膝 の 外側 が 痛い。 【膝の横が、内側が痛い!】痛みが出る原因と5つの改善ストレッチ

膝の痛みや違和感…膝が痛いとき考えられる9つの原因 [骨・筋肉・関節の病気] All About

膝 の 外側 が 痛い

【膝蓋骨の役割】• 膝の関節の保護• 大腿四頭筋(膝を伸ばす筋肉)の効率を良くする• 膝関節の動きをスムーズにする(滑車の役割) 膝を曲げ伸ばしするとき、膝蓋骨にはとても大きな圧力がかかっています。 歩行でも、体重の1. 3倍、階段では3. 3倍、スクワットでは7. 8倍と言われるほどなんです。 だから膝蓋骨の位置がずれていたり、うまく動いて(滑って)いかなかったとしたら大変ですね。 大きな圧力が誤った方向から膝関節にかかり、かなりの負担になってしまいます。 だから 膝蓋骨の位置や動きが正しくないと膝に痛みが出てしまうんです。 少し専門的になりますが、もう少しお話ししましょう。 この膝蓋骨に関係する、もしくは支えているものについてです。 まとめてみましょう。 【膝蓋骨に関係する組織】• 大腿直筋(大腿四頭筋の1つ):骨盤から始まり膝蓋骨とつながり、膝蓋靭帯を介して脛骨(下腿骨)に付着する• 膝蓋腱(膝蓋靭帯とも):大腿直筋の末端で膝蓋骨と脛骨(下腿骨)をつなぐ腱(膝蓋腱反射で有名)• 外側膝蓋大腿靭帯:外側で膝蓋骨と大腿骨をつなぐ靭帯• 内側膝蓋大腿靭帯:内側で膝蓋骨と大腿骨をつなぐ靭帯 これらが主に膝蓋骨の動きに関係しているんです。 最後に膝蓋骨の動き方ですが、これは簡単です。 膝を伸ばすとき、膝蓋骨は上にあがります。 そして膝を曲げるとき、膝蓋骨は下にさがるんです。 つまり 膝を曲げるとき、この膝蓋骨がまっすぐ下に下がらなかったり、外側か内側にかたよって下がるときに痛みが出るんです。 では膝蓋骨が正しい位置にあるか、また正しく動いているかチェックしてみましょう。 【膝蓋骨のチェック法】• 目で見てまっすぐ上を向いているか?• 外側にかたよっていないか?(かたよっていたら外側膝蓋大腿靭帯が緊張している)• 内側にかたよっていないか?(かたよっていたら内側膝蓋大腿靭帯が緊張している)• 膝蓋骨の外側を押すと痛くないか?(痛かったら外側膝蓋大腿靭帯が緊張している)• 膝蓋骨の内側を押すと痛くないか?(痛かったら内側膝蓋大腿靭帯が緊張している)• 膝を伸ばすとき上にあがってくるか?(あがってこなかったら膝蓋骨のすべりが悪くなっている)• 膝を曲げるとき下に下がるか?(さがらなかったら膝蓋骨の動きが悪くなっている)• では早速、膝蓋骨の位置と動きを整えていきましょう! 【6つの場合の対処法】• 膝蓋骨が外側にかたよっている場合:膝蓋骨のテーピング(真ん中に戻す)• 膝蓋骨が内側にかたよっている場合:膝蓋骨のテーピング(真ん中に戻す)• 膝蓋骨の外側を押すと痛い場合:外側膝蓋大腿靭帯のフリクション・マッサージ• 膝蓋骨が内側を押すと痛い場合:内側膝蓋大腿靭帯のフリクション・マッサージ• 膝を伸ばしたときに膝蓋骨が上がらない場合:膝蓋骨のモビライゼーション• 膝を曲げたときに膝蓋骨が下がらない場合:大腿直筋のファンクショナル・マッサージ 膝蓋骨が外側にかたよっている場合 膝蓋骨のテーピング(真ん中に戻す)を行いましょう。 下の「膝蓋骨の外側を押すと痛い場合のフリクション・マッサージ」を行ってからするとより効果的ですよ。 テーピングには「キネシオテープ(幅50mm)」を使います。 動きを妨げず、膝蓋骨を自然に元の位置を戻してくれますよ。 20%ほど引っ張って伸ばしながら貼るのがコツです。 cmほど切り込みを入れて、膝蓋骨を挟むよう上下の形に沿って貼ります。 そして内側に引っ張っぱりながら貼り、膝の裏を回って1周します。 膝蓋骨が内側にかたよっている場合 膝蓋骨のテーピング(真ん中に戻す)を行いましょう。 やり方は外側にかたよっている場合と基本的には同じ。 逆に外側に引っ張っぱりながら貼り、膝の裏を回って1周します。 また同じく「膝蓋骨の内側を押すと痛い場合のフリクション・マッサージ」を行ってからするとより効果的ですよ。 膝蓋骨の外側を押すと痛い場合 外側膝蓋大腿靭帯のフリクション・マッサージを行いましょう。 方法は簡単。 人差し指の上に中指を重ねてから、人差し指で膝蓋骨の外側を軽くマッサージしていきます。 靭帯の線維を横切るようにマッサージするので、フリクション・マッサージと呼ばれていますよ。 この方法はリズムが肝心。 痛い部分を中心に前後2cm(4cmのストローク)を、1秒間に2往復するぐらいのスピードで行うとよいでしょう。 また気持ちよいぐらいの圧力で、軽くマッサージするのがコツですよ。 膝蓋骨の内側を押すと痛い場合 内側膝蓋大腿靭帯のフリクション・マッサージを行いましょう。 方法は外側の場合と同じです。 膝蓋骨の内側に対して行います。 膝を伸ばしたときに膝蓋骨が上がらない場合 膝蓋骨のモビライゼーションを行いましょう。 膝蓋骨の動きをよくする運動です。 膝蓋骨を親指と中指で固定し、上下に動かしていきます。 上げて止まったところ、また下げて止まったところで、それぞれ力をかけたまま10秒間待ちます。 そしていったん少し力をゆるめて、また同じように力をかけて10秒間待ちます。 