コロナ 症状 吐き気。 【コロナ初期症状】新型コロナウィルスに感染した症状5つと自己チェック

コロナの初期症状は?下痢や頭痛も実は怪しい!

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次に、 風邪症状が1週間ぐらい続いて、倦怠感と息苦しさが出てくるもの。 体がむくんだり、下痢が重なる人もいるようです。 高齢者や基礎疾患のある方において、この経過をとる人が多いのですが、健康な壮年層にも見られることがあります。 一方、この経過を子どもがとることは極めて稀とされています。 感染してから発症するまでの潜伏期間は5日(1-11日)ぐらいで、入院を要するほどに重症化するのは、さらに10日(9. 1-12. 5日)経ったころだと見積もられています。 感染力が強いのは、発症から3、4日目ぐらいだと考えられていますが、重症化すると感染力も維持されて院内感染を引き起こしやすくなっています。 若者と高齢者で臨床経過が異なるので、重症化率と致命率についても世代別に考えた方がよいと思います。 いまだ、世代別の疫学報告はありませんが、私個人のざっくりとした印象で言うと…、若者の重症化率と致命率は、統計的に見れば、ほぼゼロ%でしょう。 一方、感染した高齢者の1割ぐらいが重症化して、1%ぐらいが死亡するのではないかと感じています。 これは、やや甘めの見積もりであって、要介護高齢者や入院患者では、さらにリスクが高まるものと考えてください。 高齢者や基礎疾患のある人の感染を防ぐ というわけで、これから私たちは何をすべきか。 もはや、流行を抑止することは主たる目的ではなくなってきました(やれることはやるべきですが)。 むしろ、重症化する人を減らし、とくに新型コロナに感染して死亡する人をできる限り減らすことに力を注ぐべきです。 つまり、 高齢者や基礎疾患のある人に感染させないようにしましょう。 そして、 院内感染を防ぎましょう。 これに尽きます。 なお、 基礎疾患のある人とは、糖尿病や高血圧、腎臓病など慢性疾患があって、定期の内服薬を要する人だと考えてください。 以下、これらの方々をハイリスク者と呼びます。 ハイリスク者がいる家庭では、ウイルスを外から持ち込まないように、玄関先にアルコールを置いて帰宅時の手指衛生を徹底してください。 アルコールが手に入らないなら、おしぼりでもいいです(やらないよりはマシです)。 とにかく、ドアノブなどあちこちを触ってから、洗面台に行っても手遅れということです。 同居する家族が風邪をひいたら、ハイリスク者と接触しないよう症状が治まるまで家庭内で隔離してください。 そして、風邪をひいている人が部屋を出るときは、マスクを着用させて、アルコールで手指衛生をしてください。 部屋の外では、できるだけ余計なものは触らないこと。 トイレに行った後は、触った場所をアルコールを染みこませたペーパータオルで拭うこと。 お風呂は最後に入ること。 バスタオルは絶対に共用しないこと。 こうした対応を、発症してから7日間は頑張ってください。 それが困難であるなら、一時的にハイリスク者を親族の家などに疎開させることも考えてください。 新型コロナかどうかの確認で救急外来受診は避ける なお、 風邪症状に過ぎないのに新型コロナかどうかを確認するためだけに、救急外来を受診することは避けてください。 そこには、体調を悪化させたハイリスク者がたくさん受診しているのです。 彼らへ感染させないように協力してください。 また、救急外来には新型コロナの重症患者もいるかもしれません。 あなたが「ただの風邪」だったとしても、救急外来を受診することで新型コロナに感染して帰ってくることになるかもしれません。 流行期には、ハイリスク者の方々が人混みを避け、なるべく自宅で過ごしていただくことも大切ですね。 感染リスクのある病院に行く回数を減らすためにも、1カ月おきの外来受診を3カ月おきなど、長期処方とともに予約延長してもらうことも考えられます。 かかりつけの先生に相談してみてください。 極めて重要な高齢者施設の感染管理について 高齢者施設の感染管理は極めて重要です。 100人の入所者がいる施設で新型コロナがアウトブレイクした場合、30人以上が発症し、10人以上が救急搬送を要して、数人がお亡くなりになるというイメージが必要です。 このような事態を避けるためにも、全力で感染管理に取り組みましょう。 まず、 外から持ち込ませないこと。 流行期にあっては、 原則として面会はすべて中止。 物品の搬入なども玄関先で行います。 どうしても入らなければならないのなら、玄関先でアルコールによる手指衛生を行って、トイレも含め共用の場所には立ち入らないように求めます。 職員についても、当然ながら玄関先で手指衛生。 そして、 毎朝の検温と症状確認を自己申告ではなく、管理者による指差し確認を行います。 