セチリジン 塩酸 塩 錠。 セチリジン塩酸塩錠10mg「日医工」[日医工]の飲み合わせ(禁忌)や効果・副作用情報 [カラダノート] みんなのお薬口コミ

セチリジン:ジルテック

セチリジン 塩酸 塩 錠

セチリジン塩酸塩錠は、1998年にグラクソ・スミスクライン製薬会社が発売されたジルテックのジェネリック医薬品になります。 セチリジンはアレルギーのときに過剰に分泌されるヒスタミンをブロックすることで、アレルギー症状を抑える効果が期待できる抗ヒスタミン薬です。 具体的には花粉症などのアレルギー性鼻炎、蕁麻疹などの皮膚疾患に使われています。 抗ヒスタミン薬は効果を求めれば求めるほど、眠気が強くなるジレンマがありました。 セチリジンも効果が強いために、眠気が強くなる抗ヒスタミン薬です。 現在はこの眠気の成分だけを取り除いたが同じグラクソ・スミスクライン社から2010年に発売されたため、セチリジンが処方されることは少なくなりました。 しかし2016年の時点ではザイザルは新しいお薬のためまだジェネリック医薬品が登場していません。 ここでは、ジルテックのジェネリック医薬品であるセチリジン錠の効果と特徴について詳しくみていきたいと思います。 1.セチリジンの効果の特徴とは? <メリット>• 抗ヒスタミン薬の中でも効果が強い• 1日1回の内服で済むため飲み忘れが少ない• 剤形が豊富 <デメリット>• 眠気が強いため、運転する人は使用しない方が良い• 重度の腎機能障害の人は使用できない セチリジンの特徴としては、抗ヒスタミン薬の中でも効果が強いという点です。 ただし効果が強い分、眠気も強くなっています。 そのため運転などが仕事の人は、セチリジンはお勧めできません。 セチリジンの添付文章でも、 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意する。 となっていることから、運転はできないと考えた方が良いです。 セチリジンはドライシロップなど剤形も豊富です。 また昔からあるお薬でジェネリックもあることから、値段は比較的安く手に入ることができます。 眠気が気にならない人は、セチリジンは良いお薬になると思います。 ただし腎機能障害が重度の場合は、セチリジンは禁忌となってしまいます。 一部の成分が体内に残ってしまい、副作用が強くなってしまうためです。 どれくらい重度かというと、クレアチニンクリアランス10mL/min未満の方です。 尿がほとんど出なくなってしまって、透析になるくらい腎臓が悪い程度と考えていただければと思います。 ただしそこまで腎臓が悪くなくても、腎臓が悪い人はあえてセチリジンに固執する必要はないかもしれません。 このように効果が強いものの副作用がネックになるセチリジンですが、これを改良したのがザイザルになります。 ザイザルではセチリジンの成分のうち、アレルギー症状を緩和する成分のみを取り出し、またより長く効果が持続するように改良しています。 これによって、• 眠気を中心に副作用が少なくなる• より長時間効果が持続する という事を可能にしています。 そのため現在は、ザイザルの方がセチリジンより使われる頻度は多いかもしれません。 ザイザルについて詳しく知りたい方はについてをお読みください。 2.セチリジンの適応疾患と用量・用法は? セチリジンは1回10mgを1日1回、就寝前に服用するお薬です。 セチリジンは、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症に適応があるお薬です。 セチリジンの最高血中濃度は1. 4時間、半減期は6. 7時間となっています。 これは、セチリジンを服用して1. 4時間で血中濃度がピークとなり、そこから6. 7時間たつと半分の濃度になることを意味します。 こうみると効果が短いように感じますが、セチリジンはヒスタミンH 1受容体に強くくっついて、なかなか離れません。 血中濃度は低くなってしまっても効果が持続するのです。 ですから1日1回の服用でも効果が持続します。 セチリジンの剤形としては、• セチリジン錠 5mg• セチリジン錠 10mg• セチリジン ドライシロップ 1. 25% があります。 セチリジンは成人には、1回10mgを1日1回、就寝前に服用します。 