その繰り返しで、膝蓋骨の上の筋肉(大腿直筋)がゆるみ、スムーズに動くようになるまで続けましょう。 あまり力強く引っ張らないのがコツですよ。 膝を曲げたときに膝蓋骨が下がらない場合 大腿直筋のファンクショナル・マッサージを行いましょう。 関節を動かしながら行うのでファンクショナル・マッサージと呼ばれますよ。 大腿直筋の下部にある、滑液包(膝の潤滑液をためておく袋)が周囲の組織に引っ付いている(癒着)場合があります。 この引っ掛かりをとる運動です。 手の小指側(小指球)で膝の上を押さえながら膝の屈伸運動を行います。 膝蓋骨のすぐ上から始め、2cmずつ上に位置をずらしながら、10cm上まで行いましょう。 5セット行うごとに、膝蓋骨の動きをチェックしてみましょう。 仕上げの運動で膝関節を整えよう 膝関節は「らせん関節」と呼ばれる形をしています。 つまり 単なる蝶番(ちょうつがい)ではなく捻じれを伴いながら曲がるところに特徴がありますよ。 だから曲げるときは踵(かかと)がお尻に付くように曲げるのは膝にとってはあまりよくないんです。 踵をお尻の外に逃がすように曲げるのが実は正解なんですね。 踵をお尻の外側(股関節の外側)目指して曲げてみましょう。 普段よりよく曲がるはずですよ。 この運動で膝関節を整えましょう。 いかがでしたか? 膝の外側や内側の痛みには、膝蓋骨の位置や動きが関係していることがあります。 まずはここに着目してみましょう。 それではあなたの膝の症状が改善されることを願ってこの稿を終わります。

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【知って予防】膝痛の改善|自宅で楽しくできる効果的な運動法|LIFULL介護(旧HOME'S介護)

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株式会社ウィルフォワードアスリート代表。 高校生から市民ランナーへの指導&治療経験を生かし、RUNNING CLINICを立ち上げ。 フルマラソン自己ベスト2時間22分15秒。 2007、2009かすみがうらマラソン優勝。 膝の怪我というと、皆さんは何をイメージするでしょうか? アールビーズスポーツ財団が毎年行うランナー世論調査(2017)によると、ランナーが抱える痛みの第一位はダントツで「膝」だということがわかりました。 非常に複雑な構造をしていて、怪我が多い場所だということはイメージが湧きやすいでしょう。 今回はそんな膝のトラブルの中でもランナーには特に多いといわれている腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)について解説していきたいと思います。 Contents• しかし、実施には「膝の靭帯」というよりも「腰から膝の下まで続く長い靭帯」です。 膝だけに関わっているわけではないところはとても大きなポイントですね。 この靭帯は大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)と大臀筋(だいでんきん)という二つの筋が合わさってできています。 筋が腱組織に移行して「腸脛靭帯」と名前を変え、太ももの外側を通って膝の下まで続きます。 非常に強くて硬い組織です。 運動する上でとても重要な役目を果たしていて、脚を外に広げたり(外転)、膝や股関節を曲げたり(屈曲)伸ばしたり(伸展)かなり様々な動きに関わっています。 そんな腸脛靭帯ですが外から簡単に触れる組織です。 ためしに横になって上になっている足を少しずらして足を内側に倒すと太ももの外側が硬くなります。 そこが腸脛靭帯です。 腸脛靭帯は筋のように伸び縮みする組織ではありませんが、姿勢によって強く張ります。 つまり、姿勢や動きが悪いとそれだけ靭帯に負担がかかるということでもあるので、動きの良し悪しは腸脛靱帯炎の原因になりそうだなということはここからもわかりますよね。 腸脛靭帯はなぜ「ランナー膝」と呼ばれるのか? そんな腸脛靭帯は股関節の動きを膝に伝える作用もあるため、運動をスムーズに行う上では欠かせない存在です。 ランニング動作は膝の曲げ伸ばしが多いため、腸脛靭帯に負担がかかりやすく、その結果ランナーに頻発する怪我なので、「ランナー膝」と呼ばれるようになりました。 注意しなければならないのは、ランナーにしか起こらない怪我ではないということです。 ランナーに多いのは事実ですが、それだけに限りません。 職業柄、膝の曲げ伸ばしが多い方や、O脚の方などは腸脛靱帯炎になるリスクがあるので注意が必要です。 ちなみに、「ランナー膝」と呼ばれるものは腸脛靱帯炎だけではありません。 膝のお皿の下あたりに痛みが出るも「ランナー膝」の一種と呼ばれることがあります。 また、そう呼ばれていなくても膝の内側に痛みが出る鵞足炎(がそくえん)や膝のお皿の裏側に痛みが出るタナ障害などもランニングが引き金になって起こりやすい膝の怪我です。 これだけ見てもランナーと膝の怪我は非常に関係が深いものだということが分かりますよね。 一旦強い痛みが出てしまうと、完全に痛みが引くまでには時間がかかるので、初期の対応や再発予防のための体づくりはとても重要です。 