新生児 うんち 水っぽい。 赤ちゃんのうんち(うんちの色や状態)について知っておきたいこと

赤ちゃんのうんちから酸っぱい匂いが!これって病気なの?

新生児 うんち 水っぽい

その中でも特に、 赤ちゃんの体調に関することには、 お母さんは敏感になってしまうものです。 赤ちゃんが出す体調変化のサイン。 言葉を発しない赤ちゃんの状態を知るには 大人にとっては何てないことも、 注意して見てあげることが大切です。 今回は、赤ちゃんの体調変化のサインの1つ。 水っぽいうんち、赤ちゃんの下痢について。 赤ちゃんが下痢になる原因と、 その対処法について詳しく解説いたします。 私の経験したこと含めて、少しでも お母さんの不安を解消し、赤ちゃんが元気に 過ごせるようお手伝い出来たら何よりです。 水っぽいうんち、 下痢の症状が気になっているママへ。 ぜひ参考にしてください! スポンサーリンク 目次• 赤ちゃんは下痢になりやすい そもそも、赤ちゃんのお腹は とてもデリケートです。 ほんの些細なことでも、 水っぽいうんちや軟便になります。 その理由とは、赤ちゃんの消化機能は 未発達のため、少しの変化でも便に影響が出てしまうからです。 特に、 母乳の場合には、 柔らかめのうんちになる傾向があります。 そして、離乳食が始まると、 食べたものにより、色や形状が違ったうんちになっていきます。 これは、食べたものにより、 お腹にとどまっている時間などの違いで、 状態や色が変化するからです。 ですが、成長と共に徐々に 胃腸の機能が発達し、うんちも固くなり、 大人と同じようなうんちになっていきます。 赤ちゃんのうんちが水っぽい、 また下痢になった際は、 下痢以外に症状はないか? 赤ちゃんの機嫌が良いか? …など、 赤ちゃんの全身状態を見て チェックする必要があります。 下痢をしていても、 他の症状はなく、赤ちゃんの機嫌が良ければ、 そんなに心配する必要はないかと思います。 では、赤ちゃんが下痢になった時、 具体的にどんなところをチェックすれば良いのか? を次の章でくわしく解説していきます。 スポンサーリンク まずは、ここをチェック 赤ちゃんのうんちが水っぽい・・ 下痢になってしまった・・・ という場合の 4つの基本的なチェック項目です。 赤ちゃんが下痢になったとき、 まずは、この4つを必ずチェックするようにしましょう。 熱はないか ウイルスや細菌の感染症の場合、 発熱があることが多いです。 赤ちゃんが熱を出していないか、 チェックしましょう。 嘔吐はないか 嘔吐を伴っている場合… ・どのような吐き方をしたか (突然吐いた、飲食後に吐いたなど) ・どの位の頻度で吐くか をチェックしましょう。 水分は摂れるか 下痢や嘔吐の場合、 まず心配なのは脱水症状です。 下痢や嘔吐の回数が多い場合、 水分補給が出来るかを確認しましょう。 下痢の回数と形状 下痢の回数や形状など、 下記の点をチェックしましょう。 ・1日に何回位下痢をしているか ・柔らかさ(水っぽさなど) ・うんちの色(白や黒など)は何色か ・血は混じっていないか まずは上記の1~4をチェックし、 病院へ行った場合には、医師へ報告しましょう。 スポンサーリンク 至急を要するかチェック! 前章では下痢になった場合の 4つの基本的なチェック項目を紹介しましたが、、、 お母さんが心配なことは、 この事態が急を要するか? ということです。 夕方や夜、下痢が始まった時などに、 時間外でも至急、病院へ受診するべきかどうか すごく悩むところだったりします。 私の体験談ですが、、、 子供が1歳の時、夕方から下痢、嘔吐が始まり、 数時間後、私にも同様の症状が出て、 2人で地獄のような夜を過ごしました。 