宮下裕任社長。 世界初の納豆バイオテックベンチャー企業「株式会社納豆」が、一万円で納豆ご飯を一生涯無料にするクラウドファンディングを開始|株式会社納豆のプレスリリース

株式会社納豆は、一万円で納豆ご飯を一生涯無料にするパスポートを1,000名分追加|株式会社納豆のプレスリリース

宮下裕任社長

こんにちは。 株式会社納豆の宮下です。 この度は、令和納豆プロジェクトにご支援いただき、本当にありがとうございます。 4月1日に新元号が「令和」に決まり、4月30日に平成が幕を閉じ、5月1日に令和元年を迎えました。 皆さん、令和元年のゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。 私たちは今、7月10日の開店に向けてお店の工事計画を進めています。 こちらが今のお店の現状。 これからどんなお店になるのか、不安と期待が入り混じっています。 解体工事を終えた物件からの眺め ここが24席 最大で30席 のお店になります 壁の塗装もゴールデンウィーク明けから開始! これから開店当日まで、皆さんに少しずつ、プロジェクトの進捗情報をお伝えしていこうと思います。 私たちは、皆さんと一緒に令和納豆を盛り上げていきたいので、記事の拡散や周りの方へのお声掛けをよろしくお願いします。 ひょんなキッカケから納豆の勉強をし始めたのですが、どんどん納豆の可能性に魅了され、今では、令和納豆でたくさんの人に納豆を提供したい、そして、世界に納豆文化を普及させたいと思うようになりました。 無茶な挑戦かもしれない、でも、やってみなければ分からない。 少子高齢化も機械化も進む中で、職人が作り上げる手のひらの上に燈る想いを、水戸から世界へ届けたい。 それは、生まれたばかりのベンチャー企業である私たちが始めた小さなことでも、いつか、多くの人達に明日の夢と希望を指し示すことができると、信じています。 支援者:3人 お届け予定:2019年07月 このプロジェクトは、All-or-Nothing方式です。 FAQ Q. 支払い方法は何がありますか? A. クレジットカードの決済はいつ行われますか? A. 「All-or-Nothing」では募集期間中に目標金額を達成した場合、「All-In」では目標金額の達成・未達成に関わらず、プロジェクトは成立となります。 募集期間内にプロジェクトが成立した場合のみ、支援金の決済が実行されます。 募集期間内にプロジェクトが成立しない場合は、支援金の決済は実行されません。 その場合はプロジェクトオーナーに支援金は支払われず、選択したリターンの発送(履行)もありません。 プロジェクトに関する質問はどうすればいいですか? A. プロジェクト内容に関するご質問やご意見は、プロジェクトオーナーへCAMPFIREのメッセージ機能をご利用ください。 間違って支援した場合はどうなりますか? A. 選択したリターンの変更・キャンセル・返金は一切受け付けておりません。 リターンの変更・キャンセル・返金については、各プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。

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【令和納豆・社長に聞く】納豆ご飯「生涯無料パス」没収された3人が語る顛末と、運営会社社長の言い分 1万円CFめぐるトラブルを記者が追った