もし、軽微であっても発熱や咳などの症状があれば、絶対に休ませてください。 絶対にです。 勤務中であっても症状を認めたら、絶対に休ませてください。 もう一度言います。 絶対にです。 なお、流行期においては、出勤できる職員数が半減することも想定しなければなりません。 このとき、すべての業務を継続させようとしたり、現場の判断で場当たり的に仕事をさせるのではなく、優先的に継続させるべき中核業務を決定しておくことが必要です。 入居者の協力のもと、どこまで業務をスリム化できるかが勝負です。 一方、悩ましいのは通所サービスですね。 ここでの感染管理を徹底することは不可能でしょう。 デイケアやデイサービスをどのように運用するのか…。 最善の方法は、流行期にはすべて休止させることです。 もちろん、その分、訪問サービスを充実させる必要があります。 通所サービスの職員に、利用者宅を巡回させるなど工夫してください。 これは事業者だけで解決できる問題ではないので、市町村が主導するなどして、どうすべきかを急ぎ話し合っていただければと思います。 いま、話し合ってください。

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新型コロナウィルスの初期症状とは?有効な予防方法も紹介

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具体的な体温は示さず、息苦しさや高熱などの症状があればすぐに相談するよう呼びかけています。 厚生労働省はことし2月、感染が疑われる人が相談や受診をする目安として「37度5分以上の発熱が4日以上続く場合」などと具体的な体温を示していましたが、専門家からは必要な条件のようにとらえられ、受診の抑制につながりかねないなどといった声が上がっていました。 このため、厚生労働省はこうした表現を見直した新たな目安を5月8日に公表しました。 新たな目安では「37度5分以上」という表記を取りやめ、次のような症状がある場合は、すぐに相談するよう呼びかけています。 【次のような症状は「すぐに相談」を】• 息苦しさや強いだるさ、高熱などの強い症状がある場合• 高齢者など重症化しやすい人で発熱やせきなど比較的軽いかぜの症状がある場合• 重症化しやすい人でなくても、発熱やせきなど比較的軽いかぜの症状が続く場合 厚生労働省は「『高熱』かどうかは自分の平熱を踏まえた上で判断してほしい。 症状には個人差があり、強い症状だと思う場合はすぐに相談してほしい」としています。 一方、症状の1つとして報告が相次いでいる「味覚や嗅覚の異常」については専門家の間で意見が分かれたため記載は見送られましたが、厚生労働省は異常を感じた場合には相談するよう呼びかけています。 【症状が4日以上続く場合は「必ず相談」を】• 発熱やせきなど比較的軽いかぜの症状が4日以上続く場合 厚生労働省は、感染の疑いがある場合には、まずは全国の保健所の「帰国者・接触者相談センター」などに相談してほしいとしています。 初期の症状としては、いわゆる「かぜ」と同じようなものが多く、WHO=世界保健機関は、最も多い症状として発熱や乾いたせき、体のだるさを挙げ、患者によっては鼻づまりやのどの痛み、それに下痢なども起きるとしています。 また、アメリカのCDC=疾病対策センターは、症状について、これまで発熱とせき、息苦しさを挙げていましたが、4月に入って症状についての情報を更新しました。 せきと息苦しさについては変わりませんが、次の症状のうち、2つ以上の症状があると感染している可能性があるとしています。 筋肉痛• のどの痛み• 味覚または嗅覚の異常 子どもでも出る症状は大人と同様だとしています。 ほかにも重い症状など気になることがあれば医療従事者に相談し、息ができなくなったり、胸の痛みが続いたり、顔や唇が青ざめたりした場合などは、深刻なサインだとしてすぐに医療機関を受診するよう呼びかけています。 緊急性の高い13の症状 厚労省がリスト公表 2020年4月29日 新型コロナウイルスに感染して宿泊施設や自宅で療養する軽症の患者について、厚生労働省は4月29日、「唇が紫色になっている」「座らないと息ができない」など、重症化の前兆となる緊急性の高い症状を自分でチェックできるリストを公表しました。 緊急性高い13の症状 【表情・外見】• 顔色が明らかに悪い• 唇が紫色になっている• いつもと違う、様子がおかしい 【息苦しさなど】• 息が荒くなった(呼吸数が多くなった)• 急に息苦しくなった• 生活をしていて少し動くと息苦しい• 胸の痛みがある• 横になれない。 