ちなみに、子供には下痢、嘔吐、微熱 以外の症状はありませんでした。 ただ… その回数がとても多く、夜のうちは元気でしたが、 明け方にはぐったりしていました。 翌朝、急いで病院へ連れていったところ 「下痢、嘔吐、微熱」の原因は、、、 ノロウイルスでした。 子供は、もう少し遅かったら 危なかったと言われてしまいました… もし、あの時子供に何かあったら… と思うと、いまでも恐ろしくなります… 悔やんでも悔やみきれなかったことでしょう。 我慢のしすぎや、 これぐらいで大騒ぎしたら、 先生も迷惑なんじゃ・・・ といった、 控え目な考えは絶対NGです! 何よりも、 赤ちゃんのことを一番に考えてください! ちなみにこの時、 私もかなりぐったりしていましたが、 点滴と薬の服用で順調に回復しました。 赤ちゃんは大人と違い体力も無いので、 脱水症状などにもなりやすく、 それが大変危険なこととなります。 万が一のことにならない為に、 赤ちゃんの症状をきちんとチェックして、 もしもの時は、時間外でも迷わず受診しましょう。 では、「急を要するか?」の チェック項目を紹介しますが、 赤ちゃんの月齢によりそれぞれ少し違ってきます。 月齢0~3ヵ月 ・元気がなく、ぐったりしている ・発熱がある ・激しい下痢、嘔吐を繰り返す ・下痢の量が多い ・血便が出た ・水分を受け付けない ・6時間以上おしっこが出ていない ・唇や口の中が乾いている ・ひきつけた 月齢4ヵ月以上 ・元気がなく、ぐったりしている ・眠れずにウトウトしている ・激しい下痢、嘔吐、強い腹痛がある ・水分を受け付けない ・唇や口の中が乾いている ・おしっこの回数がいつもより明らかに少ない ・血便が出た ・ひきつけた 上記の症状で当てはまるものがある場合は、 時間外でも受診しましょう。 また、時間外受診をする場合は、 「当たり前」かと思いますが、 まずはかかりつけの小児科医へ連絡です。 かかりつけの先生は、 普段の子供の様子を知っているので、 診察と診断がとてもスムーズです。 そして、 何よりも親身に診てもらえる! ・・・気がします。 もちろん、これは私の経験上からの見解で、 救急でもよく診てくれる先生も当然います! 【こんな時は救急外来】 かかりつけがない場合、 かかりつけ医に連絡がつかない場合は、 最寄りの救急外来です。 直ぐ出てきます! ちなみに「119」は命の危険を要する 緊急事態のみに使用するものです。 赤ちゃんがひきつけた… 意識がはっきりしない… 手足が硬直している… 激しい下痢、嘔吐が止まらない… など、赤ちゃんが 大変危険だと思う場合は迷わず「119」へ! もし、どうしても緊急度が分からない時には、 「 8000」の小児救急電話相談がおすすめです。 赤ちゃんの状態、症状を説明し、 直ぐに病院へいくべきか聞いてみると良いでしょう。 大切な赤ちゃんのためにも、 普段から、最寄りの緊急外来を 事前にチェックしておくと良いですね。 スポンサーリンク 下痢の原因と状態 最初にも言いましたが、 もともと、赤ちゃんのうんちは 些細なことで水っぽくなりがちです。 病気なのか、病気じゃないかの違いは、 前章でもお伝えしたような全身症状や、 下痢の回数、水っぽさなどから判断していきます。 風邪やインフルエンザで下痢になることや、 ノロウイルス、ロタウイルスなどの感染症の場合は 下痢や嘔吐を繰り返すことがあります。 その他にも、 ある特定の食べ物を食べた時だけ 下痢になるなら、アレルギーの可能性。 薬を服用中であれば、 その薬の影響によることもあり得ます。 他にも、症状の1つといして 下痢が起こり得る病気は沢山のものがあります。 