宮下裕任社長

納豆社社長に聞く の宮下裕任社長は6月5日、J-CASTニュースの取材に、生涯無料パス没収の経緯を明かした。 まず利用規約は、各支援者の初回利用時に紙を渡して5~10分程度説明したとする。 加えて「今後アンケートに回答する義務がある」こと、さらに「無料パス対象メニュー以外も食べてコメントしていただきたい」という旨もこの時点で説明し、「いいですよ」などと返事をもらって同意を得たうえで、無料パスの利用を開始したという。 初回利用時に説明したことは認めているが、なぜCFの募集ページにこれらの条件があることを書かなかったのか。 「生涯のお付き合いなので、直接お会いした時にご説明すべきという考えからです。 私たちにとって支援者は『お客様』というより『仲間』に近い認識です。 たとえばウェブサイトに長文の利用規約を掲載する方法も考えられます。 ただ一般に利用規約というのは、ネットでの手続きだとほとんど読まずに『同意する』にチェックを入れて送信する方が多いです。 そうなるとトラブルの元になりかねません」(宮下氏) アンケートへの回答義務や、無料パス対象メニュー以外の注文義務は「利用規約には書いていません。 利用しようと思う方が制限されてしまうからです」と明言。 それでもこれらに反したことで没収した例があるのは、「お気持ちや信頼関係を重視しました」という。 「積み重ねです。 今回の支援を『無料で定食を食べられる権利』としか思っていないような方がいます。 無料対象の食事だけをして、スタッフが話しかけてもコミュニケーションを取っていただけない方がいます。 私たちを飲食店スタッフとしか見ていないのでしょうか。 ネットで『こんな不味い店に価値はない。 返金だ。 ダメなら裁判だ』と書いた方、『詐欺やってるんじゃない』とクレームした方もいました。 そのような方々には、CFの募集ページに書いた我々の思い、初回来店時に説明した『末長くお付き合いをしたい』という思いが伝わっておらず、『支援者』ではないだろうと思いました。 ただ、もちろんコミュニケーションを取りたくない方もいらっしゃいますので、別のやり方はあったかもしれません。 説明不足があれば申し訳ないと思っています」(宮下氏) 「アンケートがトドメとなり失効」 だが、少なくともAさんとBさんとCさんは、店員への暴言やネットでの誹謗中傷や迷惑行為はしていないと話している。 淡々と無料パスを提示して無料で食事を続けることはなぜ認められないのか。 この点、宮下氏は「初回来店時にお伝えしたことです。 『無料以外のメニューも食べてコメントを頂きたい』と伝えて同意されたのに、召し上がっていただけませんでした」と、初回来店時の同意に反したためだと繰り返した。 アンケートは、無料対象メニューしか注文していなかった支援者のうち、口頭でのコミュニケーションも取れていなかった人を対象に送信したという。 その回答が、無料パス没収の最終的な原因となったケースもある。 「アンケートでは本音を聞きたかったのですが、『残念なことばかり』などと書いて句読点などで字数を稼ぐ、必須項目に回答がない、利用規約への質問に『覚えてない』と回答するといった方々がおり、もうコミュニケーションが取れないと判断しました。 「そもそもこのCFは飲食店をオープンするためだけでなく、水戸に納豆ご飯専門店をつくって一緒に地方創生を目指すと募集ページに書きました。 CFは地方創生のプロジェクトに活用できるプラットフォームでもあります。 とはいえ、1万円で生涯無料パスというリターンが得られるとなれば、支援して無料対象メニューだけを食べ続ける人が複数出るのは不思議ではないと思える。 アンケートも先述のとおり質的・量的に少なくない負担が課される。 CF募集時の説明は十分だったと考えているか。 「『無料で食べられる飲食店』と思って利用する方々がいることを考慮してプロジェクトを準備すべきだったと反省しています。 CF募集ページにちゃんと説明を書くべきだったと思います」(宮下氏).

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【悲報】納豆定食屋さん、クラウドファンディング常習犯だった