座らないと息ができない• 肩で息をしている• 突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた 【意識障害など】• ぼんやりしている(反応が弱い)• もうろうとしている(返事がない)• 脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする 厚生労働省は当初、軽症の患者や症状のない人について、宿泊施設や自宅で療養してもらう方針を示していましたが、埼玉県で自宅待機中だった男性が死亡したことなどを受けて、宿泊施設での療養を基本とする方針に変更しました。 ただ、家庭の事情などで自宅で療養する患者もいて、容体が急変する可能性もあることから、緊急性の高い症状を自分でチェックできるリストを公表しました。 厚生労働省はこれらの項目を患者や家族が原則1日2回確認し、該当する項目が1つでもあれば自宅療養の人は自治体の連絡窓口、宿泊施設であれば配置されている看護師などにすぐに連絡してほしいとしています。 下記は2月17日時点の情報です。 (2020年5月8日追記) 2020年2月17日 どのような症状の時に相談や受診をすべきか。 厚生労働省はその目安を取りまとめ 2月17日に公表しました。 厚生労働省が示した目安は次の通りです。 相談・受診の前に心がけること• 発熱などのかぜ症状が見られるときは学校や会社を休み外出を控える• 毎日、体温を測定して記録する 相談する目安は• かぜの症状や37度5分以上の発熱が4日以上続いている人• 解熱剤を飲み続けなければならない人• 強いだるさや息苦しさがある人 このような症状がある人は、全国の都道府県にある「帰国者・接触者相談センター」に相談するよう呼びかけています。 高齢者• 糖尿病、心不全、呼吸器疾患の基礎疾患がある人• 透析を受けている人• 免疫抑制剤や抗がん剤を使用している人• 医療機関を受診する際の注意点は• 「帰国者・接触者相談センター」に相談したあと、「帰国者・接触者相談センター」から受診を勧められた医療機関を受診する• 複数の医療機関を受診するのは控える• 医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか手洗いやせきエチケットを徹底する 厚生労働省は、「現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザなどの心配があるときには通常と同様にかかりつけ医などに相談してほしい」としています。 新型コロナウイルス 特徴や気をつけることは 厚生労働省は、新型コロナウイルスの特徴や、感染を防ぐためのいくつかの対策をホームページ上で示しています。 新型コロナウイルスの特徴• ウイルス性の風邪の一種• 発熱やのどの痛み、せきが1週間前後続くことが多い• 強いだるさを訴える人が多い• くしゃみやせきなどによる飛まつ感染と接触感染によってうつると言われている• 高齢者や基礎疾患のある人は特に重症化しやすく、死亡例も確認されているので注意が必要 日常生活で気をつけること• 石けんやアルコール消毒液などを使った手洗い• せきやくしゃみをする際のエチケットを守ること• 持病がある人や高齢者はできるかぎり人混みを避けること• 発熱などかぜの症状が見られる時は学校や会社を休むこと 厚生労働省 相談窓口 自分の症状への不安など、一般的な問い合わせがある場合は、厚生労働省の相談窓口に、電話するよう呼びかけています。 電話番号はフリーダイヤルで FAXは 03-3595-2756 相談は午前9時から午後9時まで毎日受け付けています。

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新型コロナウイルス初期症状は?|どのマスクが予防に効果的?|SANI LESSONS

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コロナ初期症状「下痢」割合 新型コロナウイルスの初期症状として、下痢や嘔吐などの消化器症状の頻度は低いと報告されています。 () 例えば、5万例を超えるによると、新型コロナウイルスの主な症状として 3. As of 20 February 2020 and 12 based on 55924 laboratory confirmed cases, typical signs and symptoms include: fever 87. 新型コロナウイルスに感染した場合に、最もよく見られる初期症状• 「発熱」• 「咳」 については以下2つの記事をそれぞれご参照ください。 そのため下痢になったからといって、すぐに新型コロナウイルスであると考えるのは時期尚早です。 また、例えば精神的なストレスが原因で、下痢をすることもあります。 () したがって、例えば新型コロナウイルスの初期症状である• 発熱や• 咳 などによってストレスを感じ、下痢につながってしまう可能性もあるでしょう。 