腸脛靭帯炎の原因 腸脛靭帯は太ももの外側を走る長い靭帯だということは上述した通りです。 非常に強固で、強い靭帯ですが、実はストレスを受けやすい構造になっています。 太ももの下の方はバットのグリップエンドのように膨らんでいます。 この出っ張りを外側上顆というのですが、腸脛靭帯は膝の曲げ伸ばしのたびに、このでっぱりに擦り付けられてストレスを受ける構造になっています。 靭帯と骨の間には脂肪のクッションがあるのですが、それもストレスに耐えられなくなると、炎症が起き痛みを感じるようになってしまいます。 腸脛靭帯炎というと、靭帯そのものが炎症しているというイメージがありますが、実際にはクッションとなっている脂肪がダメージを受けているということが近年の研究で分かってきています。 【腸脛靭帯に繰り返しかかるストレス】 基本的には、こういった膝の曲げ伸ばし動作が引きがねになるのですが、腸脛靭帯がストレスを受けやすい動作や体の癖があるので、ここではそういった原因を助長する要因について解説していきたいと思います。 過度のランニング動作による摩擦の増強 まずはランニング動作の基本についての理解が必要です。 ちょっとややこしい解説になりますが、よく読み込んでイメージしてみてください。 これは誰もが自然に獲得する動作で、人間が持つ重要なクッション作用の一つです。 これが一連のランニングサイクルです。 ランニング動作では足を一歩進める間に膝の曲げ伸ばしが2回繰り返されます。 体がまだ元気なうちは良いのですが、疲れてくるとフォームが崩れ、膝のクッション作用も体重を支えきれなくなってしまい、結果的に腸脛靭帯に負担がかかってしまいます。 練習量が多い、疲労状態のまま練習を続けている、そもそもフォームに問題があるといった方は特に注意が必要ですね。 腸脛靭帯炎を繰り返してしまう方はランニングフォームを修正する必要があるでしょう。 O脚 O脚は腸脛靱帯炎を起こしやすい一要因になります。 O脚の方の場合、膝が外側に広がるようになります。 これによって腸脛靭帯は外側に引っ張られ、大腿骨にある出っ張り(外側上顆)と擦れやすくなってしまいます。 O脚の方が腸脛靱帯炎になりやすいは、このためです。 O脚は治らないと思われがちですが、そんなことはありません。 時間はかかりますが筋トレなど地道な取り組みによって改善につながります。 ふくらはぎの捻れ 腸脛靭帯の緊張はふくらはぎのねじれによっても起こります。 お尻の筋から派生した腸脛靭帯は最終的にふくらはぎの骨(脛骨)にくっつくのですが、ふくらはぎが内側にねじれると腸脛靭帯過剰に引っ張られてしまいます。 結果的に腸脛靭帯の緊張感は高まり、腸脛靭帯と大腿骨の出っ張り(外側上顆)が擦れて、腸脛靭帯炎を誘発してしまいます。 では、ふくらはぎが内側にねじれる原因は何でしょうか? 一つ要因としてあげられるのが、太ももの内側にある内転筋群の作用になります。 内転筋群は足を内転(内側に寄せる)働きがありますが、骨を内側に捻る作用もあります。 内転筋が過剰に働いたり、硬くなってうまく使えなくなると様々な悪影響を及ぼしてしまいます。 腸脛靱帯炎という症状は太ももの外側に起こる症状ですが、ふとももの内側の筋も症状につながるため、この部分の筋バランスを整えることも非常に重要です。 外側広筋の緊張 腸脛靭帯と太ももの外側の突起の間にある脂肪組織は外側広筋(がいそくこうきん)と呼ばれる筋と接しています。 外側広筋とは、太ももの前面外側に位置する大きな筋で、膝を伸ばす時に力を発揮する筋のことです。 この筋が緊張してしまうと、腸脛靭帯の下にある脂肪組織を圧迫してしまうため、結果的に腸脛靭帯へのストレスは強くなってしまい、痛みを引き起こしてしまいます。 皮膚からでも触れる大きな筋なので、腸脛靭帯炎で悩んでいる方はここが硬くなっていないかチェックしてみてください。 腸脛靭帯炎の症状 腸脛靭帯炎は「膝の外側に痛みが出る症状」と認識されていますが、実際には膝のお皿から少し「外」かつ「上」にずれた場所にピンポイントで痛みが出ます。 膝というよりも「太ももの外側」と言ったほうが正確に痛みのポイントを表しています。 単に「腸脛靱帯炎=膝の外側が痛む」とだけ認識していると、怪我を読み違えてしまうので、注意が必要です。 初期症状は運動時の痛みに限定され、運動を終えると痛みは引くことがほとんど。 ウォーミングアップによって身体が温まることで痛みが低下する方もいるので、我慢したり放置されることも少なくありません。 もちろん、この初期対応はNG。 初期症状を軽視してしまうと悪化につながる恐れがあります。 そのまま運動を続けていると、次第に運動を終えた後も痛みが引かなくなってしまい、慢性化しかねません。 初期の段階でどれだけ必要な処置を適切に受けられるかが大きなポイントです。 初期は膝の外側やや上方に痛みがピンポイントで出ますが、人によっては腸脛靭帯に沿って太ももの外側に痛みが広がることもあります。 どんな怪我でもそうですが、症状には個人差があるので小さな症状も含めて治療を担当してくれる人にしっかり伝えるようにしてください。 