宮下裕任社長

本気で人生を賭けてやれば、自分は変わるかもしれない 水戸といえば、納豆。 こんな伝説が残っている。 源頼朝の祖先にあたる源義家が永和 3 ( 1083 )年に陸奥守に就任し、後三年の役として知られる清原氏の内紛に介入すべく奥州へ向かう途上、当時宿駅のあった渡里の里(水戸市)に宿営した。 そこで家来が馬の飼料に作った煮豆の残りを藁で包んでおいたところ、自然発酵して糸を引くようになっていた。 試しに食べてみると、これが美味い。 義家に献じると、大変喜ばれ、以来、将軍に納めた豆であることから、「納豆」と名付けられたという。 「ファイナル・ファンタジー」などの TVゲームの映像が 3Dになった頃、「そういう勉強ができるかな」と、工学部のシステム工学科(当時)に入学しました。 コンデンサーや回路などをメインに、研究室ではプログラミングを主に研究していました。 大学院の就活時にリーマン・ショックが重なりましたが、幸い、米国の IT製品の総合代理店業務などを行う NTTアドバンステクノロジに就職が決まりました。 採用は技術職。 でも、入社日に「営業をやりたい」と志願しました。 主にネットワーク構築を担当しました。 ちょうど、 Facebookが日本に来た頃ですね。 入社一年目の同期の中では、ダントツで 1位の営業成績を残しました。 実は、社会人としてのスタート・ダッシュには、大学院生の時の経験が生きています。 大学院最初の年に指導教員の白石昌武先生(現名誉教授)から「国際会議の議長をやらないか」と依頼があったんです。 茨大生主催の茨城大学学生国際会議(現在の茨城国際会議)の第4回開催の時です。 僕のそれまでの学生生活って、何も残っているものがなくて、「本気で人生を賭けてこれをやってみよう」と、過去4回の会議のなかで1番の成果を挙げることを目標に掲げて引き受けたんです。 自分では「チョロ Qの原理」って言っているのですが、このまま!このまま!と貯めておいて、何かのきっかけで手を離したら、スパーン!と行くじゃないですか(笑)。 学部時代の空虚さに反動して勢いづいた姿が、まさにこの国際会議の時の僕自身だったんですね。 刺激になったのは、会議当日、ディスカッションなどをしながら海外の学生たちと過ごした交流の時間。 みんな優秀で「世界には素晴らしい人がこんなにいっぱいいるんだ」と痛感しましてね。 将来、グローバルな環境に身を投じて、どこまで行けるか試してみたいと思ったんです。 6年半勤めた NTTグループでの仕事は、その始まりでした。 30歳までに海外で仕事をすると決めて、いよいよという頃に、水戸を盛り上げるために何かワクワクするようなことをやりたいと、有志で集まった仲間たちと納豆の魅力を SNSで配信する「納豆男子」をオープンしました。 「納豆に何を入れるの?」という話で盛り上がって、「じゃあ、納豆のトッピングを真面目に議論してみよう!」と配信したら、大好評。 最終的に 122種類のトッピングを配信して、開設3ヶ月で 1万 5000くらいの「いいね!」があり、全国で個人の SNSで4位くらいまで駆け上がったんです。 ちょうどその頃、ジェトロ(日本貿易振興機構)と在日タンザニア大使館が、ジャパン・パビリオンとして、アフリカのタンザニアで開かれる商業祭に日本企業の出展を募っていたんです。 そこで「アフリカの人に納豆を食べてもらうというのは、面白いかも!」と、いつものノリで申請したら、「個人での参加は無理」と言われてしまって(笑)。 茨大出身のアフリカ人のエンジニアのお父さんが色々と手を尽くしてくれたりして、なんとか申請に漕ぎ着けたのですが、蓋を開けてみると、住友商事、パナソニック、ソニー、ブリジストン... 錚々たる日本企業のブースの並ぶ中に、「納豆男子」ですよ。 みんな大爆笑。 会期中5日間で 1000人に納豆を配りました。 タンザニアの大統領も試食してくれました。 誰もやってないことにトライするっていうのは、扉を開くというか、何か感動的な経験になりますね。 アフリカでの納豆普及から帰ってきたら、納豆男子に出資を申し出てくれた企業があって、びっくり。 「人生って、こんな感じで変わって行くんだな」と驚いたものでした。 