元気で下痢以外の症状がない場合や、 1度だけの下痢、いつもより緩くなった位なら、 家で様子を見ても良いでしょう。 ・下痢を何度も繰り返す ・水状の下痢 ・いつもと明らかに違う色の下痢 ・下痢以外の症状がある このような場合には病気が疑われます。 必ず病院へ受診し、 小児科医の診察、治療を受けましょう。 3つの対処法 では、赤ちゃんが下痢になった時の対処法です。 対処法を実践する場合にも、 うんちの状態や体に出ている症状など 細かく注意、チェックするようにしましょう。 水分補給 赤ちゃんが下痢になった時、 何よりも最も注意するのが脱水症状です。 まずは、 こまめに水分補給を行うようにしましょう。 また、水分補給の際には、 下記の点を注意しながら行いましょう。 【嘔吐を伴う場合】 1度に大量の水分を飲ませると、 吐いてしまうこともあります。 その場合は様子を見ながら、 少量ずつ何回にも分けて水分補給するようにしましょう。 【柑橘系の飲料】 普段から、オレンジジュースなどを飲んでいるからと、 柑橘系の飲料を飲ませるのはNGです。 柑橘系の飲み物は吐き気を誘うので避けましょう。 うちの子が酷い下痢、嘔吐になった時は、 OS-1を少量ずつスプーンで飲ませました。 喉が渇くらしく、沢山飲みたがりましたが… 嘔吐も伴っていた為、 少しずつ何回にも分けて飲ませていました。 そのおかげか、飲んで吐くことありませんでした。 おしりを清潔に保つ 赤ちゃんのおしりを清潔に保ちましょう。 出来たら、下痢をした度に、 シャワーなどで洗ってあげると良いと思います。 下痢の時はおしりがかぶれやすいので、 出来る限り清潔に保つようにしましょう。 離乳食は様子を見て 赤ちゃんが元気で食欲もあるなら、 様子を見ながら、 離乳食や食事を与えてもよいかと思います。 ただし、水分補給が優先です。 嘔吐もなく、水分補給が出来て、 元気で食欲がある場合は、いつもより少なめに、 消化の良いものを食べさせてもOKです。 下痢の時の離乳食については こちらの記事で詳しく紹介しています。 ちなみに、うちの子はおかゆが嫌いで… そうめんをクタクタに茹でて少しずつ食べさせていました。 スポンサーリンク やっちゃダメ!のNG 赤ちゃんが下痢になった時の、 家でのケア方法を紹介しましたが、 ここでは、下痢の際にやってはいけないことを紹介します。 下記のことを行ってしまうと、 更に症状を悪化させることもあります。 自己判断でミルクを薄めて与えない もし、医師からの指示で、 ミルクを薄めるよう言われたなら指示に従います。 ただし、医師に言われていないのに、 自己判断でミルクを薄めて与えるのは 栄養不足になる危険もあるので絶対に辞めましょう。 乳製品を食べさせない ヨーグルトなどの乳製品は、 下痢を悪化させる危険もあるので、避けましょう。 もちろん、母乳や育児用のミルクはOKですよ。 ただし、下痢が長引く場合は、 乳糖を含まないミルクにしても良いかと思います。 まとめ 赤ちゃんが下痢になった時、 どこを注意して見ればよいか、 家でのケアはどうすればよいかを紹介しました。 こちらの記事もご参考に! 大人が下痢になっても、 あまりに酷くない限り、大げさには考えませんよね。 ですが… 赤ちゃんは、大人と一緒に考えては絶対にダメです! もちろん、 さほど気にしなくてもよい下痢の場合もあります。 それは、ここまで紹介した通り、 赤ちゃんが元気で、他の症状もなく、 下痢の回数も少なければ…の話です。 ですが、下痢が続く場合は、 赤ちゃんが元気でも、必ず医師の診察を受けましょう。 そして…くどいようですが… もしも、水分が摂れないほどぐったりしていたら、 上の章でも伝えましたが、すぐ!受診しましょう!.

