ご理解いただきありがとうございます 目上。 「ご連絡ありがとうございます」連絡の正しい敬語表現と使い分け方

「ご理解」の正しい使い方と注意点!類語や「ご了承」との違いも解説

ご理解いただきありがとうございます 目上

お取り計らいくださり、ありがとうございます• お取り計らいいただき、 これらの「お取り計らい」は、相手が 「物事が上手く進むように対処してくれた」ことに対する「配慮」や「気遣い」という意味合いです。 「お取り計らいくださる」と「お取り計らいいただく」は、どちらも相手に敬意を示した敬語表現ですが、以下の違いがあります。 くださる いただく 敬語 「与える、くれる」の尊敬語 「もらう」の謙譲語 主語 相手 自分 「くださる」は、相手が自分に何かをしてくれた時に使う尊敬語です。 一方「いただく」は、自分が主語になって相手から何かをもらった時に使うです。 感謝を述べる場合には、どちらを使ったからと言って失礼になることはありません。 しかし、相手が進んで行ってくれた厚意などには「お取り計らいくださり」と、尊敬語の「くださる」を使うと良いでしょう。 感謝を伝える場面での「お取り計らい」の使い方を、以下の例文で確認してみましょう。 お手数をおかけしますが、 お取り計らいのほどよろしくお願い致します。 恐れ入りますが、 お取り計らいくださいますよう、何卒お願い申し上げます。 恐縮ではございますが、 お取り計らい賜りますよう、お願い致します。 2-3.目上の人への使い方 「お取り計らい」は、感謝を伝える時には相手の「行動に対する配慮や気遣い」の意味で使います。 そのため目上の人にも、失礼なく使うことができます。 一方、依頼する場面では指図した印象を与えてしまうことがあるので、注意が必要です。 本来は、目上の人に対して依頼をする場面においても「お取り計らい」という言葉は正しい使い方です。 しかし、「上手く事を運んでください」のように指図したような印象を受ける人もいるので、使わない方が良い場合もあります。 目上の人に依頼をしたい場合には、 「協力」「何卒」などを使って以下の例文のように言い変えると良いでしょう。 お気遣い(おきづかい)• お心遣い(おこころづかい)• ご配慮(ごはいりょ)• ご高配(ごこうはい) それでは、それぞれの類語について以下で詳しく確認してみましょう。 3-1.お気遣い(おきづかい) 「」は、 「相手が配慮してくれる心、考慮してくれる気持ち」を指します。 「お取り計らい」と「お気遣い」には、以下のような違いがあります。 お取り計らい お気遣い 意味 事が上手く運ぶよう対処すること 相手が配慮してくれる気持ち 使う場面 感謝や依頼 基本的に感謝のみ 「お取り計らい」は、依頼をする時にも使える表現です。 一方「お気遣い」は「相手の気持ちや心」を指す言葉です。 「お気遣いよろしくお願いします」と言う場合は「配慮してくださいね」という意味になります。 ビジネスシーンで相手に直接依頼する場面では、失礼な表現になるため使いません。 ただし公共で不特定多数の人に禁煙を呼び掛けたりする際には、「お気遣いのほど、よろしくお願い申し上げます」というフレーズで使われます。 では「お気遣い」を使った例文を、以下で見てみましょう。 お気遣いくださいまして、ありがとうございます。 お蔭様で、体調も良くなりました。 結婚式の際には、 お心遣いをいただきまして、誠にありがとうございました。 3-3.ご配慮(ごはいりょ) 「ご」は、 「気配り、心を配ること」という意味です。 「ご配慮」も「お気遣い」と同様、相手の気持ちや心を指す言葉ですが、以下のような違いがあります。 お取り計らい お気遣い ご配慮 意味 事が上手く運ぶよう対処する 相手が配慮してくれる気持ち 気配り、心を配ること 焦点 相手のことを思いやる気持ち 相手のことを心配する気持ち 相手のことを想いやる気持ち 「お気遣い」は「ご配慮」に比べると、「心配」する気持ちが大きくなり、以下の例文のように使い分けます。 入院をしていたさいには、 お気遣いいただき嬉しかったです。 夜中の騒音は ご配慮いただきますよう、よろしくお願い致します。 3-4.ご高配(ごこうはい) 「」には 「気配り、気遣い」という意味があり、ビジネスなどで使われるフォーマルな言葉です。 「ご配慮」と同じ意味として使いますが、以下のような違いがあります。 取り計らい 配慮 高配 対象 相手の気配り、対処に対して 相手や自分の気配りに対して 相手の気配りに対して 「配慮」は相手からの厚意に使う他、「配慮が足りず、でした」のように自分の気配りに対しても使います。 一方「高配」は、相手の気配りに対してのみ使う言葉です。 では以下の例文で、「配慮」と「高配」の使い方を見てみましょう。 That was very thoughtful. Thank you so much. (素晴らしい 取り計らいだったよ。 ありがとう。 I appreciate your kindness. ( お取り計らいに感謝します。 ) まとめ 「お取り計らい」は、 「事が上手く運ぶよう対処すること、適切に取り扱うこと」という意味です。 ビジネスシーンでは、感謝を伝えたり依頼をしたい場面で用いられます。 目上の人に感謝を伝える時に、「お取り計らい」を使うのはOKです。 しかし、何かを依頼したい場面で「お取り計らい」が使いにくい場合には、「ご協力お願いします」や「何卒よろしくお願い申し上げます」などに言い換えて使いましょう。