世界中の食卓に納豆を届けるぞ! 「納豆男子」開設から半年後。 2015 年に NTT を辞め、 KDDI 香港で仕事を始めた宮下さんは、「納豆男子」との二足の草鞋で、中国系と日系の金融機関のソリューション営業に勤め、海外で働く夢を実現した。 しかし、1年で退職。 帰国には新たな目標があった。 香港での経験は、僕の人生を大きく変えたし、大きな自信になりましたね。 20代で頑張ってきたこと、努力してきたこと、英会話で費やした費用、全部戻ってきた気がします。 でも、新しい目標ができたんです。 水戸に納豆のお店を出すことです。 全国納豆協同組合連合会に登録されている事業所は、およそ 600社。 そのうちの 30社くらいが茨城にあります。 「納豆と言えば、水戸」と茨城の人は思っていますが、美味しい納豆屋さんは、結構、全国あちこちにあります。 そんな美味しい納豆を結集した専門店で水戸を盛り上げようというのが、お店のコンセプト。 2018年に会社を立ち上げ、翌年の「納豆の日」( 7月 10日)に「納豆スタンド"令和納豆"」を開店しました。 店舗はビジネスホテルのビル 2階で、席数は 20席。 みんなで作り上げていこうと思い、未完成なくらいのシンプルさでオープンしました。 昼は全国から取りそろえた納豆 10種類と茨城県産のトッピング具材 10種類から選択できる「納豆ご飯セット」を松・竹・梅・極松で用意しています。 夜は、納豆料理のほか、納豆を食べて育った「納豆牛」や「納豆豚」の料理など、納豆をテーマにした 30種以上の料理や地酒などをそろえています。 資金は、クラウドファンディングで募りました。 アイディアがあっても形にできない人たちを巻き込むことが地方創生につながるという強い思いがあったので、思い切って「一緒にやりませんか」と呼びかけてみたんです。 支援者へは「納豆一生無料パスポート」を贈呈。 これが売れに売れまして(笑)。 茨城県内で歴代2位、利用したクラウドファンディングサービスでは全国5位の資金調達となりました。 消費者にとって1万円を投資するというのは、大きな行動です。 何をしたいのか、どういう事業をやりたいと思っているのか、ちゃんと僕らの思いを伝えようと努めました。 開店当初はものすごい混雑で、8月には 2000人以上のお客様が来店されましたから、少なからずクレームもありました。 苦情は避けられないのがこの世界ですが、統計的には異例の少なさで、「応援していますからね」という声はもちろんのこと、多くのサイレントカスタマーみたいな人たちに見守られていることに、むしろ励まされています。 会社の方針としては、世界中の食卓に納豆を届けることが目標です。 「 197か国に納豆を届ける」... 、人生かけて成し遂げたいですね。 水戸に世界を牽引する納豆のバイオ会社を作るのが、僕の夢であり、希望です。 実は、( 2019年)8月末に、カリフォルニアにある納豆メーカーを買収したんです。 昨年実績で、年間 12万個、月1万個納豆を作って販売していた会社です。 前経営者は、実は日本人だったのですが、「今までどんな営業をされてきたんですか」と訊ねたら、何もやってこなかったとおっしゃるんですよ(笑)。 やってこないで、この実績でしょ。 凄いですよね。 これからの可能性を考えると、胸がわくわくしてきます(笑)。 プロフィール 宮下裕任(みやした・ひろただ) 1984年水戸市生まれ。 茨城大学大学院理工学部研究科博士課程前期修了。 2009年にNTTアドバンステクノロジ入社後、海外製品の法人営業及び新規顧客開拓に従事。 2015年に納豆男子を結成し、業界初となる日本産納豆のアフリカ大陸進出を実現。 KDDI香港を経て2018年に株式会社納豆を設立、翌2019年4月1日から6月19日にクラウドファンディングで開業資金を調達。 リターンの1つ「納豆ご飯一生涯無料パスポート」が話題となり、1000人を超える人々から1246万円の支援を受け、同年7月、水戸市内に納豆ご飯専門店「納豆スタンド "令和納豆"」を開店した。 (取材・構成:茨城大学広報誌『iUP』編集チーム).

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