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赤ちゃんのウンチで健康チェック |ベビータウン

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赤ちゃんのうんちの状態を知っておこう 赤ちゃんは、内臓が未発達なため、大人とは違ううんちをします。 はじめて見たときは、少し驚きますが、一般的な赤ちゃんのうんちの状態を知っておくと慌てずに済むでしょう。 ここでは、月齢別で赤ちゃんのうんちの状態を解説します。 -新生児~生後1ヶ月頃 この頃のうんちは、オレンジっぽい色や薄い黄色、緑色をしています。 母乳やミルクだけを摂取しているので、大人から見れば下痢のように水っぽく少し甘酸っぱい匂いがします。 生まれたてのときは、黒いうんちが出ることもありますが、これは「胎便」と呼ばれ、赤ちゃんがママのお腹の中にいたときの羊水などを飲み込んでしまったことが原因です。 -生後2ヶ月~4ヶ月頃 少しずつ消化器官が発達してくるので、うんちの回数は減りますが、状態はあまり変わらず水っぽく黄色や緑色っぽいうんちをします。 消化器官が発達してきていると言っても、大人のようにはいかず、ネバネバとしたものや白い粒が混ざることもありますが、これらは腸の粘液や消化しきれなかったミルクの脂肪分なので心配することはありません。 -生後5ヶ月~6ヶ月頃 離乳食を始めると、うんちも変わってきます。 離乳食で食べたものが、うんちの色となることもあるので、赤っぽいうんちや緑のうんちが出たときは、食べさせたものを思い出してみましょう。 ニンジンやほうれん草の色かもしれません。 また、この時期のうんちは、少しずつ大人のものと同じような匂いや固さになってきますが、腸内環境のバランスによって便秘や下痢になることも。 -生後7ヶ月~12ヶ月頃 この頃のうんちは、大人同様の匂いや固さになり、色も茶色っぽくなっています。 しかし、離乳食以外に母乳やミルクを飲んでいる場合は、まだ緩く甘酸っぱい匂いの場合もあるので、うんちが緩いからと言って下痢だとは限りません。 うんちの回数も1日1回~3回程度となり、食物繊維を摂取すると便通がよくなるなど大人と変わらない効果も出てきます。 赤ちゃんのうんちも、出る回数、状態など個人差があるので、普段からうんちの状態や食べたものなどを記録しておくとよいでしょうまた、気になるときは写真を撮っておくのもおすすめです。 記録や写真があると、気になるうんちをして病院を受診するときに安心です。 赤ちゃんのうんちが血便!状態と原因は? 先述したように、生後すぐの赤ちゃんが黒いうんちをしたときは、飲み込んだ羊水などが原因です。 しかし、うんちの中に赤いポツポツとしたものや糸状の血が混じっている場合は、血便が考えられます。 成長過程にある赤ちゃんの消化器官は刺激に弱く、少しのことで粘膜が傷つき出血することがあります。 その場合でも、通常であれば2日~3日程度で消える症状なので、赤ちゃんの様子が普段と変わらないのであれば、それほど心配することはありません。 しかし、血便が続く場合や量が増える、赤ちゃんの機嫌が悪い、おう吐などがある場合は、細菌や腸内のトラブル、病気の可能性もあります。 速やかに医療機関を受診するようにしましょう。 ほかにも、水分不足や離乳食によって便秘になることもあります。 便秘になると、うんちを出すときに腸内や肛門が傷つき、出血して血便のようになります。 肛門が出血した場合は、鮮血のような色がうんちの表面に付くので、すぐにわかります。 また、おむつやお尻を拭いたときに血が付くこともあるので、おむつを替えるときはお尻の状態もチェックすることが大切です。 また、肛門が切れると、うんちをするときに痛がって泣くこともあります。 この症状は下痢のときにも見られるので注意が必要です。 ほかにも、離乳食によっては、血便と間違えるような色になることもあります。 ニンジンやトマトを食べさせた後に赤っぽいうんちが出た場合は、次の離乳食に違う色のものを食べさせてうんちの色を比較してみるとよいでしょう。 