また、腸脛靭帯炎を起こした方の中には、股関節の詰まり感や違和感を訴える方もいます。 腸脛靭帯は上述したように、大臀筋、大腿筋膜張筋という二つの大きな筋が元になっています。 この二つの筋は股関節を動かす上で非常に重要な筋です。 腸脛靭帯炎の症状が二次的、三次的に広がってくると関連のある部位に様々な症状が出るので、痛みが出ているのが膝付近だとしても、治療が必要な場所はそのほかにもあると理解してください。 腸脛靭帯炎の改善 長慶靱帯炎の治療は辛抱強く取り組む必要があります。 ランニングフォームが原因になっていることは間違いありませんが、そこにアプローチして痛みの原因を取るためには時間がかかってしまいます。 痛みそのものの治療(症状治療)と痛みの原因になったものの改善(原因治療)をバランスよく行っていくようにしましょう。 腸脛靱帯炎の「痛み」に対してのアプローチ 痛み自体は患部の炎症が原因です。 膝の曲げ伸ばしに伴う摩擦によって腸脛靱帯にかかるストレスが増すと炎症に繋がるので、この炎症に対しての処置を第一優先に行なっていきましょう。 炎症に対しての処置としては患部の安静が大原則です。 痛みがある時に無理に動かすことは傷口に塩を塗る行為になってしまうので、無理は禁物です。 また、消炎鎮痛作用のある薬剤も程度によって活用してください。 こちらは現在薬局などでも買えますが整形外科で処方してもらい、用法容量を相談した上で使うことがおススメです。 怪我を自己判断することほど危険なことはありませんからね。 腸脛靱帯炎の「原因」に対してのアプローチ ランニング障害の大部分はランニングフォームがきっかけであることがほとんどです。 ランニングフォームへのアプローチなしに根本的な改善にはなかなかつながりません。 そういったランニングフォームを作るものは筋力と筋の使い方なので、この二つへのアブローチは上手に行なっていきましょう。 腸脛靭帯炎の場合は靭帯の元となっている大臀筋、大腿筋膜張筋が硬くなっていることが多いです。 ストレッチやマッサージを行なって正常な状態に戻していきましょう。 【大腿筋膜張筋、臀筋群のストレッチ】 まとめ いかがだったでしょうか? 今回は腸脛靱帯炎というランナーにとって馴染みの深い膝のトラブルを取り上げましたが、膝は複雑な構造をしているので、単純な怪我じゃないことも実はあります。 原因がなかなかわからない膝の痛みに悩んでいる方であれば、まずは色々な怪我の基礎基本を調べて自分の症状と照らし合わせてみてください。 何か自分の症状と重なるものがあるかもしれませんしね。 また、違う診断名がつく膝の怪我であっても、膝に良いとされるトレーニングは共通するものも多いです。 今回ご紹介した改善のトレーニングが違う膝のトラブルにも通用する場面は少なくないと思います。 膝の痛みはもう治らないよと諦めたり、痛みを我慢したりしないでください。 痛みを改善させるためのヒントは必ずどこかにありますよ! ランニングによって膝が痛くなることはよくあることなのですが、痛みが出る場所は人によってかなり違います。 膝の外側が痛くなったり、膝の内側が痛くなったり、あるいは膝のお皿そのものが痛くなったり。 膝の痛みといっても、どこに痛みがあるかで原因が異なります。 また、必要な治療… 皆さんは、怪我をした時にすぐやるべき応急処置といえば何を思いつきますか? 運動部に所属したことのある方であれば「痛いところは冷やせ」という指導を受けたことがあると思いますし、そうじゃなくても生活の知恵として怪我=冷やすという認識は広く普及していると思います。 … 「足の裏が痛い」 そんな経験はないでしょうか?踵に近い足の裏が痛くなることは、ランナーにとって珍しい話ではなく、むしろよく見かける症状の一つです。 足の裏には足底腱膜(そくていけんまく)と呼ばれる丈夫な腱組織が広がっています。 人間の体重を支える上では非常に重要… 私たちの生活において最も身近な怪我の一つが捻挫。 誰もが耳にしたことがあり、多くの人が経験したことのある怪我ではないでしょうか? 捻挫は「捻る(ひねる)+挫く(くじく)」という言葉からもわかるように関節を不自然にひねったときに起こる怪我です。 「シンスプリント」とは「Shin=すね」+「Splint=副木… 「肉離れ」ときくと皆さんどういったイメージをお持ちでしょうか? スポーツにあまり馴染みがない方でも「子どもの運動会で久しぶりに走ったお父さんがなってしまう怪我」くらいにイメージしているかもしれませんね。 ランナーにとっては非常に身近なトラブルで、再発しやすい怪我でもあ… ギリシャ神話の中で出てくる英雄「アキレス」。 神話の中でも指折りの英雄であり、多くのエピソードが残されています。 アキレスの大きな特徴は「ほぼ不死身」ということ。 というのも、アキレスが幼少の頃、不慮の事故で亡くなることを心配した母(テティス)がアキレスの足首を掴んで冥… 「月(にくづき)」に「要(かなめ)」と書いて「腰」。 この漢字の成り立ちから見てもわかるように、腰は人間の体の中でとても重要な場所です。 また、「腰が重い(なかなか行動をおこなさい)」「腰が据わる(落ち着いて物事をし続ける)」「腰を入れる(安定した姿勢をとる)」というように、….