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「お心遣いありがとうございます」の意味や使い方!目上の人への敬語とは

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「ご協力」とは、一つのことに対して、「ともに力を合わせて取り組んでいく」、「力を借りる」ことを意味する敬語表現です。 必ず、他者が存在しており、一人で取り組む場合には「ご協力」という言葉を使用することはありません。 「協」という感じ自体に、「力を合わせる」、もしくは「一致する」というような意味があり、「力」と組み合わせることで、意味をなしています。 特にビジネスシーンにおいては、同僚だけではなく目上の上司や取引先などとの協力関係が不可欠です。 一人で仕事をしていても、完結させることは難しいでしょう。 そのため、 ビジネスでは相手の力を借りることを依頼する場合に、敬語表現と組み合わせて、よく使う言葉と言えます。 We kindly ask for your cooperation. (ご協力よろしくお願いいたします。 Thank you for your cooperation. (ご協力のほど、よろしくお願いします。 I thank you in advance of your help. (ご協力をお願いします。 Thank you in advance~(ご協力をよろしくお願いします。 We would appreciate it if you could cooperate. (是非ともご協力をお願いいたします。 We kindly asked for your continued efforts. (ご協力をお願いいたします。

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感謝を伝える敬語表現|メールで感謝を伝える敬語例文・フレーズ