赤ちゃんの血便で考えられる病気 赤ちゃんの血便は、それほど心配する必要のないものもありますが、中には病気によって引き起こされている場合もあります。 そのため、血便が出る病気を知っておくことも大切です。 -新生児メレナ 新生児メレナは、ビタミンKが不足することによって消化器官が起こす出血のことを言います。 新生児メレナになると、血を吐く、血便が出るなどの症状が現れますが、これは、ビタミンKが母乳に少ししか入っていないことと胎盤を通りづらいことが起因とされています。 今では、赤ちゃんが生まれてから退院するまでに2回、1ヶ月検診のときに1回と計3回は、ビタミンKシロップを投与することで新生児メレナの発症を予防しています。 ビタミンKが不足すると出血しやすく止血しづらくなることや重症化すると頭蓋骨内出血が起こることもあるので注意が必要です。 新生児メレナは、ビタミンKを摂取することで予防できます。 粉ミルクにはバランスよくビタミンKが配合されていますが、母乳の場合は、ママが意識して緑黄色野菜や納豆などビタミンKが多く含まれている食材を摂取するようにしましょう。 -腸重積症 うんちがイチゴジャムのようになった場合は、腸重積症が考えられます。 腸重積症とは、盲腸の近くにある回腸の一部が大腸に入り込む病気で、生後6ヶ月前後の赤ちゃんに発症することが多いと言われています。 しかし、中には生後間もない子や1歳以降に発症する場合もあります。 また、男の子のほうが女の子より発症する率が高いと言われています。 腸重積症になると、血便以外にも顔面蒼白やおう吐、痛みによる不機嫌、泣くなどの症状が現れますが、傷みがなくなると機嫌も戻りケロッとしているのが特徴です。 しかし、5分~15分ほどすると傷みがぶり返し、大泣きするようになります。 腸重積症は、発症してから24時間以内であれば手術しないで治すことが可能です。 また、腸重積症がひどくなると重なった部分が壊死することもあるので、迅速に対応する必要があります。 夜間や休日に腸重積症と思われる症状が現れた場合は、救急病院に連絡して指示を仰ぎましょう。 -消化管アレルギー 母乳やミルク、離乳食などによってアレルギーを引き起こし、血便が出ることもあります。 うんちにほんの少し血が混じるような状態でも赤ちゃんの機嫌がよければ、少し様子を見るようにしましょう。 何度も血便やおう吐を繰り返すようであれば医師による診察を受ける必要があります。 -裂肛 うんちが硬い場合、肛門が避けて出血し血便のようになることもあります。 また、何度も裂肛しているといぼ痔になってしまう可能性もあるので、十分な水分補給や体操、マッサージ、綿棒浣腸などでケアしてあげましょう。 -急性胃腸炎 ロタウイルスや大腸菌などで胃腸炎を起こすと発熱やおう吐、下痢、血便などの症状が現れます。 うんちが白っぽいなど、普段と違う状態の場合は、急性胃腸炎も考慮して早めに病院で受診しましょう。

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心配な赤ちゃんの血便!考えられる原因と病気を解説|ファムズベビー

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熱があれば、直ぐに病院へ行きます。 ですが、うんちがゆるく下痢の時、 直ぐに受診するべきなのか? 家で様子を見ても良いのか? 下痢の見分け方はわかりづらく、 判断がつきにくいものです。 これまでに赤ちゃんのうんちについて、 うんちの状態や色について紹介しましたが、 今回は、下痢の見分け方についてです。 こちらもぜひ、ご参考に! とてもわかりづらい赤ちゃんの下痢。 この下痢が要注意なものなのか を見分ける簡単チェックシート、 下痢の対処法、疑われれる病気などを詳しく紹介します! 急な赤ちゃんの下痢にも、 慌てず対処出来るように、ぜひ参考にしてください! スポンサーリンク 目次• うんちはゆるくなりやすい! 赤ちゃんが下痢になった! と、心配になってしまいますが、 実は赤ちゃんの消化器は未発達な為、 下痢や緩めのうんちになりやすいカラダなのです。 