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膝の痛み・腫れの原因とは?

膝 の 外側 が 痛い

膝の痛みは中高年だけでなく、スポーツをやっている10代の方でも抱えやすい問題です。 痛いと日常生活に支障をきたすので、困っている方も多いと思いますが、その多くが「曲げると痛い」という症状に悩まされています。 人によっては関節や軟骨の問題だし、病院へ行って「軟骨がすり減っていますね」「加齢の問題ですね」と言われて諦めている人もいるかもしれませんが、実は曲げる時に痛む方の場合、関節のバランスや神経、筋膜の問題を取り除けば、症状が改善する場合があるのです。 適当に対処していると、なかなか症状の改善が望めない場所でもありますので、今回は曲げると痛い時に考えられる疾患や原因、症状を緩和させるポイントについてまとめてみました。 膝を曲げると痛い時に考えられる疾患は? それでは、ここから膝を曲げると痛い時に考えられる疾患について見ていこうと思います。 痛みの出る場所や年齢、スポーツの状況で問題が変わってきますので、自身の症状に照らし合わせながら参考にしてみてください。 膝の上が痛い場合 膝を曲げた時に、膝の上が痛くなる場合は、大腿四頭筋の腱に炎症が起きていたり、膝蓋上滑液包という滑液包に炎症が起きている可能性があります。 大腿四頭筋腱炎 大腿四頭筋腱炎は別名ジャンパー膝とも言われる疾患で、太ももの前にある大腿四頭筋が、繰り返しの負担により、膝蓋骨(膝のお皿)や脛骨粗面というすねの骨を引っ張る事によって引き起こされます。 ジャンパー膝といえば、基本的には膝下の骨が出っ張っている所が痛む場合が多いのですが、大腿四頭筋の腱は膝のお皿にくっついていますので、膝上に痛みが出る場合もあります。 膝蓋上滑液包炎(膝蓋上包炎) 膝蓋上滑液包炎は、膝にある滑液包と呼ばれる袋状の組織が、繰り返しの刺激により炎症を起こした事で引き起こされる疾患です。 膝上に熱感があったり、腫れている場合はこの可能性がありますが、筋肉と骨との間に位置していますので、大腿四頭筋が緊張した状態で負担がかかると、組織の摩擦が増えてしまい、炎症を起こしてしまう場合があります。 膝の下が痛い場合 膝の下が痛い場合は、膝蓋靱帯炎やオスグットと呼ばれる疾患になっている可能性があります。 膝蓋靱帯炎(ジャンパー膝) 膝蓋靱帯炎は膝のお皿とすねの骨を結んでいる膝蓋靱帯が、スポーツなどで繰り返し引っ張られる事で負担がかかり、炎症を起こす疾患です。 こちらも別名ジャンパー膝と呼ばれますが、お皿の上に痛みが出るものを大腿四頭筋腱炎、すねの出っ張っている所に痛みが出るものを膝蓋靱帯炎と呼んでいます。 膝蓋靱帯は大腿四頭筋や大腿四頭筋腱ともつながっていますので、太ももの筋肉が固くなってしまうと、膝蓋靱帯にかかる負担も増すため、症状が発症しやすくなってしまうのです。 オスグット オスグットはすねの出っ張っている所に起こる疾患で、成長期の子供に見れる病気です。 正式名称はオスグッド・シュラッター病といい、すねの骨(脛骨)と靭帯がくっついてる部分の軟骨が剥離する事で引き起こされます。 成長期は骨の成長に対して筋肉の成長が追いついていませんので、もともと筋肉は緊張しやすい状況があります。 大人と比べて骨自体も柔らかいため、スポーツなどで大腿四頭筋に負担がかかってしまうと、軟骨を引っ張ってしまい、発症してしまうのです。 膝下の外側が痛い場合は? 曲げる時に膝の外側に痛みが出る場合は、腸脛靭帯炎、腸脛靭帯付着部炎の可能性があります。 腸脛靭帯炎・腸脛靭帯付着部炎 腸脛靭帯炎は別名ランナー膝とも呼ばれるように、ランナーなどに多い疾患です。 腸脛靭帯は太ももの外側を通る靭帯状の組織ですが、膝の曲げ伸ばしによって骨の上を前後に動くため、靭帯が摩擦によって炎症を起こしてしまうのです。 腸脛靭帯炎の場合は、膝の外側でやや上の方に痛みが出ますが、腸脛靭帯付着部炎の場合は、腸脛靭帯が脛骨と呼ばれるすねの骨に付着していすので、膝下に痛みが出ます。 膝下の内側が痛い場合は? 膝下の内側が痛む場合は、鵞足炎やタナ障害と呼ばれる疾患になっている可能性があります。 鵞足炎 膝の内側には、鵞足部と言われる腱が集まっている場所があるのですが、ここには縫工筋や薄筋、半腱様筋という3つの筋肉が付着しています。 そのため、膝を曲げ伸ばししたり、足を外旋するような動きを繰り返していると、膝の骨と筋肉との間で摩擦が生じてしまいますので、炎症を起こしてしまうのです。 