年齢や症状によって増減させますが、最高投与量は1日20mgとなります。 一方で7歳以上15歳未満の小児には、セチリジン5mgを1日2回、朝食後と就寝前に服用します。 2回に分けるのは、血中濃度が安定して副作用が軽減されるためです。 セチリジンのドライシロップの場合は、以下の用法になります。 成人:1回0. 8g(主成分として10mg)を1日1回就寝前• 2歳以上7歳未満の小児:1回0. 2g(2. 5mg)を1日2回朝食後および就寝前• 7歳以上15歳未満の小児:1回0. 4g(5mg)を1日2回朝食後および就寝前 3.セチリジンの副作用について セチリジンは眠気が2~5%出ます。 そのため運転する際は注意が必要です。 セチリジンの先発品であるジルテックの承認時までの成人を対象とした調査では1,396例中189例(13. 5%)に副作用又は臨床検査値の異常変動が認められました。 主なものは• 眠気84例(6. 0%)• 倦怠感12例(0. 9%)• 口渇9例(0. 6%)• 嘔気7例(0. 5%)• 肝機能障害(1. 4%) となっています。 一方でジルテックから眠気成分を取り除いたザイザルですが、ザイザル レボセチリジン塩酸塩 の承認時までの成人を対象とした調査では、1,292例中207例(16. 主なものとしては、• 眠気67例(5. 頭痛42例(3. 疲労39例(3. もちろんこの結果はそれぞれ全く別の試験の結果ですので、単純には比較できません。 しかし眠気成分が取り除かれたといってもザイザルもジルテック同様に眠気があるお薬という認識が強いです。 ジルテックからザイザルに変えたからといって確実に眠気が取れるわけではないことに注意しましょう。 疲れていたり、お酒を飲みすぎた場合、セチリジンの眠気が強く出るという報告もあるので、普段はセチリジンを飲んでても眠くならない人も注意が必要です。 これはセチリジン飲んでる、飲んでない関係ないかもしれませんが・・・。 その他の倦怠感や口渇などの他の副作用はセチリジンとザイザルはほぼ同じ頻度で起こると考えてよいと思います。 4.セチリジンとジルテックの効果と副作用の比較 先発品・ジェネリックの効果と副作用は、大きな違いはないと考えられます。 先発品のセレスタミン配合錠をジェネリックのセレスターナ配合錠に変えれば、薬価が安くなります。 多くの方が気になるのは、先発品とジェネリック医薬品で効果と副作用が同じかどうかだと思います。 ジェネリック医薬品では、有効成分は先発品とまったく同じものを使っています。 ですから、効果や副作用の大まかな特徴は同じになります。 先発品とジェネリック医薬品の違いは、薬を作るときの製造技術です。 ジェネリック医薬品を作る時に求められるのは、薬の吸収・排泄と安定性の2つが先発品と同等であることです。 ジルテックをセチリジンに変えたからといって効果が減ったり、副作用が増えたりといったことは今のところ報告がありません。 ジェネリック医薬品について詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 5.セチリジンの薬価と剤形 セチリジンでは、錠剤とドライシロップが発売されています。 さらにセチリジンはセチリジンとしてジェネリックも発売されています。 セチリジンは1998年の発売からしばらく時間がたっているので、ジェネリック医薬品も発売されています。 このため、ジェネリック医薬品を使えば薬価を安くすることができます。 具体的に、セチリジンの薬価と剤形をみていきましょう。 <先発品> 商品名 剤形 薬価 ジルテック錠 10mg 92. 2円 ジルテック錠 5mg 72. 4円 ジルテックドライシロップ 1. 7円 <後発品> 商品名 剤形 薬価 セチリジン塩酸塩錠 10mg 22. 1円 セチリジン塩酸塩錠 5mg 16. 8円 セチリジンドライシロップ 1. 7円 となります。 ジェネリックのセチリジンでは、2割強の薬価になります。 非常に経済的になりますね。 セチリジンでは錠剤の他に、お子さん用にドライシロップが発売されています。 ドライシロップではイチゴ味になっていて、お子さんにも飲ませやすいようになっています。 参考までに、セチリジンの改良版であるザイザルの薬価を見てみましょう。 商品名 剤形 薬価 ザイザル錠 5mg 96. 