母乳を飲んでいる赤ちゃんの場合は、 特に、緩めのうんちになることが多いのです。 大人だって、その日の体調や食べた物で、 うんちの状態は変化します。 それと同じで、赤ちゃんもほんの些細な変化や、 離乳食が始まっている場合は食べたものにより、 うんちの状態は変化します。 しかも、赤ちゃんは大人より その様々な影響を受けやすいのです。 ですから、毎日同じうんちをしていなくても、 必要以上に心配する必要はありません。 ただし! 「赤や黒、白など変わった色のうんちをした…」 「下痢が激しい…」 「他の症状も出ている…」 など、 明らかにいつもと様子が違う場合は、 小児科医で受診することが必要です。 まずは書籍やネットで調べたりすると思いますが、 あくまでもそれらは「情報」です。 一般的な情報が、 すべて当てはまるとは限りません! 最後は 「小児科医で受診」を忘れないでください。 赤ちゃんのうんちの色については、 こちらの記事で詳しく紹介していますので、 受診の前に参考にしてみてください。 うんちの色が普段通りで赤ちゃんも元気で、 緩いうんちをしただけなら、 離乳食で初めて食べたものがないかなど、 心当たりが無いか思い出してみましょう。 スポンサーリンク 下痢を見分ける簡単チェックシート 赤ちゃんは下痢になりやすい と前章で紹介しました。 では、 赤ちゃんが下痢や緩いうんちをしたとき、 心配不要な下痢なのか? それとも、 要注意な下痢なのか? 下痢の見分け方を紹介いたします。 要注意な下痢の場合、 下痢以外の症状が併せて出ていることが多くなります。 下痢の状態と合わせて、 次のチェック項目を元に 全身の症状をチェックするようにしましょう。 下痢の見分け方【簡単チェックシート】• 激しい下痢を繰り返す• 嘔吐を繰り返す• 水分を受け付けない• ひきつけ• 赤ちゃんがぐったりしている• 下痢を何度か繰り返すしている• 嘔吐があった(繰り返していない)• 腹痛がある• 赤ちゃんの機嫌が悪い• 食欲が落ちた• 白っぽい水状の下痢が何度もあるが、 水分補給は出来ている もし、上記のチェック項目に 当てはまるものがあった場合、 至急、病院で受診するようにしましょう。 特に、 赤字の項目に当てはまる場合、 診療時間外であっても病院で受診するようにしましょう。 診療時間外の場合には、 まずは、かかりつけの病院に連絡。 もし繋がらない場合には、 救急外来に連絡するようにしましょう。 お住まいの地域の緊急外来の調べ方は こちらの記事で紹介しています。 いつもより緩いうんちだが、 機嫌も良く、食欲も変わらない。 といった症状の場合には、 おそらくあまり心配はないので、 家でしばらく様子をみましょう。 ただし、症状が悪化した場合や、 下痢がいつまでも続く場合は受診しましょう。 スポンサーリンク 下痢の原因と対策 赤ちゃんが下痢になってしまう原因は、 ・食べたものによる影響 ・環境の変化による影響 ・何らかの病気の症状 これらが考えられます。 赤ちゃんが下痢になった場合、 これらに当てはまることがなかったかを チェックしてみましょう。 赤ちゃんの消化器はまだ未発達のため、 初めて食べたものなどで、 うんちが緩くなるのはよくあることです。 この場合は、消化器の発達や、 離乳食などへ徐々に慣れることで、 そのうち大人と変わらないようなうんちをするようになるので、 全く心配いりません。 あまりに緩いうんちで気になる場合は、 なるべく消化の良い離乳食を食べさせて、 様子をみるのも良いでしょう。 下痢の時の離乳食については こちらの記事で詳しく紹介しています。 もしも…下痢の他にも症状があったり、 激しい下痢、赤や白などのうんちをしたなど、 いつもと明らかに赤ちゃんの様子がおかしい場合は、 感染症など病気の可能性があります。 うんちの色については、こちらの記事で詳しく解説しています。 状態によっては緊急で受診する必要もありますので、 赤ちゃんの全身症状をチェックして、 受診の緊急度を判断する必要があります。 赤ちゃんの下痢で受診するかのチェック項目や、 家での対処法、NGな行為などを こちらの記事で紹介していますので参考にしてください。 