そこで、下痢や軟便になったら、まずその原因を明確化する必要があり、その原因によって、対処法は異なってきます。 しかし、これから紹介する方法で下痢の原因を明確化したところで、最終的には新型コロナウイルスに感染しているのかどうかは、検査を行わない限り判明しません。 したがって、ここで紹介する下痢の原因の明確化は、比較的症状が軽い場合に行うべきものであり、下痢が重症化している際に自己判断で済ますべきではありません。 そのためもし体調不良を感じたならば、自己判断することなく早めに医師や保健所などの専門家に相談するよう心がけましょう。 新型コロナウイルスによる下痢以外の初期症状について、詳細はこちらの記事をご参照ください。 コロナ初期症状「下痢」原因の明確化 お腹が痛いので、新型コロナウイルスの初期症状である「下痢」なのでは!?などと不安に感じたならば、下痢の原因を明確化する必要があります。 具体的に、下痢の原因を明確化する場合に、どのような方法があるのかを考えてみましょう。 どんな問題解決でも共通しますが、原因を特定するには、問題を細分化し、分析を行う必要があります 下痢の原因を突き止めるために、例えばラッパのマークの正露丸ブランドで有名なにある、以下のチェック項目を活用して、2、3日前から症状が起こる前後の「思い当たる原因」を探るのが良いでしょう。 食あたり• 賞味期限のきれた食品を食べた• 調理から時間の経った料理を食べた• 生もの・半生食(刺身、生カキ、生野菜、鶏肉、卵、牛肉など)を食べた• お弁当やサンドイッチを食べた• 水あたり• いつもと違う飲み水を飲んだ(旅行先の水道水、硬度の高い飲料水など)• 旅行先で氷の入った飲み物を飲んだ• 水分を摂りすぎた• ビール・お酒を飲みすぎた• 消化不良• 脂肪分・糖分の多い食べ物(揚げ物、焼肉、牛乳、ケーキ、リンゴジュースなど)を食べすぎた• 刺激の強い食べ物・飲み物(コーヒー、炭酸飲料など)を食べた• 香辛料の多い料理を食べた• 普段食べたことのない食べ物・飲み物を摂取した• ストレス• 精神的なストレス(学校・会社に行く前、試験・受験・会議・面接などの大切なイベント前など)• 身体の冷え(冷房のかけすぎ、気温の変化)• その他• 薬(抗生物質など)の服用• 牛乳や乳製品の摂取• 風邪(おなかの風邪)• 過敏性腸症候群(IBS)• 腸自体の炎症や腫瘍(クローン病、潰瘍性大腸炎等)などの器質的な疾患• どれにも該当しない• どれにも該当しない場合や原因がわからない場合は、 症状をチェック 上部のチェック項目には該当せず、最も下段にある「どれにも該当しない」にだけ当てはまった場合に、初めて「新型コロナウイルス感染症に感染している可能性」を疑うべきです。 このチェックリストで下痢の症状を確認することによって、「もしや新型コロナウイルスに感染したのでは?」と不安でたまらなかったところが、「そういえば、今日の昼に賞味期限切れの刺身を食べたから、食あたりが原因かもしれないな」などと、不安が解消される可能性もあります。 下痢と同様に、• 新型コロナウイルスの初期症状の一つである「喉の痛み」や、• 医療機関受診の目安 等について学びたい方はこちらの記事をご参照ください。 コロナ初期症状「下痢」便の状態 下痢の症状が現れた時点で、新型コロナウイルス感染症に感染していると判断するのは時期尚早です。 なぜなら軟便・下痢になる原因は他にも複数存在するからです! そこで、さらに詳しく下痢の症状を確認する必要が出てきます。 コロナ初期症状「下痢」便の水分 体調が悪い時の便を大きく二つに分類すると、• 便の水分が異常に増え、液状またはそれに近い状態を「 下痢便」、• 通常より少し軟らかい状態を「 軟便」 と、二つの種類に分類することができます。 下痢便や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態を「下痢もしくは下痢症」といいます。 () なるほど、ここまでの説明で下痢便と軟便の違いは、 水分の量で見分けることができるということがわかりました。 では下痢便と軟便などの体調不良時の便とは反対に、理想とされる便の水分量はどのくらいなのでしょうか? によると、理想とされる便の水分量について、以下のように記載されています。 理想的とされるバナナ状の便の水分量は70%~80%ですが、これが80%~90%になると「軟便」、水分量が90%を超えると水様便となり「下痢便」の状態になります。 () これで便の• 理想状態(70%~80%)と• 悪い状態(80%~) の水分量が理解できました。 しかし悪い便の状態である• 軟便や• 下痢便 と一口に言っても、下痢・軟便の症状としては様々な種類があります。 誰しも下痢便の症状になったことあるでしょうが、例えば下痢便の中に 血が混じっていたら要注意であるということは容易に理解できるはずです。 