棚障害(タナ障害) タナ障害は、膝の関節包に付いているヒダ状の組織が、膝のお皿と大腿骨の間に挟まれた状態になることで引き起こされます。 タナは生まれた後に無くなってしまう方もいますが、残存している方は、スポーツなどで膝の曲げ伸ばしが繰り替えされると、発症してしまうのです。 膝の裏側が痛い場合は? 膝を曲げた時に裏側に痛みが出る場合は、ベーカー嚢腫や坐骨神経の緊張によって痛みが出ている場合があります。 また、スポーツをやっている方などは、半月板を損傷していて痛みを出している場合もあります。 ベーカー嚢腫 ベーカー嚢腫とは、膝の関節包に関節液が溜まることで、膝裏に押し出されて膨らんだものをいいます。 膝の裏に圧迫感があったり、腫れがあったりするとこの可能性が高いのですが、変形性膝関節症などを起こしている方はなりやすいと言われています。 坐骨神経の緊張 こちらは痛みよりも、圧迫感や詰まる感じを訴えられる方が多ですが、坐骨神経が緊張していても、膝裏に症状を出す場合があります。 坐骨神経は腰から太もも、膝裏と通っているのですが、神経に柔軟性がなくなると、周りの組織を緊張させてしまいますので、膝を曲げた時に違和感を感じる場合があるのです。 中学生・高校生で曲げると痛い場合 中高生で膝を曲げると痛い場合は、上記で解説したオスグットのパターンが多いです。 オスグットは成長と共に痛みが減って行きますので、柔らかい軟骨が硬い骨へ変化していけば、自然と治る場合が多いです。 また部活で運動をされている方で、膝を曲げるとパキパキ音がなる方は、先程解説したタナ障害と言われる疾患の可能性があります。 同様に、膝に負担のかかるスポーツをやっていて、曲げ伸ばしで引っかかるような感じがしたり、曲がらなくなってしまうような方は、半月板を損傷している可能性があります。 半月板損傷 半月板は膝の間にあるC字状の軟骨様の組織で、クッションの役割をしています。 ジャンプやストップなど、スポーツの場面で起こる事が多いですが、膝に体重がかかりながら捻れるような力が加わると、発症しやすいと言われています。 競技としては、バスケットやサッカー、ラグビー、アメリカンフットボール、スキーなど、膝に負担がかかるもので多いです。 40代50代で膝が痛む場合は? 40代50代で膝を曲げると痛む場合は、変形性膝関節症の可能性があります。 変形性膝関節症 変形性膝関節症は、膝関節にある「軟骨」と呼ばれる組織が、加齢によりすり減ることで引き起こされます。 軟骨には本来膝を安定化させたり、クッションの役割があるのですが、ここがすり減ってしまうと、骨と骨とが直接ぶつかり合ってしまうため、炎症を起こしてしまうのです。 加齢による膝の変形というと、もう少し年齢層の高い方に起きそうなものですが、現代人は運動不足で太もも周りの筋肉が弱っていますので、4,50代でも発症します。 スポーツで痛む場合は? スポーツで痛む場合は、どこが痛むのか、どのような症状が出ているのかによって、疾患が絞れます。 膝の上や下に痛みの出る方はジャンパー膝の可能性が高いですが、外側に痛みが出る場合はランナー膝、内側に痛みが出る場合は鵞足炎などの可能性があります。 また、スポーツ中や膝を曲げる時にパキパキ音が鳴る方は、タナ障害の可能性があります。 膝がロッキングを起こして曲げられなくなる方の場合は、半月板損傷の可能性が高いです。 立ち仕事や立ちっぱなしで膝が痛くなった場合は? 立ちっぱなしの状態が続いて膝が痛くなってしまった場合は、大腿部の筋膜緊張が原因になっている可能性があります。 立っている状態が長く続くと、腰や太ももに負担がかかるのですが、この負担が大腿四頭筋の筋膜を緊張させてしまいますので、膝を曲げる時に動きの邪魔をしてしまうのです。 膝に痛みを引き起こす原因とは? ここからは、膝に痛みを引き起こしてしまう原因について見ていきたいと思います。 曲げる時に痛む場合は、主に軟骨や半月板、関節、筋膜の問題が影響を及ぼしている場合が多いです。 大腿四頭筋の緊張 これはジャンパー膝の時も少しお話しましたが、大腿四頭筋の柔軟性が低下してしまうと、筋肉が腱の付着部を引っ張りやすくなってしまうため、膝に痛みを引き起こす場合があります。 サッカーやバスケット、バレーボールなど、ジャンプやキック動作が多くて太ももに負担がかかるスポーツは、大腿四頭筋が緊張しやすくなるので注意が必要です。 また、膝を曲げる際は太ももの前が伸ばされると思うのですが、大腿四頭筋の筋膜が固くなっていると、曲げる時に筋膜がうまく伸びてくれないため、関節に痛みを出す場合があるのです。 