赤ちゃんが下痢を起こしたときに 感染症など疑われることが多い病気を 次章で紹介していますので、そちらも参考にしてください。 下痢の症状がでる病気 赤ちゃんが下痢になった場合、 どんな病気が疑われるか? それぞれの病気の 【症状】【治療方法】【家でのケア】を 詳しく紹介していきます。 あくまで、ここで紹介する病気は一部になります。 また、病気かどうかは医師の診断でないと分かりません。 症状などで疑わしい場合は、 必ず、病院へ受診しましょう。 ロタウイルス感染症 乳幼児がかかる代表的なウイルス性胃腸炎です。 主に冬~春にかけて流行します。 感染力が高く、潜伏機関は24~48時間程度です。 【症状】 嘔吐から始まることが多く、 その後下痢が見られます。 発熱を伴うこともあります。 特徴的なのは、 白く酸っぱい臭いの米のとぎ汁のようなうんちが出ます。 下痢は1日に十数回も見られることもあります。 嘔吐や発熱は数日でおさまることが多いですが、 下痢はその後1週間ほど続くこともあります。 【治療】 ロタウイルスに有効な薬はなく、 ビオフェルミンやラックビーなどの整腸薬や吐き気止めで 嘔吐や下痢の症状を軽減させながら回復を待ちます。 しかし、ロタウイルスは予防接種があり、 発症、または重症化を防ぐことが出来ます。 ただし、ロタウイルスの予防接種は 接種期限に厳しい制限がありますので、 もし、接種する場合は 早めにかかりつけの小児科医に相談しましょう。 【家でのケア】 嘔吐や下痢が続くので、 脱水症状に気を付ける必要があります。 経口補水液や白湯などで、 水分補給を行います。 1度に多くの水分を飲ませると吐きやすいので、 スプーンなどで少しずつ飲ませます。 水分も受け付けず、赤ちゃんがぐったりしたら すぐに病院へ受診しましょう。 下痢や嘔吐が収まってきたら、 消化吸収が良い食べ物から初めて、 徐々にもとの食事に戻していきます。 また、下痢の回数が多いので、 おしりのかぶれにも気を付けましょう。 出来たら、下痢をした際に、 シャワー流したり、座浴で洗ってあげると良いと思います。 インフルエンザ インフルエンザウイルスによる感染症です。 主に冬期に流行する重症の風邪症候群となります。 インフルエンザには沢山の型があり、 流行するウイルスの型により 症状も若干異なります。 感染力が高く、潜伏機関は2日程度と言われています。 【症状】 風邪と症状は似ていますが、 主な違いは寒気を伴う高熱がみられることです。 下痢や嘔吐を伴うことも、 風邪より多くみられます。 赤ちゃんの場合、急性気管支炎や肺炎、 中耳炎などを起こすこともあるので要注意です。 また、けいれんが意識障害などがある場合、 インフルエンザ脳症の心配もあります。 予防接種が出来ない 低月齢の赤ちゃんの場合は、特に注意が必要です。 赤ちゃんが6か月以上なら、 重症化を防ぐため予防接種を 受けることがとても大切となります。 【治療】 発症48時間以内なら、インフルエンザの 抗ウイルス薬が処方されます。 それと同時に、 発熱、鼻水、せき、下痢、嘔吐 などの症状を軽減するための薬が 処方されることも多いです。 【家でのケア】 医師の指示通りの薬の服用と、 風邪同様、赤ちゃんが少しでも快適に過ごせるよう、 環境を整えてあげましょう。 腸重積症 腸の一部が腸の中にもぐりこんでしまう病気です。 はっきりした原因はまだ解明されていません。 発症後、24時間以内に 処置することが重要となります。 【症状】 腸に潜り込んだ箇所が激しく痛むので、 急に激しく泣き出します。 痛みは急に起こったり、治まったりを繰り返す為、 数分~数十分間隔で、泣いたり泣き止んだりを繰り返します。 また、いちごジャムのような 赤い血便が出ることもあり、嘔吐を伴うこともあります。 【治療】 発症から24時間以内であれば、 肛門から空気や造影剤を注入し、 潜り込んだ部分を押し出す高圧浣腸が有効です。 24時間以上経過して高圧浣腸で回復しなかった場合や、 万が一潜り込んだ部分の壊死が疑われる場合は 手術が必要となります。 【家でのケア】 治療後、再発することがあるので、 発症した場合に早く治療する為にも 赤ちゃんの様子をよく注意してみることが必要です。 