そこで下痢便にはどのような症状があるのかについてさらに詳しくみていきましょう。 についてはこちらの記事をご参照ください。 コロナ初期症状「下痢」便の症状 によると、下痢便の症状を確認するために以下の8つのチェックリストが記載されています。 便の状態を観察して、症状をチェックしてください• 便の色はいつもと同じ、液状またはペースト状態• 日常的に起こりがちな冷え、ストレス、食あたり、水あたり、消化不良などによる下痢です。 市販の下痢止め薬を服用することをおすすめします。 便に血が混じっている• ほとんどが大腸の病気による出血で、大腸の炎症や潰瘍による疾患の可能性があります。 痔が原因による出血もあります。 また、赤痢、O-157などの感染による重篤な食中毒の疑いもあります。 医療機関での受診が必要です。 便が黒っぽい• 食道、胃や十二指腸など上部消化管での出血があると、黒っぽいタール便になります。 胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんの可能性が考えられますので医療機関での受診が必要です。 便に粘液が混じっている• 下痢の時は腸の粘膜が傷んでいるので、粘液が混じってくることがよくありますので、食あたり、水あたり、消化不良・冷え・ストレスによる下痢と考えられます。 しかし、粘液の量が多い、粘液便が続く、血液が混じっている場合には医療機関で受診してください。 便が白い液状• 米のとぎ汁状の下痢はコレラ特有の症状です。 また、乳幼児での白色の下痢はロタウイルスによる可能性があります。 医療機関で受診してください。 吐き気・嘔吐がある• 食あたりの場合には、吐き気・嘔吐を伴う症状もあります。 重篤な症状でなければ、まずは市販の下痢止め薬を服用することをおすすめします。 発熱がある• 重篤な食中毒による下痢の可能性があります。 医療機関で受診してください。 発疹が出ている• アレルギーによる下痢の可能性があります。 原因となる食べ物は控えてください。 下痢止め薬を4~5日服用しても改善しない• 下痢止め薬を服用しても改善しない場合は、器質的な疾患の可能性があります。 医療機関で診察してください。 このチェックリストをもとに自分の下痢便の状態を確認し、新型コロナウイルスへの感染が疑われるのかどうかを判断すると良いでしょう。 上記のチェックリストの中で、例えば上から1番目の 「便の色はいつもと同じ、液状またはペースト状態」である場合は「市販の下痢止め薬を服用することをおすすめします」との記載がある通り、新型コロナウイルスに感染している可能性は低そうです。 しかしだからといって、必ずしも感染していないと断定することができるわけではありませんのでご注意ください。 チェックリストの上から2番目の 「便に血が混じっている」については新型コロナウイルスへの感染よりも、大腸の病気として、大腸の炎症や潰瘍の可能性の方が疑われるでしょう。 また赤痢やO-157等の食中毒や、痔の可能性も高いでしょう。 したがって、いずれにせよ早急に医療機関に相談すべきです。 チェックリストの上から3番目の 「便が黒っぽい」という症状も、同様に医療機関に相談するべきです。 というのも、便が黒っぽくなる原因は、• 胃潰瘍や• 十二指腸潰瘍、• ヘリコバクター・ピロリ菌 の感染や消炎鎮痛剤などによって、胃粘膜の強度が落ち、それぞれの部位が胃酸によって損傷した症状であることを示しているからです。 上記の病気が原因で黒い便が出る理由を詳しく説明すると、• 粘膜の傷が血管に及ぶことで出血を起こしてしまい、• 血液が胃酸と反応したために黒くなったものが便と共に排出される ためです。 () つまり、便が黒っぽくなるのは新型コロナウイルスのせいというよりも、• 胃炎や• 胃潰瘍、• 十二指腸潰瘍、• 胃がん の可能性が疑われるので早急に医療機関に相談すべきです。 () チェックリストの上から4番目の 「便に粘液が混じっている」という症状は、多くの人が経験したことがある便の症状に当てはまるはずです。 したがって便に粘液が混じっているからといって、必ずしも新型コロナウイルスであるとは言い切れないでしょう。 しかし、• 粘液の量が多い• 粘液便が続く• 血液が混じっている という場合には、重症化してしまう可能性があるので、医療機関で受診するようにしましょう。 チェックリストの上から5番目の 「便が白い液状」である場合は、新型コロナウイルスよりも、コレラを疑いましょう。 米のとぎ汁状の下痢はコレラ特有の症状であり、乳幼児での白色の下痢はロタウイルスによる可能性があります。 早急に医療機関に相談するべきです。 チェックリストの上から6番目の「 吐き気・嘔吐がある」の場合に該当する場合は、新型コロナウイルスというよりも、腐ったものなどを食べたことが疑わしいです。 