4円 ザイザルシロップ 0. しかしながらザイザルはジェネリック医薬品が発売されていません。 ジェネリック医薬品が気にならずセチリジンで眠気が出現しない方は、ザイザルよりも安く手に入るセチリジン(セチリジン)の方が良いかもしれません。 6.抗ヒスタミン薬の第一世代・第二世代の違いとは? 第二世代は第一世代に比べるとヒスタミンだけに作用するようにできていて、中枢への作用も少なくなっています。 このため、眠気や口の渇きなどの副作用が軽減されています。 抗ヒスタミン薬は、ヒスタミン受容体をブロックすることでアレルギー反応を抑えて効果を示します。 しかしながらヒスタミンは、実は全身に色々なところで活躍しています。 脳では神経伝達物質として情報の橋渡しをしていますが、抗ヒスタミン薬によって脳でのこの働きがブロックされてしまうと、中枢神経が抑制されて眠気が出現します。 また抗ヒスタミン薬は、抗コリン薬と似ている部分があります。 このためアセチルコリン受容体をブロックしてしまい、便秘・口渇・尿閉といった抗コリン作用が起きることもあります。 そのため抗コリン薬が禁忌である緑内障患者や前立腺肥大患者には、抗ヒスタミン薬も禁忌とされていました。 このように、副作用がかなり強いのが発売当初の抗ヒスタミン薬でした。 こうした強い副作用のお薬を「第一世代」と呼んでいます。 現在では副作用を逆に利用して、術後疼痛コントロール目的にソセゴン(痛み止め)+アタラックス(第一世代抗ヒスタミン薬)など投与することもあります。 病院用語では略して「ソセアタ」といいます 1980年代になると、ヒスタミン受容体のみをブロックして、アセチルコリンの受容体をほぼブロックしないお薬が開発されました。 中枢作用も少なく、このお薬を「第二世代」と呼んでいます。 これらのお薬の分類が下記の表になります。 第二世代は第一世代に比べると、副作用がだいぶ抑えられています。 このため現在は、第二世代から使われることが主流になっています。 どうしても第二世代では効果が不十分な時は、第一世代が使われることがあります。 ただし第二世代でも、ザジテンなどの一部は中枢のヒスタミンに作用してしまいます。 このため眠気も強いですし、てんかんや熱性けいれんを悪化させてしまうリスクがあります。 このような疾患がある方はザジテンのみ禁忌となっており、それ以外の眠気が強い抗ヒスタミン薬でも注意が必要です。 7.セチリジンが向いている人とは?• これまでセチリジンを服用している方• 腎臓が悪くない方• ジェネリックで安く済ませたい方• 他の薬で効果が不十分な方 それではセチリジンはどのような人に向いているお薬かみていきましょう。 セチリジンは効果が強い分、眠気の副作用も多い抗ヒスタミン薬でした。 そして眠気の副作用を軽減したお薬として、ザイザルが発売されています。 ですから、現在の治療ではセチリジンを最初から使っていくことは減ってきています。 これまでセチリジンを使っていて問題がなかった方は、あえて他のお薬に変える必要もないでしょう。 セチリジンは腎臓への負担がかかるお薬なので、腎機能さえ問題なければそのままの服用で問題ありません。 セチリジンがザイザルに比べてよい点としては、なんといっても薬価が安いことです。 ジェネリックでやすく済ませたい方には向いているでしょう。 抗ヒスタミン薬には様々なお薬が発売されていますが、なかなか症状をコントロールできないこともあります。 セチリジンは効果は比較的強いお薬なので、そのような時に使ってみる価値はあります。 8.セチリジンの作用の仕組み(作用機序) セチリジンはどのようにして作用するのでしょうか?セチリジンが最もよく使われる花粉症では、セチリジンがどのように作用するのかをみていきましょう。 8-1.花粉症の症状が生じる原因とは? 目や鼻からスギ花粉を外に出そうとする防御反応です。 涙や鼻水によって、結果として花粉を目の外から追い出そうとします。 花粉症というのは体が花粉を敵と認識して外に出そうとする防御反応です。 その防御反応は以下のようになります。 花粉 スギ が体内に侵入。 マクロファージ 体の中の警察官 が異物と認識して花粉を食べる。 マクロファージがT細胞、そしてB細胞とバケツリレーのように花粉の情報を次々に渡す。 