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「ご理解」の使い方 「ご理解ください」より「ご理解いただけますようお願い申し上げます」の方が無難 「ご理解ください」の「ください」は丁寧語なので、「ご理解ください」は正しい敬語になります。 「ご理解ください」は文法的には正しい敬語ですが、「ください」が命令文であるため少し丁寧さに欠けてしまう言い方です。 人によっては不快感を感じてしまいますので、注意が必要です。 よって、下記の言い方をすることで、目上の人に対しても使うことができます。 ・ご理解いただけますようお願いいたします。 ・ご理解いただけますようお願い申し上げます。 ・ご理解賜りますようお願い申し上げます。 ・ご理解くださいますようお願い申し上げます。 ・ご理解いただきたく存じます。 ・ご理解いただければ幸いです。 協力も求める場合は「ご理解ご協力〜」 理解と協力を一緒にお願いする際は「 ご理解ご協力」「 ご理解とご協力」という形で使います。 「 ご理解ご協力いただきますようお願い申し上げます」「 ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします」などと使います。 電車のアナウンスなどでもよく聞く定番の言い回しになります。 ただ協力だけを求めるのはぶっきらぼうなので、理解してもらってから協力を求めるという謙虚な姿勢がこのフレーズには現れています。 理解に付け加えて何かをお願いする場合は「ご理解の上」 理解したもらった上で何かの行動を促すときは「 ご理解の上〜」を使います。 しっかりと状況を把握したり内容を確認してから、次の行為をお願いする文章で使います。 ・ご理解の上でご購入の判断をお願い申し上げます。 ・ご理解の上ご容赦いただきますようお願い申し上げます。 ・ご理解の上ご検討のほどよろしくお願いいたします。 ・ご理解の上お力添えいただきますようよろしくお願いいたします。 などと使います。 理解に対する感謝を述べるときは「ご理解いただきありがとうございます」 相手の理解に対して感謝をするときは「 ご理解いただきありがとうございます」を使えばよいでしょう。 より堅い表現には「 ご理解いただきましたことを感謝申し上げます」などがあります。 ビジネスにおいて自分や自社が原因で、相手に迷惑をかけたときなどに相手が理解をし対応してくれた場合に使います。 謝罪の意を込めるときは「ご不便をおかけしますが何卒ご理解〜」「申し訳ありませんが何卒ご理解〜」 相手に迷惑だと分かりながら理解を求める場合は、「 ご不便をおかけしますが何卒ご理解〜」「 申し訳ありませんが何卒ご理解〜」などの言い方があります。 その他にも、 ・誠に勝手ながら何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます ・誠に勝手ではございますが何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます などと言ったりもします。 「ご理解」の例文 「ご理解」を使った例文を紹介します。 「ご理解」の例文 ・お返事にお時間をいただく場合がございます。 ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ・明日の会議にはご参加いただけますよう、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ・工事は10日ほど続きます。 騒音や振動などでご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ・ご期待に添うことができず誠に恐縮ですが、あしからずご理解ほどお願いいたします。 ・貴社におかれましても、いろいろなご事情がおありと存じますが、何卒ご理解のほどお願いいたします。 ・ご返事が遅れる場合がありますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。 ・本商品はアレルギー物質である大豆が含まれています。 ご理解の上、ご購入の判断をお願い申し上げます。 ・来月いっぴより下記の住所に本社移転することになりました。 誠に勝手ではございますが何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます ・12月29日から1月3日まではお休みさせていただきます。 ご理解の上ご容赦いただきますようお願い申し上げます。 「ご理解」の類語との違い 「ご理解」と「ご了承」の違い 「ご理解」と非常に似た言葉に「 ご了承」があります。 「 ごりょうしょう」と読みます。 「ご了承」=尊敬を表す接頭語「ご」+ 「理解」を意味する「了」+ 「受け入れる」を意味する「承」 という成り立ちになっています。 よって、「ご理解」とは単に「物事を分かってもらう」という意味ですが、 「ご了承」は 「相手に物事を分かってもらった上で受け入れてもらう」という意味になります。 「ご了承ください」は、 物事を始める前に目上の人から許しをもらうときの言葉なので、「ご理解ください」とは少し用途が異なります。 「 予めご了承ください」などとも言います。 例文 ・お返事にお時間をいただく場合がございます、予めご了承ください。 ・応募者が多い場合は抽選とさせていただきます。 ご了承願います。 ・参加希望者が殺到しているため、応募を締め切りさせていただくことがあります。 ご了承くださいますようお願い申し上げます。 「ご理解」と「ご容赦」の違い 「ご容赦」とは「 許す、大目に見る」という意味です。 よって、「ご容赦ください」とは「許してください」「大目に見てください」という意味になります。 「自分や自社がした失敗や迷惑をどうか受け入れてお許しください」という意味で使います。 上記でも触れましたが、「ご理解の上ご容赦いただけますようよろしくお願いいたします」など「ご理解」と「ご容赦」は一緒に使うこともあります。 例文 ・乱筆乱文のほど、ご容赦ください。 ・本日の会議参加できません。 どうぞご容赦ください。 ・混雑により入場の制限をしております。 大変申し訳ございませんが、もう少しお待ちいただけますようご容赦くださいませ。 ・この度は多大なるご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。 ご容赦のほどお願い申し上げます。 「ご配慮」「ご高配」「ご賢察」 「ご理解」の類語には、「 ご配慮(ごはいりょ)」「 ご高配(ごこうはい)」「 ご賢察(ごけんさつ)」などもあります。 これらの3つの単語はどれも同じ意味です。 どれも「他人の配慮」をいう尊敬語になります。 「理解」と「配慮」は意味が似ていますが、「配慮」は「心をくばること」なので、「物事がわかる」とは微妙に違います。 「 ご配慮のほど、よろしくお願いいたします」などと使います。 例文 ・大変勝手を申しまして恐縮ですが、ご配慮賜れますと幸いです。 ・海外出張の際には、紛争・テロ・内戦等に巻き込まれないよう、くれぐれもご配慮をお願いいたします。 ・先日は突然お伺いしたにも関わらず、ご配慮をいただきありがとうございました。 ・このたびの開店に際しましては、ご祝電とお花を頂戴し誠にありがとうございました。 いつもながらの温かいご配慮に、心より感謝申し上げます。

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