実際患者さんを見ていると、曲げるときに痛みが出るような方は、表面の筋膜というよりも、深部の筋膜が固くなっている事が多いように思います。 深部筋膜の緊張は、神経の問題も絡んでくるのですが、ケガをしていたり、スポーツで酷使してる方は、表層に問題が起きている事もあります。 大腿四頭筋の筋力低下 大腿四頭筋の筋力低下は、変形性膝関節症などで膝に痛みを出してしまう原因の一つです。 太ももの筋力と、膝の痛みは密接な関係があるのですが、大腿四頭筋は膝にかかる負担を軽減してくれますので、ここの筋力が弱くなってしまうと、体重が直接膝にかかってしまうため、痛みを引き起こしてしまうのです。 よく、テレビとかで加齢による膝の痛みは女性の方が出やすいという話を耳にした方もいるかもしれませんが、女性に膝の変形が多い理由の一つが、この大腿四頭筋の筋力不足でもあります。 女性の場合は、筋力不足以外にも、エストロゲンと呼ばれるホルモンの減少も、変形性膝関節症を起こしやすい原因と一つと考えられています。 そのため、膝を良い状態に保つためには、大腿四頭筋の筋力が低下してもダメだし、緊張して固くなってしまってもダメなのです。 下肢に向かう神経の緊張 膝の周りにはいくつかの神経が走行しているのですが、この神経が緊張してしまっても、膝に痛みを引き起こす場合があります。 実際、私が見た患者さんの中でも、本人は加齢による膝の痛みで、「軟骨がすり減ってのかも」とおっしゃっていましたが、原因は軟骨のすり減りではなく、伏在神経という太ももの内側を走る神経の緊張が原因になっていました。 また、坐骨神経に関しては膝裏の痛みで解説した通りですが、外側大腿皮神経という太ももの外側を走る神経が緊張してしまうと、腸脛靭帯や外側の筋膜を固くしてしまいますので、ランナー膝などになりやすくなる場合もあります。 骨盤や下肢全体の歪み 膝の痛みを抱える方は、基本的に骨盤や下肢全体の歪みが強いです。 足のケガを経験している方は、下肢単独で歪んでしまっている場合もありますが、基本的には腰や股関節周りの歪みが大腿部や膝の歪みを招き、下半身全体として大きい歪みを作っている場合が多いです。 足が歪んでしまうと、膝にかかる荷重が外側と内側で均等にかかりませんので、どちらかより強く負担のかかった方に、関節の問題を引き起こします。 これはX脚やO脚の方を見るとよくわかるのですが、下肢が歪んでしまった事によって、膝の関節が外反したり内反したりしているのが確認できると思います。 こうなってしまうと、片側の関節面にだけ負担が集中してしまいますので、軟骨が摩耗しやすくなったり、スムーズな動きができなくなるため、膝を痛めてしまうのです。 軟骨や半月板の問題 軟骨や半月板に問題がある場合は、基本的に関節面のクッションに問題が起きている状態です。 膝を曲げる時にはどうしても関節が擦り合いますので、損傷している軟骨があったりすると、曲げるたびに組織が刺激されるので、炎症を起こしたり、痛みを引き起こしてしまいます。 スポーツしていて半月板を痛めてしまった方や、高齢の方はこれらに該当しやすいのですが、患者さんを見ていると、レントゲンなどの画像診断で問題が認められたとしても、実際の膝痛は別の問題から起きているという事も多々あります。 膝を曲げると痛い時の対策・治し方 膝の症状を改善させるために、腰や骨盤も含めた下半身全体のバランスを整え、膝にかかる負担を減らしてあげる必要があります。 以下大切なポイントをいくつか挙げてみましたので、参考にしてみてください。 大腿四頭筋を緩める 大腿四頭筋の筋膜が緊張していると、膝を曲げる時に関節の邪魔をしますので、しっかりと緩めてあげた方が良いです。 やり方としては、普通にもも前のストレッチで良いと思いますが、大腿骨との間にある深部の筋膜が緊張していたり、神経の緊張によって固くなっている場合は、プロにお任せして、施術を受けたほうが良いと思います。 臀部の筋肉を緩める ここは意外と見逃されがちなのですが、臀部の筋膜も、膝を曲げる際に重要なポイントですので、柔軟に保ってあげることが大切です。 これは膝を曲げる時の姿勢を見ていただければわかるのですが、膝を曲げようとすると、一緒に股関節も曲がっているのが確認できると思います。 股関節が曲がるということは、背面にあるお尻の筋膜が引き伸ばされますので、ここが固くなっている、膝の動きにも悪影響を出してしまうのです。 