考え、午前8時から午後5時までに限定されている。 ドゥテルテグッズ 大統領がもたらす特需に静かな街も活気づいている。 同じ等身大のパネルが有名な菓子店前にもあった。 主力商品のドリアンイエマ(ドリアン粉とコンデンスミルクを固めた菓子)を以前からドゥテルテ氏が好んだことから、長年の支持者である経営者が設置を承諾してもらった。 「選挙中から売れ行きは上々」と店員はうれしそうだ。 ドリアン菓子店の前にもドゥテルテ氏の等身大写真パネルが=ダバオ市内、柴田直治撮影 ドゥテルテ氏は週の半分をダバオで過ごす。 これも地域経済の活性化を考えてのことと指摘する人がいた。 確かに表敬に訪れる外交官、財界人らが列をなす。 各国大使は大統領就任前にごぞってダバオ詣をした。 経済セミナーなども活発に催されるようになり、飛行機、ホテルの予約がとりにくいことも多い。 マニラの主要紙やテレビの記者も交代でダバオに詰めている。 突然の記者会見がしばしばあるからだ。 ホテルでは金がかかるとアパートを借りた社も。 フィリピン航空はセブ経由の成田直行便の就航を計画している。 政府観光省は、17年度のダバオの観光客を前年度5割増の900万人と見込む。 地元記者は「この街最大のアトラクションは大統領」と話した。 付随して交通渋滞も深刻さを増している。 通勤時間が前年の2~3倍かかるとこぼす会社員がいた。 不動産の値上がりも始まり、開発計画を先取りした土地の買い占めの噂も聞いた。 安倍首相の来訪は、日本政府が正式発表していないため、市民にはまだあまり知られていなかった。 それでも「大統領がいるから安倍首相も来てくれる。 きれいで治安のよい街をさらにアピールできる」と胸をはる人がいた。 ドゥテルテ氏が2013年、日本とフィリピンの友好を願って建てた『無憂』の碑=ダバオ市ミンタルで柴田直治撮影 「大統領はダバオあげての誇りだ」(地元ジャーナリスト)との認識は市民に共有されている。 地元大学の学長は「大統領はダバオのスタッフをたくさんマラカニアン(大統領府)に登用し、市全体のモラルが上がった」と話し、元判事は「これまでの中央政界にはなかったタイプの指導者。 人々の中に入って話を聞くことができる。 真の改革が進展する可能性がある」と評価した。 ドゥテルテ氏の側近を自認するバランガイ(最小の自治単位)議長は「フィリピンはいま、ドゥテルテ氏が市長になる前のダバオのような状況だ。 犯罪が横行し、麻薬中毒者であふれ、汚職が後を絶たない。 大統領は国全体をダバオのように立て直してくれるだろう」と鼻息が荒かった。 ドゥテルテ氏は市長時代、ローカルテレビに毎週末の番組をもっており、市の直面する課題や運営方針について地元のビサヤ語で市民に語りかけてきた。 週一回は市長室に市民を入れ、一人ひとりの陳情を聞いて解決策を部下に指示した。 毎回200人以上の列ができていたという。 自分でタクシーを運転して、街を巡回して強盗犯を捕まえたといった「都市伝説」も数多い。 一方、大統領就任以来の「麻薬との闘い」で6000人を超す死者が出ていることや、繰り返す暴言については市民の間で意見が分かれていた。 ドゥテルテ氏は先月、市長時代に3人を直接殺したと発言したが、これについて先のバランガイ議長は「事実だ」と断言する一方、「犯罪者集団との銃撃戦の際であり、法的にも問題はない」と付け加えた。 大学学長は「信じたくない話」と顔をしかめた。 地元ジャーナリストは「大統領になってから話す内容や口調が少々変わってきた。 受け狙いで話を作ったり、わいせつな俗語を連発したりすることは過去さほどなかった。 反応の大きさに少し舞い上がっている感じがする」と分析した。 麻薬との闘いについて学長は「殺す以外に方法はないのかと疑問に感じる。 市長時代も選挙で返り咲くと半年間は多くの人が死に、その後は落ち着いた。 国全体でも流血はそろそろ止まってほしい」と願う。 元判事は「確かに数は多い。 だが麻薬犯罪者がより多くの無辜の人を死に追いやることを考えれば、この国では仕方ないのことかとも思う」。 卑猥な俗語を連発したり、オバマ大統領らをののしり続けていることについて、学長は「国を代表していることを自覚してほしい。 口を慎むべきだ。 彼は街の誇りだが、こうした発言のあとは逆にダバオ市民であることが恥ずかしくなる」と批判した。
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