食中毒 細菌に感染した食べ物や水などから 感染して起こる腸炎です。 夏期に多くみられます。 【症状】 食中毒の原因となる細菌の種類により、 症状は異なります。 <サルモネラ菌> 卵や卵加工品、乳製品に発生しやすい細菌。 6~48時間位で嘔吐、下痢、発熱などの症状が出ます。 <カンビロバクター菌> 牛、鶏、豚、猫などの消化器や糞にいる細菌。 生肉を食べたり、細菌の付いたものを 触った手を介して口に入るなどで感染します。 2~10日で高熱、嘔吐、下痢、腹痛、 筋肉痛などの症状が出ます。 <病原性大腸菌:O-157> 生鮮食品や水などを飲食することで感染し、 また、人から人へも感染します。 2~7日位で下痢、腹痛、発熱、倦怠感などが起きて、 その後、大量の出血便がみられ死亡するケースもあり、 赤ちゃんの場合は大変危険です。 <腸炎ビブリオ> 魚介類やその加工品に付着する細菌です。 10~24時間位で腹痛、下痢、嘔吐などが起きます。 <黄色ブドウ球菌> 人の粘膜や傷口にいる細菌です。 傷がある手や、傷口を触った手で調理したもの (おにぎりや魚介類など)から感染します。 1~4時間位で腹痛、嘔吐などが起きます。 <ボツリヌス菌> ハムやソーセージ、ハチミツ、缶詰などにいる細菌です。 12~36時間位で神経や筋肉の麻痺症状が出ます。 加熱により予防出来ます。 ハチミツは1歳未満の子供には厳禁です。 【治療】 症状により治療方法も変わってきます。 下痢は細菌をすべて排出するために、 下痢止めは使用しません。 細菌の種類によって、抗菌薬を服用することもあります。 【家でのケア】 脱水症状に気を付けます。 また、下痢が酷いときは、 おしりがかぶれないよう、綺麗に保ってあげましょう。 食物アレルギー ある特定の食べ物に反応して、 皮膚のかゆみや湿疹、下痢、嘔吐などの症状が出ます。 【症状】 症状は人により違ったり、 症状の重さによっても変わりますが、 主に、蕁麻疹などの皮膚症状や、 下痢、嘔吐、腹痛などの胃腸症状が起こることが多いです。 また、鼻水やせき、 目のかゆみなどが起こることもあります。 重症の場合は、呼吸が出来なくなったりなどの、 アナフィラキシーショックを起こし 命の危険もあるので注意が必要です。 【治療】 症状に合わせた薬が処方されます。 その後は、食事制限など、 医師の指示に従うことが大切です。 自己判断は絶対に禁物です。 【家でのケア】 アレルギーが判明した場合は、 食品のアレルギーチェックをして、 アレルゲンとなるものを摂取させないように気をつけましょう。 スポンサーリンク 受診の際はココが大事! 赤ちゃんが下痢になり、受診する際に、 「どこをチェックして医師に説明すればよいのか?」 を確認しましょう。 いざ、病院に行って、医師に質問されたときに、 答えられないと、正しい診断に支障があったかも…と、 心配になってしまいますよね。 赤ちゃんが下痢になり、病院に行くときに、 最も大切なのは、 ・いつから下痢が始まったか ・下痢の回数(1日何回か) ・下痢の色 ・下痢の状態(水っぽさなど) ・嘔吐などの他の症状の有無 ・おしっこは出ているか …をチェックしておきましょう。 うんちの状態については、 うんちの付いたオムツを持参してもOKです。 また、カメラで撮影して見せるのも良いですね。 赤ちゃんの下痢で受診する際、 チェックする項目についてこちらの記事でも 詳しく紹介していますので参考にしてください。 まとめ ここまで、赤ちゃんの下痢について、 緊急度や病気の症状を紹介しました。 心配のない下痢と、病気が疑われる下痢では、 その下痢の状態や他の症状など、 全く違うことが分かりましたよね。 また、その症状により、家で様子を見てもよい場合や、 緊急に受診する必要がある場合など、 それぞれの違いを紹介しました。 当サイトでは他にも、 赤ちゃんに関するお役立ち情報を紹介しています。 もし、不安な場合や、よく分からない時は、 かかりつけの小児科医などに相談しましょう。

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