花粉が次に入ってきたときに撃退するために、B細胞がIgEという特殊な爆弾を作り、肥満細胞 体の中の爆弾保管庫 に保管しておく。 花粉が再び侵入した際に、肥満細胞は保管しておいたIgE爆弾が発射されて花粉にくっつく。 IgEが爆発することをきっかけに、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質(ケミカルメディエーター)が放出される。 このヒスタミンなどの化学物質が目に作用すると、目を刺激してかゆみや充血を生み出します。 目のかゆみや充血が起こると、涙が出てきます。 涙によって花粉を目の外に追い出そうとするのです。 このヒスタミンが鼻に作用すると鼻を刺激して、くしゃみや鼻水として外に花粉を出そうとするのです。 こうして目や鼻に異常があることを知らせて、体からスギ花粉を守ろうとしているのです。 でも花粉は身体にとっては害にはなりません。 ほっておけばよいのに、身体が過剰に反応してしまうアレルギーの病気なのです。 8-2.セチリジンの作用の仕組み(作用機序) 主に抗ヒスタミン薬として、ヒスタミンの働きをブロックすることでアレルギー反応を抑えます。 セチリジンの主成分のセチリジン塩酸塩は、第一世代抗ヒスタミン薬のアタラックス(ヒドロキシジン)の主要活性代謝産物になります。 セチリジンはアタラックスから余分な成分を取り除いた精錬されたお薬で、第二世代抗ヒスタミン薬に分類されるのです。 速効性を求めるのであれば、直接目や鼻の症状を引き起こすヒスタミンをブロックする必要があるのです。 また、セチリジンは抗ヒスタミンの作用だけではなく、ロイコトリエンやプロスタグランジンなどの物質の作用も邪魔します。 それによって目や鼻のかゆみの緩和に役立っています。 まとめ セチリジンは、抗ヒスタミン薬であるジルテックのジェネリック医薬品になります。 セチリジンから眠くなる成分を取り除いて、効果が持続するように改良された抗ヒスタミン薬がザイザルです。 セチリジンは成人の場合、1日1回10mgを眠前に内服します。 <メリット>• 抗ヒスタミン薬の中でも効果が強い• 1日1回の内服で済むため飲み忘れが少ない• 剤形が豊富 <デメリット>• 眠気が強いため、運転する人は使用しない方が良い• 重度の腎機能障害の人は使用できない <向いている人>• これまでセチリジンを服用している方• 腎臓が悪くない方• ジェネリックで安く済ませたい方• 他の薬で効果が不十分な方 2017年3月22日 カテゴリー• 1,162• 月別アーカイブ•

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セチリジン塩酸塩錠5mg「MNP」 セチリジン塩酸塩錠10mg「MNP」

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人により副作用の発生傾向は異なります。 記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。 セチリジン塩酸塩として1回10mgを1日1回、就寝前に経口投与する• なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量は1日20mgとする セチリジン塩酸塩錠10mg「日医工」の使用上の注意 病気や症状に応じた注意喚起• 以下の病気・症状がみられる方は、• 過敏症• 重度腎障害• 肝障害• 痙攣性疾患• 腎障害• てんかん 患者の属性に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、• 妊婦・産婦• 高齢者• 幼児・小児 年齢や性別に応じた注意喚起• 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。 高齢者 65歳〜• 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。 2歳以上7歳未満の小児 2歳〜6歳• 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。 2歳以上7歳未満の小児 2歳〜6歳• 高齢者 65歳〜 セチリジン塩酸塩錠10mg「日医工」の注意が必要な飲み合わせ.