食中毒には吐き気・嘔吐を伴う症状もあり、 重篤な症状でなければ、市販の下痢止め薬を服用するのも一つの手です。 しかしここで言う、「 重篤な症状」とはどのようなものなのでしょうか?一部重複してしまいますが、上記のチェックリストの上から4番目の「便に粘液が混じっている」という症状が該当すると思われます。 便に粘液が混じっている場合、重症化すると血液が混じっているということもあるようです。 したがって、食あたりに関して下痢便に血液が混じっている場合は、ここで言う「重篤な症状」に該当すると思われますので、市販の下痢止め薬で済ませるのではなく、医師に相談するようにしましょう。 チェックリストの上から7番目の「 発熱がある」というのは新型コロナウイルスの症状のひとつです。 厚生労働省の「」によると、新型コロナウイルスの症状に関して以下のように記載があります 多くの症例で 発熱,呼吸器症状(咳嗽,咽頭痛,鼻汁,鼻閉など),頭痛,倦怠感などがみられる. ここに記載されているについてはこちらの記事をどうぞ。 また前述の通り、5万例を超えるによると、新型コロナウイルスの主な症状として感染した患者全体の3. As of 20 February 2020 and 12 based on 55924 laboratory confirmed cases, typical signs and symptoms include: fever 87. しかし新型コロナウイルスであるかどうかは、最終的には検査をしてみない限り分かりません。 少しでも不安に感じるようであれば自己判断するのではなく、医師の診断を仰ぐ必要があります。 風邪やインフルエンザ等の心配があるときには、これまでと同様に、かかりつけ医等に相談すればよいでしょう。 一方で、新型コロナウイルスへの感染が心配である場合には、最寄りの保健所などに設置される「」にお問い合わせください。 特に、「帰国者・接触者相談センター等にご相談いただく際の目安」として厚生労働省より公表されている以下の条件に当てはまる方は、同センターに早急に相談するようにしましょう。 症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。 解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。 ) () 上記目安に出てくるについて、詳しくはこちらの記事をご参照ください。 チェックリストの上から8番目の「 発疹が出ている」場合は、新型コロナウイルスではなく、食物アレルギーなどによる下痢の可能性が疑われます。 しかし下痢止め薬を4・5日服用しても改善しない場合は「器質的な疾患の可能性」があるから医療機関で診察を受ける必要があるとの記載があります。 しかし器質的という言葉は多くの人にとって見慣れない言葉だと思われるので、念のためその意味を以下に記載します。 器質的損傷とは、「解剖学的に損傷のカタチが認められるもの」になります。 ある障害や病変の原因などについて,身体の器官のどこかが物質的,物理的に特定できる状態にあるということになります。 () つまり、身体の器官のどこかが傷ついたせいで下痢になってしまっているので、医者に行きましょうということです。 これらのことから、上記8つのチェックリストの中で、上から7番目の 発熱を伴う下痢 の場合が、最も新型コロナウイルスが疑われる症状であるということがわかります。 しかし、たとえ発熱を伴う下痢ではなかったとしても、安心すべきではありません。 なぜなら、未だ新型コロナウイルスについては、医学的に明らかになっていないことが多すぎるためです。 そのため、少しでも不安に感じたならば個人で判断を下すのではなく、専門家の判断を仰ぐようにしましょう。 その心がけが新型コロナウイルスへの感染に早急に気がつくことにつながるはずです。 新型コロナウイルスへの感染リスクを増大させないため、正しいマスクの付け方について、こちらの記事で説明していますのでご参照ください。 新型コロナウイルスの初期症状として、若者は軽症で済むかどうかについてはこちらの記事をどうぞ。 についてはこちらの記事をご覧ください。 新型コロナウイルスの初期症状の中でも、特に緊急性の高い13症についてはこちらの記事をご覧ください。 新型コロナウイルスの初期症状「なし」の場合、どのような問題が生じるかについてはこちらの記事をご参照ください。 について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。 についてはこちらの記事をどうぞ。 について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。 についてはこちらの記事をどうぞ。

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