腰の歪みを整えよう 下半身に症状がある場合は、腰は要となる部分ですので、しっかりと整えてあげる事が大切です。 特に腰の歪みは下半身のバランスを崩してしまったり、足に向かう神経を緊張させてしまいますので、太ももの筋肉が固くなったり、膝裏の症状につながる事もあります。 整え方としては、基本的には施術によって関節を緩めてしまった方が早いのですが、「」で腰椎が固くならない方法をまとめてありますので、合わせて参考にしてみてください。 実際に治療していく際は、骨盤や足の状態を見ながら、一つ一つ関節をチェックしていきます。 基本的に神経に問題があると、腰椎にも必ず歪みが出ていますので、上記で書いたとおり腰の状態も一緒に見なければなりません。 また、筋膜上に問題が起きている時は、単に筋膜が固くなっているだけでなく、神経の通っているラインに筋状の緊張が見られたりするので、注意が必要です。 伏在神経の緊張を取る 伏在神経は腰から大腿部の内側を通って膝の近くまで向かう神経ですが、ここが緊張していると、膝を曲げるときに内側に痛みを引き起こす場合があります。 膝の痛みが関節部ではなく、それ以外の所に出ている方は結構この伏在神経が原因になっているのですが、気づかれにくく、膝の変形(OA)で痛んでいると勘違いされている方もいます。 アプローチ自体は腰の状態を見ながら神経の緊張を取っていくのですが、過敏になっている神経は繊細なため、慎重にアプローチしないといけません。 膝関節の動きやバランスを改善 腰の状態や神経、太もも周りの筋膜を緩めると、ある程度体は整ってくるのですが、中には膝自体が固くなっていたり、歪んでいる場合もあります。 特に関節には、「あそび」と呼ばれるちょっとした動きの幅があるのですが、このあそびがなくなってしまうと、膝の動きが悪くなってしまいますので注意が必要です。 残念ながら個人で何かできる事はあまりないのですが、前後左右で動きはどうか、ひねりを加えた時はどうかなど、様々角度から膝の状態を見ていく必要がありますので、気になる方はプロにご相談した方が良いと思います。 膝を曲げると痛い時のテーピング 膝を曲げると痛い時は、テーピングで動きのサポートをしてあげると、膝にかかる負担が減りますので、症状が楽になる場合があります。 使用するテープとしては、ホワイトテープのようにしっかりと固定されるものから、筋肉のサポートができるものまで様々ですが、特別激しい運動をするわけでもないなら、キネシオテープのように、筋肉などのサポートができるものが良いと思います。 こちらのサイトでは、膝の筋肉サポートを目的としたテーピングが紹介されています。 参照: 画像を見ると、かなり骨盤の上の方からテーピングをしていますが、一般の方の場合、ここまで上から貼らなくても大丈夫です。 だいたい太ももの真ん中より上くらいから貼るだけでも効果はあると思いますので、テーピングでの補助を考えている方は、一度試してみてください。 膝を曲げると痛い時のストレッチ 膝を曲げると痛い時には、太ももの前や臀部の筋肉をストレッチすると効果的です。 筋肉の柔軟性が改善させると、膝の動きが楽になりますので、無理のない範囲でストレッチを行ってみてください。 大腿四頭筋のストレッチ 大腿四頭筋のストレッチに関しては、こちらの動画で詳しく解説してあったので、参考にしてみてください。 最初のストレッチは、床に座った状態で片足を伸ばし、反対の足を伸ばした足の方へクロスさせていきます。 クロスさせた側の膝を抱えるとお尻が伸びてくると思うですが、膝を抱える強さを変えると、伸びる具合を変えれると思いますので、自分の心地よい所で調節してみてください。 2つ目のストレッチは、片側の膝を曲げた状態で、反対の足を膝の上に乗せます。 足と体を近づけると、お尻が伸びてくると思いますので、心地よい範囲でストレッチを行ってみてください。 まとめ いかがでしたでしょうか。 今回は膝を曲げると痛い時の原因と治し方についてまとめてみました。 膝のどこが痛むのか、何をしていて痛くなったのかによって考えられる疾患は変わってきますが、どの症状に対しても、大腿四頭筋の状態や、腰や骨盤を含めた下肢全体のバランスが大切です。 膝は毎日荷重がかかる部分ですので、自分だけのケアだと症状の改善が難しい場合もありますが、適切に対処していけば症状も緩和してくると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

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