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セチリジン塩酸塩錠5mg「サワイ」(ジルテック錠5のジェネリック医薬品)|沢井製薬

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作用 【働き】 アレルギーの発症には、ヒスタミンという体内物質が関与しています。 このお薬は、ヒスタミンの受容体をブロックし、その働きをおさえることで アレルギー症状を緩和します。 花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎、ダニやハウスダストで起こる通年性アレルギー性鼻炎、じんま疹、湿疹のかゆみなどに有効です。 ただし、対症療法薬ですので、アレルギーの原因そのものは治せません。 【薬理】 抗原の刺激でアレルギー反応がはじまると、免疫系の細胞(肥満細胞)からヒスタミンをはじめとする化学伝達物質が放出されます。 そして、ヒスタミンはある種の神経受容体(H1受容体)と結合し、その刺激によりさまざまなアレルギー症状が誘発されるのです。 この薬の主作用は、ヒスタミンの受容体を遮断することです。 さらにプラスアルファの作用として、ロイコトリエンなどアレルギーに関係する化学伝達物質の遊離を抑制する作用もあわせもちます。 広く抗アレルギー薬に分類される第2世代の抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1拮抗薬)です。 その特徴は、ヒスタミン受容体に対する選択性が高く、抗コリン作用などよけいな作用が減弱されている点です。 このため、第1世代に多い口の渇きや排尿障害などの副作用がほとんどみられません。 また、脂溶性が低く脳に入りにくいので、眠気の副作用もやや軽減されています。 このような利点から、アレルギー性疾患に幅広く用いられるようになりました。• 比較的速効性で、持続時間も長いほうです。 服用後、まもなく効いてきます。 とくに、くしゃみや鼻水に効果が高く、鼻づまりや目のかゆみにもそこそこに効きます。 アトピー性皮膚炎に対しては、かゆみの軽減効果を期待して処方されます。 2009年には、小児に対する正式な効能と用法・用量が認められました。 注意 【診察で】• 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。• 別に薬を飲んでいる場合は、その薬を医師に教えてください。 【注意する人】 腎臓や肝臓の悪い人は慎重に用いるようにします。 症状によっては、服用量や服用回数を減らす必要があります。 高齢の人も半分くらいで始めたほうが無難かもしれません。 適さないケース..重い腎臓病。• 注意が必要なケース..腎臓病、肝臓病、てんかん、高齢の人など。 【飲み合わせ・食べ合わせ】• 飲み合わせの心配はそれほどありませんが、喘息治療薬のテオフィリン(テオドール)やエイズの薬のリトナビル(ノービア)と相互作用を起こす可能性があります。 また、抗不整脈薬のピルシカイニド(サンリズム)との併用により、両剤の血中濃度が上昇し、ピルシカイニドの副作用が発現したとの報告があります。• 安定薬や睡眠薬など脳の神経をしずめる薬と併用すると、眠気やふらつきなど神経系の副作用が強まるおそれがあります。 服用中の薬は必ず医師に伝えておきましょう。• アルコールは眠気の副作用をでやすくします。 飲酒はできるだけ控えましょう。 【使用にあたり】• すぐに効いてきますが、十分な効果があらわれるまでに数日かかる場合があります。• 花粉症では、予防的に花粉の飛び始める直前から開始することがあります。 その後も決められた期間続けてください。 【食生活】 人によっては眠気をもよおします。 また眠くなくても集中力や注意力が低下することがあります。 車の運転をふくめ危険をともなう機械の操作や作業は避けてください。 効能 【成人】• アレルギー性鼻炎• 蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症 【小児】• アレルギー性鼻炎• 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒 用法 【10mg錠】 通常、成人はセチリジン塩酸塩として1回10mgを1日1回、就寝前に経口服用する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高服用量は1日20mgとする。 【5mg錠】 <成人> 通常、成人はセチリジン塩酸塩として1回10mgを1日1回、就寝前に経口服用する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高服用量は1日20mgとする。 <小児> 通常、7歳以上15歳未満の小児はセチリジン塩酸塩として1回5mgを1日2回、朝食後及び就寝前に経口服用する。 【ドライシロップ】 <成人> 通常、成人は1回0. 8g(セチリジン塩酸塩として10mg)を1日1回、就寝前に用時溶解して経口服用する。 なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高服用量は1日1. 6g(セチリジン塩酸塩として20mg)とする。 <小児>• 通常、2歳以上7歳未満の小児は1回0. 2g(セチリジン塩酸塩として2. 5mg)を1日2回、朝食後及び就寝前に用時溶解して経口服用する。• 通常、7歳以上15歳未満の小児は1回0. 4g(セチリジン塩酸塩として5mg)を1日2回、朝食後及び就寝前に用時溶解して経口服用する。 医師の指示を必ずお守りください。 副作用 副作用は少ないほうです。 危険な副作用ではありませんが、ひどいようでしたら、早めに医師に相談してください。 重いものはまずありませんが、服用期間が長くなるときは、定期的に肝機能検査を受けたほうがよいでしょう。 万一、ひどい倦怠感、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる、といった症状があらわれた場合は医師に連絡してください。 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください• ショック、アナフィラキシー..気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。• けいれん。• 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。• 血小板減少..鼻血、歯肉出血、血尿、皮下出血(血豆・青あざ)、血が止まりにくい。 【その他】• 眠気、だるい、頭痛、頭重感• いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。 まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。

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